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イエスの幼子時代 単行本 – 2016/6/23

3.2 5つ星のうち3.2 15個の評価

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過去を捨てた男は、少年と出会い、断ち切れない絆を知る――。

初老の男が5歳の少年の母親を捜している。2人に血の繋がりはなく、移民船で出会ったばかりだ。彼らが向かうのは、過去を捨てた人々が暮らす街。そこでは生活が保障されるものの、厳しい規則に従わねばならない。男も新たな名前と経歴を得て、ひとりで気ままに生きるはずだったが、少年の母親を捜し、性愛の相手を求めるうちに街の闇に踏み込んでゆく。
たくらみと可笑しさのつまった、ノーベル文学賞作家の新境地。
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商品の説明

著者について

J・M・クッツェー
1940年、南アフリカ・ケープタウン生まれ。1983年の『マイケル・K』と99年の『恥辱』(ハヤカワepi文庫)とで、英国最高峰のブッカー賞を二度受賞する。2003年にはノーベル文学賞に輝く。同年に『エリザベス・コステロ』を、2005年にノーベル賞受賞後第一作として『遅い男』(ともに早川書房刊)を刊行した。2013年に発表した本作は、初期作品を思わせる寓話的な物語と、円熟した文体と構成が合わさった傑作として《ニューヨーク・タイムズ》紙や《ガーディアン》紙で評価される。さらに続篇The Schooldays of Jesusの刊行が予告されている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2016/6/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/6/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 376ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4152096209
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4152096203
  • 寸法 ‏ : ‎ 14 x 2.8 x 19.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 15個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち3.2つ
15グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思わせぶりな題名である。どことも知れぬ国から移民船に乗って、中年男と5歳くらいの男の子がスペイン語が話される国へわたって来た所から話は始まる。名前も移民局で与えられたものらしい。少年はダビード、中年男はシモンと呼ばれる。少年の母は船で生き別れになったので、中年男は彼女を捜し、1/4ほど話が進んだ所で、ついに見つけるが、それはあまりに唐突であった。いきなり出会って、直感で母だと分かったのだというし、母なる人物もそれを受け入れる。この小説が、寓話である事を意味しているのだろう。後は、この3人の物語となる。題名からすれば、母は聖母マリアであり、少年はキリストだろう。それを暗示するような言動や出来事も語られるが、それは謎めいたほのめかしである。

シリーズ物らしく、この秋にイエスの少年時代と言う本が出る予定だそうだ。だから序章というべき本作の意味合いは、次第に明らかになっていくのだろう。少年の性格は徐々に変化していくようだし、様々なほのめかしが記される。例えば、”本当の名前で呼べよ”との叫び、だが、本人にも本当の名は分からない。

冒頭から、いきなり読者の興味を引く所などクッツェーらしいし、文章も平易で読みやすい。何が意図されているのかは、よくわからぬまま本作は進んでいくが、それでも面白く一気に読まされてしまう。クッツェーに興味を持つ人は、ぜひ手に取って見ては如何だろうか?鴻巣さんの訳も読みやすい。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月19日に日本でレビュー済み
本作品は遊び心満載、真剣にふざけるその「笑い」の背後には、底知れぬ不気味さが漂う。
一種のディストピア小説である。(「訳者あとがき」より)

確かに、ノーベル賞作家は真剣にふざけている。言葉遊びではなく。

第十六章は、つまり、つまらない排水管の詰まりのエピソードである。
この章は、次のようなうんちくで終わる。
「・・・先生ならなんと呼ぶだろう。『ウンチのウンチ性』だろうか?」

感心した、その他のうんちく。

218頁では、本の読み方について、
本を本当に読むには、ページに書かれていることを受け入れる必要がある。
自分の勝手な想像はすてること。

221頁では、博物館について、
少年が収集して家に持ち帰った物が段ボール箱からあふれだしている。
小石、松ぼっくり、しおれた花、なにかの骨、貝殻、瀬戸物や古びた金属のかけら。
「ゴミじゃないや」男の子が言う。
「ぼくの博物館なんだ」

226頁では、豚について、
豚はあまりきれいな動物じゃない。
目の前に出てきたものはなんでも食べてしまう。
そのへんの草地でウンチに出くわしたら食べるだろうね。よく考えもせずに。
豚は”雑食”なんだ。なんでも食べるという意味だよ。
共食いをすることもある。

人を食ったうんちくもあふれ出ている。
現代のドン・キホーテ物語のようだ。
5歳の幼子ダビードの手を引く、初老の男の姿は、ドン・キホーテを想像させる。
男は「新たな名前」を得て、ひとりで気ままに生きるはずだったのだが、断ち切れない絆を知る。
この小説は、最後に唐突に、ヒッチハイカーを拾って加え、新たな土地を求めて、北へと向かう。

本書のタイトルが示しているように、登場人物の名前は、ほぼすべて聖書関係のものである。
神聖なるイエスや聖書を、こんなにも身近で小さな物語で再生させる作家の続編が待ち遠しい。
それにしても、背景には聖書の不気味な寓意の世界を感じさせる本である。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月27日に日本でレビュー済み
2013年作品(翻訳は2016年刊)。何ともけったいな小説だった。過去を全て捨て去って(皆そうしなければならない)「新しい世界」にやって来た、6歳の男児と初老?の男性。男は男児の父親ではなく、「真の母親」探しに奔走し。この「新たな世界」が、最低限の住居や食べ物は保証され、多くが淡々と単純労働に従事しそれに満足し「サークル活動」にも勤しむ「一見穏やかな社会」なんだが、なんだかノッペリしていて全然ユートピア的ではない。かといってディストピアかと言えばそうでもない。その不思議な社会と様々な世俗的欲求を未だ抱えた主人公の軋轢~これは近代的進歩主義や人間の根源的欲求追求への批判なのか?そして、男児の特異な才能と発想と~タイトルの「イエス」はこの男児を示しているのだろうが、この小説~結局何が言いたいのか、読み終わっても良く分からない。なので、続編「イエスの学校時代」も読んでみねばなるまい。「な~んなんや、これ???」状態のままでは終われない~(*^^*)
<付記>この主人公と「恥辱」の主人公との重なりを訳者:鴻巣友季子さんが指摘していたのは納得。それ以外の諸作品との関連は、これがクッツェー作品3本目の私には分からない。そしてキリスト教的寓意の意味も「ふ~ん」とは思うけれど。
2020年9月14日に日本でレビュー済み
長いこと気になっていた本だが、続編の『イエスの学校時代』の邦訳版が今年の4月に刊行されたので、急に読みたくなった。視点人物のダビードが題名通り「イエス・キリスト」であるならば、彼の生涯を描くにはこの後何冊もの新刊書が必要になるだろう。空恐ろしくなる。

ここまでのところでは良く判らない話である。名前もない新しい国に世界中から移民が集まる。この国で通用する言語はスペイン語である。入国するにあたって彼らは過去を忘却し(あるいは忘却させられ)、言語を習得し、新しい名前と住居、労働許可証を与えられる。食料など基本的な必需品は無料で支給されるらしい。移民たちは満足し、この国の政府や統治システムには全く関心を持たない。彼らにとってこの国は“考えられうる世界”ではなく、“唯一の世界”であり、まして生活向上など問題外だ。「衣食足りて礼節を知る」通りに、市民はみな善意に満ち溢れている。と言うところから話は始まる。

この新世界はユートピアなのか、ディストピアなのかすら判らない。幼い「イエス」を思わせる話で有名な小説は、コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』(2006年)だろうが、大崩壊後の野獣化した世界の中で、「火を運ぶ」少年とその父親という設定が明白なディストピアを背景にしていた。本書は、さらに手の込んだ設定となっていて、しかし面白い。

5歳の少年ダビードは移住の際に母親とはぐれ手紙も失って、彼を証明するものは何もない。たまたまシオンと言う独身中年男性が彼を拾い上げ、母親が必要だというので、イネスと言う若い女性に押しつける。初めは迷惑がっていた自己中のイネスだが、たちまち少年に引き付けられる。聖書の教えに従ってイネスを聖母マリアに喩えれば、シモンは養父のヨセフ、その他最初に出会う移民センターのアナはマリアの母アンナ、イエスを思わせるダビードはダビデ王かもしれないと訳者の鴻巣氏は推定する。その調子で悪乗りすると、聡明なエレナはエリサベツ、その子のフィデルは洗礼者ヨハネ、エミリオ・ダガは悪魔とまで言えそうだが、みな妄想だ。

ダビードは頭脳明晰な少年だが、反秩序的な特殊児童だ。物事の本質を見極めようとして記号化を拒否する。それが幼いので、時々シモンも手を焼くが、自身もこの国に違和感を持つ彼には、ダビードの言わんとすることにも一理あると感じる。スペイン語の教本としてか、この国にそんな本があるとは信じ難いのだが、シモンが図書館で偶然に見つけたセルバンテスの『ドン・キ・ホーテ』に少年が魅了され、虚実の底にある真実に目覚めて行くところが秀逸だ。

この国は善意に満ちているが、異説を称えるものの居場所はないようだ。シモンとイネスは、学校から追い出されて特殊施設<学習センター>入りを強制されたダビードを連れて町を逃げ出す。途中ヒッチハイクの若者を「一緒においで」と誘うところなど、イエス・キリストを彷彿とさせながら、しかしこの”満足した国”に神は必要なのかとの疑問も抱かせつつ、この巻の話は終わる。

最初に触れたが本当に良く判らない。わたしならいくら無料で食べて行けるとしても、こんな国には住みたくないと思うが、常に生命の危険を感じ脱出を図っている国の人々なら、この国を桃源郷と思うかもしれない。実にアンビバレンスな世界小説なのである。後編を早く読みたい
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年8月28日に日本でレビュー済み
著者の名前を伏せて純粋にテキストだけ読んだら、果たして出版や翻訳されたのでしょうか。拠り所である「ノーベル賞作家」の看板も看板倒れに終わっている印象です。
とりあえず読み終える分には問題ありませんでしたが、ストーリーはフラフラですし、寓話特有の不気味さや迫力もなく、ただただ消化不良の読後感が残るばかりです。信頼できる訳者の鴻巣さんの後書きに、自分が見落としていた作品の魅力が紹介されていないかと期待しましたが、鴻巣さんの筆致からも「なんと評していいのやら」という戸惑いが滲んでいるようにみえました。「続編が楽しみ」という最後の言葉は、本作の物足りなさの裏返しではないでしょうか。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年8月17日に日本でレビュー済み
どうやら過去を消して、老若男女を問わず、新しい生活を始められる国があるらしく、そこを訪れた初老(?)の男性シモンと子供ダビードのお話。新しい生活といっても、とうてい素晴らしいと言える代物ではなく、人々にはこれといった欲望がない。粗末な食事に時代遅れの肉体労働、退屈な日常の暮らしに満足している。それでいて、カルチャースクールがあったり、風俗店のようなものがあったり、テニスに興じる富裕層みたいな人もでてくる。そのうちの一人は、突然、少年の母親になる。マリアが突然聖母になったように。男性も少年も母親になった女性も、この新しい国では異端だ。男性は、過去の世界を捨て切れていないし、少年はわがまま放題、女性は少年のすべてを肯定して社会を拒否する。これはイエスの受難の始まりなのか。

とはいえ、本書が意味しているものはさっぱりわからない。聖書に詳しければ、あるいは理解できるのかもしれないが、スペイン語が公用語となっている新しい国が、どのようなものなのか、いっさい説明がない。シモンとダビードがなぜこの国にやってきたのかもわからない。また、少年と母親の言葉には、ひたすらイライラさせられる。退屈せずに読めるにもかかわらず、何を言っているのかわからないのである。終わり方も唐突というか、何も解決してないではないか。続編を読むと、また感想は変わるのかもしれないが、本書だけでは意味不明な物語です。
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