切り絵による恐竜の絵本ですが、ただそれだけではない。
恐竜たちを紙から切り出したチョキチョキおじさんまで描かれているのだ。
「これを切ったら恐竜劇場のはじまりだ。ふふふ…」
これは恐竜図鑑や工具類、照明機材に囲まれた書斎での、おじさんの一言。
机の上には、大きな紙の真ん中をくり抜いて作ったステージまである!
そんな冒頭のワンシーンに、いやがおうでも期待が高まってきました。
画面には実際に紙を切って作った恐竜たちが登場するので、
まるで紙が本当に生きているかのように感じられました。
合間に交わされる、恐竜の子とおじさんの会話が笑いをさそいます。
最後に見せた、おじさんのおトボケぶりが最高ですね。
太古の世界と現代が紙技でつながるユニークな切り絵絵本。

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チョキチョキおじさんきょうりゅう王国 (えほんのぼうけん1) (えほんのぼうけん 1) 単行本 – 2009/3/24
松岡達英先生、初の切り絵の絵本。色とりどりの切り紙でできた恐竜王国。お話は、お母さんを探すマイアサウラの男の子の物語。おじさんぼくのお母さんは?
- 本の長さ32ページ
- 言語日本語
- 出版社岩崎書店
- 発売日2009/3/24
- ISBN-104265070213
- ISBN-13978-4265070213
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登録情報
- 出版社 : 岩崎書店 (2009/3/24)
- 発売日 : 2009/3/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 32ページ
- ISBN-10 : 4265070213
- ISBN-13 : 978-4265070213
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,922,757位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,895位絵本 (本)
- カスタマーレビュー:
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2010年9月27日に日本でレビュー済み
良いです。メタ絵本ですが、普通に楽しいです。
おじさんが紙を切り抜いて恐竜とジャングルを作っています。
手で持った恐竜で、恐竜劇場を開始。
主人公である恐竜の子どもはひとりぼっちでさみしい。おや恐竜を探してさまよいますが、見つかりません。
死んだのか?
いえいえ、おじさんがまだ、この子の親を作っていないからです。
という具合に、恐竜劇場と、それを司るおじさんの話が両方展開します。
話そのものはそれだけなのですが、この入れ子構造を楽しめば、「論理」の芽が育ちます。(ひこ・田中)
おじさんが紙を切り抜いて恐竜とジャングルを作っています。
手で持った恐竜で、恐竜劇場を開始。
主人公である恐竜の子どもはひとりぼっちでさみしい。おや恐竜を探してさまよいますが、見つかりません。
死んだのか?
いえいえ、おじさんがまだ、この子の親を作っていないからです。
という具合に、恐竜劇場と、それを司るおじさんの話が両方展開します。
話そのものはそれだけなのですが、この入れ子構造を楽しめば、「論理」の芽が育ちます。(ひこ・田中)
2009年4月10日に日本でレビュー済み
「これを切ったら恐竜劇場のはじまりだ」
チョキチョキおじさんのアトリエから絵本の物語が始まる。
主人公は、マイアサウラの男の子。おじさんが作る切り絵でできた恐竜王国の中に入れられて、お母さん恐竜を探す冒険物語。
切り絵の石頭恐竜の親子、アラモサウルスの群れ、肉食恐竜のティラノサウルス、森の木々、昆虫や鳥たち、山や川や湖の自然、稲妻や雨や雨雲、そして、洪水の自然現象…それらの全てが切り絵で巧みに描かれている。
北海道から沖縄までの日本各地を始め、中南米、アラスカ、オセアニア、東南アジアなど広範にわたる自然観察の旅をしながら、多数の自然科学の絵本を描き、『すばらしい世界の自然シリーズ』(大日本図書)で厚生省児童福祉文化賞、『熱帯探検図鑑』(偕成社)で、絵本にっぽん賞、『ジャングル』では日本科学読物賞と厚生児童福祉文化賞、『震度7』で産経児童出版文化賞を受賞している松岡達英氏の初の切り絵絵本。
幼い子供たちにとってお母さんは自分と一体感を持った存在である。お母さんの姿が見えないときの心細さと同時にお母さんは必ず自分の元に戻ってきてくれるという信頼感、お母さんを探す冒険の心弾みが切り絵の世界で鮮やかに描き出されている。
ページをめくるたびに、チョキチョキおじさんが創り出す切り絵の世界の恐竜王国が展開していくので、わくわくドキドキ。絵本を見つめる子供たちの大きく開かれた興味津々の眼が目に浮かぶようだ。
個人的には思春期を迎えた息子が幼かった日に戻って読んであげたい絵本。『こすずめのぼうけん』のように冒険物語の絵本を好んでいた幼い息子が喜ぶこと間違いなし。
あなたも松岡達英氏が切り絵で創る恐竜王国の中で、お子さんと一緒にマイアサウラの男の子とお母さんを探す冒険物語を楽しんでみませんか。
チョキチョキおじさんのアトリエから絵本の物語が始まる。
主人公は、マイアサウラの男の子。おじさんが作る切り絵でできた恐竜王国の中に入れられて、お母さん恐竜を探す冒険物語。
切り絵の石頭恐竜の親子、アラモサウルスの群れ、肉食恐竜のティラノサウルス、森の木々、昆虫や鳥たち、山や川や湖の自然、稲妻や雨や雨雲、そして、洪水の自然現象…それらの全てが切り絵で巧みに描かれている。
北海道から沖縄までの日本各地を始め、中南米、アラスカ、オセアニア、東南アジアなど広範にわたる自然観察の旅をしながら、多数の自然科学の絵本を描き、『すばらしい世界の自然シリーズ』(大日本図書)で厚生省児童福祉文化賞、『熱帯探検図鑑』(偕成社)で、絵本にっぽん賞、『ジャングル』では日本科学読物賞と厚生児童福祉文化賞、『震度7』で産経児童出版文化賞を受賞している松岡達英氏の初の切り絵絵本。
幼い子供たちにとってお母さんは自分と一体感を持った存在である。お母さんの姿が見えないときの心細さと同時にお母さんは必ず自分の元に戻ってきてくれるという信頼感、お母さんを探す冒険の心弾みが切り絵の世界で鮮やかに描き出されている。
ページをめくるたびに、チョキチョキおじさんが創り出す切り絵の世界の恐竜王国が展開していくので、わくわくドキドキ。絵本を見つめる子供たちの大きく開かれた興味津々の眼が目に浮かぶようだ。
個人的には思春期を迎えた息子が幼かった日に戻って読んであげたい絵本。『こすずめのぼうけん』のように冒険物語の絵本を好んでいた幼い息子が喜ぶこと間違いなし。
あなたも松岡達英氏が切り絵で創る恐竜王国の中で、お子さんと一緒にマイアサウラの男の子とお母さんを探す冒険物語を楽しんでみませんか。