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ひゃくおくまんのサンタクロース 単行本 – 2014/11/25
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ40ページ
- 言語日本語
- 出版社アノニマ・スタジオ
- 発売日2014/11/25
- 寸法20.7 x 14.8 x 2 cm
- ISBN-104877587314
- ISBN-13978-4877587314
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出版社より





商品の説明
出版社からのコメント
◆著者からのコメント
「サンタクロースは、クリスマスイブになると世界中の子どもたちにプレゼントをくばるんだよ。」
と初めて聞いたとき、わたしが思ったのは
「どうやって?」
ということでした。クリスマスイブ一晩で配り切るには、世界中の子どもたちの数は、ちょっと多いような気がしたのです。もう少し大人になると、「サンタクロースはお父さんなのに、どうして同時に『サンタクロースはいる』と言えるのだろう?」と思うようになりました。
そういう 「?」 を心のどこかに抱えたまま過ごしていたら、ある日いつもより1時間早く目が覚めた朝がありました。「しめた! あと1時間眠れる」と思っていると、「昔むかし、サンタクロースは一人であった。世界中の子どもの数が少なかったからである。」という、このお話のはじめの部分が思い浮かんできました。では、多くなったらどうなるのだろう? そのまま耳を澄ましていると、一人では配り切れなくなったサンタが2人になり、その代わりに体の大きさが半分になり、さらに時間がたつと4人になり、その代わりに体が4分の1になり……というお話の最後までが、一気に浮かびあがりました。それで、大慌てでそのすべてを書き取りました。そのとき書き取った話を出版させて頂くまでに、20 年かかってしまいました。
もし、子どもに
「サンタクロースって本当にいるの?」
と聞かれて困っている人がいたら、それに、サンタが誰だったか知って傷ついた気持ちをずっと持ち続けているような律儀な人がいたら、このお話を読んでみて欲しいと思います。『ひゃくおくまんのサンタクロース』たちが、そういう方々の心に少しでも届けば、と願ってこのお話を書きました。
著者について
1972年生まれ。神奈川県出身。『ムーミン』シリーズの版元である、フィンランドのシュルツ社から出版される本作が、はじめての作品となる。
マリカ・マイヤラ
1974年生まれ。フィンランドの湖の近くで生まれ、川沿いの小さな農場で子ども時代を過ごす。映画やグラフィックデザインを学び、子どもの本の挿絵やデザインを手がける。
登録情報
- 出版社 : アノニマ・スタジオ (2014/11/25)
- 発売日 : 2014/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 40ページ
- ISBN-10 : 4877587314
- ISBN-13 : 978-4877587314
- 寸法 : 20.7 x 14.8 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 352,694位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,245位絵本 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

母袋裕子。1972年生まれ。神奈川県出身。
2012年2月、ムーミンシリーズの版元であるフィンランドのシュルツ社のページに原稿募集のページがあるのに気づき、「ひゃくおくまんのサンタクロース」を英訳して投稿。6か月後出版を承諾する手紙が届く。
2014年10月、『Miljoner biljoner julgubbar』(スウェーデン語版)、および『Miljoona biljoona joulupukkia』(フィンランド語版)が出版され、これが初めての自著となる。
ついで日本から邦訳版『ひゃくおくまんのサンタクロース』が出版される。2020年までに、欧州ではデンマーク語版、ドイツ語版、フランス語版、ポーランド語版、スペイン語版、カタルーニャ語版、イタリア語版、ギリシャ語版、チェコ語版が、アジア圏では簡体中国語版、韓国語版、繁体中国語版がそれぞれ出版されている。
最初に投稿した"日本風の"英語原稿は、フィンランド人英文学者の手によって何か所か"自然な英語に翻訳"されたが、いまだ英語圏での出版に至っていない。
趣味は園芸。苦手な物は風呂そうじ。
https://www.facebook.com/motai.hiroko
https://twitter.com/motaihiroko
http://www.sets.fi/forfattare/hiroko-motai/
●●『ひゃくおくまんのサンタクロース』について●●
「サンタクロースは、クリスマスイブになると、世界中の子どもたちにプレゼントを配るんだよ。」
という話をはじめて聞いたとき、わたしが思ったのは
「どうやって?」
ということでした。クリスマスイブ一晩で配り切るには、世界中の子どもたちの数は、多過ぎる気がしたのです。
もう少し年をとってから思ったのは、「サンタクロースはお父さんなのに、どうして同時に『サンタクロースはいる』と言えるのだろう?」ということでした。
そういう 「?」 をどこかにかかえたまま過ごしていたら、ある日いつもより1時間早く目が覚めた朝がありました。「あと1時間眠れる!しめた」と思っていると、「昔むかし、サンタクロースは一人であった。世界中の子どもの数が少なかったからである。」という、この物語のはじめの部分が思い浮かんできました。では、多くなったらどうなるのだろう? そのまま耳を澄ましていると、一人では配り切れなくなったサンタが2人になり、その代わりに体の大きさが半分になってしまい、さらに時間がたつと4人になり、その代わりに体が4分の1になり......というこの話の最後までが一気に思い浮かびました。
それで、大慌てでそのすべてを書きとりました。
そのとき書き取った話を出版させて頂くまでに、20年かかってしまいました。
もし、子どもに
「サンタクロースって本当にいるの?」
と聞かれて困っている人がいたら、それに、サンタが誰だったか知って傷ついた気持ちを、大人になっても持ち続けているような律儀な人がいたら、この話を読んでみて欲しいと思います。
そういう方々のために、このお話を書きました。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
本好きは、帯まで大切に思っています。
梱包の仕方をもっと丁寧にして欲しいです。(数冊の注文の時は、一冊ずつ包むとか)薄い段ボールのような紙袋に乱雑に入っていて、中でガサゴソ動くので、本同士で傷つけ合ってしまいます。
返品交換も面倒なのでそのまま受け入れましたが、非常に残念です。
サンタが親の耳元でささやくから、親はこどもにプレゼントをくれると書かれていたり。
サンタを信じているこどもに読むのではない分にはありだと思ったけど。
「人間が増えてプレゼントを配りきれなくなったサンタは、神様にお願いして体を増やしてもらうが、その分小さくなってしまって、それを繰り返すうちに、プレゼントを持てないほど小さくなってしまった。だからサンタたちはもっと分裂して数を増やし小さくなって大人たちの耳元でこどもにプレゼントを買ってとささやく。それを聴いた大人がプレゼントを買っている」という話。
お子様がささやかなプレゼントをサンタにお願いしてるうちは、必要ない絵本かと思いますが、サンタへのお願いが、DSだの携帯だのを要求するようになってきたら、そろそろこの絵本の出番ではないかと思います。
世の中の子どものすべてに、欲しいものを与えるサンタなんて、都合の良すぎる存在を、
いないと否定して夢を壊すわけでなく、でも周りの大人が用意している、という現実を教えてくれます。
どんなにお願いしても、金銭的に高額なものは買ってもらえない家庭もある世の中です。
ある程度の年齢になったら、この絵本で、「なんでもくれるサンタ」は卒業させればいいのではないかと思います。
ちなみに私は6歳の時、かなり欲張りで2段ベッドとスーパーファミコンをサンタにお願いして、怒った親にサンタを否定され、その年のプレゼントはナシでした(笑)
今思えば当然ですが、当時はすごくショックだったので、あの時この絵本があったらなあ〜〜〜〜と思います。
私はサンタさんにおねだりをしたことがないし、おねだりを聞いてくれることを知りませんでした。ただ、手紙には返事をくれていたので存在を信じていました。今思えば見慣れた筆跡の母ではなく、父が返事を書いてくれていたようです。
親になった私も、子供からサンタのクリスマスプレゼントへのおねだりを聞いていません。望めばなんでも手に入るそんな都合のいい存在なんて良くないし、嘘くさい。お菓子セットとか、ちょっとした洋服とか、それこそノンタンに出てくるサンタさんがくれるような、高価過ぎないけど貰えばちょっと嬉しくなれる、そんなプレゼントを選んでいます。ですので「高いプレゼントをねだられたから今年からサンタさんを辞めよう」なんて自己中なことをするつもりもありません。だいたい、高いプレゼントは誕生日やなんでもない日に買って、親の実力を見せておかないと、と思っていますし(笑)。
自己語りが多くなってしまいましたが、うちにはそんな背景がありますので、この絵本は合っていると思いました。
子供の夢を壊してしまった。
悲しい。罪悪感でいっぱいです。
サンタを信じている子には絶対に読まないでください。