この本は、相続問題でお世話になった弁護士さんに紹介してもらって知り、図書館で借りて読みました。哲学に疎い私には難解だが読みごたえあり。本格的な哲学書を読むのは初めてなので一回読んだだけでは吸収できていません。
毎晩寝る前に同じところを読みながら寝落ちする事ひと月以上かかっています。
日常生活におけるさまざまな局面に対して丁寧に深い考察をおこないながら、ひとの心を解説しており、素人でも疲れます。
また、引用文献内からのことばが適切なものが多く理解を助けています。
鷲田先生の他の著書も探して読んでみたくなっています。
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「聴く」ことの力: 臨床哲学試論 (ちくま学芸文庫 ワ 5-5) 文庫 – 2015/4/8
鷲田 清一
(著)
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「聴く」という受け身のいとなみを通して広がる哲学の可能性をさまざまな形で問い直し、ホモ・パティエンスとしての人間を考察す…
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2015/4/8
- 寸法10.6 x 1.1 x 14.8 cm
- ISBN-10448009668X
- ISBN-13978-4480096685
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2015/4/8)
- 発売日 : 2015/4/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 448009668X
- ISBN-13 : 978-4480096685
- 寸法 : 10.6 x 1.1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 18,774位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33位ちくま学芸文庫
- - 47位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 325位哲学 (本)
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2024年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行間も僅かに広げて、ワンポイント大きく、僅かに太いじで再発行していただきたい。
2014年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平仮名にしても二文字の「聴く」、これが深く出来たときにもたらされるものの大きさが感じられる一冊です。
…とタイプしながら、「レビューって、〝聴け!〟ってことだよなぁ」と、なんだか自分に呆れた。
…とタイプしながら、「レビューって、〝聴け!〟ってことだよなぁ」と、なんだか自分に呆れた。
2012年6月9日に日本でレビュー済み
「待つということ」を先に読み、続いて「聴くことの力」を読みました。
なので勝手ながら2冊合わせた感想を書かせていただきます。
「待つということ」の方は、結局同じ結論のことを何度も言っているような・・・、と感じるところが後半多くあり、私はこちらの「聴くことの力」の方が興味深かったです。
こちらのが哲学的考察が多岐にわたり、巧く「聴く」という行為を通して話を広げて、掘り下げてあるように感じました。
どちらにも共通していることは待つことが大切だとか、人の話をちゃんと聴こうとかいう人生訓ではなく、「待つ」ということや「聴く」ということが、どういう心情や思考を辿るのか、どういう影響を周りにもたらすのかなどを、精密に言語化しようとしている本だということ。
人生訓的なものを求めて読まれると、あれ?という感じではないかと思います。
内容もけっこう難しいです。
私には3分の1ぐらいよく解りませんでした、正直。
どちらも多様な著者の文献が引用されており、それが興味深い。
特に私が印象に残ったのは、「聴くこと力」のJ・デリダの引用。
「(わたし)の宣言にはわたしの死が構造的に必然的である」
「わたし」は「わたしだけ」ということの否定を含んではじめて使用可能になる語なのである。
なので勝手ながら2冊合わせた感想を書かせていただきます。
「待つということ」の方は、結局同じ結論のことを何度も言っているような・・・、と感じるところが後半多くあり、私はこちらの「聴くことの力」の方が興味深かったです。
こちらのが哲学的考察が多岐にわたり、巧く「聴く」という行為を通して話を広げて、掘り下げてあるように感じました。
どちらにも共通していることは待つことが大切だとか、人の話をちゃんと聴こうとかいう人生訓ではなく、「待つ」ということや「聴く」ということが、どういう心情や思考を辿るのか、どういう影響を周りにもたらすのかなどを、精密に言語化しようとしている本だということ。
人生訓的なものを求めて読まれると、あれ?という感じではないかと思います。
内容もけっこう難しいです。
私には3分の1ぐらいよく解りませんでした、正直。
どちらも多様な著者の文献が引用されており、それが興味深い。
特に私が印象に残ったのは、「聴くこと力」のJ・デリダの引用。
「(わたし)の宣言にはわたしの死が構造的に必然的である」
「わたし」は「わたしだけ」ということの否定を含んではじめて使用可能になる語なのである。
2014年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愛読書のひとつです。
氏の作はどれも、じつくりと考えさせてくれます。
氏の作はどれも、じつくりと考えさせてくれます。
2014年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
傾聴と言われる。唯聞いていても、人は多くその人の価値観で聞く。しかし話している人の価値観で聞かないと「聴く力」とはなり得ない。自分の価値観を置いていて、人の話を聞かないと、話している人の苦しみを共感的に聞くことにはつながらない。ロジャーズの来談者中心という考え方と通じていると思いました。
2023年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話を聞いているのか分からない人、聞いてはいるのだろうが右から左に抜けている人などさまざまいますが、この本では何を以て人の話を聞いたというのか、人の話を聞くことの意味が記されていました。
私の脳が足りていないのでしょうが、難しい内容も多々あり一文一文反芻して読んでいました。
作品中のラジオパーソナリティの回答について、相手の言ったことのほとんどをそのまま返すことで相手の話をよく聞いていることを示すことが出来ると書いていましたが、ここら辺は良く理解出来ませんでした。受け取ってもらったと感じる人もいれば、こだま返しで逆に不快に感じる方もいるのでは…と。
私の脳が足りていないのでしょうが、難しい内容も多々あり一文一文反芻して読んでいました。
作品中のラジオパーソナリティの回答について、相手の言ったことのほとんどをそのまま返すことで相手の話をよく聞いていることを示すことが出来ると書いていましたが、ここら辺は良く理解出来ませんでした。受け取ってもらったと感じる人もいれば、こだま返しで逆に不快に感じる方もいるのでは…と。
2013年11月28日に日本でレビュー済み
面白いことが書いてあった。末期医療の研究者によってつくられたアンケートの話である。
「わたしはもうだめなのではないでしょうか?」という患者に対し、あなたならどう答えるか?
1.「そんなこと言わないで、もっと頑張りなさいよ」と励ます。
2.「そんなこと心配しなくていいんですよ」と答える。
3.「どうしてそんな気持ちになるの」と聞き返す。
4.「これだけ痛みがあると、そんな気持ちにもなるね」と同情を示す。
5.「もうだめなんだ・・・・・・とそんな気がするんですね」と返す。
精神科医を除く医師と医学生のほとんどが1.を選び、看護婦と看護学生の多くは3.を選んだそうだ。そして、精神科医の多くが選んだのは5.だったという。
5.は、一見すると答えになっていないようにみえる。しかし、これは「解答」なのではない。患者の言葉を確かに受けとめましたという「応答」なのだ。語る側からすれば、ことばを受けとめてもらったという、たしかな出来事なのである。
目から鱗が落ちた気がした。
「解答」と「応答」を使い分ける。
「そうなんだね、そういう気持がするんだね。」なんて、近い間柄であるほど気恥ずかしい。でも、自分の発した言葉が、相手にとって「解答」になっていなくても、「応答」にはなっているかもしれない。そんな風に考えられる余裕をもちたい。
「わたしはもうだめなのではないでしょうか?」という患者に対し、あなたならどう答えるか?
1.「そんなこと言わないで、もっと頑張りなさいよ」と励ます。
2.「そんなこと心配しなくていいんですよ」と答える。
3.「どうしてそんな気持ちになるの」と聞き返す。
4.「これだけ痛みがあると、そんな気持ちにもなるね」と同情を示す。
5.「もうだめなんだ・・・・・・とそんな気がするんですね」と返す。
精神科医を除く医師と医学生のほとんどが1.を選び、看護婦と看護学生の多くは3.を選んだそうだ。そして、精神科医の多くが選んだのは5.だったという。
5.は、一見すると答えになっていないようにみえる。しかし、これは「解答」なのではない。患者の言葉を確かに受けとめましたという「応答」なのだ。語る側からすれば、ことばを受けとめてもらったという、たしかな出来事なのである。
目から鱗が落ちた気がした。
「解答」と「応答」を使い分ける。
「そうなんだね、そういう気持がするんだね。」なんて、近い間柄であるほど気恥ずかしい。でも、自分の発した言葉が、相手にとって「解答」になっていなくても、「応答」にはなっているかもしれない。そんな風に考えられる余裕をもちたい。