日常生活のすぐ傍身近に存在しているけれど、まさに「闇世界」。
著者の杉本彩さんが真正面からペットビジネスの闇 ~ 悪の連鎖に鋭く切り込みを入れた新書、
『それでも命を買いますか?』。
御自身の立場、影響力、リスクを踏まえた上でよくここまでの勇気ある思考と行動を起こされたと感じます。
出版に至るまで当然様々な葛藤がおありになったことを拝察しただけで、
記されてある内容共に息苦しさを覚えました。
今回の出版に際し反響の大きさからもペットビジネス=人間社会での弱者にあたる動物たちの声なき声に
1人1人が気づき、ビジネス=(個人の欲)金儲けの道具、犠牲になっている動物たちから目を背けず
その個人が人の立場としての正しいこと=モラルを意識の中に落とし、問い直しまた正す段階に
まさに来ていると思う。
1~4章からの内容構成(現状、過去(今まで)、そしてこれから出来ること(未来))になっており、
杉本さんが考え確信された事柄をかみ砕き、どの年代にも対応できる分かり易い内容となっています。
そして杉本さんの本書が、気づきつつあった私たちの背中をそっと後押ししてくれていることも。。。
日本では安楽死の名の元、年間16万頭以上の罪のない動物たちが人間の『都合』だけで殺処分されています。
しかし世界の一方(ヨーロッパなど)では「正当な」理由がない限り殺処分は行われない、
これだけをみても日本という国は身近な存在である動物(ペット)への接し方からして根本的にも
甚だしく破錠していると言える。
前記一部諸外国ではペットが何匹いようとも室内飼いが基本的なルールであり(よって ” 野良 ” が存在しない)、
さらに『 動物保護施設 』の存在が大きく影響している。
(もちろん日本各地に点在するいわゆる「(動物)保健所 」などとは意味合いも大きく異なる)
捨てられたり、劣悪な環境下にいる動物たち(You Tubeで拝見したことがあります)を保護する施設であり、
もし道路上で猫がウロウロしていたら誰かが直ぐに施設に連絡、保護するように徹底されている。
決定的に初期の段階から(恥ずかしながら先進国を名乗っている)『 日本 』とは異なる。
この保護施設ではそれぞれ保護された一匹に対し、きめ細やかな対応がされていて
もちろん新しい飼い主を見つけることにも最善を尽くす。
(施設内には専門の病院も併設されており、常にけがや病気の治療が行われている。
そして新しい飼い主が現れるまで『 無期限 』で安全&安心の元、保護される 涙 )
私自身お腹を空かせ泣き叫んでいた子ねこ、盛夏アスファルトのどまん中で轢かれそうになっていた生後間もない子ねこ、それぞれ2匹と共にかけがえのない家族として現在一緒に生活をしています。
どうか日本も今後(地域活動から「国」活動レベルの引き上げへ)動物に対し血の通った温かい「社会」ご都合主義の
短絡的な思考ではない、より良く彼らと共存していける社会を目指すべきであり、
それには国民の1人1人の意識改革と協力が必要。
〖 ペットビジネスはいらない。
そのような冷血な人間社会に今後もしてはならない 〗
多くの方々にもの言えぬ彼らにとって希望の書である「それでも命を買いますか?」を、ぜひ手に取ってほしい。
そして杉本さんのあふれる想いを感じ取って頂きたい。
(ご多忙の中真摯に熟考し書き綴られた杉本彩さん、出版元のワニブックス〔PLUS〕さん、
心に響き染み渡る労作を届けて下さり ありがとうございました)
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それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書) 新書 – 2016/3/9
杉本 彩
(著)
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購入オプションとあわせ買い
ペットショップでの生体展示販売の背景にあるおぞましい現実をご存知ですか? そこで売れ残った動物たちのその後は? 殺処分ゼロの自治体が出てくる一方で、利益のみ劣悪な環境で繁殖を続けるブリーダー、動物たちをもののように扱うペットオークション、障害や説明すべき飼い主の義務を無視して販売するペットショップ、可愛いというだけで簡単に購入し、簡単に飼育を放棄あるいは虐待する飼い主たち……。動物たちをめぐる悲惨で、おぞましく、そして世界に恥ずべき日本の現実は一向に好転の兆しを見せていません。動物愛護に人生をかけて取り組む女優、そして公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長でもある著者が問題だらけの現状と、現在の取り組みを綴ります。
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社ワニブックス
- 発売日2016/3/9
- 寸法11 x 1 x 17.4 cm
- ISBN-104847060938
- ISBN-13978-4847060939
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登録情報
- 出版社 : ワニブックス (2016/3/9)
- 発売日 : 2016/3/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 190ページ
- ISBN-10 : 4847060938
- ISBN-13 : 978-4847060939
- 寸法 : 11 x 1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 294,694位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 126位ワニブックスPLUS新書
- - 482位ペット一般の本
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2018年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
犬や猫の命は商品なのでしょうか?
だとしたら、売れ残りはどうなるのか?
ケガをしたり病気になったりした傷モノはどうなるのか?
全ての人に読んでもらいたい本です。
だとしたら、売れ残りはどうなるのか?
ケガをしたり病気になったりした傷モノはどうなるのか?
全ての人に読んでもらいたい本です。
2019年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身はわかりやすく、問題定義されていて本当に良かったです。
梱包も丁寧で、よごれもなく、気持ちよく読めました。
ありがとうございました。
梱包も丁寧で、よごれもなく、気持ちよく読めました。
ありがとうございました。
2016年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ペットビジネスの闇
世間の人たちもおおよそは気づいていても見ても見ぬふり、気づかぬフリをして過ごしていると思います
まともな頭があれば、生体展示で販売される動物が大人になるまでに売れなかったらどうなるか、想像はつくと思います。
たぶんそうだろう、と想像していた以上のひどい実態があります。
啓蒙活動の難しいところは意識の低い人たちにいつまでも浸透しないことをするどう解決するか、
そんなことがこの一冊に収まっています。
知名度のある芸能人の著作だからこそ、その影響力に期待したいです。
世間の人たちもおおよそは気づいていても見ても見ぬふり、気づかぬフリをして過ごしていると思います
まともな頭があれば、生体展示で販売される動物が大人になるまでに売れなかったらどうなるか、想像はつくと思います。
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啓蒙活動の難しいところは意識の低い人たちにいつまでも浸透しないことをするどう解決するか、
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知名度のある芸能人の著作だからこそ、その影響力に期待したいです。
2016年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うちには元保護犬がいます。杉本彩さんも視察に来ていた里親会から譲渡して頂きました。
保護犬を迎えた事で色々な事を知る機会が多く、最近はペットショップの前を通ると可哀想という感情しか湧かなくなりました。
世の中はまだまだ知らない、なんとなく感じているが知らないふり、と言う方がたくさんいると思います。
とても分かりやすく、丁寧な言葉で書かれていて良かったと思います。
値段・手ごろな大きさ・ページ数みなちょうど良く読みやすい。
「知らない」事が一番怖い。
まずは「知ってもらう」事が大切だと思います。
ぜひ、たくさんの方に読んで頂きたいです。
保護犬を迎えた事で色々な事を知る機会が多く、最近はペットショップの前を通ると可哀想という感情しか湧かなくなりました。
世の中はまだまだ知らない、なんとなく感じているが知らないふり、と言う方がたくさんいると思います。
とても分かりやすく、丁寧な言葉で書かれていて良かったと思います。
値段・手ごろな大きさ・ページ数みなちょうど良く読みやすい。
「知らない」事が一番怖い。
まずは「知ってもらう」事が大切だと思います。
ぜひ、たくさんの方に読んで頂きたいです。
2016年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
殺処分ゼロに!
もう何年もいろんなメディアでずっと言われているのに、日本の現状は全く変わっていません。
なぜ変わらないのか?
この本を読めばその答えがわかります。
女優生命、いえ、もしかしたら本当に命を狙われる危険もあるかもしれません。でも、杉本彩さんは本気でペットビジネスの闇の部分を変えようとされています。
彼女の行動を支持します!
もう何年もいろんなメディアでずっと言われているのに、日本の現状は全く変わっていません。
なぜ変わらないのか?
この本を読めばその答えがわかります。
女優生命、いえ、もしかしたら本当に命を狙われる危険もあるかもしれません。でも、杉本彩さんは本気でペットビジネスの闇の部分を変えようとされています。
彼女の行動を支持します!
2016年3月20日に日本でレビュー済み
2016年3月、公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長、女優、杉本彩さんの著書です。
杉本さんは、女優としてだけでなく、動物愛護に取り組まれていることでも有名です。
個人での保護活動を24年、動物愛護の啓発を10年してこられたそうで、
さすがに、本書の内容は、的を射たものになってます。
【第1章】では殺処分の現状、【第2章】ではペット流通・動物愛護法・買う側(飼う側)について、
【第3章】では日本の動物愛護の現状、【第4章】では将来へ向けての取組について。
読みやすい文章で、ドライになりすぎず、ウェットになりすぎず。
悪い事例・良い事例の双方を紹介していく、バランスを意識した感じの本になってます。
ペット流通について、多めにボリュームが割かれています。
動物愛護の分野には様々な問題がありますが、最も大きな問題の1つがペット流通の問題です。
ペットショップの実態から、一般の客からは見えないペットショップの川上(ブリーダー、競り市)の問題、
売れ残った子の行方などが、書かれています。
ペット業界への規制は、動物愛護法の条文上では一定の前進を見せたものの、
行政にはまともなチェック機関が無いため、あまり機能してません。
自主的に法令順守する事業者もいる一方、いまだ悪徳業者が悠々と世間を渡り歩いています。
わが国の動物愛護法は、動物愛護法と偽装した「ペット業界愛護法」であり、いまだに文学の域を越えていないようです。
後、メディアについて、動物愛護団体について、行政について、海外との比較 etc、話は続いていきます。
著者の指摘するペット流通・法・行政といった社会システムの問題は、非常に重要で、
私は、動物愛護以前の問題、いわば「社会問題」「公害」と捉えています。
また、動物に対する態度というのは、「弱い立場に対する態度」でもあります。
動物はものを言えませんから、「弱い立場に対する態度」が最もストレートに出てくるところでもあります。
これまで関心の無かった人が、人間の問題、社会の問題といった観点から、本書を手に取ってくれたら。。。と思います。
なお、併せて読むなら、
ペット流通、ドイツのティアハイム、動物愛護法改正(H24年)の裏側などについて書かれた
太田匡彦「 犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫) 」、
日本の動物愛護全般、英米との比較などについて書かれた
エリザベス・オリバー「 日本の犬猫は幸せか 動物保護施設アークの25年 (集英社新書) 」など、オススメです。
杉本さんは、女優としてだけでなく、動物愛護に取り組まれていることでも有名です。
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ペット流通について、多めにボリュームが割かれています。
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行政にはまともなチェック機関が無いため、あまり機能してません。
自主的に法令順守する事業者もいる一方、いまだ悪徳業者が悠々と世間を渡り歩いています。
わが国の動物愛護法は、動物愛護法と偽装した「ペット業界愛護法」であり、いまだに文学の域を越えていないようです。
後、メディアについて、動物愛護団体について、行政について、海外との比較 etc、話は続いていきます。
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太田匡彦「 犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫) 」、
日本の動物愛護全般、英米との比較などについて書かれた
エリザベス・オリバー「 日本の犬猫は幸せか 動物保護施設アークの25年 (集英社新書) 」など、オススメです。
2018年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ペットを飼い始め、自分のペットがパピーミルから生み出されたことを知り、この本を手に取りました。なるほど!の経緯などがわかり、迎え入れたペットを大切にしていこうと思いました。また、この本を通して動物愛護団体とのご縁ができ、微力ですが寄付などもするようになったので、私にとってはとても大切な1冊になりました。