「なぜ酒タバコが良くて、ドラッグがダメなのか?」「なぜみんな不祥事があると鬼の首でも取ったように批判するのか?」そんな大人の「なぜ?」を掘り起こす。軽妙な語り口でサクサク読めるが、鋭く心を抉られる。読後感も爽快。
今の日本の社会に違和感を持つ人におすすめしたい1冊。
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前科おじさん 単行本 – 2016/8/22
高野政所
(著)
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「なんだチミはってか?
そうです、わたしが……前科おじさんです!!!」
“元"ラジオパーソナリティ。“元"DJ。“元"クラブ店主。“元"インドネシアのダンスミュージック「ファンコット」の伝道師……。
色んな肩書きが一瞬で“元"になる大事件、それが逮捕。
2015年3月3日、大麻所持で逮捕された高野政所が初のエッセイ集を引っさげBACK AGAIN!
1年の自粛期間で綴った爆笑&思索&しんみりの自叙伝。
この本で“元"を外して元に戻るのだ!
“声だけで信頼できる男"と呼ばれながら、結果的に多くの信頼を裏切ることになってしまった高野政所。留置場で罪の重さを痛感しながらも、ついつい出逢ってしまうおもしろおじさんやトホホな出来事。苦悩と哲学、脱力と爆笑、そしてDJ復帰の道のりまでを赤裸々に綴った初エッセイ集。
盟友・漫画家ジェントルメン中村によるコミック「実録・渋谷警察署内留置場第八居室 ボスと呼ばれた男!!」、敬愛する映画ライター&デザイナーの高橋ヨシキとの対談も収録!
「『おそ松さん』だって、この男の影響がなけりゃできてないですよ。何せ俺、20年来この男の生き様追っかけてますから! 」
『おそ松さん』監督・藤田陽一
そうです、わたしが……前科おじさんです!!!」
“元"ラジオパーソナリティ。“元"DJ。“元"クラブ店主。“元"インドネシアのダンスミュージック「ファンコット」の伝道師……。
色んな肩書きが一瞬で“元"になる大事件、それが逮捕。
2015年3月3日、大麻所持で逮捕された高野政所が初のエッセイ集を引っさげBACK AGAIN!
1年の自粛期間で綴った爆笑&思索&しんみりの自叙伝。
この本で“元"を外して元に戻るのだ!
“声だけで信頼できる男"と呼ばれながら、結果的に多くの信頼を裏切ることになってしまった高野政所。留置場で罪の重さを痛感しながらも、ついつい出逢ってしまうおもしろおじさんやトホホな出来事。苦悩と哲学、脱力と爆笑、そしてDJ復帰の道のりまでを赤裸々に綴った初エッセイ集。
盟友・漫画家ジェントルメン中村によるコミック「実録・渋谷警察署内留置場第八居室 ボスと呼ばれた男!!」、敬愛する映画ライター&デザイナーの高橋ヨシキとの対談も収録!
「『おそ松さん』だって、この男の影響がなけりゃできてないですよ。何せ俺、20年来この男の生き様追っかけてますから! 」
『おそ松さん』監督・藤田陽一
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社スモール出版
- 発売日2016/8/22
- 寸法18.7 x 13 x 1.7 cm
- ISBN-104905158354
- ISBN-13978-4905158356
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商品の説明
著者について
高野政所(たかの・まんどころ)
1977年生まれ。DJ。テクノユニット「LEOPALDON」のリーダー。別名「DJ JET BARON」。日本における、インドネシアのダンスミュージック「ファンコット」の伝道師としても知られる。またTBSラジオの番組『ザ・トップ5』でのレギュラーパーソナリティを3期に渡って担当。2014年12月にメジャー・ファーストアルバム『ENAK DEALER』をリリース。2004年から2015年まで、クラブ「ACID PANDA CAFE」の店長を務めた。
1977年生まれ。DJ。テクノユニット「LEOPALDON」のリーダー。別名「DJ JET BARON」。日本における、インドネシアのダンスミュージック「ファンコット」の伝道師としても知られる。またTBSラジオの番組『ザ・トップ5』でのレギュラーパーソナリティを3期に渡って担当。2014年12月にメジャー・ファーストアルバム『ENAK DEALER』をリリース。2004年から2015年まで、クラブ「ACID PANDA CAFE」の店長を務めた。
登録情報
- 出版社 : スモール出版 (2016/8/22)
- 発売日 : 2016/8/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 232ページ
- ISBN-10 : 4905158354
- ISBN-13 : 978-4905158356
- 寸法 : 18.7 x 13 x 1.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 413,082位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 849位サブカルチャー一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
薬物で捕まると、実際どうなるかが細かく書かれている。
作者の飄々とした、フラットな人格が好感を持て、スラスラ読んでしまった。知らない世界がこと細かく書かれていて非常に勉強になった。星5
作者の飄々とした、フラットな人格が好感を持て、スラスラ読んでしまった。知らない世界がこと細かく書かれていて非常に勉強になった。星5
2018年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長かった。15年のひなまつりにパクられてから早や3年。タマフルからトップ5と順調にラジオパーソナリティとしてのキャリアアップをしていた最中、人生を大きく狂わせてしまった大麻所持。当たり前のようにメディアからフェードアウトし、世間のデブハゲキャラ像は高野政所から丸山ゴンザレスへと移ってしまったが、ここでヘコ垂れているような男じゃなかったのが彼の凄い所。ド文系のヤサ男から、見事神聖なる儀式を経て「本物」となって帰ってきたのだ。その経緯を全て事細やかに記録しているのが本書である。大きく2部構成となっており、前半は渋谷の留置所における生活、後半はシャバに戻ってからの苦労と反省の日々から社会復帰までの手記がつづられている。
安倍譲二、浅田次郎、佐藤優、ホリエモン。様々な獄中記を読んできた当方であるが、いわゆる一般人と呼ばれる天然素材のカタギが雑居であれこれしている姿を克明に記しているのは大変珍しい。何せアウトローも有名人も入獄の扱いから獄中生活における視点がそもそも違うし、その辺に山ほど存在する「単なる」前科者にはここまで情報発信できるほどのアウトプットが無いからだ。誰でも体験する可能性がある「基本プラン」をきっちり提示しているのはかなり好感を持てるし、共感?も得られる。
わずか23日間の拘留でここまでの内容を書き上げられるのは、やはりDJとはマメで地頭も良くないと出来ない仕事なんだと感服させられる。
後半は一転して、シャバに戻ってからの苦悩を面白おかしくエッセイとしている。人間不幸の味は蜜の味とは言ったもので、リアルで当事者だったら絶対に笑えない状態であるにも係わらず、赤裸々に書き記しているのは興味深く大変宜しい。と同時に、人間一度罪を犯してしまうとここまで立場が弱くなってしまうのかという恐怖感を覚える。初犯による執行猶予判決は世間一般で言えば妥当だと思われるが、前科おじさんはカテゴライズでは一応「公人」だ。正直なところ、大麻ごときで1年の活動自粛と2年の謹慎生活は厳しすぎると感じた。同時に、世間が求める犯罪者への謝罪ハードルというのは見た目以上に高く、一人で戦うには大変険しいものであると言える。きっと彼自身も、多くの仲間に支えられなければこの本の出版やDJとしての仕事に復帰できることは出来なかったと痛感していることだろう。
そんな友情・努力・勝利と大人のジャンプ的な要素を内包した、彼なりの感謝と謝罪の結晶が本著である。
もう二度と捕まるなよ。
安倍譲二、浅田次郎、佐藤優、ホリエモン。様々な獄中記を読んできた当方であるが、いわゆる一般人と呼ばれる天然素材のカタギが雑居であれこれしている姿を克明に記しているのは大変珍しい。何せアウトローも有名人も入獄の扱いから獄中生活における視点がそもそも違うし、その辺に山ほど存在する「単なる」前科者にはここまで情報発信できるほどのアウトプットが無いからだ。誰でも体験する可能性がある「基本プラン」をきっちり提示しているのはかなり好感を持てるし、共感?も得られる。
わずか23日間の拘留でここまでの内容を書き上げられるのは、やはりDJとはマメで地頭も良くないと出来ない仕事なんだと感服させられる。
後半は一転して、シャバに戻ってからの苦悩を面白おかしくエッセイとしている。人間不幸の味は蜜の味とは言ったもので、リアルで当事者だったら絶対に笑えない状態であるにも係わらず、赤裸々に書き記しているのは興味深く大変宜しい。と同時に、人間一度罪を犯してしまうとここまで立場が弱くなってしまうのかという恐怖感を覚える。初犯による執行猶予判決は世間一般で言えば妥当だと思われるが、前科おじさんはカテゴライズでは一応「公人」だ。正直なところ、大麻ごときで1年の活動自粛と2年の謹慎生活は厳しすぎると感じた。同時に、世間が求める犯罪者への謝罪ハードルというのは見た目以上に高く、一人で戦うには大変険しいものであると言える。きっと彼自身も、多くの仲間に支えられなければこの本の出版やDJとしての仕事に復帰できることは出来なかったと痛感していることだろう。
そんな友情・努力・勝利と大人のジャンプ的な要素を内包した、彼なりの感謝と謝罪の結晶が本著である。
もう二度と捕まるなよ。
2016年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者と同世代の、TBSラジオハードリスナーです。著者の同局出演についてはほぼ全て聴いているようなファンです。トップ5に関して言えば、生涯ベスト番組とさえ思っています。
著者逮捕のニュースはそれこそ衝撃で、本当に残念でした。まあ、怒りなどは無くただただ残念だな・・・と思っていました。
本作は、掛け値なしに面白く、地方在住の私としては、またラジオで彼の優しいお喋りが聴ければいいのに、と切なくなりました。
クラブDJやマッサージで多忙であろうとは思いますが、またアシパンのポッドキャストみたいな場を作ってくれませんか・・・と思っております。
とにかく著者一流のクールな目線で描写された、逮捕からの数日間の臨場感は実録モノとしても素晴らしく、TBSラジオを好んで聴くようなリテラシーの持ち主なら絶対に楽しめるし、考えさせられる一冊です。
賛否あるであろう本作が、このタイミングで出版された、という事実は驚嘆に値すると思います。本当に関係者の方々のご尽力に感謝したくなります。
読後、高野政所さんのことが改めて好きになりました。これからも応援していきます!
著者逮捕のニュースはそれこそ衝撃で、本当に残念でした。まあ、怒りなどは無くただただ残念だな・・・と思っていました。
本作は、掛け値なしに面白く、地方在住の私としては、またラジオで彼の優しいお喋りが聴ければいいのに、と切なくなりました。
クラブDJやマッサージで多忙であろうとは思いますが、またアシパンのポッドキャストみたいな場を作ってくれませんか・・・と思っております。
とにかく著者一流のクールな目線で描写された、逮捕からの数日間の臨場感は実録モノとしても素晴らしく、TBSラジオを好んで聴くようなリテラシーの持ち主なら絶対に楽しめるし、考えさせられる一冊です。
賛否あるであろう本作が、このタイミングで出版された、という事実は驚嘆に値すると思います。本当に関係者の方々のご尽力に感謝したくなります。
読後、高野政所さんのことが改めて好きになりました。これからも応援していきます!
2017年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大麻で逮捕された著者の獄中体験記。
基本的に獄中体験記はたいてい面白いのだが、やっぱり本書も面白かった。もちろん、罪は罪であって、決して褒められたことではないが、それと本書はまた別の問題。
筆者の人間観察もさることながら、面白い人間を引き当てる「ヒキ」の強さにも驚嘆する。留置場ってこんな面白い人ばかりなのか!?(笑
決して糾弾口調だったり押し付けがましい感じではないが、筆者が実際に見て、感じた日本の留置場システムが抱えるいろいろの問題点も、垣間見えて興味深い。
読み進んでいくと、罪とはなにか? そして罰とは何なのかまで考えさせられる。ふざけたタイトルに反して結構深い。
基本的に獄中体験記はたいてい面白いのだが、やっぱり本書も面白かった。もちろん、罪は罪であって、決して褒められたことではないが、それと本書はまた別の問題。
筆者の人間観察もさることながら、面白い人間を引き当てる「ヒキ」の強さにも驚嘆する。留置場ってこんな面白い人ばかりなのか!?(笑
決して糾弾口調だったり押し付けがましい感じではないが、筆者が実際に見て、感じた日本の留置場システムが抱えるいろいろの問題点も、垣間見えて興味深い。
読み進んでいくと、罪とはなにか? そして罰とは何なのかまで考えさせられる。ふざけたタイトルに反して結構深い。
2017年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
政所先生の実録もの。
転んでもただでは起きない。そんな感じ。
これからも最高でいてほしい。
転んでもただでは起きない。そんな感じ。
これからも最高でいてほしい。
2021年1月24日に日本でレビュー済み
これを読むと全然反省していないことがわかる。クラブシーンに与えた影響にたいして本人は余裕ぶっていて本当にやるせない
よまなくてもいい1冊 田舎で草吸っててください
よまなくてもいい1冊 田舎で草吸っててください
2016年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウィークエンドシャッフル初登場から聴いているので,
読みながら,頭の中で声を再生しながら読みました。
まあ,なかなか知ることのない逮捕〜更生の体験談としては白眉だと思います。
読みながら,頭の中で声を再生しながら読みました。
まあ,なかなか知ることのない逮捕〜更生の体験談としては白眉だと思います。