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企業の研究者をめざす皆さんへ ―Research That Matters Kindle版

4.4 5つ星のうち4.4 22個の評価

刻々と変化する世界経済や企業戦略の中で、基礎研究部門の果たすべき役割とは?研究員に求められるあり様とは?グローバル企業IBMの東京基礎研究所で所長を務めた著者が、これらの解答として日々発信してきたレターを集大成!さらにこれから企業の研究所を目指す学生にも重要なアドバイスを送ります。研究は「面白いから」やるのではない。「必要だから」やるのだ。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B01EQZOY92
  • 出版社 ‏ : ‎ 近代科学社 (2016/4/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/4/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 3641 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 178ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 22個の評価

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丸山 宏
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
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22グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本でいいたいことは、やはりタイトルのResearch that matters に集約されているかなぁと思っている。真実、原理を知りたいという知的好奇心のみからなるボーアの姿勢と、とりあえず動けばいいというエジソンの発明家の姿勢が合わさった、役に立ち、かつ普遍的な知見となるパスツールの姿勢こそが、企業の研究者として重要だということだ。これらのバランスを取るために、近年オープンイノベーション、産学連携などが行われていると思う。この考え方を絶えず意識して、残りの大学院での研究生活を送りたいと思う。

また、アウトプットが重要ということがなんども述べられている。
・科学の発展は、先行研究の積み重ねによって成し遂げられるので、論文、プレゼン、資料などでアウトプットして残しておくことが重要である。また、企業としてその研究を打ち切ることになっても、どこまで進んだのかを残しておくと、のちのち何か使えるかもしれないし、無駄にならない。

研究にとりかかるにあたって
・研究を始める前に、研究の成果をどのようにアピールするかを事前によく考える、究極的には、研究を始める前に論文の骨子を作っておく
そのためには何が必要かを考えて研究に取り組む
・人は自分の言葉で納得しないと行動につながらない 説得と納得の違い

 これは私も体験があって、B4で入ったときにはテーマを与えられて、この実験をやって、次はこの測定をして、というように指示されて"やらされていた”と感じていたので、研究が全く楽しくなかった。しかし、M1になって、やはり1年研究を続けていると知識・経験の蓄積のおかげで自分のテーマの位置づけをだいぶ理解できるようになってきて、主体的に、納得して研究に取り組めている。最初の姿勢としてまず自分のテーマはどういう位置づけで、何に貢献できるのか、という最終アウトプットを把握しておく、というのが納得してやる秘訣かなと思った。(自分は就活に際して、やっと本気で自分の研究が何に貢献しているのか、ということを考え始めたので。)それでも、やはり現在の研究は、基礎研究の域を出ないとは感じるし、それ自体の楽しさも十分わかる。この本は企業で、Reseach that matters の研究をやってみたいと思いなおすきっかけとなった。
 まぁ、個々人が担う役割というのは非常に小さくて、それらが相互につながって、科学というものは発展していくので、基礎研究はダメ、応用が偉いとかではなく、各々が、このreseach that matters を常に心がけることが重要であって、それは大学でも、企業でも変わらないと思った。なかなか目の前のことに振り回されて、見失いそうになりますが、たまには原点に立ち返ると、モチベーションが維持できるかなと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
IBM東京基礎研究所の所長だった著者による、研究職に対するあり方を綴った本書。同研究所の職員向けに書かれたBlog(ですます調の語り掛け)と本文(である調の言い切り)で文体が統一されていないのがやや目につきますが、シンクタンク以外の企業に於けるプロジェクトや仕事にも共通する、中庸の概念が示されています。Research that mattersという言葉に集約される、「社会へのインパクト」という研究成果の評価軸は特に参考になりました。組織をサイロ化させないようにするヒントも多数散りばめられています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
IBM東京基礎研究所で長らくご活躍されてきた著者による企業研究者サバイブ術をまとめた本。

しかしこれは企業研究者だけでなく、私のような国立研究所の研究員や、今や大学の教員にも役立つ本であると思います。

私自身、周囲や上役の要請により、新しい研究プロジェクトに関わったり、立ち上げたりしなければならないことがありました。
その時はイヤイヤ気分もありましたが、著者が述べられたように、与えられたテーマのなかにも、新しいことや分かっていないことは多く見つけられるのです!

多くの大学院博士課程の学生さんは、大学教員になりたいと思っていると推察します。
私もかつてそうでした。
やはり大学は居心地がいいですから…。
しかし今の時代、大学のポストは漸減しており、企業や国立研究所に活路を見出さざるを得ない人が多く出てきます。
企業や国立研究所では、その機関の方針に多かれ少なかれ従わねばならず、研究テーマの設定に必ず制約が課されます。
そのときに腐らずに新しい活路を見出せるかが仕事人生で重要になります。
本書はその時に頼りになるガイドになるでしょう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読もうと思ったきっかけは、博士課程がちょうどはじまったところで、研究のアウトプットが上手くできてないなと行き詰まっていたからです。この本の著者はその問題に対するいくつかのアドバイスをしており、例としてあげれば
1. 論文として文書を書く事を常に心がけろ
2. 高いインパクトファクターのあるジャーナルばかり目指すのではなく質より量を意識すればいずれは質も上がってくる
などのアドバイスが心に残りました
また、文章構成のコツで接続詞を除くように書けば文書の流れが良くなるというのを実践したところ、実際文書の構成がよくなり読みやすい文書をかけるようになりました
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月20日に日本でレビュー済み
本書では、「世の中にインパクトを与える研究」(Research That Matters)を成すたの研究の進め方やマネジメントのあり方が述べられています。

例えば、研究テーマを選ぶ時点でその研究が成功したときにどのようなデモを行うつもりかを考える、とか、研究者としてのキャリア形成には研究以外の業務の経験も大切である、など、IBMの研究所で研究者として、後には所長として経験を重ねた筆者の知見が随所に盛り込まれています。

題名どおり研究者をめざす学生に向けた記述もありますが、本書はむしろ、現役の研究者と研究開発部門のマネージャにとって参考になる本だと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理工系院生です。ポスドクの先輩に薦められて購入しました。
第1章、2章で述べられている、良い研究とは何か、適切な難しさの問題を選んで取り組むべきといった記述にはハッとさせられました。
普段なんとなく抱いていた疑問にしっくりくる答えがもらえ、大変参考になりました。
何度も読み返しています。学生にはぜひおすすめしたい本です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月10日に日本でレビュー済み
1)チャンスをつかむ、チャンスを生かす
著者の丸山氏は、IBM基礎研究所に入社後、大学で研究していた自然言語処理の研究を続け、学位も得たが、ビジネスとしての大きな成果には結びつかなかった。
その後、1996年から米国のインターネット事業部に出向したときに、マイクロソフト社がインターネット上のプッシュ型配信にXMLを採用するとの情報を入手した。丸山氏がたまたまこのプッシュ型配信の技術評価の経験を持っていた上に、このXMLのルーツであるSGMLを作ったIBM社がXMLに関する技術開発を一切行っていないという事実を知り、帰国後、自らチームを立ち上げて、XMLの技術開発に着手した。
その結果、XMLの標準が公開されると同時に、この標準に準拠したXML文書の解析ツールをリリースし、さらに、専門書を執筆するなど、この分野での第一人者としての地位を確立した。また、XMLとセキュリティの関係性に注目して、XML上でのデジタル署名や暗号化やwebサービスのセキュアに関する標準化の提案を行って、これに関しても、東京基礎研究所をIBM全社内で代表的な部門に育て上げた。

以上のように、丸山氏にとっては、米国のインターネット事業部に出向したことが彼の躍進の転機になったのだが、そこでマイクロソフトがプッシュ型配信に採用したXMLに注目したこと、そして、そのXMLとセキュリティとのシナジーの取組んだことは、彼がこのチャンスを的確にとらえ、成果に結びつけたことにほかならない。
チャンスを生かすこれ以外の方法論として、丸山氏は、以下のようなことを述べている。
①長期的なロードマップを立てるより、むしろ、成功の種になるチャンスを発見できるように常に気を配る。
②異業種の人との交流やオープンイノベーションを積極的に利用する。また、自分の技術課題に関する部署や現場とのコミュニケーションや情報収集を重視する。
③よい技術課題(または、研究テーマ)を見つけるには、その技術内容よりも、他の人がその技術成果を見た時に、どのように感じるかを考える。
④取組もうとしている技術課題と関連の深い人や影響力の大きい人へアピールする。
⑤他の人の興味が、技術を通して、自分にも向くように振る舞う。
⑥技術成果は、他の人にとっても理解でいるように、文書化しておく。

2)マネジメント
a)人を動かすには、人に関心を持ち、人が動きたくなる方法を考える。
b)評価は、主観的であるからこそ人が行うのであり、その主観的な判断を可能な限り明確に説明することに努める。
c)プレゼン資料において、1ページにおさめるテーマは1つに限定して主張内容を明確にし、動詞を含んだタイトルを用いてストーリをわかりやすくする。
2009年10月31日に日本でレビュー済み
日本IBMの東京基礎研究所で所長を務めた著者が、研究の進め方・キャリヤ形成の考え方などを研究員に対して発信してきたレター(社内ブログ)を中心にして構成された本です。企業研究者を目指す大学生〜大学院生は勿論のこと、企業研究者が読んでも参考になります。(そもそも、"所員向けのメッセージ"が基になっているのですから) MOT関連テキストのような堅苦しさはなく、とても読み易いです。
"Research That Matters"−"世の中にインパクトを与える(役に立つ)研究"を、研究者個人として/研究組織として どのように進めていけば良いのかについて、著者の思いが伝わってきます。「innovation は invention × insight」「説得より納得」など、切れ味の鋭い言葉を味わえます。そして、"人"を動かすのは
NeedではなくWant なんだな、と気付かされます。(ここで"人"は"自分"及び"相手"の両方の意を含みます)
他のトップクラスの技術屋さんの著書(例:「
プロ技術者になる エンジニアの勉強法 」、「 キヤノンの仕事術 」、「 技士道 十五ヶ条 ものづくりを極める術 」、「 若きエンジニアへの手紙―「実験」とは何か、「研究開発」の現場とは 」)と読み比べてみると面白いと思います。トップに立つ技術屋さんにはシッカリした「哲学」があることに気付かれることと思います。研究者に求められるのは個々の情報の間に潜む関係性("メタ情報")を見抜く" コンテキスト思考 力"("文脈力")だなぁと、本書を読みながら改めて思いました。

【主要目次】
第1章 企業における研究のあり方
第2章 研究について
第3章 コミュニケーションの大切さ
第4章 研究者のキャリア
第5章 リーダーシップについて
第6章 企業の研究所のマネジメント
第7章 知財・契約・技術倫理
第8章 研究所の風土
第9章 企業の研究者をめざす学生の皆さんへ
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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