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「南京事件」日本人48人の証言(小学館文庫) (小学館文庫 R あ- 9-1) 文庫 – 2001/12/6
阿羅 健一
(著)
南京事件の実相は?各界に衝撃を与えた問題作を復刻文庫化!
一九三七年十二月、南京で何が起きたのか? 三十万人あるいは数千人といわれる「南京虐殺」の現場は、一体どうなっていたのか?
過去、「南京事件」の証拠、証言とされたものには多くの虚偽が含まれ、大新聞にさえ虚報が載り、真相を一層わかりにくいものにしてきた。
本書は、当時南京にいた軍人・記者・写真家等、日本人生存者に直接インタビューした証言集である。今は亡き人人も多数含む貴重な証言集から浮かび上がってくる「歴史的事件」の真相とは…?
昭和六二年刊行時、各界に衝撃を与えた「第一級資料」を復刊。 解説・櫻井よしこ
一九三七年十二月、南京で何が起きたのか? 三十万人あるいは数千人といわれる「南京虐殺」の現場は、一体どうなっていたのか?
過去、「南京事件」の証拠、証言とされたものには多くの虚偽が含まれ、大新聞にさえ虚報が載り、真相を一層わかりにくいものにしてきた。
本書は、当時南京にいた軍人・記者・写真家等、日本人生存者に直接インタビューした証言集である。今は亡き人人も多数含む貴重な証言集から浮かび上がってくる「歴史的事件」の真相とは…?
昭和六二年刊行時、各界に衝撃を与えた「第一級資料」を復刊。 解説・櫻井よしこ
- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2001/12/6
- ISBN-104094025464
- ISBN-13978-4094025460
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商品の説明
出版社からのコメント
南京事件の実相は?各界に衝撃を与えた問題作を復刻文庫化!
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しらないことばかりでした。
2019年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京裁判で突然言われ始めた「南京虐殺」。その後、朝日新聞の虚報も相まって、現在中国が「南京大虐殺」と称して、30万人の中国人が虐殺された、と日本の過去を責め上げる。それがでっち上げであることを、当時南京に滞在あるいは訪問中であった48人の日本人の証言により明確に裏付けられた貴重な一冊。著者が昭和60年前後に当事者へのインタビューで得られた超1級の一次資料である。虐殺があった、とする人々は誰も現場を見ておらず、推測で虐殺と言っている。当時の南京滞在者の誰も大虐殺は見ていない。あとがきに阿羅氏が書いておられるように、「中国兵に対する処断」であった。当時の南京は戦場であった。それを虐殺と言うなら、日本兵は一体どれだけ「虐殺」されたことだろう。本書で証言された方々は殆どがもはや存命ではない、と思われる。その点で、著者の労苦は末永く日本国民、いや地球人に評価されるべきであろう。限りなく真実に迫る、極めて重要な書物である。ちなみに、東中野氏の『南京事件 証拠写真を検証する』(草思社)を読めば、もっと納得できると思います。
2014年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「南京事件」を知るために読んだ、関連図書(※コメント欄に、書名と、レビューの執筆経緯を掲載しています。このレビューと併せて読んでいただければ、幸いです)。
1冊目である本書を読んで、最初に感じたのは、「南京事件の実態は、思ったほど残虐な行為が、質・量ともに少ない」ということでした。
これなら、「どの戦闘地域でも起こり得ること」で、ことさらに「虐殺事件」として、特別扱いする必要はないかもしれない、と。
しかし、他の4冊を読んだ今、この一冊のみを以て判断するのは、早まった考え方だと、感じられます。
【あくまでも主観】
確かに、本書に登場する証言者たちのほとんどは「虐殺を見ていないし、話を聞いたこともなかった。戦後の東京裁判で初めて知った」と証言しています。
私は彼らが嘘をついているとは、思ってはいません。
でも、それはあくまで「虐殺はないと思った」という主観に過ぎません。
このため、彼らの証言を注意深く読むと、捕虜の殺害や、敗残兵の殲滅、便衣兵(ゲリラ)狩りについて言及されているのが分かります。
それなのに、彼らが「虐殺」と思わなかった理由。
それは、彼らが、第二次世界大戦前の軍国主義中心の教育を受けていたためで、彼らは、そうした行為の違法性・非人道性について、認識が十分でなかったからだと推測されます。
また、こうした処刑以外の、明らかに市民と思われる人々への暴行、強姦、略奪については、さすがに罪悪感があるため、それを行った元兵士が取材に応じるとは思えませんし、そこに記者が同行するとは考えられないので、目撃証言もほとんどないのでしょう。
【南京の広さ】
さらに注意が必要なのは、舞台となった南京の広さです。
その城壁で囲まれた部分の面積は、ほぼ山手線内の面積と同じです。
そのため、南京の城内を端から端まで一望することは、不可能でしょう。
著者の主張するように、証言をつなぎあわせ、南京事件の「真相」を知るのに、「48」は果たして十分な量と言えるでしょうか。
確かに、戦後40年も経っての証言集めは、相当な苦労があったことであろうし、その正確性を期する姿勢は好印象であったと言えます。
その意味で、加害者側の現地での体験を知る資料としての価値は認めます。
しかし、コメント欄に記載の別記「4.中国の旅」と同様、ルポルタージュの限界か、客観的資料による分析が不十分なため、南京事件の「真相」を見極めるには、最低もう一冊は、南京事件全体を俯瞰できる書物に接し、補強する必要性を感じました。
(2015年6月17日:追記)
2014年に南京事件に関する5冊の本を読み、本書を含め、すべてにレビューを掲載しました。
本書については、11件の「参考になった」票をいただき、ありがとうございました。
2015年になってから、コメント欄に記載のとおり、南京事件関連書籍を、2冊追加で読み、既読の5冊についても、ざっと読み返していく中で、思いついたことを述べます。
2014年時と現在でも本書に対する感想に変わりはありません。
しかし、2014年に読んだ5冊のうち「南京事件──『虐殺の構造』」(秦郁彦著)の中に、本書に関して、重要と思われる記述があるのを再確認しました。
それは、南京事件のような歴史的事件を検証する際、史料の種類により重要度が違うということです。
1.第一次史料 A公文書記録 B指揮官クラスの業務日誌・メモ類 C一般従軍者の私的日記・メモ類
2.第二次史料 D戦後の研究書・論文 E従軍者の戦後における回想記・回想談
以上、AからEになるに従い、史料的価値は低いとのこと。
これによると、本書は、Eの「従軍者の戦後における回想談」だけで構成されており、残念ながら、史料的価値は低いものとなっています(「従軍者」には、従軍記者も含めてよいと思われます)。
私は、もとのレビューの中で、感覚的に証言の数が少ないと記述しましたが、本書の著者の手法(「虐殺はありましたか」という偏った質問形式)で、いくら従軍者の証言を集めても、主観的に「捕虜の殺害や、敗残兵の殲滅、便衣兵(ゲリラ)狩り」が虐殺だと思われていない以上、「虐殺はなかった」という証言しか得られないことでしょう。
私は、新たにコメント欄に追記したとおり、政府の見解に近い立場(虐殺を肯定)であり、本書のような虐殺を否定する著作を認める立場ではないのです。
しかしながら、証言者が虐殺でないと主張しても、「捕虜の殺害や、敗残兵の殲滅、便衣兵(ゲリラ)狩り」が行われたことは認めています。
そして、これらは、客観的にみて虐殺であることは紛れもない事実ですので、史料的価値は低いものの、そうした証言を集め、本来の意図とは逆に肯定論を補強することになっているという意味を込めて、★4つを付けているものです。
本書を読んでみたいと思う方に申し上げたいことは、肯定論の著作も一冊は読んでみてください、ということです。
そのうえで、虐殺はあったのかどうか、ご自身で判断してみてください。
なお、本書には、櫻井よしこ氏による、こんな記述があります。
「私たちの親や祖父たちは、本当にそんな残虐なことをしたのだろうか。何十万もの人々を虫けらのように殺すような人たちだったのだろうか。私たちは、自分たちを信ずるに足らないような民族なのだろうか。」
この一文で、「そうだ、あの優しいおじいさんやおじさんがあんなことをするとは思えない」と感じる方も多いでしょう。
でも、それが、「戦争」なのです。
これは、日本民族だから、ということではなく、地球上のどの民族でも、そんな危険性を孕んでいます。
私は、第二次世界大戦とは無縁の世代ですが、多くの書物や映画で、「戦争の狂気」を知っています。
私たちに出来ることは何かを考えた時、そうした「戦争」の実態を知り、この日本が今後も平和を続けていくための戒めとして、「過去の過ちを直視すること」が必要だとは思いませんか?
(当事者でない世代の者が、謝罪する必要はないとは思いますが…)
1冊目である本書を読んで、最初に感じたのは、「南京事件の実態は、思ったほど残虐な行為が、質・量ともに少ない」ということでした。
これなら、「どの戦闘地域でも起こり得ること」で、ことさらに「虐殺事件」として、特別扱いする必要はないかもしれない、と。
しかし、他の4冊を読んだ今、この一冊のみを以て判断するのは、早まった考え方だと、感じられます。
【あくまでも主観】
確かに、本書に登場する証言者たちのほとんどは「虐殺を見ていないし、話を聞いたこともなかった。戦後の東京裁判で初めて知った」と証言しています。
私は彼らが嘘をついているとは、思ってはいません。
でも、それはあくまで「虐殺はないと思った」という主観に過ぎません。
このため、彼らの証言を注意深く読むと、捕虜の殺害や、敗残兵の殲滅、便衣兵(ゲリラ)狩りについて言及されているのが分かります。
それなのに、彼らが「虐殺」と思わなかった理由。
それは、彼らが、第二次世界大戦前の軍国主義中心の教育を受けていたためで、彼らは、そうした行為の違法性・非人道性について、認識が十分でなかったからだと推測されます。
また、こうした処刑以外の、明らかに市民と思われる人々への暴行、強姦、略奪については、さすがに罪悪感があるため、それを行った元兵士が取材に応じるとは思えませんし、そこに記者が同行するとは考えられないので、目撃証言もほとんどないのでしょう。
【南京の広さ】
さらに注意が必要なのは、舞台となった南京の広さです。
その城壁で囲まれた部分の面積は、ほぼ山手線内の面積と同じです。
そのため、南京の城内を端から端まで一望することは、不可能でしょう。
著者の主張するように、証言をつなぎあわせ、南京事件の「真相」を知るのに、「48」は果たして十分な量と言えるでしょうか。
確かに、戦後40年も経っての証言集めは、相当な苦労があったことであろうし、その正確性を期する姿勢は好印象であったと言えます。
その意味で、加害者側の現地での体験を知る資料としての価値は認めます。
しかし、コメント欄に記載の別記「4.中国の旅」と同様、ルポルタージュの限界か、客観的資料による分析が不十分なため、南京事件の「真相」を見極めるには、最低もう一冊は、南京事件全体を俯瞰できる書物に接し、補強する必要性を感じました。
(2015年6月17日:追記)
2014年に南京事件に関する5冊の本を読み、本書を含め、すべてにレビューを掲載しました。
本書については、11件の「参考になった」票をいただき、ありがとうございました。
2015年になってから、コメント欄に記載のとおり、南京事件関連書籍を、2冊追加で読み、既読の5冊についても、ざっと読み返していく中で、思いついたことを述べます。
2014年時と現在でも本書に対する感想に変わりはありません。
しかし、2014年に読んだ5冊のうち「南京事件──『虐殺の構造』」(秦郁彦著)の中に、本書に関して、重要と思われる記述があるのを再確認しました。
それは、南京事件のような歴史的事件を検証する際、史料の種類により重要度が違うということです。
1.第一次史料 A公文書記録 B指揮官クラスの業務日誌・メモ類 C一般従軍者の私的日記・メモ類
2.第二次史料 D戦後の研究書・論文 E従軍者の戦後における回想記・回想談
以上、AからEになるに従い、史料的価値は低いとのこと。
これによると、本書は、Eの「従軍者の戦後における回想談」だけで構成されており、残念ながら、史料的価値は低いものとなっています(「従軍者」には、従軍記者も含めてよいと思われます)。
私は、もとのレビューの中で、感覚的に証言の数が少ないと記述しましたが、本書の著者の手法(「虐殺はありましたか」という偏った質問形式)で、いくら従軍者の証言を集めても、主観的に「捕虜の殺害や、敗残兵の殲滅、便衣兵(ゲリラ)狩り」が虐殺だと思われていない以上、「虐殺はなかった」という証言しか得られないことでしょう。
私は、新たにコメント欄に追記したとおり、政府の見解に近い立場(虐殺を肯定)であり、本書のような虐殺を否定する著作を認める立場ではないのです。
しかしながら、証言者が虐殺でないと主張しても、「捕虜の殺害や、敗残兵の殲滅、便衣兵(ゲリラ)狩り」が行われたことは認めています。
そして、これらは、客観的にみて虐殺であることは紛れもない事実ですので、史料的価値は低いものの、そうした証言を集め、本来の意図とは逆に肯定論を補強することになっているという意味を込めて、★4つを付けているものです。
本書を読んでみたいと思う方に申し上げたいことは、肯定論の著作も一冊は読んでみてください、ということです。
そのうえで、虐殺はあったのかどうか、ご自身で判断してみてください。
なお、本書には、櫻井よしこ氏による、こんな記述があります。
「私たちの親や祖父たちは、本当にそんな残虐なことをしたのだろうか。何十万もの人々を虫けらのように殺すような人たちだったのだろうか。私たちは、自分たちを信ずるに足らないような民族なのだろうか。」
この一文で、「そうだ、あの優しいおじいさんやおじさんがあんなことをするとは思えない」と感じる方も多いでしょう。
でも、それが、「戦争」なのです。
これは、日本民族だから、ということではなく、地球上のどの民族でも、そんな危険性を孕んでいます。
私は、第二次世界大戦とは無縁の世代ですが、多くの書物や映画で、「戦争の狂気」を知っています。
私たちに出来ることは何かを考えた時、そうした「戦争」の実態を知り、この日本が今後も平和を続けていくための戒めとして、「過去の過ちを直視すること」が必要だとは思いませんか?
(当事者でない世代の者が、謝罪する必要はないとは思いますが…)
2015年1月20日に日本でレビュー済み
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「南京で何があったのか」
そこが知りたかった所である。
これは当時を生きた人たちの実録である。
また、戦争とはどんなものかを改めて知ることになった。
戦争では人を殺すことが当たり前、
生きるために人を殺すのが戦争である。
平時に戦時のことを語っても意味がない。
残虐は戦時において珍しいことではない、それが戦争現場である。
また、報道内容は吟味が必要である。
書く人の意思が反映されることがある。
中国の国民性を知る必要がある。
日本人の国民性と比較することが必要。
南京に30万の人はいなかった事実。
さて、真実はいかに・・・。
自分の知識を整理できました。
そこが知りたかった所である。
これは当時を生きた人たちの実録である。
また、戦争とはどんなものかを改めて知ることになった。
戦争では人を殺すことが当たり前、
生きるために人を殺すのが戦争である。
平時に戦時のことを語っても意味がない。
残虐は戦時において珍しいことではない、それが戦争現場である。
また、報道内容は吟味が必要である。
書く人の意思が反映されることがある。
中国の国民性を知る必要がある。
日本人の国民性と比較することが必要。
南京に30万の人はいなかった事実。
さて、真実はいかに・・・。
自分の知識を整理できました。
2018年10月3日に日本でレビュー済み
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知らなかったことばかり。すり替えられた日本近代史がよく分かる内容。
2021年5月20日に日本でレビュー済み
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さすがに20年経過した本なので古本感がありますがその割には綺麗なので満足しています。