傳田先生のCDを聴いてみて、
耳トレが、1番の自己啓発だと思いました。
傳田先生の人生で起こった偶然性が、多くの人を啓発していると思います。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日本人の耳をひらく 聴覚がもっている不思議な力 単行本 – 2011/10/28
傳田文夫
(著)
繊細(虫の声を愛でる)で鈍感(大音量のBGM)な日本人の耳 「聴能力」を知れば人生が変わる! 〈この本では、私の研究の日々の中で垣間見た、身近な音の問題やその解決のヒント、素朴な疑問やうんちく的な面白いお話などをまとめていますが、お伝えしたいことはただひとつです。それは「耳を澄まそう。もっと自然に耳を傾けよう!」ということです。……私たち日本人が忘れてしまったもの、見逃してしまったもの、そして本当に大切なものにもう一度立ち返るための第一歩。それは「耳を澄ます」ことなのです。〉(著者「はじめに」より) 音楽と言語(母国語)の密接な関係を追究してきた著者が贈る、耳からウロコの新発見と、日本人の聴覚の真実。人生を豊かにするリスニング革命を提言!
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2011/10/28
- ISBN-104396620837
- ISBN-13978-4396620837
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
傳田文夫(でんだ・ふみお) 1947年、東京生まれ。国立音楽大学クラリネット科卒業。演奏家、音大講師、中学・高校の吹奏楽指導者として活躍する傍ら、音楽と言語の関係に関する研究を続け、独自の聴覚改良システムを開発し、特許を取得。2001年に(株)傳田聴覚システム研究所を設立、専用機器の普及に努める。著書に『日本人はクラシック音楽をどう把握するか』(芸術現代社)などがある。 傳田聴覚システム研究所 http://www.denchoh.com/
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2011/10/28)
- 発売日 : 2011/10/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 221ページ
- ISBN-10 : 4396620837
- ISBN-13 : 978-4396620837
- Amazon 売れ筋ランキング: - 651,903位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年11月23日に日本でレビュー済み
聴覚に関する面白いお話をいろいろ紹介していて、それがとても興味深いのですが、私が一番興味をひかれたのは、著者が提言している「母国語リズム」という考え方でした。
日本人に生まれると、当然産声をあげた瞬間から日本語を聞いて、話して成長するので、言語以外のことも含めて日本語が持っているリズム感に支配されている……という考え方です。
日本語は母音を重要視する言語だそうで、すべてに母音的な節がつく関係上、全体的になだらかで穏やかなリズム感(悪くいえば、のっぺりして起伏に乏しい)なので、スポーツでは瞬発力勝負ではなく持久力に長けており、絵画を描けば穏やかな絵を描く……などと解説しています。
英語を学ぶ意味でも、この日本語のリズム感をニュートラルにしないとリスニングしづらいそうです。
思い当たるところが多々ありました。
リズム矯正の方法も、歩きながら英語を聞く、などお手軽な方法が紹介されていてグッドです。楽しめますよ。
日本人に生まれると、当然産声をあげた瞬間から日本語を聞いて、話して成長するので、言語以外のことも含めて日本語が持っているリズム感に支配されている……という考え方です。
日本語は母音を重要視する言語だそうで、すべてに母音的な節がつく関係上、全体的になだらかで穏やかなリズム感(悪くいえば、のっぺりして起伏に乏しい)なので、スポーツでは瞬発力勝負ではなく持久力に長けており、絵画を描けば穏やかな絵を描く……などと解説しています。
英語を学ぶ意味でも、この日本語のリズム感をニュートラルにしないとリスニングしづらいそうです。
思い当たるところが多々ありました。
リズム矯正の方法も、歩きながら英語を聞く、などお手軽な方法が紹介されていてグッドです。楽しめますよ。
2011年11月26日に日本でレビュー済み
音楽家の視点から見た、母国語による外国の言語・音楽の習得へ
の影響を論じたもの。レコードがCDより音が良いと言われるのは
神話に過ぎないことや、西洋音楽のリズム中心主義などの解説は
興味深いものがある。しかし、日本語が母音中心であることや、
発音時のアクセント数、リズムの相違などは既に周知のことであ
り、絵画に関する意見も浅薄で論拠も薄弱である。自己が開発し
たとする聴覚システムの紹介も、最後に宣伝のための著作であっ
たのかと興ざめしてしまった。
の影響を論じたもの。レコードがCDより音が良いと言われるのは
神話に過ぎないことや、西洋音楽のリズム中心主義などの解説は
興味深いものがある。しかし、日本語が母音中心であることや、
発音時のアクセント数、リズムの相違などは既に周知のことであ
り、絵画に関する意見も浅薄で論拠も薄弱である。自己が開発し
たとする聴覚システムの紹介も、最後に宣伝のための著作であっ
たのかと興ざめしてしまった。
2011年11月30日に日本でレビュー済み
楽器を演奏するときに、頭の中で鳴っている音と、実際に楽器を鳴らして出てくる音との時差にジレンマを感じている、アマチュアミュージシャンです。
最初は気持ちよくノリノリで演奏していても、曲が進んでいくうちに、自分の演奏が遅れているような気がして仕方ないのです。けれども、一緒に演奏するバンドの演奏には合っている……。だから、自分は走り気味のタイプなんだと思っていたのですが、それでも自分にとって気持ちのいいリズムは、頭の中で鳴っている音のほうでした。
なんとかその溝を埋めようと四苦八苦していたのですが、どんなに練習しても、感覚的に最後のコンマ数秒のズレが埋まりません。イライラがつのってもどかしく、練習をしたいような投げ出したいような……というぐちゃぐちゃな状態のときに、この本を読みました。
一読、スコンと憑き物が落ちたような気持ちになりました。思いっきり端折って言うと、「喰い気味に音を出せ」「強くアタックして、すぐに音を引っ込めろ」ということなのですが、まさに「それだ!」という感じでした。あんなにストレスをためながら演奏していたのがウソのようです。
リズムの話以外にも、音波の話や環境音、騒音の話、オーディオの話などなど、読みやすくて面白いエピソードがいっぱいでした。以前、中島義道氏の『うるさい日本の私』や中村明一氏の『倍音』を読んでいた私には、すとんと腑に落ちる内容でした。
リズムについての「気づき」は、外国語の会話にも役に立つとのことなので、英会話……ゆくゆくは英語のヴォーカルにも挑戦してみようかな、と夢が膨らんでいます。
最初は気持ちよくノリノリで演奏していても、曲が進んでいくうちに、自分の演奏が遅れているような気がして仕方ないのです。けれども、一緒に演奏するバンドの演奏には合っている……。だから、自分は走り気味のタイプなんだと思っていたのですが、それでも自分にとって気持ちのいいリズムは、頭の中で鳴っている音のほうでした。
なんとかその溝を埋めようと四苦八苦していたのですが、どんなに練習しても、感覚的に最後のコンマ数秒のズレが埋まりません。イライラがつのってもどかしく、練習をしたいような投げ出したいような……というぐちゃぐちゃな状態のときに、この本を読みました。
一読、スコンと憑き物が落ちたような気持ちになりました。思いっきり端折って言うと、「喰い気味に音を出せ」「強くアタックして、すぐに音を引っ込めろ」ということなのですが、まさに「それだ!」という感じでした。あんなにストレスをためながら演奏していたのがウソのようです。
リズムの話以外にも、音波の話や環境音、騒音の話、オーディオの話などなど、読みやすくて面白いエピソードがいっぱいでした。以前、中島義道氏の『うるさい日本の私』や中村明一氏の『倍音』を読んでいた私には、すとんと腑に落ちる内容でした。
リズムについての「気づき」は、外国語の会話にも役に立つとのことなので、英会話……ゆくゆくは英語のヴォーカルにも挑戦してみようかな、と夢が膨らんでいます。
2011年11月24日に日本でレビュー済み
趣味で楽器を弾いています。また英語のリスニング能力をもっと上げたいといつも思っています。この本には、そういう方面に興味のある者にとって有益な情報がたくさん書かれていました。
「超能力」ならぬ「『聴』能力」を上げるヒントをつかめれば、楽器の演奏もうまくなり、語学にも必ずプラスに働くでしょう。
著者がライフワークとして取り組んでおられる聴覚トレーニング研究について興味が湧きました。これを詳しく知ることができる本や、比較的初心者にも購入しやすい価格でのグッズの販売などを今後希望します。
「超能力」ならぬ「『聴』能力」を上げるヒントをつかめれば、楽器の演奏もうまくなり、語学にも必ずプラスに働くでしょう。
著者がライフワークとして取り組んでおられる聴覚トレーニング研究について興味が湧きました。これを詳しく知ることができる本や、比較的初心者にも購入しやすい価格でのグッズの販売などを今後希望します。
2012年1月8日に日本でレビュー済み
日本人の聴覚について、特に楽器の習得に関する問題点などを、著者の音楽家としての経験を通して語られています。しかし耳をひらくというよりは、日本人独自のリズム感についての考察が大半のように思いました。耳をひらくことについてのノウハウ的な物を期待していていたので期待はずれでした。あと、同じことを言い方を変えて繰り返し述べているような印象もありました。