抗精神薬の身体副作用がわかる。長峰敬彦医師。
本書は統合失調症治療薬である抗精神病薬の副作用の代表的なものを取り上げて解説している。
著者は精神科病院で身体疾患の治療をしている内科医として精神疾患患者の身体の治療に従事された医師です。
身体副作用は、主に、循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌・代謝系、神経・運動器系、免疫・アレルギー系にわけて全部で二十の病態が紹介されている。
従来の教科書とは違い、薬を服用しなくてはいけない患者の側に立った記述が多いように感じられた。
不快な副作用を避けて、あれを除き、これも除いていき、論旨は少々理想的なままかと、読み始めた当初は思ったが、
著者もそこまでは断言せず、理屈ですべて割り切れるわけではない臨床のさまざまな実態に配慮した書き方をしておられる。
服薬のコンプライアンスにとどまらず、アドヒアランスとか、さらにコラボレーションなどという最近の流れについても解説されている。
読みやすく、知識の整理にも役立ち、いっそう精神科治療の視野が広くなる本です。
本書を読んで自身に起きている。副作用に気づいた訳です。
精神科治療薬処方ガイドブックと精神薬理学エッセンシャルズを読んで減断薬への道へ進むことが出来て、お陰様で今は寛解して、以前の様に過ごす出来る様になった訳です。
子供への抗精神薬投与によって、統合失調症に至った症例も沢山あります。また、以前に比べて、精神疾患患者が減らず逆に増えているのは過剰診断もしくは、診断基準のインフレによるものではないかと思います。
レッテル貼りに終始するのは辞めて欲しいです。
新阿武山病院の岡村医師は、昔ホームDrの親戚の方で数年前から、精神科医療の在り方に疑問や問題定義をされていて、治療法の中に運動療法を併用する事を取り入れて治療効果を上げています。
最近では、イタリアの精神医学界の動向にも注視されています。生物学的精神医学から社会精神医学がこれからの精神医学だと思います。
セレトニン仮説は半世紀以上経っても科学的証明されていないにも関わらすセレトニンを一時的に増やす抗鬱剤が開発され使用されるのも如何なものかと思います。
抗不安薬や眠剤を長期漫然投与にも疑問です。海外が正しい訳じゃないけど、1ヶ月単位で休薬している事からでも日本は異常事態ではないしょうか?
例えば、抗鬱剤➕抗精神薬➕ベンゾジアゼピン系の併用にもエビデンスがない。
もう少し精神科医は安直な投薬をせずにもっと慎重であって欲しいです。抗精神薬での死亡例は表面化されていませんが、顕著に増加傾向を呈しています。
国際的に見ても、日本が如何に投与剤数が多いかです。
最近日本でも統合失調症の患者の中に治療終了と言う例も出始めてもいます。
患者は増える。精神科クリニックは増える。投薬も増える。ようやくブレーキが厚労省も見かねて規制がかかる様な状況です。
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抗精神病薬の「身体副作用」がわかる: The third disease 単行本 – 2006/6/29
長嶺敬彦
(著)
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- 本の長さ179ページ
- 言語日本語
- 出版社医学書院
- 発売日2006/6/29
- ISBN-104260002791
- ISBN-13978-4260002790
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登録情報
- 出版社 : 医学書院 (2006/6/29)
- 発売日 : 2006/6/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 179ページ
- ISBN-10 : 4260002791
- ISBN-13 : 978-4260002790
- Amazon 売れ筋ランキング: - 116,664位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2016年3月21日に日本でレビュー済み
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2008年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は統合失調症治療薬である抗精神病薬の副作用の代表的なものを取り上げて解説している。
著者は精神科病院で身体疾患の治療をしている内科医だという。
身体副作用は、主に、循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌・代謝系、神経・運動器系、免疫・アレルギー系にわけて全部で二十の病態が紹介されている。
読後感だが、従来の教科書とは違い、薬を服用しなくてはいけない患者の側に立った記述が多いように感じられた。
不快な副作用を避けて、あれを除き、これも除いていき、論旨は少々理想的なままかと、読み始めた当初は思ったが、
著者もそこまでは断言せず、理屈ですべて割り切れるわけではない臨床のさまざまな実態に配慮した書き方をしておられる。
服薬のコンプライアンスにとどまらず、アドヒアランスとか、さらにコラボレーションなどという最近の流れについても解説されている。
読みやすく、知識の整理にも役立ち、いっそう精神科治療の視野が広くなる本である。
著者は精神科病院で身体疾患の治療をしている内科医だという。
身体副作用は、主に、循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌・代謝系、神経・運動器系、免疫・アレルギー系にわけて全部で二十の病態が紹介されている。
読後感だが、従来の教科書とは違い、薬を服用しなくてはいけない患者の側に立った記述が多いように感じられた。
不快な副作用を避けて、あれを除き、これも除いていき、論旨は少々理想的なままかと、読み始めた当初は思ったが、
著者もそこまでは断言せず、理屈ですべて割り切れるわけではない臨床のさまざまな実態に配慮した書き方をしておられる。
服薬のコンプライアンスにとどまらず、アドヒアランスとか、さらにコラボレーションなどという最近の流れについても解説されている。
読みやすく、知識の整理にも役立ち、いっそう精神科治療の視野が広くなる本である。
2006年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の処方されている薬に、
どんな副作用があるのか知りたくて購入しました。
しかし、内容は専門用語のならぶ副作用解説であり、
とても患者および家族などが手にして理解出来る物ではありません。
明らかに、医者や医学生など、医学関係者に向けて作られた本です。
そう考えて中身を見ると、非常に丁寧な構成である良い本だと思われます。
抗精神薬を服用している患者やその家族の方には、
「こころの治療薬ハンドブック」(青葉安里 著)の方をオススメします。
どんな副作用があるのか知りたくて購入しました。
しかし、内容は専門用語のならぶ副作用解説であり、
とても患者および家族などが手にして理解出来る物ではありません。
明らかに、医者や医学生など、医学関係者に向けて作られた本です。
そう考えて中身を見ると、非常に丁寧な構成である良い本だと思われます。
抗精神薬を服用している患者やその家族の方には、
「こころの治療薬ハンドブック」(青葉安里 著)の方をオススメします。
2008年7月9日に日本でレビュー済み
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「抗精神薬」=「統合失調症」の薬というイメージが高いかと思います。実際の普通
の利用方法として選択される薬でもあります。
その抗精神病薬、特に非定型と呼ばれる薬が間違った形で安易に処方されています。
統合失調症以外の患者にも「何もかもの意欲を無くし鎮静させる」用途で使用されて
います。患者を医師の意見のイエスマンにさせる為に使われることも多いのです。
そのことを指摘する本も現在は数多く出版されているようですがまだ周知されていな
い、気がついていないのが実情です。もっと言えば医師や製薬会社の隠蔽か?
また統合失調症向けの薬剤は高額なものが多く、自立支援法や旧公費負担にて患者の
気づかないうちに国保や社保や保険組合から医師、製薬会社へと利潤が回っていくの
です。
その「身体副作用」というのはこの本に書かれている通り多岐に渡ります。なかには
いちど受けた副作用を完治させることは難しい病気もあります。それこそ早期発見、
早期治療に尽きます。わたし自身、沢山の内科的副作用を受け、気がつくのが遅けれ
ば、待っていたのは「早死に」でした。
統合失調症患者、患者家族、そして別の病気にて抗精神病薬を投薬されている人には
是非読んでいただき、自分がどのようなリスクのある薬を処方されているのかを理解
することが肝要です。医学書ですので人によっては内容が少し難しめに書かれている
と感じるかもしれませんがそれでも一般の患者にも平易で分かりやすく説明している
本です。
の利用方法として選択される薬でもあります。
その抗精神病薬、特に非定型と呼ばれる薬が間違った形で安易に処方されています。
統合失調症以外の患者にも「何もかもの意欲を無くし鎮静させる」用途で使用されて
います。患者を医師の意見のイエスマンにさせる為に使われることも多いのです。
そのことを指摘する本も現在は数多く出版されているようですがまだ周知されていな
い、気がついていないのが実情です。もっと言えば医師や製薬会社の隠蔽か?
また統合失調症向けの薬剤は高額なものが多く、自立支援法や旧公費負担にて患者の
気づかないうちに国保や社保や保険組合から医師、製薬会社へと利潤が回っていくの
です。
その「身体副作用」というのはこの本に書かれている通り多岐に渡ります。なかには
いちど受けた副作用を完治させることは難しい病気もあります。それこそ早期発見、
早期治療に尽きます。わたし自身、沢山の内科的副作用を受け、気がつくのが遅けれ
ば、待っていたのは「早死に」でした。
統合失調症患者、患者家族、そして別の病気にて抗精神病薬を投薬されている人には
是非読んでいただき、自分がどのようなリスクのある薬を処方されているのかを理解
することが肝要です。医学書ですので人によっては内容が少し難しめに書かれている
と感じるかもしれませんがそれでも一般の患者にも平易で分かりやすく説明している
本です。
2008年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
精神疾患でおこりうる副作用が網羅してあるので、大変勉強になります。
わかりやすく平易な言葉を選んでかいていあるので、専門外、
特に内科などのメジャーを選ぶ人には大変わかりやすい、いい本だと思います。
副作用がでたときにどのように対処していくかもう少しかいてほしいと思いました。
これは精神科医自身も対処の仕方になやんでいるところがあり、そこらへんにもう少し
内科医としての、アドバイスや最近の話題などを取り入れてほしかったと思います。
しかし、そのような面を越えて、すべての人が一度は目をとおしておくと、
(特に精神科ローテート中の研修医が1か月の内に)日本の精神医療全体が進歩するだろう
と思いました。おすすめの本です。
わかりやすく平易な言葉を選んでかいていあるので、専門外、
特に内科などのメジャーを選ぶ人には大変わかりやすい、いい本だと思います。
副作用がでたときにどのように対処していくかもう少しかいてほしいと思いました。
これは精神科医自身も対処の仕方になやんでいるところがあり、そこらへんにもう少し
内科医としての、アドバイスや最近の話題などを取り入れてほしかったと思います。
しかし、そのような面を越えて、すべての人が一度は目をとおしておくと、
(特に精神科ローテート中の研修医が1か月の内に)日本の精神医療全体が進歩するだろう
と思いました。おすすめの本です。
2014年3月12日に日本でレビュー済み
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これからの時代、抗精神病薬を使用する人口は増えると思う。自分自身も。初めて知ったこともあるし、今まで知っていることも、機序が分かるように書いてあるので理解しやすいです。また読みやすいためスッと頭の中に入ってくる。
いい本だと思います。
いい本だと思います。
2011年6月1日に日本でレビュー済み
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医療は酷いと思います。自分が出した薬を自分たちは飲むのか?と聞きたい。患者はただ悩みを話に病院に行ったのではありませんか?誰も体調が不調なら我慢もしませが早めに診てもらおうともするでしょう。薬をもらいに行ったのではありませんよ。薬を飲んだ者はみんな具合が悪いでしょう。それを飲み始めに言わない。説明しない。そして服用後の凄い副作用も病気の症状、止めようとして凄い離脱症状に襲われても病気の症状、能力が落ちた事も病気の症状、服用後に異常に腹が減るのも病気の症状、肥満体になったのも病気の症状、集中力が落ちたのも病気の症状、根気がなくなったのも病気の症状、本が読めないのも病気の症状…もう精神医療はムチャクチャです。体も悪くなり内臓も悪く骨も脆くなり心臓も悪くなる。その上に全てを失い希望も家族も無くした患者を医療関係者は責め立て、副作用の為の呂律が回らない事や表情や歩き方やその他を笑い話にしています。そういう場に何度も遭遇した。そしてこんな酷い処方をした医者を先生、先生と奉る。文句言ったら国の方針だから私達にはどうにもならないのよ。言う。どうしようもない医療だと思います。
2010年6月19日に日本でレビュー済み
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私は医療従事者ですが、大変勉強になります。精神科領域に携わる医療従事者はもちろん、違う医療従事者も知っていて損はないです。各病棟などに一冊ずつ常備して欲しい本です。