セブンイレブンが、「近くて便利なお店」であり続けるために、消費者のニーズに合わせて変化していった、その変遷をていねいに説明しています。
同店が消費者にとって大変便利なお店であることは、著者も述べていますし、私自身も実感しています。
その点は本のとおりです。
ただ、私がひねくれているせいか、「客にとって便利」の裏側で、「経営者にとってはブラック職場」ということはないのだろうか、と危惧します。
第7章に少しふれられていますが、若い人はコンピにでアルバイトしたがらなくなったそうです。
それも、働く側からするとブラックな職場だからじゃないのかな、と思ってしまうのです。
もしそうだとしたら、著者が能天気に夢見ているコンビニの未来なんて、実現しないんじゃないでしょうか。
最後に、誤記を指摘します。
●119ページ3行目
(誤)セブンコールド → (正)セブンゴールド
●133ページ14行目
(誤)消費署 → (正)消費者

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セブン-イレブンは日本をどう変えたのか 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/21
吉岡 秀子
(著)
1974年にセブンイレブン第1号店がオープン。いまや我々の生活に欠かせないコンビニだが、その変化の歴史は、
日本社会の変化そのものだった。24時間オープンの店が現われ、おにぎりやおでんは「家庭で作るもの」から
「コンビニで買うもの」になり、公共料金を店頭で払えるように、チケットはマルチコピー機で受け取れるようになり、
お金はコンビニATMで下ろすのが当たり前になった。その日本人の生活スタイルは、すべてセブンイレブンが作り上げたものだ。
「食」「家族」「地域社会」「社会インフラ」などを変え続けるセブンイレブンの進化に迫る一冊。
セブン&アイ・ホールディングス前会長・鈴木敏文インタビュー付き。
日本社会の変化そのものだった。24時間オープンの店が現われ、おにぎりやおでんは「家庭で作るもの」から
「コンビニで買うもの」になり、公共料金を店頭で払えるように、チケットはマルチコピー機で受け取れるようになり、
お金はコンビニATMで下ろすのが当たり前になった。その日本人の生活スタイルは、すべてセブンイレブンが作り上げたものだ。
「食」「家族」「地域社会」「社会インフラ」などを変え続けるセブンイレブンの進化に迫る一冊。
セブン&アイ・ホールディングス前会長・鈴木敏文インタビュー付き。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2016/12/21
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-10457531207X
- ISBN-13978-4575312072
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商品の説明
著者について
コンビニジャーナリスト、ライター。北海道生まれの大阪育ち。関西大学社会学部卒業後、会社員生活を経て、フリーライターとして独立。2002年からコンビニ業界の現場取材をライフワークに据え、現在に至る。コンビニ業界の専門家として、テレビやラジオに多数出演。2016年夏から、『サンデー毎日』でコラム「コンビニのツボ」を連載中。著書に『セブン‐イレブンおでん部会』『コンビニだけが、なぜ強い?』(ともに朝日新聞出版)などがある。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2016/12/21)
- 発売日 : 2016/12/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 457531207X
- ISBN-13 : 978-4575312072
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 734,798位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,982位産業研究 (本)
- カスタマーレビュー:
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