フィギュアスケートの過去の歴史に興味があるので購入しました
他の方も言われてますが、贔屓の選手に対する思い入れが強過ぎる のかな?と思いました
トリノやソルトレーク代表選手に関しては直前の記事かシーズンのインタビュー記事がおおかったので、注目してるのであれば早い段階でのインタビュー記事を掲載して欲しかった
ソチやバンクーバーの代表選手の記事にかんしても同様ですね、代表選手の中にはシーズン後引退された方もいるのにあえてインタビュー記事を掲載しようとはしなかったのは残念
もし第二弾を検討されるのであれは 男女シングルの代表選手のインタビュー記事を掲載する
または 代表選手候補生のインタビュー記事やプロフィール位は掲載するくらいの配慮はあっても良いのでは?と思いま

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日本フィギュアスケートの軌跡 - 伊藤みどりから羽生結弦まで 単行本 – 2017/2/8
宇都宮 直子
(著)
「絶対王者」羽生結弦選手の活躍により、日本のフィギュアスケート人気は不動のものとなっている。
しかし、ここに至るまでには、伊藤みどり、荒川静香、安藤美姫、浅田真央ら、多くの選手たちの活躍があった。
20年間、第一線でフィギュアスケートを取材してきた著者が引き出した名選手の証言で、羽生選手へとつながる日本フィギュアスケートの歴史を振り返る。
最終章の「平昌オリンピック」では、前人未踏のオリンピック2連覇へ突き進む羽生選手を描く。
しかし、ここに至るまでには、伊藤みどり、荒川静香、安藤美姫、浅田真央ら、多くの選手たちの活躍があった。
20年間、第一線でフィギュアスケートを取材してきた著者が引き出した名選手の証言で、羽生選手へとつながる日本フィギュアスケートの歴史を振り返る。
最終章の「平昌オリンピック」では、前人未踏のオリンピック2連覇へ突き進む羽生選手を描く。
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2017/2/8
- ISBN-10412004940X
- ISBN-13978-4120049408
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商品の説明
著者について
ノンフィクション作家。医療、人物、動物、スポーツなどに関するノンフィクションやエッセイを、雑誌、新聞に発表している。『神様がくれた赤ん坊』『人間らしい死を迎えるために』『ペットと日本人』『だから猫と暮らしたい』『「死」を子どもに教える』『猫を看取る シュガー、16年をありがとう』ほか、著書多数。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2017/2/8)
- 発売日 : 2017/2/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 197ページ
- ISBN-10 : 412004940X
- ISBN-13 : 978-4120049408
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,244,572位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30,097位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後の章(第七章 羽生結弦)以外、当時の記事の転載である。
「第一章 伊藤みどり」は数年後に書かれたものであるが、ほとんどの章がオリンピック直前のもので、その後が書かれたものは、ソルトレイクシティの村主章枝選手と、バンクーバーの浅田真央選手くらいで、物足りなさは否めない。オリンピック後に書かれた記事を、多くの読者は期待しているのである。「第六章ソチ」は浅田真央選手だけで、しかもオリンピック前の記事のみでは、読者の多くはがっかりすると思われる。「第七章」は、一年後の平昌オリンピックの予想で、羽生結弦選手に関する記事はこれだけで、しかも本人への取材はなしときているのだから、羽生選手のファンはがっかりするだろう。
個人的に良かったのは、「第二章 長野」の長久保裕コ-チと、「第三章 ソルトレイクシティ」の村主章枝、「第四章 トリノ」の荒川静香と村主章枝である。
長久保コーチは、「指導をしていく上で、遊びの要素を取り入れることは、とても大切。楽しくなければ何事も長く続けられない」「先生の言うことを聞かないような子どもばかりを探しました。そんな子はこっちを無視して、自分勝手な練習をする。そこに、基本的な指導を入れてやると伸びるんです」「昔、少し学校を休ませて指導したら、楽に全日本チャンピオンになれるくらいの才能を持った子がいました。でもその子は『先生のためになんか、スケートをやってられない』と言い、僕も『君がそう思うのならやめなさい』と言って、引き止めなかった。その時思ったんです。どんなに才能があっても、気持ちが張り詰めすぎちゃうと駄目なんだって。子どもたちはそれじゃ絶対に切れちゃうんです。そんな経験から、今の指導のあり方が生まれました」と述べている。
村主章枝は長野オリンピックシーズン、それまでの練習のし過ぎで故障を抱え、オリンピック出場を逃す。その後も怪我は慢性化し、手術も考えたが、「手術を選択しなかったのは、怪我とのポジティブな付き合い方を知っておきたかったからです。ソルトレイクシティまで怪我をしない保証はどこにもないので、どんな状況にも合わせられる引き出しを作っていこうと思いました」。トレーニング中心の治療に即効性はなく、次のシーズンもその次のシーズンも振るわなかった。「試合で成績が出ないのも、いやな思いをするのもわかっていました。でも、大切なのは結果だけじゃないし、誰かに勝つことが私の目標でもない。スケートを愛しているからこそ、自分にできる全部をやりたかった」「フィギュアスケートは、選手の人柄やそれまでやってきたことが、そのまま出る競技なんです」。
01年、ようやく四季ぶりに全日本選手権に優勝、世界選手権でも7位と健闘し、ソルトレイクシティの出場枠2を日本にもたらした。が、オリンピック選考会のNHK杯で惨敗し、恩田美栄が内定したため、また窮地に追い詰められる。佐藤信夫コーチが「これ以上、練習するとあなたはだめになる」と叱責するほど、村主の練習量は世界一と言われている。そうした壮絶な日々の末、二季連続の全日本チャンピオンとなり、オリンピック5位、世界選手権3位の成績を収める。
次のトリノオリンピックのシーズンも故障のため、大きく出遅れたが、土壇場の全日本選手権でパーフェクトな演技をし、演技後すぐさま指を組み、天を仰ぎ、「神様、ありがとう」とつぶやいた。著者の宇都宮氏は「村主は、様々な経験、結果を『引き出し』と呼び、それを次に生かすことで成長してきたし、困難の中でも、決して自らを見失わない選手」と評している。
荒川静香は、トリノオリンピックの二年前の2004年の世界選手権で引退を決めていた。何位であっても「何の悔いもなく」引退するつもりだった。が、優勝したため、周りがそれを許さなかった。次のシーズン、気持ちがのらず、不振を極めたため、トリノまで続けられたという。
「私が欲しいのは、金メダルよりも『スケートを続けてきてよかった』という思いです。オリンピックがどれだけ大切な大会かはわかっています。だけど、そこにあまり拘りはない」「選手一人ひとりの演技には、それぞれの良さがある。だから、本当は順位なんてつけてもらいたくないんです」。
オリンピックの重圧で普段の力が出せない選手が多いなか、彼女が普段通りの演技ができたのは、この無欲さに因ると思われるのである。
村主選手のファンには、お勧めできます。
「第一章 伊藤みどり」は数年後に書かれたものであるが、ほとんどの章がオリンピック直前のもので、その後が書かれたものは、ソルトレイクシティの村主章枝選手と、バンクーバーの浅田真央選手くらいで、物足りなさは否めない。オリンピック後に書かれた記事を、多くの読者は期待しているのである。「第六章ソチ」は浅田真央選手だけで、しかもオリンピック前の記事のみでは、読者の多くはがっかりすると思われる。「第七章」は、一年後の平昌オリンピックの予想で、羽生結弦選手に関する記事はこれだけで、しかも本人への取材はなしときているのだから、羽生選手のファンはがっかりするだろう。
個人的に良かったのは、「第二章 長野」の長久保裕コ-チと、「第三章 ソルトレイクシティ」の村主章枝、「第四章 トリノ」の荒川静香と村主章枝である。
長久保コーチは、「指導をしていく上で、遊びの要素を取り入れることは、とても大切。楽しくなければ何事も長く続けられない」「先生の言うことを聞かないような子どもばかりを探しました。そんな子はこっちを無視して、自分勝手な練習をする。そこに、基本的な指導を入れてやると伸びるんです」「昔、少し学校を休ませて指導したら、楽に全日本チャンピオンになれるくらいの才能を持った子がいました。でもその子は『先生のためになんか、スケートをやってられない』と言い、僕も『君がそう思うのならやめなさい』と言って、引き止めなかった。その時思ったんです。どんなに才能があっても、気持ちが張り詰めすぎちゃうと駄目なんだって。子どもたちはそれじゃ絶対に切れちゃうんです。そんな経験から、今の指導のあり方が生まれました」と述べている。
村主章枝は長野オリンピックシーズン、それまでの練習のし過ぎで故障を抱え、オリンピック出場を逃す。その後も怪我は慢性化し、手術も考えたが、「手術を選択しなかったのは、怪我とのポジティブな付き合い方を知っておきたかったからです。ソルトレイクシティまで怪我をしない保証はどこにもないので、どんな状況にも合わせられる引き出しを作っていこうと思いました」。トレーニング中心の治療に即効性はなく、次のシーズンもその次のシーズンも振るわなかった。「試合で成績が出ないのも、いやな思いをするのもわかっていました。でも、大切なのは結果だけじゃないし、誰かに勝つことが私の目標でもない。スケートを愛しているからこそ、自分にできる全部をやりたかった」「フィギュアスケートは、選手の人柄やそれまでやってきたことが、そのまま出る競技なんです」。
01年、ようやく四季ぶりに全日本選手権に優勝、世界選手権でも7位と健闘し、ソルトレイクシティの出場枠2を日本にもたらした。が、オリンピック選考会のNHK杯で惨敗し、恩田美栄が内定したため、また窮地に追い詰められる。佐藤信夫コーチが「これ以上、練習するとあなたはだめになる」と叱責するほど、村主の練習量は世界一と言われている。そうした壮絶な日々の末、二季連続の全日本チャンピオンとなり、オリンピック5位、世界選手権3位の成績を収める。
次のトリノオリンピックのシーズンも故障のため、大きく出遅れたが、土壇場の全日本選手権でパーフェクトな演技をし、演技後すぐさま指を組み、天を仰ぎ、「神様、ありがとう」とつぶやいた。著者の宇都宮氏は「村主は、様々な経験、結果を『引き出し』と呼び、それを次に生かすことで成長してきたし、困難の中でも、決して自らを見失わない選手」と評している。
荒川静香は、トリノオリンピックの二年前の2004年の世界選手権で引退を決めていた。何位であっても「何の悔いもなく」引退するつもりだった。が、優勝したため、周りがそれを許さなかった。次のシーズン、気持ちがのらず、不振を極めたため、トリノまで続けられたという。
「私が欲しいのは、金メダルよりも『スケートを続けてきてよかった』という思いです。オリンピックがどれだけ大切な大会かはわかっています。だけど、そこにあまり拘りはない」「選手一人ひとりの演技には、それぞれの良さがある。だから、本当は順位なんてつけてもらいたくないんです」。
オリンピックの重圧で普段の力が出せない選手が多いなか、彼女が普段通りの演技ができたのは、この無欲さに因ると思われるのである。
村主選手のファンには、お勧めできます。
2017年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アルベールOPをリアルタイムで観ていた人なら懐かしい思い出を楽しめます。
以後ソチまでのスケート競技の変遷が筆者の私見で語られています。同じ時期同じ試合を見ていた人には
贔屓の選手次第でそうかなあと異論も出そうな本でした。
浅田選手への思い入れが強すぎてやや贔屓が過ぎるのではと思える個所もちらほら・・
羽生選手はいきなりとってつけたような新章で最後15P程で語られています。
内容はやはり思い入れの強さによって納得できるかつっこみたくなるような部分もあります。
ちなみに宇野選手はこの本の中でも3種類の4ん回転を跳んでいると明記されています。
売るために無理矢理羽生選手を書き下ろしたのは明白。
ソルトレイクまでは気持ち良く読めたが以後はちょっと読後感は良くない。
以後ソチまでのスケート競技の変遷が筆者の私見で語られています。同じ時期同じ試合を見ていた人には
贔屓の選手次第でそうかなあと異論も出そうな本でした。
浅田選手への思い入れが強すぎてやや贔屓が過ぎるのではと思える個所もちらほら・・
羽生選手はいきなりとってつけたような新章で最後15P程で語られています。
内容はやはり思い入れの強さによって納得できるかつっこみたくなるような部分もあります。
ちなみに宇野選手はこの本の中でも3種類の4ん回転を跳んでいると明記されています。
売るために無理矢理羽生選手を書き下ろしたのは明白。
ソルトレイクまでは気持ち良く読めたが以後はちょっと読後感は良くない。
2017年6月18日に日本でレビュー済み
…と、思った。2章が大変にイヤな感じ。ひと昔ふた昔前の指導者に居がちな「自分の好みのタイプ以外を否定する」そのまんまな感じ
ヤンキー先生がヤンキー生徒にしか関心なく、普通の子~優等生は存在自体を認識してないってのと同系列だと思った
なんか、どっちかというと、選手に好感を抱かせる書じゃなくて、「やっぱ、あのヒト元々ヘンだったんだよ」を念押しする書になってると思った
ヤンキー先生がヤンキー生徒にしか関心なく、普通の子~優等生は存在自体を認識してないってのと同系列だと思った
なんか、どっちかというと、選手に好感を抱かせる書じゃなくて、「やっぱ、あのヒト元々ヘンだったんだよ」を念押しする書になってると思った
2017年5月5日に日本でレビュー済み
ナンバーや婦人公論等、雑誌に発表された記事を当時のまま載せているので、当時はこういう評価だった!という空気がそのまま思い出されて興味深い。
懐かしい、うんうんそうだった、と楽しく読みました。
反面、総括はないので、五輪前の記事だけで終わり、すごいことがこの後起きたのに…みたいな読後感もあるかもしれません。
フィギュアスケートの記事が豊富に発信されている今だからこそ、昔のままの記録がそのまま読めたことに価値があると思います。
長久保コーチのインタビューは入手困難な雑誌に載っていたものなので貴重でした。
懐かしい、うんうんそうだった、と楽しく読みました。
反面、総括はないので、五輪前の記事だけで終わり、すごいことがこの後起きたのに…みたいな読後感もあるかもしれません。
フィギュアスケートの記事が豊富に発信されている今だからこそ、昔のままの記録がそのまま読めたことに価値があると思います。
長久保コーチのインタビューは入手困難な雑誌に載っていたものなので貴重でした。
2017年7月15日に日本でレビュー済み
✩の1つも付けるに値しない。問題外!私は購入せず、書店での立ち読みで済ませましたが…目次からして既に不愉快そのもの。日本、いやアジア男子初の五輪メダリストであり、世界王者となった高橋大輔の「た」の字も記されてないのですから。彼なくして何が「男子フィギュアの軌跡」を語れるというのか。この著者は何を考えてこの本を書いたのだろうか。確かに羽生結弦は彼(高橋)のすべての記録を上回っている。だからと言って彼を無視するのか。私はこの本に限らず、この著者の本は二度と手にしない、買わない。そう心に決めた。欧米勢以外の男子で初めての快挙を成し遂げた高橋大輔を無視して「日本フィギュアスケートの軌跡」とは…怒りを通り越して呆れる。目が節穴でも作者になれるんだ。いい勉強をさせて貰った。高橋大輔ファンには絶対にお薦め出来ません。
2017年2月12日に日本でレビュー済み
全7章中6章はnumberか春秋の宇都宮氏の記事で最後の7章だけ書下ろしです。女子は伊藤みどり、荒川、村主、安藤、浅田、男子は羽生。あと長久保コーチについて書かれています。田村ヤマトと本田武史も永久保コーチの章で少し触れられています。でもこれは女子本ですね。男子はおまけって感じです。
著者は伊藤と浅田に思い入れが強いのかなという印象を受けました。この2人の章ではライバル選手の採点に対してやや辛口です。
感想としては、長久保コーチの章が特に面白かったです。コーチとして多くの才能のある選手を育てる苦労や喜びが語られています。無鉄砲で勝手な行動をする子が素材としてはいい、遊びの中から作っていかないと覚えられない、という言葉にはなるほどと頷かされました。
この時期の女子を応援していた人にはお勧めですが、浅田の記事は他の著書とダブってる部分もあるようです。
著者は伊藤と浅田に思い入れが強いのかなという印象を受けました。この2人の章ではライバル選手の採点に対してやや辛口です。
感想としては、長久保コーチの章が特に面白かったです。コーチとして多くの才能のある選手を育てる苦労や喜びが語られています。無鉄砲で勝手な行動をする子が素材としてはいい、遊びの中から作っていかないと覚えられない、という言葉にはなるほどと頷かされました。
この時期の女子を応援していた人にはお勧めですが、浅田の記事は他の著書とダブってる部分もあるようです。