日本海は世界の海洋の縮図、未来予測のためにしっかり観測してほしいものです。
蒲生先生の「インド洋 その深層で起こっていること」を読んで、この本に興味を持ちました。
面白かったです。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥946¥946 税込
ポイント: 29pt
(3%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥946¥946 税込
ポイント: 29pt
(3%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥500
中古品:
¥500

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日本海 その深層で起こっていること (ブルーバックス) 新書 – 2016/2/19
蒲生 俊敬
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥946","priceAmount":946.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"946","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MQi%2Fit8kylvsI4eC9ZziEef9swuqAEgaPjbQcWzhO4qhsb9B%2BMFmYBtnit9EJxMQkpmtG2cDwJxZ%2B60kF2obqIn68wTtQ0byl0m5QOVCmZMiMwQaqHejRn0QBTCL0ZmuCBQGGgN4iF0%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥500","priceAmount":500.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"500","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MQi%2Fit8kylvsI4eC9ZziEef9swuqAEgaFwZFRivrIDBYx9X1Kg6YcKvihKCdg5Vf%2B5rbP%2BCSkSX4ZC2ELk%2BsDdPhiMBhwBOU4SAinuyCqH0JaCPN4LhGBQYgkmjDFyjjFBffgNw2T6LGMkys3ZPfgr6hFtRxI3uPRrYs4jPaRbqAzQ2Nin4Q6oQZ%2BgVT8HNU","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
わずか8000年前まで“死の海”だった日本海。生命の宝庫へと変貌した背景には、最下層にひそむ、厚さ1000メートルにおよぶ「謎の水」の存在があった。この海特有の海水は、なぜ生まれたのか? そして、環境変化を先取りする「ミニ海洋」の異名をもつこの海に、いま生じつつある大きな異変とは? 「母なる海」の知られざる姿を解き明かす、海洋科学ミステリー。
実は「謎だらけの海」だった!
独自の海水と循環構造をもち、厳寒の冬にだけ起動する“造水装置”をも備える。
調査航海歴40年の第一人者が謎解きに挑む。
なぜ、世界中の海洋学者が注目しているのか?
わずか8000年前まで“死の海”だった日本海。
生命の宝庫へと変貌した背景には、最下層にひそむ、厚さ1000メートルにおよぶ「謎の水」の存在があった。
この海特有の海水は、なぜ生まれたのか?
そして、環境変化を先取りする「ミニ海洋」の異名をもつこの海に、いま生じつつある大きな異変とは?
「母なる海」の知られざる姿を解き明かす、海洋科学ミステリー。
実は「謎だらけの海」だった!
独自の海水と循環構造をもち、厳寒の冬にだけ起動する“造水装置”をも備える。
調査航海歴40年の第一人者が謎解きに挑む。
なぜ、世界中の海洋学者が注目しているのか?
わずか8000年前まで“死の海”だった日本海。
生命の宝庫へと変貌した背景には、最下層にひそむ、厚さ1000メートルにおよぶ「謎の水」の存在があった。
この海特有の海水は、なぜ生まれたのか?
そして、環境変化を先取りする「ミニ海洋」の異名をもつこの海に、いま生じつつある大きな異変とは?
「母なる海」の知られざる姿を解き明かす、海洋科学ミステリー。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/2/19
- 寸法11.3 x 0.9 x 17.2 cm
- ISBN-10406257957X
- ISBN-13978-4062579575
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 日本海 その深層で起こっていること (ブルーバックス)
¥946¥946
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り7点(入荷予定あり)
¥1,100¥1,100
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
¥1,100¥1,100
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
蒲生 俊敬
蒲生俊敬(がもう・としたか)
一九五二年、長野県上田市生まれ。東京大学理学部化学科卒業。同大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学海洋研究所助手、同助教授、北海道大学大学院理学研究科教授を経て、東京大学大気海洋研究所海洋化学部門教授。専門は化学海洋学。海水中に溶存する気体成分・放射性核種等を用いた海洋の深層循環や海底熱水活動に関する研究により、日本地球化学会賞・日本海洋学会賞・海洋化学学術賞(石橋賞)を受賞。研究船や潜水船によるフィールド調査をこよなく愛し、これまでの乗船日数は一七四〇日に及ぶ。著書に『海洋の科学』(日本放送出版協会)、『海洋地球化学』(講談社)など。
蒲生俊敬(がもう・としたか)
一九五二年、長野県上田市生まれ。東京大学理学部化学科卒業。同大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学海洋研究所助手、同助教授、北海道大学大学院理学研究科教授を経て、東京大学大気海洋研究所海洋化学部門教授。専門は化学海洋学。海水中に溶存する気体成分・放射性核種等を用いた海洋の深層循環や海底熱水活動に関する研究により、日本地球化学会賞・日本海洋学会賞・海洋化学学術賞(石橋賞)を受賞。研究船や潜水船によるフィールド調査をこよなく愛し、これまでの乗船日数は一七四〇日に及ぶ。著書に『海洋の科学』(日本放送出版協会)、『海洋地球化学』(講談社)など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2016/2/19)
- 発売日 : 2016/2/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 406257957X
- ISBN-13 : 978-4062579575
- 寸法 : 11.3 x 0.9 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 380,428位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 178位科学・テクノロジーの海洋学
- - 512位地球科学 (本)
- - 1,334位ブルーバックス
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブラタモリの構造線特集で、日本海がどうできたかが話題になっていたので、この本を出してきて再度読んでみた。
買った時は、日本海を巡る話が多岐に書いてあって(日本海の特長、日本海の形成、日本海を巡る交流等)、興味深かったが、日本海の生成に絞って書いても面白かったのではと今さらながらには思う。
個人的に興味深かったのはこんなところ、
・日本海の特長は、外部の海と繋がる海峡が浅く地形的な閉鎖性が強いこと、対馬暖流が常に流れ込んでいること(唯一の流れ込む海流、塩分多く垂直の循環に重要)、冬季に北西季節風が吹き抜けること(造水装置、海水循環)
・日本海固有水、というのがあり、深さで、下部深層水(日本海底層水、温度均一)、上部深層水、深層水と三分されている。
・約2000万年前に日本海は産声を上げ、今の大きさになったのは約1400万年前。その2000万年前にインド亜大陸がユーラシア大陸に衝突し火成活動が活発化した可能性。
・過去250万年、日本海深層水は、「酸素を豊富に含む状態」、「酸素に乏しい状況」を行き来してきた。津軽海峡、対馬海峡が開いていると、密度の増加した表面海水の沈み込みが再開。
・底層水中の酸素濃度は、1977年度以降減り続けている。
買った時は、日本海を巡る話が多岐に書いてあって(日本海の特長、日本海の形成、日本海を巡る交流等)、興味深かったが、日本海の生成に絞って書いても面白かったのではと今さらながらには思う。
個人的に興味深かったのはこんなところ、
・日本海の特長は、外部の海と繋がる海峡が浅く地形的な閉鎖性が強いこと、対馬暖流が常に流れ込んでいること(唯一の流れ込む海流、塩分多く垂直の循環に重要)、冬季に北西季節風が吹き抜けること(造水装置、海水循環)
・日本海固有水、というのがあり、深さで、下部深層水(日本海底層水、温度均一)、上部深層水、深層水と三分されている。
・約2000万年前に日本海は産声を上げ、今の大きさになったのは約1400万年前。その2000万年前にインド亜大陸がユーラシア大陸に衝突し火成活動が活発化した可能性。
・過去250万年、日本海深層水は、「酸素を豊富に含む状態」、「酸素に乏しい状況」を行き来してきた。津軽海峡、対馬海峡が開いていると、密度の増加した表面海水の沈み込みが再開。
・底層水中の酸素濃度は、1977年度以降減り続けている。
2016年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本海だけに特化した珍しい海洋本、それも『その深層で起こっていること』という、いわくありげなタイトル名に興味を引かれ、本書を読んでみる気になった。
筆者はまず第1章で、海峡の浅さによる強い閉鎖性、対馬暖流の存在、北西の季節風という日本海の三大特徴をその特徴たるゆえんとともに紹介しており、続く第2章では、北西の季節風の働きの一つである日本海の「熱塩循環」が、世界の海の「熱塩循環」から独立した時間スケール的にも「ミニ循環」であり、地球温暖化のような地球環境の変化に敏感であることを、第3章では、そんな日本海の調査研究史と、その結果判明した日本海の最深部の低層水の様子を、それぞれ明らかにしている。
第4章では、2000万年前に誕生したという日本海が現在に至るまでどう姿を変えてきたのかその歴史をたどり、第5章では、日本海という存在をキーポイントとして、縄文時代以降の日本の歴史を俯瞰している。
本書のハイライトは、何といっても最終第6章だろう。地球温暖化対策として、昨年12月にCOP21で、スッタモンダの末にようやく温室効果ガスを削減する「パリ協定」が合意に至ったことは、まだ記憶に新しいところだ。
筆者は、1977年から2010年までの33年間に日本海の低層水中の酸素濃度が10%も減少しているという観測結果を示したうえで、その原因が地球温暖化にあることを理論的に明らかにし、この日本海での今後の観測データの推移が、グローバルな推移を先取りして、警告を発してくれるとしているのだ。筆者はさらに、「ミニ海洋」である日本海の低層水だけで進行しているというある現象が、世界の他の海洋に拡がっていくことも危惧している。冒頭に挙げたタイトル名『その深層で起こっていること』の意味を実感できる最終章だった。
筆者はまず第1章で、海峡の浅さによる強い閉鎖性、対馬暖流の存在、北西の季節風という日本海の三大特徴をその特徴たるゆえんとともに紹介しており、続く第2章では、北西の季節風の働きの一つである日本海の「熱塩循環」が、世界の海の「熱塩循環」から独立した時間スケール的にも「ミニ循環」であり、地球温暖化のような地球環境の変化に敏感であることを、第3章では、そんな日本海の調査研究史と、その結果判明した日本海の最深部の低層水の様子を、それぞれ明らかにしている。
第4章では、2000万年前に誕生したという日本海が現在に至るまでどう姿を変えてきたのかその歴史をたどり、第5章では、日本海という存在をキーポイントとして、縄文時代以降の日本の歴史を俯瞰している。
本書のハイライトは、何といっても最終第6章だろう。地球温暖化対策として、昨年12月にCOP21で、スッタモンダの末にようやく温室効果ガスを削減する「パリ協定」が合意に至ったことは、まだ記憶に新しいところだ。
筆者は、1977年から2010年までの33年間に日本海の低層水中の酸素濃度が10%も減少しているという観測結果を示したうえで、その原因が地球温暖化にあることを理論的に明らかにし、この日本海での今後の観測データの推移が、グローバルな推移を先取りして、警告を発してくれるとしているのだ。筆者はさらに、「ミニ海洋」である日本海の低層水だけで進行しているというある現象が、世界の他の海洋に拡がっていくことも危惧している。冒頭に挙げたタイトル名『その深層で起こっていること』の意味を実感できる最終章だった。
2020年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界でも広くない日本海が地球環境に大きく影響を及ぼすことを知らされた。
2018年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本海の知られていない重要性が、具体的に詳細に書かれており、専門的なのに読みやすく興味深い。
2019年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やたらと「僕は、僕は」言ってるのが気になりました
あと、そのとき僕は大学院の2年生でした
東京大学の〜研究所に居たときでしたとかどうでもいいやんって思いました
あと、そのとき僕は大学院の2年生でした
東京大学の〜研究所に居たときでしたとかどうでもいいやんって思いました
2018年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
縄文時代、環境問題・・・そんなことをしょっちゅう考えている私ですが、この本を読んでいろいろと繋がるところが多かったです。平易に最近の海洋に関する最先端の知見を書かれているだけでなく、その意味を愛情を持って書かれているところが素晴らしかったです。今のような気候・幸多き日本海が8000年前ごろにできたというのも驚きでした。