連続テレビ小説 べっぴんさん 完全版 ブルーレイ BOX3 全5枚セット
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フォーマット | 色, Blu-ray |
コントリビュータ | 芳根京子 |
稼働時間 | 14 時間 59 分 |
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商品の説明
戦後の焼け跡の中、娘のため、女性のために、子供服作りにまい進し、
日本中を元気にかけぬけていくヒロインとその家族、
そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。"
★今、最も活躍を期待される女優、芳根京子主演。
★最高視聴率22.5%を記録(2017年1月20日現在/ビデオリサーチ・関東地区調べ)
★主題歌はMr.Children「ヒカリノアトリエ」
【物語】
すみれ。それがこの物語のヒロインの名前です。
昭和のはじめ。神戸の山の手で生まれたすみれは、早くに亡くなった母から教えられた刺しゅうや手芸が大好きな女の子でした。
会社を経営していた父、活発な姉のもとで何不自由なく育ち、19歳で結婚、ほどなく娘を授かります。
順風満帆に思われた人生でしたが、戦争ですべてが変わります。
夫は出征し、家は焼け、戦争が終わると財産は没収。おっとりとしたすみれはどうしていいかわかりません。<そんなとき、幼い娘のために手作りした小物を見た人から「それを売ったらいいんじゃないか」と言われたことをきっかけに、すみれは生きていくために子供服作りを始めます。
【作】 渡辺千穂
【音楽】 世武裕子
【主題歌】 Mr.Children「ヒカリノアトリエ」
【タイトル映像】 清川あさみ
【語り】 菅野美穂
【出演】
芳根京子 永山絢斗 生瀬勝久 高良健吾 蓮佛美沙子 谷村美月 百田夏菜子 土村 芳 松下優也 伊武雅刀 江波杏子 西岡德馬
ほか
【制作統括】 三鬼一希
【プロデューサー】 堀之内礼二郎
【演出】 梛川善郎 新田真三 安達もじり 中野亮平 鈴木 航
■特典映像
●芳根京子インタビュー
●新世代キャストインタビュー(井頭愛海・古川雄輝・森永悠希)
●ファン感謝祭~THE男会~"
■封入特典:特製ブックレット(24P)
○第17週~最終週収録(2017年1月23日~2017年4月1日)NHK総合で放送
発行・販売元:NHKエンタープライズ ©2017 NHK
ドラマ/セル/本編899分+特典 /1920×1080i Full HD/ステレオ・リニアPCM/二層/カラー/日本語字幕付/5枚組/ブックレット付
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 420 g
- EAN : 4988066219825
- メディア形式 : 色, Blu-ray
- 時間 : 14 時間 59 分
- 発売日 : 2017/6/23
- 出演 : 芳根京子
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : NHKエンタープライズ
- ASIN : B01MXSEO99
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 5
- Amazon 売れ筋ランキング: - 147,294位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,436位ブルーレイ テレビドラマ
- - 8,212位日本のTVドラマ
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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企画や作風が少々マンネリ化してきている感が否めなかったが、
『表参道高校合唱部!』でこのコはバケるくん!と褒めまくってた
芳根京子がヒロイン役ということで『とと姉ちゃん』以上に
注目していた朝ドラでもあった。
すみれ1人の視点ではなく、谷村美月、百田夏菜子、土村芳の
4人組を中心にしたドラマで展開されるため、
芳根京子の単独ヒロイン感はそんなにない。
しかも娘のさくら(井頭愛海)が思った以上に話に入り込んでくるので、
このドラマの主軸は誰に置かれているのか見えなくなった時も何度かあった。
日本がまだ戦後復興の兆しが見えていなかった敗戦直後から
混沌とした社会の中で女性たちがどう立ち上がって
その時代を駆け抜けていったのか、
という部分がドラマの注目するべき点であり、
盛り上げなければならないポイントであるはず。
しかし、ベビーショップ時代編はまだしも、
キアリスになって経営が軌道に乗る頃でも、
なんというか「それほど高い経営能力が備わっているようには
見えない女性たちの商売ごっこ感」がいつまでも払拭できず、
実業家ドラマとしてはあまり弾まないもどかしさが続く。
それほど深刻ではないトラブルに何度か見舞われるが、
キアリスは比較的安定した企業に成長し、
ヒロインの人生は思ったほど波乱万丈な展開を迎えない。
ある意味、安定した“ファミリードラマ感”を打ち出しつつ
物語を完結させることが作り手の狙いなのかもしれないけどさ・・・・。
やっぱりヒロインの人生奮闘劇がもっと観たかったし、
年明けの後半15週目から途端にモタつき始める展開には鼻白んでしまった。
そう、娘さくらのダークサイド転落編である(笑)。
母親への寂しさを募らせ、親に内緒でジャズ喫茶に通い続け“不良少女と呼ばれて”化。
この母娘の確執エピソードがなんと1カ月も続く。
母娘の対立と和解を描くことで、母親すみれの人生劇場をより深みのあるものに
したいという作り手の気持ちも分からんワケでもないが、
あまりにメインストーリーからかけ離れてしまっていないか。
さくらが不良娘になり始める15週目で
キアリスが10周年パーティーが開かれ、
さくらが改心してやっと話が進み出したかと思った21週目で
いきなり10年飛んで今度は20周年パーティーが開かれる場面を見せられる。
さくらの反抗期は時間をかけてバカ丁寧に描くのに、
肝心のキアリスのエピソードは端折るという本末転倒な話運びはいかがなものか。
このドラマ、エピソード配分がちょっとおかしいのだ。
作り手は「起業家すみれ」の話よりも、
「すみれ あるいは(仲間がもたらす予期せぬ人生)」が
描きたかったんだろう。
この段階でノイズキャラになりつつあるさくらの騒動記はまだ終わらず、
アメリカ留学から帰ってきた彼女のキアリス入社を巡って母娘対立が再燃。
その後は、さくらが結婚(あっちゅーまに3年後) → キアリスの映画制作 →
キアリスワンダーランド開業 → すみれたちが引退 → キアリスお直し部創設と、
特に波風立てるようなエピソードもなく、25週目以降は淡々と描かれていく。
あまりドラマ効果のない映画制作エピソードや、
最終週でもないのに回想の濫用が目立ち始め、
明らかに「作り手が演出を持て余してる」感が出てくる。
ヒロインの晩年はバラバラのエピソードが脈絡なく羅列されてるだけなので、
そこにドラマ的面白さがあるわけでもなく・・・・。
それと気になるのは、20歳の女優にヒロインの晩年を演じさせる無茶ぶり。
すみれがいきなりキアリスを引退すると言い出した時、
肌ツルツルな若々しい芳根京子のままなので、一体ヒロインは何歳なの?
設定だと昭和元年生まれなので、昭和59年が描かれる最終週での彼女は59歳。
あんな59歳、見たことがない。すみれが姪と話す場面でさえどう見ても姉妹だ。
『とと姉ちゃん』でも苦言したけど、朝ドラ班はもっと真剣に
“説得力のある演出”を心がけないとダメでしょ。
ちょっと良く出来た学生演劇を見ている気分になってしまう。
とはいえ、20歳にしては妙に落ち着いている芳根京子の演技力はさすがで、
母親→祖母役をきっちり演じきったその熱演は、
今後も期待していい光るものが感じられた。
だからなおさら作り手が“見える部分”で
もっとちゃんとフォローするべきだったし、
彼女の演技力だけに頼りきるのはちょっと無責任じゃないか。
第37話のラスト、出征した夫の帰りを待つすみれが
まだ赤ちゃんだったさくらをおぶって
海を眺めながら「会いたいね」と涙する1分40秒にも及ぶ
実に感動的で美しいワンカットシーンを観て
「これは傑作になるに違いない」と期待したのも束の間、
話が進むにつれて視聴者とドラマとの“距離”が
だんだん離れていってしまったのは否めない。
『まれ』のようなヒロインにすら共感できない問題作とは言わないけど、
不備な点がかなり多かった残念な朝ドラだった。