ニートの方を支援されている方が書いた本です。
「仕事に集中しないで遊んでいるばかりいるなんてけしからん」職場の上司は若い社員をつい怒ってしまいます。
仕事に集中して、仕事だけしていれば自然に家庭が持て、家がもて、生活できた時代がありました。
仕事だけに集中していた日本が生んだヒーローは「資産世界一」「宇宙旅行をする」と宣言した若者を育ててしまいました。
モーレツサラリーマン、エコノミックアニマルと言われた日本人は何を生み出したのでしょうか。
結局返すことの出来ない負の遺産を作り上げてしまったのではないでしょうか。
「勝ち組」になって得た物はなんだったのでしょうか。
毎日、朝気持ち良く起きて。朝ご飯を食べて、家族と生活する。こんな普通の幸せの生き方は「負け組」なんでしょうか。
勝ち負けにこだわらない生き方が「幸せな生き方」に繋がる事を教えてくれる一冊です。
人生に悩む前に是非読んでください。

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勝ち負けから降りる生き方 単行本 – 2009/10/30
二神能基
(著)
学歴、仕事、年収、結婚、子育て……ずっと勝ち続ける人はいない
降りることで、かえって強くなれる!
●以下に該当する人はぜひ読んでください
・「気づいたら、仕事ばかりの毎日……」と少し反省気味な人
・仕事に勉強にと、頑張るのにちょっと疲れ気味な人
・「もっとやりがいのある仕事がしたい」と悩んでいる人
・「やりたいことが見つからない・・・・・・」と焦っている人
・結婚できない、子どもがいないことに、少しでも悩んでいる人
・「仕事ができる人=勝ち組=幸せ」と勘違いしている人
●降りる第一歩は、「仕事」と「人生」を切り離すこと!
・仕事なんて、人生のたかが3分の1以下
・仕事にやりがいを求めるから、働くのが辛く、生きるのがしんどくなる
・「仕事の勝ち組=人生の勝ち組」ではない
・「ワーク・ライフ・バランス」は古い。「ライフ・バランス」だけで充分!
・99.9%の人は、いつかどこかで必ず「負ける」(勝ち続けないかぎり、勝ち組ではない)
・「働き」「仲間」「役立ち」の3つの世界を持つことは、人生の最高のリスクヘッジ
●明日がもっと楽になる、具体的なヒントが満載!
・「たかが仕事、されど仕事」と“アクセル”と“ブレーキ”を使い分ける
・一時は仕事や子育てに集中する「時間差両立」を活用する
・人生は「副産物」しか実らない、「無駄の効用」を知る
・何事も「ロング」「ワイド」「パーソナル」な視点で考える
・人生を「点」ではなく「面」で生きるための秘訣とは?
降りることで、かえって強くなれる!
●以下に該当する人はぜひ読んでください
・「気づいたら、仕事ばかりの毎日……」と少し反省気味な人
・仕事に勉強にと、頑張るのにちょっと疲れ気味な人
・「もっとやりがいのある仕事がしたい」と悩んでいる人
・「やりたいことが見つからない・・・・・・」と焦っている人
・結婚できない、子どもがいないことに、少しでも悩んでいる人
・「仕事ができる人=勝ち組=幸せ」と勘違いしている人
●降りる第一歩は、「仕事」と「人生」を切り離すこと!
・仕事なんて、人生のたかが3分の1以下
・仕事にやりがいを求めるから、働くのが辛く、生きるのがしんどくなる
・「仕事の勝ち組=人生の勝ち組」ではない
・「ワーク・ライフ・バランス」は古い。「ライフ・バランス」だけで充分!
・99.9%の人は、いつかどこかで必ず「負ける」(勝ち続けないかぎり、勝ち組ではない)
・「働き」「仲間」「役立ち」の3つの世界を持つことは、人生の最高のリスクヘッジ
●明日がもっと楽になる、具体的なヒントが満載!
・「たかが仕事、されど仕事」と“アクセル”と“ブレーキ”を使い分ける
・一時は仕事や子育てに集中する「時間差両立」を活用する
・人生は「副産物」しか実らない、「無駄の効用」を知る
・何事も「ロング」「ワイド」「パーソナル」な視点で考える
・人生を「点」ではなく「面」で生きるための秘訣とは?
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2009/10/30
- ISBN-104492223002
- ISBN-13978-4492223000
商品の説明
著者について
二神能基(ふたがみ・のうき)
NPO法人「ニュースタート事務局」代表。
1943年、愛媛県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。
郷里での学習塾、幼稚園経営のあと、世界各地の教育プロジェクトに参画。1999年、千葉県でひきこもりや不登校、ニートの若者たちの再出発を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」を設立。
40年にわたって育成に関わった親子は4000組を超え、多様な教育関係者と「安心親子応援団」を結成し、子育て支援活動に取り組む。早稲田大学講師、内閣府、文部科学省、千葉県などの各種委員を歴任。
著書に『希望のニート』『暴力は親に向かう』(ともに東洋経済新報社)、『「子供のために」を疑う』(朝日新書)がある。
NPO法人「ニュースタート事務局」代表。
1943年、愛媛県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。
郷里での学習塾、幼稚園経営のあと、世界各地の教育プロジェクトに参画。1999年、千葉県でひきこもりや不登校、ニートの若者たちの再出発を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」を設立。
40年にわたって育成に関わった親子は4000組を超え、多様な教育関係者と「安心親子応援団」を結成し、子育て支援活動に取り組む。早稲田大学講師、内閣府、文部科学省、千葉県などの各種委員を歴任。
著書に『希望のニート』『暴力は親に向かう』(ともに東洋経済新報社)、『「子供のために」を疑う』(朝日新書)がある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2009/10/30)
- 発売日 : 2009/10/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4492223002
- ISBN-13 : 978-4492223000
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,330,071位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年1月6日に日本でレビュー済み
正月休みを利用して軽〜く読めた。ネタバレ注意・・・なわけないか。(間)
あまり評判のよろしくない引き蘢りの若者たち。彼らと真面目に接することから
人生のいろんな教訓をゲット。お礼に、その知恵を引き蘢りの故郷たる社会に
プレゼントする。そんな希有な4分の1生を送る著者による「生き方」本の新作である。
タイトルからわかる通り「勝ち負け」が人生の(ほぼ)全局面で人々の最大関心事に
なっている、それはけしからん、なぜなら勝ち続けるのは不可能だから・・・と続く。
著者自身「勝ち負け」に対して意識過剰の感は否めない。しかし氏によると、修繕しよう
とする社会のほころびの元凶が「勝ち負け」なのだから、しゃあないか。敵の土俵に
上がらないと戦いは始まらない。遠くから風車を眺めているだけでは、ドンキホーテは
始まらないのだ。もちろん、解決法は「降り」ればいいのだから、話は単純である。
その単純なことに思いが行かない迷える人々に、我らがドンキホーテは降り方を色々
理詰めにアドバイスしてくれる。なんとも頼もしい1冊である。要アンダーラインの
ポイントは;
○ そもそも自立の第1歩とは「他人に頼ること」
○ 効率だけをいうのであれば、極端な話、生まれてすぐ死ぬのが一番効率的
などなど、なかなかしびれる。ほかにも;
○ 日雇いの労働者になると(中略)「17652」など数字で呼ぶところさえある
おっと、124C41+かい。事実は既にSFよりも奇なりか。逃亡者の友ではある。
読後、昔週刊誌で読んだ山口瞳のエッセーのひとくだりを思い出した。以下うろ覚え恐縮。
(地球を止めてくれ、降りたいんだ・・・とアピールした女子高生に)自分の少年期は
戦争まっただ中でいいとこなし。自分も何度もそう思った。しかし、その度にそんなことを
思う自分をもっともっといじめたいと思った。
あの記事からもう30年。今、我々は既にかなりいじめられているんだろうなあ。
あまり評判のよろしくない引き蘢りの若者たち。彼らと真面目に接することから
人生のいろんな教訓をゲット。お礼に、その知恵を引き蘢りの故郷たる社会に
プレゼントする。そんな希有な4分の1生を送る著者による「生き方」本の新作である。
タイトルからわかる通り「勝ち負け」が人生の(ほぼ)全局面で人々の最大関心事に
なっている、それはけしからん、なぜなら勝ち続けるのは不可能だから・・・と続く。
著者自身「勝ち負け」に対して意識過剰の感は否めない。しかし氏によると、修繕しよう
とする社会のほころびの元凶が「勝ち負け」なのだから、しゃあないか。敵の土俵に
上がらないと戦いは始まらない。遠くから風車を眺めているだけでは、ドンキホーテは
始まらないのだ。もちろん、解決法は「降り」ればいいのだから、話は単純である。
その単純なことに思いが行かない迷える人々に、我らがドンキホーテは降り方を色々
理詰めにアドバイスしてくれる。なんとも頼もしい1冊である。要アンダーラインの
ポイントは;
○ そもそも自立の第1歩とは「他人に頼ること」
○ 効率だけをいうのであれば、極端な話、生まれてすぐ死ぬのが一番効率的
などなど、なかなかしびれる。ほかにも;
○ 日雇いの労働者になると(中略)「17652」など数字で呼ぶところさえある
おっと、124C41+かい。事実は既にSFよりも奇なりか。逃亡者の友ではある。
読後、昔週刊誌で読んだ山口瞳のエッセーのひとくだりを思い出した。以下うろ覚え恐縮。
(地球を止めてくれ、降りたいんだ・・・とアピールした女子高生に)自分の少年期は
戦争まっただ中でいいとこなし。自分も何度もそう思った。しかし、その度にそんなことを
思う自分をもっともっといじめたいと思った。
あの記事からもう30年。今、我々は既にかなりいじめられているんだろうなあ。
2010年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勝ち負けで人生を決めるな!
まさにその通り!と思ってはじめはおもしろく読んでいた。
でも後半は内容ぐだぐだ。論理矛盾だらけ。
たとえば、仕事にやりがいを求めるな!
雑用は買ってでもしろ!といいつつ、
ショッピングサイトの倉庫仕事は、
人間の仕事じゃないと批判する。
親離れ子離れできないからいけないといいながら、
職がなくても結婚して親に寄生しろと説く。
「勝ち負けで人生を決めるな!」という主張が素晴らしいのに、
後半のぐだぐだな内容は閉口してしまう。
所詮、団塊世代の価値観で書いた、
「われわれの時代は何も考えなくてもどうにかなった」
的な結論と思われても仕方ない。
そういう時代じゃないから若者が困っているのに・・・
まさにその通り!と思ってはじめはおもしろく読んでいた。
でも後半は内容ぐだぐだ。論理矛盾だらけ。
たとえば、仕事にやりがいを求めるな!
雑用は買ってでもしろ!といいつつ、
ショッピングサイトの倉庫仕事は、
人間の仕事じゃないと批判する。
親離れ子離れできないからいけないといいながら、
職がなくても結婚して親に寄生しろと説く。
「勝ち負けで人生を決めるな!」という主張が素晴らしいのに、
後半のぐだぐだな内容は閉口してしまう。
所詮、団塊世代の価値観で書いた、
「われわれの時代は何も考えなくてもどうにかなった」
的な結論と思われても仕方ない。
そういう時代じゃないから若者が困っているのに・・・
2009年11月8日に日本でレビュー済み
全体に味わいのある生き方をしようというメッセージには救われる気がしました。ただ、自分を含めて道は険しいと思います。筆者が良くないと考えるネット、ワンルームマンションなどのインフラ、体験不足は今後もその力を増していくことが確実と思うからです。これからの警鐘として読むにはいいのかと思います。
また、かつての知り合いのことを触れられてますが、誰と解るだけに記述は慎重さに欠けているようにも思いますので☆1つ減点
また、かつての知り合いのことを触れられてますが、誰と解るだけに記述は慎重さに欠けているようにも思いますので☆1つ減点
2009年12月23日に日本でレビュー済み
一代で財をなした若者が、あたかも誰にでも手に届くかのような風潮が現代に漂う。しかし、現実は頑張っても必ずしも報われる社会となっていない。高度経済成長時代の「いつか報われる」という労働価値観はもはや完全に成り立たなくなっている。著作の中で、「ぼくのおじいちゃんは松下幸之助と同じように、一生懸命働いてきたけど貧乏だ。」といった知人の言葉が載せられているが、あまりに納得性が高く、胸打たれた。そろそろ著者のいう、頑張らなくても自分を認められる生き方、社会、が受け入れられる時期かと思う。自分自身同じ悩みを持って人生を歩んできたが、この本でようやく肩の荷がおりた。私にとっては数年に1冊の良書でした。
2012年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ニートを批判しがちな「団塊」世代の書いた本です。
元々、繁盛した塾経営者さんで、幼稚園経営なども手掛けて、今はNPOで「ニート」支援をやられている方だそうです。
「塾」という「勝ち負け」を「商売」にする仕事から、180度転換しているところが興味深いです。
しかし、「勝ち負け」論やそこから「降りる」ことについての哲学的というか深みのある考察が見当たらないのが残念な本です。
元々、繁盛した塾経営者さんで、幼稚園経営なども手掛けて、今はNPOで「ニート」支援をやられている方だそうです。
「塾」という「勝ち負け」を「商売」にする仕事から、180度転換しているところが興味深いです。
しかし、「勝ち負け」論やそこから「降りる」ことについての哲学的というか深みのある考察が見当たらないのが残念な本です。