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ルネサンスの歴史 (上) 黄金世紀のイタリア (中公文庫) 文庫 – 1985/2/10
黄金世紀のイタリア
- 本の長さ299ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1985/2/10
- ISBN-104122011922
- ISBN-13978-4122011922
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1985/2/10)
- 発売日 : 1985/2/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 299ページ
- ISBN-10 : 4122011922
- ISBN-13 : 978-4122011922
- Amazon 売れ筋ランキング: - 414,861位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
比較的、平易な文章で書かれていて、読みやすいです。時間の流れに沿って書かれているというよりは、人物や出来事などのテーマごとに書かれています。魅力的な人物や、歴史的な出来事の様子の表現に、血の通った息づかいが感じられます。ルネッサンスがなぜ起きたか、どのようなものであったか、宗教改革がいかにヨーロッパを変えたかなど、生き生きと描かれています。この時代のイタリアを中心とするヨーロッパに関心がある方にはお勧めです。
2014年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単行本型でコンパクトで携帯に便利ですが、少し内容が期待より細かく、もっと簡易に纏まったものを想定していた。
2015年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
授業の課題で必要だったのですが、近くの図書館に全然なかったし本屋にも売ってないので助かりました!
無事課題提出も間に合いました
無事課題提出も間に合いました
2013年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
講座の指定資料の為 古い本だが購入。難しい知らない漢字が多く、漢語辞典で引くのも時間がかかり、なかなか先に進めず・・・電子辞書を二台も購入してしまった。知識を得ることには積極的なほうですが、漢字を引く時間にとられて本文ソノものに集中できなかった。
2013年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味のある時代の事が、面白い角度から書かれているので、大変面白いと思います。
2011年12月17日に日本でレビュー済み
主な著者は、イタリアを代表するジャーナリストで知識人のモンタネッリ氏です。
イタリアではモンタネッリ氏自身に関する研究書も数多くかかれているほどで、
すでにイタリアを代表する歴史上の知識人という位置づけが与えられているようです。
同書は氏(と1人の共著者)による23巻におよぶ浩瀚な『イタリア史』の第3巻の翻訳で、
この『イタリア史』は同国で最もよく売れたイタリア史の1つといわれています。
イタリアの歴史を、面白く簡単に、一般的なイタリアの人びとに
伝えたいという趣旨で書かれたもので、実際に思わず吹き出してしまう文章がいくつもあります。
同様の時代、分野を扱っている他の邦語文献にくらべて、
本書がまず秀でている点は、バランスの取れた「バチカン」の
扱い方にあると思います。新教圏では過度に無視されたり、
過度に攻撃されることの多いバチカンが、本書では、
比較的客観的な視点から記述されていると思います。
ただ信心深いカトリックの方には不快に感じる箇所があるかもしれません。
個人的には、教会が危機に陥った時、聖人が作られる、
というような記述には、目を覚まされる思いがしました。
ただ、著者は歴史の専門家ではありませんし、
本書が書かれてから、それなりの時間も経過していますから、
細かい部分で現在では採用されていない記述があったり、
面白くするために史実か創作かあやしいエピソードが
取り込まれたりしている、という点があります。
しかしそれでもなお同書にはまだ読む価値はあると思います。
まず、13、14、15世紀のイタリア半島を舞台にする
様々な諸権力、バチカン、皇帝、イタリアの諸都市国家、
フランス、アラゴン、イギリスの各王権、ビザンツ
が複雑にからみあう様子が見事に描かれているからです。
この時代は(この時代も?)これら諸権力が、
複雑にからみ合っていますから、これらの絡み合いを無視しては、
結局、そのうちの1つさえよく理解できないということを
しみじみと感じさせてくれます。
そのほか、個々の歴史的事件の持つ意味合いについて、
なまじっかなアカデミズム的実証主義にはおよびのつかない
鋭い指摘がなさている所もあります。
氏はある意味、20世紀における、代表的な、
トスカーナ精神の体現者、といってよいと思います。
笑いと皮肉をまじえながら、臆する事なく、真実に切り込む姿勢は壮快です。
ルネサンスを生んだトスカーナ的なメンタリティーとはどのようなものかを
知りたい方にもおすすめの一冊です。
イタリアではモンタネッリ氏自身に関する研究書も数多くかかれているほどで、
すでにイタリアを代表する歴史上の知識人という位置づけが与えられているようです。
同書は氏(と1人の共著者)による23巻におよぶ浩瀚な『イタリア史』の第3巻の翻訳で、
この『イタリア史』は同国で最もよく売れたイタリア史の1つといわれています。
イタリアの歴史を、面白く簡単に、一般的なイタリアの人びとに
伝えたいという趣旨で書かれたもので、実際に思わず吹き出してしまう文章がいくつもあります。
同様の時代、分野を扱っている他の邦語文献にくらべて、
本書がまず秀でている点は、バランスの取れた「バチカン」の
扱い方にあると思います。新教圏では過度に無視されたり、
過度に攻撃されることの多いバチカンが、本書では、
比較的客観的な視点から記述されていると思います。
ただ信心深いカトリックの方には不快に感じる箇所があるかもしれません。
個人的には、教会が危機に陥った時、聖人が作られる、
というような記述には、目を覚まされる思いがしました。
ただ、著者は歴史の専門家ではありませんし、
本書が書かれてから、それなりの時間も経過していますから、
細かい部分で現在では採用されていない記述があったり、
面白くするために史実か創作かあやしいエピソードが
取り込まれたりしている、という点があります。
しかしそれでもなお同書にはまだ読む価値はあると思います。
まず、13、14、15世紀のイタリア半島を舞台にする
様々な諸権力、バチカン、皇帝、イタリアの諸都市国家、
フランス、アラゴン、イギリスの各王権、ビザンツ
が複雑にからみあう様子が見事に描かれているからです。
この時代は(この時代も?)これら諸権力が、
複雑にからみ合っていますから、これらの絡み合いを無視しては、
結局、そのうちの1つさえよく理解できないということを
しみじみと感じさせてくれます。
そのほか、個々の歴史的事件の持つ意味合いについて、
なまじっかなアカデミズム的実証主義にはおよびのつかない
鋭い指摘がなさている所もあります。
氏はある意味、20世紀における、代表的な、
トスカーナ精神の体現者、といってよいと思います。
笑いと皮肉をまじえながら、臆する事なく、真実に切り込む姿勢は壮快です。
ルネサンスを生んだトスカーナ的なメンタリティーとはどのようなものかを
知りたい方にもおすすめの一冊です。