順風満帆な人生からの転落、そして精神障害からの復帰が描かれています。
そして、今日本はストレス社会で誰しもがうつ病をはじめとしたメンタルの病気になることはあると思います。
社会復帰が難しい現実もありますが、そんな困難も乗り越えて人生が変わることもあります。
「人生で苦しみ病気になって、もう終わりと思ったとしても、いつか努力が実を結び、やがて夢が現実するんだ」
そんな気持ちにさせてくれるような1冊です。

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鎮魂(たましずめ) 希望への扉 単行本(ソフトカバー) – 2017/3/1
西 純一
(著)
前途洋々たる若者が些細なことから精神の病を患う。立ち直っては再発する病との闘いと、その先にある希望を、実体験に基づいて描いた小説。障害者を取り巻く人間関係の中にも、企業、さらには社会の中にもある差別意識を、自分の人生として経験した言葉の重みが心に響く。我々の社会がどう障害者と向き合うべきかを問いかける、大切なテーマのドキュメンタリー小説である。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社文芸社
- 発売日2017/3/1
- ISBN-104286180794
- ISBN-13978-4286180793
登録情報
- 出版社 : 文芸社 (2017/3/1)
- 発売日 : 2017/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 184ページ
- ISBN-10 : 4286180794
- ISBN-13 : 978-4286180793
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,237,392位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 351,103位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月3日に日本でレビュー済み
2017年3月7日に日本でレビュー済み
うつ病・統合失調症という壮絶な人生を歩んできた主人公が、やがて、同じく、うつ病・統合失調症という壮絶な人生を歩んできた人達の介護を行うという、正に壮絶な人間ドラマである。また、社会に出ると、友人交友関係は、会社内部にとどまりがちであるが、この物語では、うつ病・統合失調症を発症しつつも、主人公が、旧く高校・大学時代の友人に支えられ続けていることがほほえましく描かれている。さらに、上記、うつ病・統合失調症に陥った主人公が、夢を追いかけ続け、やがて努力が実を結び、実現に至る過程は、感動に値する。あとがきにある通り、うつ病・統合失調症を患っている当事者にとっては、読むことが苦痛であるかも知れないが、そのご家族や、こういった仕事に就いている人に是非読んでもらいたい一冊である。文章も平易で一気に読んでしまった。