悪党に粛清を [DVD]
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商品の説明
内容紹介
★特典映像収録決定!
○メイキング
○インタビュー(マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン)
○予告篇集(オリジナル・日本版)
神はなぜ、復讐という業を背負わせたのか
“北欧の至宝"マッツ・ミケルセン主演によるウェスタン・ノワール・アクション!
『007/カジノ・ロワイヤル』のル・シッフル役、「ハンニバル」のレクター博士役で世界的人気を獲得した国際派俳優 マッツ・ミケルセン主演最新作!
各国のの映画祭が熱狂したウェスタン・ノワール・アクション! ! !
新宿武蔵野館ほかにて大ヒットロードショー公開
<キャスト>
マッツ・ミケルセン 「ハンニバル」『偽りなき者』『Rogue One(原題/SWスピンオフ)』
エヴァ・グリーン 『シン・シティ 復讐の女神』『ダーク・シャドウ』
ジェフリー・ディーン・モーガン『タイム・トゥ・ラン』『レッド・ドーン』
ジョナサン・プライス『黄金のアデーレ 名画の期間』『G.I.ジョー』
<スタッフ>
クリスチャン・レヴリング 『キング・イズ・アライヴ』
シセ・グラム・ヨーゲルセン 『真夜中のゆりかご』『偽りなき者』『未来を生きる君たちへ』
クリスチャン・レヴリング、フィリップ・シェルビー 『未来を生きる君たちへ』
イェンス・スクローザー 『推理作家ポー 最期の5日間』
<ストーリー>
1870年代アメリカーー。元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立つ。7年後、事業も軌道に乗り妻子を呼び寄せ再会を喜びあったのもの束の間、非情にも目の前で妻子を殺されてしまう。怒りのあまり犯人を見つけ出し射殺したジョンだったが、犯人はこの辺り一帯を支配する悪名高いデラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だったこととから彼の怒りを買う。更にその弟の情婦で声を失ったメデリン(エヴァ・グリーン)も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐劇がはじまった・・・。
★“北欧の至宝"デンマークを代表する国際派俳優マッツ・ミケルセン待望の主演最新作!
「ハンニバル」「007/カジノ・ロワイヤル」でブレイク。「偽りなき者ではのカンヌ国際映画祭主演男優賞受賞を獲得!
★エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガンら実力派キャストが共演!
★カンヌ国際映画祭正式出品。このほかシカゴ、ロンドンなど世界中10以上の国際映画祭に出品され高い評価を獲得!
【DVD仕様】2014年/デンマーク・イギリス・南アフリカ/カラー/本編93分/16:9LB(シネマスコープ)/片面1層/音声:1.英語ドルビーデジタル5.1ch 2.日本語吹替ドルビーデジタル5.1ch/1.日本語字幕 2.吹替用字幕/1枚組
※仕様は変更となる場合がございます。
(C)2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa
発売元:クロックワークス/東北新社 Presented by スターチャンネル
販売元:TCエンタテインメント
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『偽りなき者』のマッツ・ミケルセン主演によるウエスタン・ノワール。1870年代、元兵士のジョンは敗戦で荒れたデンマークからアメリカへと旅立つ。7年後、事業も軌道に乗り妻子を呼び寄せたのも束の間、目の前で妻子を殺されてしまう。
内容(「Oricon」データベースより)
1870年代アメリカ。元兵士のジョンは、敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立つ。7年後、事業も軌道に乗り妻子を呼び寄せ再会を喜びあったのもの束の間、目の前で妻子を殺されてしまう。怒りのあまり犯人を見つけ出し射殺したが、犯人はこの辺り一帯を支配する、悪名高いデラルー大佐の弟だったこととから彼の怒りを買ってしまう。マッツ・ミケルセン主演によるウェスタン・ノワール・アクション。
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4562474172035
- 監督 : クリスチャン・レヴリング
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 33 分
- 発売日 : 2016/4/29
- 出演 : マッツ・ミケルセン, エヴァ・グリーン, ジェフリー・ディーン・モーガン, ジョナサン・プライス
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B01BGFUDKE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 95,229位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,447位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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メインのキャストが、まさにハマり役でとても良いです!
北欧製のウエスタンをどう呼ぶのか知らないがIMDBのレビューを見たら、デンマークを象徴する食べ物 Smørrebrød(オープンサンドウイッチ)にちなんでスモーブロー・ウエスタンと呼ぶらしい。
これは日本でなじみのスエーデン料理のスモーガス・ボード(いわゆるバイキング料理)の延長線上にあって、日本から見ればスモーガスもスモーブローも似たようなもの。
イタリー発ウエスタンが日本ではマカロニ・ウエスタン(西欧ではスパゲッティー・ウエスタン)として定着したように、いずれOOO・ウエスタンとなるだろうけれど、とりあえずここはスモーガス・ウエスタンと、勝手に命名。(笑)
さて、オリジナル・タイトル”SALVATION”とは、「ある対象にとって、好ましくない状態を改善して(脱して)、望ましい状態へと変える(達する)こと」とWIKIにある通り、を実行した男の物語。
「神父兼保安官」など奇想天外なふざけた設定が笑わせる。
IMDBによると、本作のロケ地は南アフリカで、製作資金も南ア、イギリス、デンマーク、ノルウェイ、EUからのかき集め。
おもしろいのが、ウエスタンでお約束のインディアンが全く登場しないこと。先住民が完全に始末され消えうせたあとの話となって、話が単純明快。
トラブルの発端は ”駅馬車で同乗した見知らぬ他人との「乗り合せが」まずかった・・・”。
そして、展開は ”ヴァイキングに荒らされた古代ブリテンの因縁が19世紀末のアメリカ西部で、移民になったヴァイキングの末裔がこれも移民のブリテンの末裔との間で「目には目を、歯には歯を」の復讐劇として蘇った”ような話なのだ。
いかにも北欧ヌーベルバーグらしい容赦なきバイオレンスの連鎖に圧倒され続けのあっという間の1.5時間。続編が待たれる。
クレディットを見る限り、
Mads Mikkelsen と Eva Green 以外は監督も含めてすべてがWHO???。
でもね、映画は中身で勝負、例のタランティーノ絶賛の世紀の巨匠監督(笑)デイヴィッド・ミショッドの「奪還者」の腹立たしいほどの大コケもある。だからどうでもよい。
久しぶりに映画らしい映画に行き当たったと言いたい
ミケルセンはは今や注目の成長株で期待を裏切らない迫真の熱演、TRIVIAだが、本人曰く「どんな作品でも全身全霊すべてに打ち込むのが身上」だけあってB級ウエスタンの範疇と言われても当然の本作でも入魂の思いが伝わってくる。
エバ・グリーンも本作のための申し子のような悪女を演じて男性の征服欲を掻き立て男を狂わせるその妖艶かつ浮世離れした歪んだ美貌が「シン・シティー」そのもの。
真っ当すぎるほど真っ当なミケルセンと極め付けの悪女グリーンの結末は見てのお楽しみ。
個人的に物足りない点があって、もちろん諸悪の根源巨魁デラルーは最後にミケルソンに復讐の銃弾をしこたま撃ち込まれて一巻の終わりとなるのだが、その前にやけくそになったデラルーの手で例の「神父兼保安官」(もっとも卑劣)を地獄に送り込むべきだったと思うが、皆さんどうだろう。
公開から一年以上になって今更解説はないだろうから、ファンのために更なるTRIVIAと行こう。
まず Mads Mikkelsen、日本表記ではマッツ・ミケルセンだが、デンマーク。では通じないようだ。
FORVOで検索したら、なんと”マス・ミケスン”(イントネーションはスンの語尾が上がる、「マス・ミケスン?」と尋ねるような感じ)が正しいようだ。
[...]
ただ、些細とはいえ、エンディングの外景パンが、まるで絵コンテをキャプチャーしたような稚拙なCG(シーンの必然性さえ無い)で、画竜点睛を欠く結果になったことが惜しまれる。スケール西部劇ではないのだからハリウッドを意識した壮大なエンディングにする必要はなかっただろう。
観終わって気づいた、これはフランク・ミラーのコミック「シン・シティー」の世界だと。
幻想的でもあり悲惨な現実を浮き彫りにする光でもあるその独特の表現の仕方で、この映画がタダモノでは無いことがすぐ分かります。
マッツ・ミケルセンの悲しむ姿を見てもらい泣きしない人って居るんでしょうか…この人の演技は本当に胸に迫るものがあります
背も高く身体もゴツいのに痛々しく可哀想な役が本当によく似合います。
それは同じくエヴァ・グリーンにも言えますね。
高貴な役も出来るのに汚らしくみすぼらしい役の中に凛とした強さを感じさせる今作の役が本当にハマり役です。
舌を切り取られ一言も発せない役柄のエヴァグリーンの、人生に対して怒りしかないあの目。
彼女以外この役は考えられません。
最高のキャスティングによる最高の西部劇。
家族を殺され、殺人者を殺した男が、殺人者の兄である有力者につかまります。
しかし、脱出し、返り討ちにします。
とばっちりで町の者が死ぬ羽目になったため、町長も、神父兼保安官も、有力者をおそれて男を見殺しにしようとします。
そこで、教会も信仰も事件には無関係なので、復讐自体の罪深さが焦点の一つとなるものと考えられますが、その類の内的な苦しみには、表現のための時間や場面は与えられていないようです。
最終的に保安官らは有力者が消えたので喜ぶのですが、男と和解したわけではありません。
殺人者の愛人として口のきけない女性が出てきて、これをエヴァ・グリーン氏が演じます。
眼が凄まじい気迫を表す人なので、また一つ演技の実例を芸として示した形です。
原題“The Salvation”の救済というタイトルならまだしも、憎き悪党を静粛してくれるという爽快感を期待して観ると、復讐なんかしてもひたすらに空しいというマッツ・ミケルセンの哀しそうな顔を見るばかりになりますし、とにかく街の連中は全員嫌な奴ばかりで救いがないですし、味方になりそうな人は皆酷い目にあうのでマッツ・ミケルセンがまた哀しそうな顔をしますし、マカロニウェスタンばりに暴力模写は痛いですし、本当に観るのも辛いドッと疲れる西部劇です。
しかしながら薬莢の撥ね方などガンアクションはリアルで、ここはついグッと引き込まれます。オーソドックスな西部劇でありながら、昔の映画ではありえない斬新なカメラワークをさりげなく使っているのも興奮します。そして唇に傷を負いながらも美しいエヴァ・グリーンのクールさもこのヒリヒリした映画に実に合っています。そして怒りと哀しみを90分という尺にギュっと詰め込んだ感じもまた潔い。
かえってお話に集中できました感ありました。
古典的なウエスタンというよりかクリントの「ペイルライダー」とか「許されざる者」とか
大好きで「おーオレ作るんだったらさ、ブコビッチのサイレンスみたいなんも好きなんで混ぜたいよな」という
やや偏りのある想いでやっちまったぜって感じです。
なかなかいろいろうまく混ぜていて、少し「おいおい」といいたくもなりますが
おもろかったです。上映時間も丁度いいよな、えらい。
苦情をいえばこの邦題の「悪党に粛清を」というほとんど「明るい選挙」とか
「歯を磨こう」みたいなキレのよいアイディアをつけてしまった方々に
なんやら不可解な感じをもつ点でしょうか。もすこしなんとかなんなかったのかな、
販売会議で。
悪役のデラルーを演じたジェフリー・ディーン・モーガンがかっこいい。カーボーイハットをかぶった顔、千葉真一によく似てます。
最近は北欧ミステリーが人気ですが北欧西部劇も悪くないですね。
デンマーク・イギリス・南アフリカの合作で、監督は明らかにセルジオ・レオーネの、特に『ウェスタン』からの影響を強く受けている。それは画面を観ていればアリアリと判る。例えば、美術のセットや衣装などの凝り方が『ウェスタン』そっくりで、冒頭の駅で主人公(マッツ・ミケルセン)が妻と息子の到着を待っているシーンの画の雰囲気・・・埃だらけの板敷の駅の床(カルロ・シーミの美術そっくり・笑)、砂ぼこりが舞う外の風景、列車から降りてくるインディアンたちといった描写、ゆったりとした風格を感じさせるカメラワークなど、ニヤりとしてしまう。
通常、こうしたオマージュ演出って、表面的なテクニックだけをパクって、結果として軽い感じになってしまっている事が多いのだけど、このクリスチャン・レヴリングという監督はもともと才能のある人なのだろう。演出、カメラワークにセンスの良さが感じられる。最近やたらと多い、チャカチャカ、ブンブンとせわしないカメラワークとは違って、望遠から広角まで適切なレンズ選択、移動撮影などを生かして、丁寧に、しかし鋭くウェルメイドな作品に仕上げている。
お話は特に新しいものはなく、新天地に呼び寄せた妻と子を無法者に殺された男の復讐劇である。もう画に描いたような、マカロニウェスタンへのオマージュである。重厚な人間ドラマではなく、あくまでエンタメである。しかし、軽~いノリのエンタメアクションではなく、けっこうズッシリくるハードなウェスタンである。
売り文句に、「ノワール・ウェスタン」とあるが、フィルム・ノワール風の作劇ではなく、どこをどう切ってもデンマーク版「マカロニ・ウェスタン」である(笑)。だからね、お金をそれなりにかけてB級やってる映画なのよ、これ。
まあ、本作をけなしている人はストーリーの単純さに怒っているのだろうが、マカロニ好きの人ならこの映画の良さは判るだろうね。
筆者的には、何か所か、あからさまなレオーネ・オマージュがあって苦笑してしまったが、まあそこまでやらんでも、この監督はきっちり自己流で撮りきる技量を持った人だと思うのだが、やっぱり嬉しかったんだろうねえ、西部劇が撮れた事が。
『ウェスタン』は、文明の象徴である「鉄道」がやってくるところで終わるんだけど、本作ではそれに代わって別のものがやって来るんです(笑)。そういうところもチェックしながら観ると、けっこう面白いよ。