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インドシナ HDリマスター版 [DVD]

4.2 5つ星のうち4.2 20個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常ケース ¥3,168 ¥3,693
DVD 通常版 ¥7,415 ¥2,899
DVD HDリマスター版
¥1,790
DVD 1枚組
¥3,150
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ アンジェイ・セヴェリン, リン・ダン・ファン, ヴァンサン・ペレーズ, カトリーヌ・ドヌーヴ, レジス・ヴァルニエ, ティボー・ド・モンタランベール, ドミニク・ブラン
言語 フランス語
稼働時間 2 時間 38 分

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登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 1.5 x 13.6 x 19 cm; 82 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988104065308
  • 監督 ‏ : ‎ レジス・ヴァルニエ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 38 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/1/28
  • 出演 ‏ : ‎ カトリーヌ・ドヌーヴ, ヴァンサン・ペレーズ, リン・ダン・ファン, ドミニク・ブラン, アンジェイ・セヴェリン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ 東宝
  • ASIN ‏ : ‎ B0047N17OY
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 20個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
20グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アジアの中でもベトナムが一番歴史の中で欧米と隣国に振り回されて来たように思います。しかしこの時代のことはほとんど知りませんでした。フランス映画にしては珍しい作品だと思います。カトリーヌドヌーブもまだ綺麗です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年10月9日に日本でレビュー済み
4Kテレビのリマスター版で見たが、1930年代のベトナムを舞台にしたドラマである。
ベトナムというとアメリカのベトナム戦争のイメージが強いが、戦前はラオス、カンボジアも含めて「フランス領インドシナ」、すなわち日本軍が進駐した「仏印」である。

カトリーヌ・ドヌーブ演じる主人公はゴム・プランテーションの経営者であり、多数のベトナム人労働者を雇っている。当時のフランス帝国の支配の様子がリアルに再現されており、劇場やカジノの描写、そしてアヘン窟に主人公が入り浸る場面などは植民地の爛熟と頽廃の色香を漂わせ、他方、独立運動の弾圧に苦心する警察は支配の揺らぎを示している。実際、ベトナム人の上流階級に属する主人公の養女は運命の偶然で革命運動のジャンヌ・ダルクのような役割を担い、その婚約者はフランス留学で「自由と平等」を学んで帰国し共産党の幹部となっている。
ドラマとしてはできすぎの観があるが、今なお北アフリカで旧フランス植民地の反フランス暴動などが起きるところを見ると、植民地の問題はフランスにとってアップ・トゥー・デイトな問題であり続けているのだろう。

なお、ベトナムを舞台にした映像はとても美しく、特にハロン湾の入り組んだ島々の風景が素晴らしい。古都フエの王宮での伝統的な結婚式の描写も見ものである。
40代後半と思われるドヌーブはさすがに美しい。若い将校とのラブシーンやタクシー内での激しい絡みの場面まであるのはファンサービスか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 飛行機事故で両親を亡くしたベトナムの王族の娘カミーユは、ゴム農園を引き継いだエリアーヌ(C・ドヌーブ)に育てられる。
エリアーヌを実母同様に慕うカミーユ、しかしフランス軍人バティストの出現をきっかけに二人の運命の歯車は軋み始める。
 一世紀に及ぶフランスの植民地支配、その悪夢から目覚め蜂起するベトナムの人々、旅の途中で軍人を射殺しバティストとともに逃亡の旅をするカミーユ、旅芸人一座を装う革命グループにかくまわれていた二人は相次いで捕えられ、、、。
数年後の恩赦、出獄、今やベトナムのジャンヌ・ダルクとして伝説的存在となったカミーユに、もはやエリアーヌと共に暮らす選択肢は無かった。
一人息子エティエンヌの将来を託し、決然と刑務所を後にするカミーユ、、、。
軍法会議が待つフランス帰国前、一日だけの保釈の日にエリアーヌとエティエンヌに別れを告げにきたバティストを待ちうける謀略、、、。
 
 時を経てカミーユはフランスとの講和のためにジュネーブを訪れた。
南北に分断される中、ベトナムに偽りの均衡が訪れる。
アメリカとの戦争前夜のつかの間の平和だった。
 エリアーヌは立派に成長したエティエンヌをカミーユに引き合わせるためジュネーブを尋ねるが、葛藤の末エティエンヌは息子の名乗りをあげることなくその場を去る。
私の母はあなた(エリアーヌ)だ。と、、、
養母への気遣いとともに、実の母の立場をも気遣った大人の選択だった。
 
 美しい東南アジアの大地と世界遺産の多島海ハロン湾を舞台に畳み掛けてくる壮大な時代のうねり、M・デュラスを思わせる華麗でエキセントリックな脚本はC・ドヌーブのために書かれたオリジナルである。
彼女の完璧以上の演技についてはコメントの必要がない。
 フランス海軍将校ジャン=バティストを演じるヴァンサン・ペレーズの燃え立つように激しい目線、公募で選ばれたカミーユ役リン・ダン・ファンの清と凛、出奔した恋人たちの行方を追って執拗な追跡を見せるカステラーニ刑事役カルロ・ブラント(旅芸人一座に目星をつけ「モリエール作戦」と称するなどフランスらしいユーモアも)、いずれ劣らぬ熱演が映画の濃密さを高めている。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内戦を繰り広げるインドシナにおける人間の醜さやそれによって引き裂かれる心の葛藤が見事に

描かれた秀作ですね。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月28日に日本でレビュー済み
こういうのを悪しきオリエンタリズムと言わずして何と言うのか。

カトリーヌ・ドヌーヴが植民地のインドシナでゴム園を経営しているという設定は、
アイザック・ディネーセン『アフリカの日々』(『愛と哀しみの果て』原作)に似てはいるが、
本作でのヴェトナム人の描き方は類型的なものでしかなく(カミーユだけは、その美しさから
「個人」として扱われているようではあるが、彼女の行動の動機というのも実はよくわからない)、
詳しく描かれるのはフランス人たちの自己都合ばかりで、正直白けてしまった。

舞台設定や俳優陣だけは大仰で、そういう要素だけで名作と思ってしまう人がいるのは
わからないでもないが、全体に脚本が雑というのか、細かな心理描写があまりなされないまま、
登場人物たちがいきなり決然と行動してしまうので、見ている側は全くと言っていいほど感情移入できず、
彼らが悲惨な目に遭えば遭うほどに白けてしまう、そんな映画だった。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ベトナムの歴史がわかる。共産主義とは何だったのか考えさせられる。カトリーヌ・ドヌーブの昔がよみがえった。歳は取ったが未だにきれいな女優だったな。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年3月4日に日本でレビュー済み
レストアされた映像で鑑賞したので古さは一切感じませんでした。寧ろ、インドシナ(ベトナム)の自然の美しさが画面いっぱいに映し出され、スケール感のある映像に息をのみました。開始から1/3程度は若い将校と年増の叔母さんの逢瀬が中心だったので、観るに堪えないというか、退屈で、途中でそろそろ観るのをやめようかと迷ったくらいですが、娘が銃撃に巻き込まれる辺りからストーリーが大きく動くので、そこからは物語にグイグイと引き込まれました。退屈だと思った箇所は最後らへんに生きますね。フランス映画というのは、私の勝手なイメージですが、特に、ラブストーリーものだと、展開が突拍子もなかったりとか、エンディングが尻切れトンボだったりとか、アメリカやイギリス映画と比べると少しモヤモヤが残る独特な感じがするのですが、この作品は歴史大作的なスケール感を出しながら、とても素直に物語は進んでいき、男女の愛、親子の愛情を分かりやすく描いている。ラストも何処となく切なさはあるもののスッキリと終わります。カトリーヌ・ドヌーヴの娘役を演じたリン・ダン・ファンさんがとても良かったです。幼い子供から強い大人の女性に成長していく過程がとても印象に残る名演技でした。バティストと再会して、ようやく愛する相手に逢うことが出来た喜びを表現する恋する女性の姿から、旅の途中で知り合った同郷の女性の悲劇を目撃した直後の、感情が移り変わる演技は素晴らしくてグッとくるものがあります。大切な仲間を失った悲しみがヒシヒシ伝わってきました。そして、本作で賞を受賞したカトリーヌ・ドヌーヴさんは、一人の男に親子揃って翻弄されて苦悩する姿を品のある落ち着いた演技で魅せてくれます。こういう作品は大人の女性好きだと思いますね。公開当時、日本の女性に支持されたのも頷けます。あと、フランスの植民地支配の傲慢さや残酷さ、東洋人に対する格下意識のようなものもしっかりと感じましたね。シリアスな愛の物語、とても優れた作品だと思いますよ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国千年、フランス百年、アメリカ十年の支配からの独立の中で、ポジティブにも今でも影響力のあるフランス文化
の残渣を感じ、ラマンと並び賞賛されるべき映画と思います。アメリカのベトナム戦争映画とは奥行きの深さの
違いを感じます。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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