本作は、JFK暗殺事件を題材としながらそれを描いた作品である。原作は、ご存じのようにS・キングの小説である。
小説とテレビドラマでは、表現媒体が違うからそれに合わせて設定が変わっているところもあるが、原作ファンも楽しめるドラマになっていると思う。
「JFK暗殺事件がなかったら歴史はどうなっていたか?」はアメリカ人なら誰もが考える歴史の「イフ」ではないだろうか。
日本人に例えるならば、本能寺で織田信長が死ななかったらどうなっていたか?
あるいは、坂本龍馬が暗殺されなかったらどうなっていたか?
というものに近いものがあるのではないだろうか。
政治家の絶頂期に暗殺されたケネディ大統領は「死んだ」ことによってアメリカ人の伝説となった。だからこそ、アメリカ人の誰もが「ケネディ大統領が生きていたら」と考えるのだ。
しかし、ケネディ大統領が暗殺されなかったとして本当にその後のアメリカが多くのアメリカ人が考えるような理想通りになるのかは誰にもわからない。
本作でも、ケネディ大統領暗殺を阻止して現代に戻った主人公に待っていたのは元の時代よりも悪くなっていたアメリカの現実だった。
結局、歴史とは再現性のない一回限りのものだから正解などないのだ。仮に、主人公が戻った現代が元の時代よりよくなっていたとしてもそれがケネディ大統領暗殺事件を阻止したことだけの結果かはわからない。
視聴者は、主人公の戻った現代の歴史が元の時代より悪くなっていたからすぐに歴史を変えることの間違いに気づくが、元の時代よりよくなっていたとしてもやはり歴史を変えるのは間違いではないだろうか。歴史をつくっていくのは、未来の人間ではなく、あくまでも今生きている人々の責任だと思う。仮に、時間旅行で歴史を変えて今以上に世界がよくなったとしてもそれは未来人の傲慢でしかないだろう。
元の世界に戻り、現実をみた主人公がした選択は歴史を今一度リセットすることだった。過去に戻った主人公は死んだはずの恋人に出会うが彼の選択は「永遠の罠」から逃れる為に恋人と関わらないという選択だった。歴史を変えようとすれば、過去が邪魔してくるが、歴史に干渉しなければ恋人も死なずにすむ。それが、主人公の選択だった。
主人公は、結局何もしなかった(歴史に干渉しなかった)。だからこそ、ラストの展開は涙なしにみることは出来ない。本作が優れているのは、安易な時間旅行ものに終始しなかったことではないだろうか。
みたことがない方には、ぜひお薦めしたいサスペンスドラマ。ケネディ大統領暗殺事件を知っている方ならば、ニヤリと出来るシーンがいくつも出てくるので必見。
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フォーマット | Blu-ray, 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | T・R・ナイト, ジョシュ・デュアメル, ルーシー・フライ, ケヴィン・J・オコナー, チェリー・ジョーンズ, ジョージ・マッケイ, サラ・ガドン, ダニエル・ウェバー, クリス・クーパー, ジェームズ・フランコ 表示を増やす |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 7 時間 17 分 |
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11.22.63 コンプリート・ボックス (2枚組) [Blu-ray] | 11.22.63 コンプリート・ボックス (5枚組) [DVD] | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
34
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5つ星のうち4.2
34
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価格 | ¥6,837¥6,837 | ¥4,200¥4,200 |
製品仕様 | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2017/4/12 | 2017/4/12 |
商品の説明
高校教師のジェイク(ジェームズ・フランコ)は、ある日なじみのダイナーの店主アル(クリス・クーパー)に呼び出された。
ガンに犯された自分に代わって、受け継いでほしいことがあると言う。
それは、過去に通じているというアルの店の物置の奥にある「ウサギの穴」から、
1960年にタイムスリップしてケネディ暗殺を阻止するという悲願の達成だった。
1960年のメイン州に飛ばされたジェイクは、暗殺犯とされるリー・H・オズワルド(ダニエル・ウェバー)の住むダラスに向かう。
現代と同じく教師の職を得たジェイクは、学校の司書であるセイディ(サラ・ガドン)と運命の出会いを果たす。
【エピソードリスト】
No.1 ウサギの穴 Part I & II
No.2 ハロウィーンの惨劇
No.3 盗聴
No.4 謎の監視者
No.5 セイディと少将
No.6 ハッピーバースデイ、オズワルド
No.7 11/22/63
No.8 地上より永遠に
※パッケージデザインは変更になる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 200 g
- EAN : 4548967318579
- メディア形式 : Blu-ray, 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 7 時間 17 分
- 発売日 : 2017/4/12
- 出演 : ジェームズ・フランコ, サラ・ガドン, チェリー・ジョーンズ, ルーシー・フライ, ジョージ・マッケイ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- ASIN : B01N226OF6
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 78,834位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,663位ブルーレイ テレビドラマ
- - 2,038位アメリカのTVドラマ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作既読者です、映像化するにあたり原作には無い展開があります
若干の違和感がありますがある意味で別物と割り切れば問題無く楽しめました
米政府により真相は封印されたままの事件を主題に据えて
タイムトラベルとういSFチックな面を取り入れ流石に原作者の力量を感じます
原作を気にせずに映像を楽しんで頂きたい作品でしょう
若干の違和感がありますがある意味で別物と割り切れば問題無く楽しめました
米政府により真相は封印されたままの事件を主題に据えて
タイムトラベルとういSFチックな面を取り入れ流石に原作者の力量を感じます
原作を気にせずに映像を楽しんで頂きたい作品でしょう
2017年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全話通してみると、とてもよくできている作品だと思いますし、ストーリーも個人的にはとても好きな内容でした。
これまで色々な海外ドラマを観てきましたが、サスペンス系でよくある、物語の序盤での伏線が「あれってどうなった?」的に全然生かされていないものも多いなか、この作品はそのへんをちゃんと最終話までに紐付け出来ている点が高く評価できると感じます。
例えば初めて過去に旅立った際にやたらと目立つピンクのスポーツカーが走り去る描写も、ちゃんと意味があってもう一度、第1話を見直したくなっちゃいます。
結末も感動的で、誰もが過去に戻れたら…と一度は考えたことがあると思いますが過去の、あるポイントだけを変更しても未来が望み通りになるかというとそうとは限らないし、むしろ過去は振り返らず自分が生きているその時代を懸命に生きていくことが各々の幸せにつながるというメッセージが込められている作品なのかなと感じました。
また、続編がなさそうなのも良いですね!全8話ですっぱり終わるというのも最近の海外ドラマにはないプレミアム感が感じられます。
特典映像は、1963年当時のパレードの映像と共にスティーブンキング本人が作品についてコメントしていたり、出演者の舞台裏なども見ることができなかなか見応えがあります。ぜひ多くの人に観て欲しいです。オススメできます!
これまで色々な海外ドラマを観てきましたが、サスペンス系でよくある、物語の序盤での伏線が「あれってどうなった?」的に全然生かされていないものも多いなか、この作品はそのへんをちゃんと最終話までに紐付け出来ている点が高く評価できると感じます。
例えば初めて過去に旅立った際にやたらと目立つピンクのスポーツカーが走り去る描写も、ちゃんと意味があってもう一度、第1話を見直したくなっちゃいます。
結末も感動的で、誰もが過去に戻れたら…と一度は考えたことがあると思いますが過去の、あるポイントだけを変更しても未来が望み通りになるかというとそうとは限らないし、むしろ過去は振り返らず自分が生きているその時代を懸命に生きていくことが各々の幸せにつながるというメッセージが込められている作品なのかなと感じました。
また、続編がなさそうなのも良いですね!全8話ですっぱり終わるというのも最近の海外ドラマにはないプレミアム感が感じられます。
特典映像は、1963年当時のパレードの映像と共にスティーブンキング本人が作品についてコメントしていたり、出演者の舞台裏なども見ることができなかなか見応えがあります。ぜひ多くの人に観て欲しいです。オススメできます!
2018年2月14日に日本でレビュー済み
ありふれた感じで嫌だなぁ~っと何となく敬遠していたんですが、、
見出すと、激ハマリです。
今更感ありのテーマですが・・非常に味のあるシナリオで、入念に練られています。
尺も丁度良く、間延び感が皆無で終始楽しい。
久々のプチ当たりサスペンスかもw
60年代が忠実に再現されており、音楽も良い。
落ち着いたら再度見直したいドラマです。
見出すと、激ハマリです。
今更感ありのテーマですが・・非常に味のあるシナリオで、入念に練られています。
尺も丁度良く、間延び感が皆無で終始楽しい。
久々のプチ当たりサスペンスかもw
60年代が忠実に再現されており、音楽も良い。
落ち着いたら再度見直したいドラマです。
2017年6月11日に日本でレビュー済み
スティーブン・キング原作でJFK暗殺を阻止。
キングを知る人なら、「まあ、ああなるんじゃないか」何となく結末の予想はつく。
主演はジェームズ・フランコ。日本ではどのような印象の俳優かわからないが、最近では冗談なのか本気なのか自ら監督として自身の映画プロダクションから映画を作りまくっており(日本で公開されることはまずないし、評価もまちまちというかほとんど評価されていない)、どんな需要があるのかアメリカ文学の名作を自身監督&主演で映画化してみたり(フォークナー『怒りと響き』)、史上最もつまらない映画の一つにしてカルト的人気を誇る''The Room''のメイキングムービーを作ってみたり(これはiMdbでは評価が高い)とまるで意図が不明で興味が尽きない。
しかも、二枚目俳優としてまあまあな評価を得る一方、これまたカルト的人気を誇る学園ドラマの傑作フリークス&ギークス時代からの盟友セス・ローゲンと共に堂々バカ映画に出演し、俳優としての自身のイメージをマットデイモンやディカプリオのようには決してブランド化させない。
何とも侮れない男なのだ。そんな彼がキング原作のドラマに出演となれば見ないわけにはいかない。
そういうわけで、このドラマを見る最初の動機は言ってみれば単に二人のクリエイターへの付き合いで見てる、そんな感じで3話ぐらいまではなかなか集中してみれなかった。しかしそれも本作の美しきヒロイン、セイディーが登場するまでだ。セイディーが物語に登場する事により面白さは一変する。我々は主人公ジェイクとともに彼女に一目惚れしてしまうのだ。
「ジェイク、彼女を決して見捨てるんじゃないぞ!そうだジェイク、それでいい。オズワルドなんかほっとけ。セイディーになんて事しやがるんだこの野郎!」セイディーに恋した我々は、いつのまにか主人公ジェイクと同化する。ジェイクの演技の絶妙な親近感はフランコでなければ表現できまい。そう、ジェームス・フランコで正解だったのだ。
内容については多くを語らまい。物語は歴史的な時系列に沿ってオズワルドの行動とともに進んでいく。その一方でこのドラマはジェイクとセイディーの愛の物語なのだ。二人は、物語に絡んで展開する障壁を乗り越えさらに愛を深めていく。愛し合う二人は片時もそばを離れようとしない。だが、物語が終焉に向かうにつれ、二人の行方には徐々に悲しみがまとい始める。我々はそれに何となく気づきつつも、二人から目が離せないのだ。そしてついに迎える運命の瞬間。ジェイクはJFK暗殺を阻止する事が出来るのだろうか?
もし過去に戻ってJFKの暗殺を阻止出来たとしたらというテーマ、21世紀を迎えてなお、アメリカにとって未だ大きな意味を持つ歴史的出来事の、アメリカの将来に不安を覚えるアメリカ人なら誰しも1度は考えた事があるかも知れない空想の、もし/IF だったならというその希望的観測へのキングの回答がここにある。それは絶望か希望か。
そして、来るべきラスト。「全ては最後の10分の為に」このドラマを見るべき価値がある。このラストがなかったなら、単なるキング原作の佳作の一つとして終わったかもしれない。全ての伏線は集約されて、我々が予想だにしないそれはそれは美しいエンディングが訪れる。ああ、それが何と悲しくも美しいエンディングである事か。何度見ても泣ける。文句無しに傑作。
キングを知る人なら、「まあ、ああなるんじゃないか」何となく結末の予想はつく。
主演はジェームズ・フランコ。日本ではどのような印象の俳優かわからないが、最近では冗談なのか本気なのか自ら監督として自身の映画プロダクションから映画を作りまくっており(日本で公開されることはまずないし、評価もまちまちというかほとんど評価されていない)、どんな需要があるのかアメリカ文学の名作を自身監督&主演で映画化してみたり(フォークナー『怒りと響き』)、史上最もつまらない映画の一つにしてカルト的人気を誇る''The Room''のメイキングムービーを作ってみたり(これはiMdbでは評価が高い)とまるで意図が不明で興味が尽きない。
しかも、二枚目俳優としてまあまあな評価を得る一方、これまたカルト的人気を誇る学園ドラマの傑作フリークス&ギークス時代からの盟友セス・ローゲンと共に堂々バカ映画に出演し、俳優としての自身のイメージをマットデイモンやディカプリオのようには決してブランド化させない。
何とも侮れない男なのだ。そんな彼がキング原作のドラマに出演となれば見ないわけにはいかない。
そういうわけで、このドラマを見る最初の動機は言ってみれば単に二人のクリエイターへの付き合いで見てる、そんな感じで3話ぐらいまではなかなか集中してみれなかった。しかしそれも本作の美しきヒロイン、セイディーが登場するまでだ。セイディーが物語に登場する事により面白さは一変する。我々は主人公ジェイクとともに彼女に一目惚れしてしまうのだ。
「ジェイク、彼女を決して見捨てるんじゃないぞ!そうだジェイク、それでいい。オズワルドなんかほっとけ。セイディーになんて事しやがるんだこの野郎!」セイディーに恋した我々は、いつのまにか主人公ジェイクと同化する。ジェイクの演技の絶妙な親近感はフランコでなければ表現できまい。そう、ジェームス・フランコで正解だったのだ。
内容については多くを語らまい。物語は歴史的な時系列に沿ってオズワルドの行動とともに進んでいく。その一方でこのドラマはジェイクとセイディーの愛の物語なのだ。二人は、物語に絡んで展開する障壁を乗り越えさらに愛を深めていく。愛し合う二人は片時もそばを離れようとしない。だが、物語が終焉に向かうにつれ、二人の行方には徐々に悲しみがまとい始める。我々はそれに何となく気づきつつも、二人から目が離せないのだ。そしてついに迎える運命の瞬間。ジェイクはJFK暗殺を阻止する事が出来るのだろうか?
もし過去に戻ってJFKの暗殺を阻止出来たとしたらというテーマ、21世紀を迎えてなお、アメリカにとって未だ大きな意味を持つ歴史的出来事の、アメリカの将来に不安を覚えるアメリカ人なら誰しも1度は考えた事があるかも知れない空想の、もし/IF だったならというその希望的観測へのキングの回答がここにある。それは絶望か希望か。
そして、来るべきラスト。「全ては最後の10分の為に」このドラマを見るべき価値がある。このラストがなかったなら、単なるキング原作の佳作の一つとして終わったかもしれない。全ての伏線は集約されて、我々が予想だにしないそれはそれは美しいエンディングが訪れる。ああ、それが何と悲しくも美しいエンディングである事か。何度見ても泣ける。文句無しに傑作。
2017年5月25日に日本でレビュー済み
はじめはまーよくある連続ものかなと、暇つぶしにはよいかなと
いい加減な気持ちで鑑賞いたしてました。
途中のお話でも「大丈夫かな、このひとたち」などと
ガマンできないオヤジ感覚でどうしたものかと危惧しておりました。
最後まで鑑賞いたしました。
「よい」
感涙完璧恐れ入りましたすみませんです。
無駄を省いていい大人になるために
どうすべきか。
ああ、まだまだオレは駄目だと思わせ、反省してしまう
趣味の良さが根底にきちんとあるちゃんとした傑作です。
すてきな作品。
いい加減な気持ちで鑑賞いたしてました。
途中のお話でも「大丈夫かな、このひとたち」などと
ガマンできないオヤジ感覚でどうしたものかと危惧しておりました。
最後まで鑑賞いたしました。
「よい」
感涙完璧恐れ入りましたすみませんです。
無駄を省いていい大人になるために
どうすべきか。
ああ、まだまだオレは駄目だと思わせ、反省してしまう
趣味の良さが根底にきちんとあるちゃんとした傑作です。
すてきな作品。
2017年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作を読んでから拝見。大抵のキング作品は映像化すると、、、、だが、素晴らしい出来だった。キャラクター設定も良く、ラストの雰囲気も原作を読み終わった時に、何となく空を見上げたアノ時を思い出した。原作を読んでいた時は、セイディは若い頃のニコール・キッドマンでイメージしてたが、サラ-ガドン。世の中にはキレイな人って沢山いるんだな〜。
2017年10月15日に日本でレビュー済み
キング作品は長大な原作ため映画の枠には収まりにくい。
その作品は、基本的には散々描かれてきたネタ(ドラキュラ、ゾンビ、悪意のある家・部屋etc)がベースで、それだけであれば大したことがないのだけど、その事件(現象)に遭遇した人々を緻密に描き、そのバックボーンに家族、友人、恋人同士の愛情、友情が濃厚に描かれるからこそ魅力があるものになる。そのため2時間くらいの映画ではストーリーだけを追うことになり物足りない。
その点、この作品は全8話7時間強という時間を得て、その世界を見事に映像化している(キング自身もプロデューサーに名を連ねているし!)。
JFKの暗殺阻止というメインプロットも惹かれるが、そこに至るまでの主人公の苦闘、ヒロインとの出会いなど盛りだくさんの内容が、美しい60年代のセットとオープンロケを得て見事に描かれる。
キングのひねりのある設定を丁寧に脚本化し、ジェームズ・フランコにサラ・ガドンの主演二人の見事な演技を堪能できるだけでなく、テレビとは思えない映像の美しさも見もので、ピアノのシーンやダンスのシーンの美しさは格別で画面に引き込まれる。
ホッパーを思わせるような映像がところどこに挟まれてノスタルジックな画像は特にアメリカ人にはたまらないのでは?
キング原作の映像化は山ほどあるが、その中でも成功作である「グリーンマイル」「IT」「スタンドバイミー」辺りのテイストが好きな人にはおススメ!
その作品は、基本的には散々描かれてきたネタ(ドラキュラ、ゾンビ、悪意のある家・部屋etc)がベースで、それだけであれば大したことがないのだけど、その事件(現象)に遭遇した人々を緻密に描き、そのバックボーンに家族、友人、恋人同士の愛情、友情が濃厚に描かれるからこそ魅力があるものになる。そのため2時間くらいの映画ではストーリーだけを追うことになり物足りない。
その点、この作品は全8話7時間強という時間を得て、その世界を見事に映像化している(キング自身もプロデューサーに名を連ねているし!)。
JFKの暗殺阻止というメインプロットも惹かれるが、そこに至るまでの主人公の苦闘、ヒロインとの出会いなど盛りだくさんの内容が、美しい60年代のセットとオープンロケを得て見事に描かれる。
キングのひねりのある設定を丁寧に脚本化し、ジェームズ・フランコにサラ・ガドンの主演二人の見事な演技を堪能できるだけでなく、テレビとは思えない映像の美しさも見もので、ピアノのシーンやダンスのシーンの美しさは格別で画面に引き込まれる。
ホッパーを思わせるような映像がところどこに挟まれてノスタルジックな画像は特にアメリカ人にはたまらないのでは?
キング原作の映像化は山ほどあるが、その中でも成功作である「グリーンマイル」「IT」「スタンドバイミー」辺りのテイストが好きな人にはおススメ!