人の心を扱う書籍が山ほどある中で、この本は、人の心の中で起こる事象を、
まるでつぶさに観察し実写化するように、ひも解き、理論化している点で、群を抜いていると思う。
誰もが自ら気づき得ない、無意識の次元での心の動きを、1ミリも見逃さずにとらえている印象だ。
なぜ、人づきあいが苦手なのか、人間関係に疲れるのか。
なぜ、夫婦関係がぎくしゃくするのか、子育てがうまくいかないのか。
なぜ、自分は頑張っているのに認められないのか・・・
誰もが直面するような人間関係の悩み、自分自身のメンタル不調、家族の問題、いじめや不登校など、
人の心が引き起こす問題のほとんどが、この本が解く「心の仕組み」によって説明できるのではないかと思う。
なぜ、心地よく生きられないのか。
その本当の原因は、自分の中にありながら、自らたどりつくことは難しい。幾重にも記憶を書き換え、
たどりつけない仕組みを作っているから。この矛盾のループの中で生きることを自ら選び、無意識に何十年も維持している。
そう読み解けば、愕然とする思いだ。
しかしこの本は、そこから抜け出す勇気を持てるよう、優しく暖かく、背中を押してくれる。
生きづらさを抱える人々の心の痛みに寄り添い、回復をあきらめない筆者の思いがあふれていると感じる。
この本を読んで、具体的に自分の心のプロセスにあてはめ、腑に落ちる納得感を得るのは難しいかもしれない。
でももしも、蓋をした心の奥底がざわつくような、消えたはずの心の傷がうずきだすような、
そんな感覚を覚えたなら、それこそ、心地よい人生を手に入れるチャンスが来たということだろう。
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アダルトチルドレン 心地よく生きるために Kindle版
「壊れていく心の仕組み」を徹底解明 アダルトチルドレン、不登校、DV,ひきこもり、自傷、 形は違っても心は同じプロセスをたどっています。 根本的な認識を変え、回復するためのエールを送る本
- 言語日本語
- 発売日2017/3/4
- ファイルサイズ231 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B06XFCBNK5
- 発売日 : 2017/3/4
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 231 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 89ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 230,951位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,890位教育学 (Kindleストア)
- - 8,712位教育・学参・受験 (Kindleストア)
- - 10,595位教育学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月9日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年8月23日に日本でレビュー済み
両親との関わりの中で苦しい思いをしてきました。
しかし、両親もまた苦しんできたと思います。
お互いに歩み寄り双方の生きづらさを解決するため
関連の書籍を探していたところ、この本を見つけました。
親の立場にも、育てられた子どもの立場にも寄り添って
書かれているのでどちらの側からも読めるし理解できると思います。
大概の毒親の本は親を悪者として
否定するばかりのように感じますので
この本は特別ではないかと思いました。
ところどころ、『もう少し言語化してほしいな、、』と
感じるところもあったので星を1つ減らしました。
それでもとてもいい本だと思います。
しかし、両親もまた苦しんできたと思います。
お互いに歩み寄り双方の生きづらさを解決するため
関連の書籍を探していたところ、この本を見つけました。
親の立場にも、育てられた子どもの立場にも寄り添って
書かれているのでどちらの側からも読めるし理解できると思います。
大概の毒親の本は親を悪者として
否定するばかりのように感じますので
この本は特別ではないかと思いました。
ところどころ、『もう少し言語化してほしいな、、』と
感じるところもあったので星を1つ減らしました。
それでもとてもいい本だと思います。
2017年3月12日に日本でレビュー済み
自分がよくわからない
いつも人の顔色が気になる
心で思ったことと違う事を言ってしまう
いつも嘘をついているような感覚がある
家族のうち、誰かが弱っている、あるいはいつも怒っている
自分にいつも怒りがある
なにをやってもうまくいかない
漠然と生きているのが辛いと思っている
そんな、思っている世界と、実際の世界にズレがある事
そのずれがどういう経緯でおきているのか、理解ができる本です
本を読み進めるうち、自分を理解する上で、今まで逃げてきた事、
見ないようにしてきたことなどを見ることになり、
それを受け入れる、受け止めることに対する抵抗をすごく感じるところもありますが、
思想、教育、宗教、信念、医者、薬、親、家族、嗜癖
なにかにとらわれるでもなく、依存するでもなく、自分をごまかすでもなく、
本来、自分が持っているもので、普通に満面の笑みを浮かべられる
幸せに生きていけるんだということに気がつくことができる本です
いつも人の顔色が気になる
心で思ったことと違う事を言ってしまう
いつも嘘をついているような感覚がある
家族のうち、誰かが弱っている、あるいはいつも怒っている
自分にいつも怒りがある
なにをやってもうまくいかない
漠然と生きているのが辛いと思っている
そんな、思っている世界と、実際の世界にズレがある事
そのずれがどういう経緯でおきているのか、理解ができる本です
本を読み進めるうち、自分を理解する上で、今まで逃げてきた事、
見ないようにしてきたことなどを見ることになり、
それを受け入れる、受け止めることに対する抵抗をすごく感じるところもありますが、
思想、教育、宗教、信念、医者、薬、親、家族、嗜癖
なにかにとらわれるでもなく、依存するでもなく、自分をごまかすでもなく、
本来、自分が持っているもので、普通に満面の笑みを浮かべられる
幸せに生きていけるんだということに気がつくことができる本です
2020年3月10日に日本でレビュー済み
アダルトチルドレンについて知りたくて読んだが、アダルトチルドレンという言葉が数回出てきただけで分からなかった。回復についても期待したが数ページだけで、ショックだった。初めて自分の心に向き合う人には良いかも。
2017年3月26日に日本でレビュー済み
生きづらさを改善したいと真剣に考えてる人向けの本だと思いました。
大変だったんだ、仕方がなかったんだと、嘆いて終わりにするのではなく
そこからどのように抜け出て人生観を変化させていくかを
心の痛みがある人に対して、優しい言葉でかかれています。
私自身、アダルトチルドレンの本を数冊読んできましたが、それらとは違い深い視点で書かれていると思いました。
何故、自分自身がこのような歪みをかかえてしまったのか、それをどのように消化し受け入れていくのか
本を読んでも解決するものではないということを、著者の本を読むほどに感じてきています。
著者のホームページやブログを拝見し、営利目的をあまり感じない、心のこもったセッションルームがあることを知りました。
この本を読むだけで飽きたらなくなったら、セッションルームを訪ねるのも、いい方法かなと思っています。
大変だったんだ、仕方がなかったんだと、嘆いて終わりにするのではなく
そこからどのように抜け出て人生観を変化させていくかを
心の痛みがある人に対して、優しい言葉でかかれています。
私自身、アダルトチルドレンの本を数冊読んできましたが、それらとは違い深い視点で書かれていると思いました。
何故、自分自身がこのような歪みをかかえてしまったのか、それをどのように消化し受け入れていくのか
本を読んでも解決するものではないということを、著者の本を読むほどに感じてきています。
著者のホームページやブログを拝見し、営利目的をあまり感じない、心のこもったセッションルームがあることを知りました。
この本を読むだけで飽きたらなくなったら、セッションルームを訪ねるのも、いい方法かなと思っています。