ユーモアと洒脱が感じられる粒揃いの短編集。
荻原浩さんの巧さを改めて感じさせられた一冊でした。
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ちょいな人々 (文春文庫) Kindle版
「カジュアル・フライデー」に翻弄され、慣れないファッションの冒険に乗り出した課長の悲喜劇を描いた表題作、大真面目で奇矯な発明が世の中を混乱させるおもちゃ会社の顛末「犬猫語完全翻訳機」と「正直メール」、熱狂的阪神ファンが彼女の実家に結婚の挨拶に行くと、彼女の父は熱烈なる巨人ファンだった…「くたばれ、タイガース」など、ブームに翻弄される愛すべき人々を描くユーモア短篇集。あなたの溜まったストレスに効く1冊!
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/7/10
- ファイルサイズ380 KB
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登録情報
- ASIN : B009DEDTFW
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/7/10)
- 発売日 : 2011/7/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 380 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 317ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 399,612位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2015年9月25日に日本でレビュー済み
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荻原先生はやはり面白いですが、今作はあまり私好みではありませんでした。全作コンプリートしたいと思います。
2011年9月5日に日本でレビュー済み
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荻原さんの本は、そのユーモアあふれる文体に魅力を感じているのでたいてい読んでいますが、この本はほんとうにちょいな感じで、少々、軽すぎた感じがしますね。気楽にすいすい読めたのはいいのですが、読後に何も印象に残らなかったのは少々残念。一ファンとしては、押入れの千代や明日への記憶というような名作をもっと期待したい。
2011年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっとずれていて、でも憎めない人々のお話。
萩原さんの作品は暖かい視点で人を描いていてほっとします。
萩原さんの作品は暖かい視点で人を描いていてほっとします。
2013年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常の些細な出来事の短編集。
観察眼はとても鋭く、流れも実にスムーズでユーモアもあり。
でも、後味は「明るく・楽しく、ハッピー」というわけではなく、暗く・重い。
これって、ブラックユーモアって言うんでしょうか。
観察眼はとても鋭く、流れも実にスムーズでユーモアもあり。
でも、後味は「明るく・楽しく、ハッピー」というわけではなく、暗く・重い。
これって、ブラックユーモアって言うんでしょうか。
2008年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
七篇の短編集。
著者の作品は、重いテーマを扱ったものもあれば、大変ユーモラスなものもあるが、本書は後者だ。
あまりにユーモアに富み過ぎていて、思わず笑ってしまいそうになる作品群だ。
ただ、著者が、人間を観察する眼は、非常に鋭い。
冒頭に配されている「ちょいな人々」も、含むところがあって、大変面白い。
しかし、後半に配されている作品は、個人的には、より共感出来る面があって、大変面白かった。
「正直メール」は、携帯のメール機能を使う方は、深く共感出来ると思う。
利便性を追求して、音声認識メール機能を持った携帯を使うと、どんな事が起こるか?
携帯は電話であって、メール機ではないという、メッセージが提示されている様な気がする。
巻末の「くたばれ、タイガース」では、結婚前のカップルの、男性が熱狂的な阪神ファン、女性の父親は巨人ファン。
そして、結婚の申し込みに行くのだが、阪神VS巨人という構図になって、最後は、打ち解けて、結婚を許す、
という、少々あきたりなストーリーなのかな?と、読み進む前から想像してしまった。
予想は裏切られた。
結末が示されないまま、途中で幕引きする、小説技巧の上手さが光る。
私は、熱狂的ではないにせよ、阪神ファンだ。
特に「くたばれ、タイガース」の面白さを高く評価し、星5個とした。
著者の作品は、重いテーマを扱ったものもあれば、大変ユーモラスなものもあるが、本書は後者だ。
あまりにユーモアに富み過ぎていて、思わず笑ってしまいそうになる作品群だ。
ただ、著者が、人間を観察する眼は、非常に鋭い。
冒頭に配されている「ちょいな人々」も、含むところがあって、大変面白い。
しかし、後半に配されている作品は、個人的には、より共感出来る面があって、大変面白かった。
「正直メール」は、携帯のメール機能を使う方は、深く共感出来ると思う。
利便性を追求して、音声認識メール機能を持った携帯を使うと、どんな事が起こるか?
携帯は電話であって、メール機ではないという、メッセージが提示されている様な気がする。
巻末の「くたばれ、タイガース」では、結婚前のカップルの、男性が熱狂的な阪神ファン、女性の父親は巨人ファン。
そして、結婚の申し込みに行くのだが、阪神VS巨人という構図になって、最後は、打ち解けて、結婚を許す、
という、少々あきたりなストーリーなのかな?と、読み進む前から想像してしまった。
予想は裏切られた。
結末が示されないまま、途中で幕引きする、小説技巧の上手さが光る。
私は、熱狂的ではないにせよ、阪神ファンだ。
特に「くたばれ、タイガース」の面白さを高く評価し、星5個とした。
2016年10月22日に日本でレビュー済み
ユーモア小説集。若い女性の言動にムダな期待をして右往左往する中年男を描いた「ちょいな人々」、阪神ファンの男が、巨人ファンである婚約者の父にあいさつに行く「くたばれ、タイガース」が大いに笑える。