伊坂幸太郎初.
短編集なので,集中を切らすことなく読了できた.
セミンゴが何故か頭から離れない...
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ジャイロスコープ (新潮文庫) 文庫 – 2015/6/26
伊坂 幸太郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件を巡る“もし、あの時……”を描く「if」。文学的挑戦を孕んだ「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2015/6/26
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101250308
- ISBN-13978-4101250304
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【新潮文庫】伊坂幸太郎 作品 | 卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!伝説のデビュー作、待望の文庫化! | 未来を決めるのは、神の恩寵か、偶然の連鎖か。リンクして並走する4つの人生にバラバラ死体が乱入。巧緻な騙し絵のごとき物語。 | ルールは越えられるか、世界は変えられるか。未知の感動をたたえて、発表時より読書界を圧倒した記念碑的名作、待望の文庫化! | 売れないロックバンドの叫びが、時空を超えて奇蹟を呼ぶ。緻密な仕掛け、爽快なエンディング。伊坂マジック冴え渡る中篇4連打。 | 未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求め、手探りで進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇を描く長編小説。 | 俺は犯人じゃない!首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された男。必死の逃走。スリル炸裂超弩級エンタテインメント。〈山本周五郎賞受賞・本屋大賞受賞〉 |
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オー!ファーザー | あるキング―完全版― | 3652―伊坂幸太郎エッセイ集― | ジャイロスコープ | 首折り男のための協奏曲 | |
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一人息子に四人の父親!?軽快な会話、悪魔的な箴言、鮮やかな伏線。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ四〇〇%の長篇小説。 | 本当の「天才」が現れたとき、人は”それ”をどう受け取るのか──。一人の超人的野球選手を通じて描かれる、運命の寓話。 | 愛する小説。苦手なスピーチ。憧れのヒーロー。15年間の「小説以外」を収録した初のエッセイ集。裏話満載のインタビュー脚注つき。 | 「助言あり〼(ます)」の看板を掲げる謎の相談屋。バスジャック事件の”もし、あの時……”。書下ろし短編収録の文庫オリジナル作品集! | 被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。彼を巡り、合コン、いじめ、濡れ衣……様々な物語が絡み合う! |
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ホワイトラビット | 【新潮文庫nex】キャプテンサンダーボルト 新装版 | クジラアタマの王様 | |
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銃を持つ男。怯える母子。突入する警察。前代未聞の白兎事件とは。軽やかに、鮮やかに。読み手を魅了する伊坂マジックの最先端! | 新型ウイルス「村上病」と戦時中に墜落したB29。二つの謎が交差するとき、怒濤の物語の幕が上がる!書下ろし短編収録の新装版。 | どう考えても絶体絶命だ。製菓会社に勤める岸が遭遇する不祥事、猛獣、そして――。現実の正体を看破するスリリングな長編小説! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2015/6/26)
- 発売日 : 2015/6/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 302ページ
- ISBN-10 : 4101250308
- ISBN-13 : 978-4101250304
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 85,565位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971(昭和46)年千葉県生れ。
1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。
2004年『チルドレン』、2005年『グラスホッパー』、2006年『死神の精度』が直木賞候補に。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている。
2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今作の中で、「一人では無理がある」「彗星さんたち」を
特に気に入りました。
「一人では無理がある」では
サンタの変わりにプレゼントを届けるという夢のある会社を舞台に、
その会社に勤める、仕事のミスは多いけれど、
なんだか憎めない男「松田」が中心となって話が進んでいきます。
読んでいて、伊坂幸太郎さんの作品らしいなあ。と感じました。
短い話の中で、伏線が見事に回収されていくので、
のめり込んでしまい、あっという間に読んでしまいました。
「彗星さんたち」は、大泣きしました。
バス車内で読んでいたのですが、
涙が止まらない→続きが気になって読む→泣くの悪循環で...
周囲に高校生も多かったので、バス車内で泣いてる人が!なんて
ツイートされていたらと思うと、とても恥ずかしくてたまりません。
この話は、新幹線の車内清掃員として入社した「二村」と
パウエル国務長官に心酔している主任の「鶴田」が話の中心となります。
この鶴田さんに感情引入してしまうと本当に悲しくなりますが、
同時にこの女性の心の力強さにとても魅力を感じます。
鶴田さんの人生経験を踏まえた上で、彼女の発言を反芻すると、
その言葉の深さ、重さに心を動かされます。
「ちょっと砂糖があるだけで、苦い薬も飲めるのよ。
どんな花にも蜜がある、楽しみ方を見つければ、つらい仕事も楽しくなるの」
「どんな花にも蜜がある。どんな仕事にも砂糖はある。どんな人生でも価値はある。」
「彗星さんたち」で最も印象に残った言葉です。明日からまた仕事頑張ろうと、
楽しい人生を送るのは、自分次第なんだなあーと思わせてくれました。この本を読んで良かったです。
また巻末インタビューに書かれていますが
この話を書くにあたって、新幹線清掃の会社であるTESSEIさんを著者が取材したそうです。
私は勉強不足のため、恥ずかしながらこちらの会社をはじめて知ったのですが
あちこちのメディアから取材されている有名な会社のようです。
こちらの会社の本も出版されているようなので、次はこちらを読んでみたいと思います。
著者も「清掃の中でのドラマがかなり感動的で、事実がすでに小説的だ」と仰っていて
内容が気になります。
新幹線 お掃除の天使たち(あさ出版電子書籍)
奇跡の職場 新幹線清掃チームの働く誇り
特に気に入りました。
「一人では無理がある」では
サンタの変わりにプレゼントを届けるという夢のある会社を舞台に、
その会社に勤める、仕事のミスは多いけれど、
なんだか憎めない男「松田」が中心となって話が進んでいきます。
読んでいて、伊坂幸太郎さんの作品らしいなあ。と感じました。
短い話の中で、伏線が見事に回収されていくので、
のめり込んでしまい、あっという間に読んでしまいました。
「彗星さんたち」は、大泣きしました。
バス車内で読んでいたのですが、
涙が止まらない→続きが気になって読む→泣くの悪循環で...
周囲に高校生も多かったので、バス車内で泣いてる人が!なんて
ツイートされていたらと思うと、とても恥ずかしくてたまりません。
この話は、新幹線の車内清掃員として入社した「二村」と
パウエル国務長官に心酔している主任の「鶴田」が話の中心となります。
この鶴田さんに感情引入してしまうと本当に悲しくなりますが、
同時にこの女性の心の力強さにとても魅力を感じます。
鶴田さんの人生経験を踏まえた上で、彼女の発言を反芻すると、
その言葉の深さ、重さに心を動かされます。
「ちょっと砂糖があるだけで、苦い薬も飲めるのよ。
どんな花にも蜜がある、楽しみ方を見つければ、つらい仕事も楽しくなるの」
「どんな花にも蜜がある。どんな仕事にも砂糖はある。どんな人生でも価値はある。」
「彗星さんたち」で最も印象に残った言葉です。明日からまた仕事頑張ろうと、
楽しい人生を送るのは、自分次第なんだなあーと思わせてくれました。この本を読んで良かったです。
また巻末インタビューに書かれていますが
この話を書くにあたって、新幹線清掃の会社であるTESSEIさんを著者が取材したそうです。
私は勉強不足のため、恥ずかしながらこちらの会社をはじめて知ったのですが
あちこちのメディアから取材されている有名な会社のようです。
こちらの会社の本も出版されているようなので、次はこちらを読んでみたいと思います。
著者も「清掃の中でのドラマがかなり感動的で、事実がすでに小説的だ」と仰っていて
内容が気になります。
新幹線 お掃除の天使たち(あさ出版電子書籍)
奇跡の職場 新幹線清掃チームの働く誇り
2024年2月24日に日本でレビュー済み
伊坂氏の作品が好きで、この一年、過去作から振り返るかのように、既読未読ともにいちから読んできました。
本作は短編集ですが、伊坂色がありつつもこれまでと趣を異にする作品でありました。
・・・
その中でもSF色が強くこれまでと趣向が異なるのが「ギア」であったと思います。
近未来のディストピア的世界では「セミンゴ」に地表という地表が食い荒らされているのです。バスに乗り込んだ数名の老若男女と運転手との会話から徐々に様子が浮かび上がる。
・・・
ちなみに私のお気に入りは、「一人では無理がある」と「彗星さんたち」。
「一人では無理がある」は、言わば「本当の」サンタクロースを営むNGOの話。
それぞれの家庭の事情からプレゼントなど望むべくもない子供にプレゼントを届ける団体の話。ここの人事がこれまた適材適所としか言えない個性的な人物をリクルーティングし、多少のトラブルがあっても、適切なプレゼントが子どもたちに配られるというもの。思いこの団体側の内情・視点から物語が描かれます。
「彗星さんたち」は、新幹線の清掃係の方々の話。
これまた当該業務に就く方々が個性的で、かつ遭遇するお客様が非常にユニーク。やや業界よりな所が気にかかるものの、倒れて意識の戻らないリーダー「鶴田さん」を思うそれぞれの視点がやがて新幹線で出会うお客様の様子と重なる様は秀逸。
そのほか、「浜田青年ホントスカ」「二月下旬から三月上旬」「if」「後ろの声がうるさい」を収録。どれも伊坂色が大なり小なり混じっているものの、どこか新たなエッセンスが感じられました。
・・・
ということで伊坂氏の短編集でした。
そうそう、あとがきとして対談が掲載されていました。
15年を振り返ってと銘打って、デビューから15年間の作品を振り返るものです。そこに、作風の変化への意欲等も書かれていました。
まあ確かに、おんなじやり方を一定年限続けていると、少しやり方を変えてみようと思うものですよね。私も今の業務、10年続いてしまいました。そして少し飽きがあります笑。
当初はいつもの伊坂氏とちょっと違う、と少し違和感(不満?)がありました。とはいえ、ここから更に進化するのかもと思えば、この試みもまた将来の傑作への布石となるはず。今後の作品についてもまた期待しております。
本作は短編集ですが、伊坂色がありつつもこれまでと趣を異にする作品でありました。
・・・
その中でもSF色が強くこれまでと趣向が異なるのが「ギア」であったと思います。
近未来のディストピア的世界では「セミンゴ」に地表という地表が食い荒らされているのです。バスに乗り込んだ数名の老若男女と運転手との会話から徐々に様子が浮かび上がる。
・・・
ちなみに私のお気に入りは、「一人では無理がある」と「彗星さんたち」。
「一人では無理がある」は、言わば「本当の」サンタクロースを営むNGOの話。
それぞれの家庭の事情からプレゼントなど望むべくもない子供にプレゼントを届ける団体の話。ここの人事がこれまた適材適所としか言えない個性的な人物をリクルーティングし、多少のトラブルがあっても、適切なプレゼントが子どもたちに配られるというもの。思いこの団体側の内情・視点から物語が描かれます。
「彗星さんたち」は、新幹線の清掃係の方々の話。
これまた当該業務に就く方々が個性的で、かつ遭遇するお客様が非常にユニーク。やや業界よりな所が気にかかるものの、倒れて意識の戻らないリーダー「鶴田さん」を思うそれぞれの視点がやがて新幹線で出会うお客様の様子と重なる様は秀逸。
そのほか、「浜田青年ホントスカ」「二月下旬から三月上旬」「if」「後ろの声がうるさい」を収録。どれも伊坂色が大なり小なり混じっているものの、どこか新たなエッセンスが感じられました。
・・・
ということで伊坂氏の短編集でした。
そうそう、あとがきとして対談が掲載されていました。
15年を振り返ってと銘打って、デビューから15年間の作品を振り返るものです。そこに、作風の変化への意欲等も書かれていました。
まあ確かに、おんなじやり方を一定年限続けていると、少しやり方を変えてみようと思うものですよね。私も今の業務、10年続いてしまいました。そして少し飽きがあります笑。
当初はいつもの伊坂氏とちょっと違う、と少し違和感(不満?)がありました。とはいえ、ここから更に進化するのかもと思えば、この試みもまた将来の傑作への布石となるはず。今後の作品についてもまた期待しております。
2019年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編集にどハマったきっかけが
このジャイロスコープです。
伊坂幸太郎さんの七変化ともとれる
お話の数々がバラエティ豊かに
詰め込まれているのに1個1個の話が短いのでサクッと読んでいけます。
そして最後には…
それは、お楽しみ(* 'ω')ノ
このジャイロスコープです。
伊坂幸太郎さんの七変化ともとれる
お話の数々がバラエティ豊かに
詰め込まれているのに1個1個の話が短いのでサクッと読んでいけます。
そして最後には…
それは、お楽しみ(* 'ω')ノ
2018年1月5日に日本でレビュー済み
伊坂幸太郎さんの短編作品を集めた本。
うーん、いつも伊坂作品にはお世話になってるけど、今回は合わなかったかな。
面白い話もいくつかあったけど、基本一話完結だったし、最後の話も収束するというより、無理やり切り貼りしたような印象だったなぁ…。
うーん、いつも伊坂作品にはお世話になってるけど、今回は合わなかったかな。
面白い話もいくつかあったけど、基本一話完結だったし、最後の話も収束するというより、無理やり切り貼りしたような印象だったなぁ…。
2016年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊坂幸太郎氏による7つの短編が収録された一冊です。
ミステリーからSF、そしてヒューマンストーリーまで、多岐にわたるジャンルを楽しめる内容でした。
「浜田青年ホントスカ」は、相談屋の仕事の手伝いを引き受けた浜田青年の物語。あっと驚く結末が待っていました。
「ギア」は、謎の生物が現れるSF物語。多くのSFにテーマがあるように、この作品にも『社会の仕組み』というテーマが隠れていたのかもしれません。
「if」は、バスジャックを背景に『もしあの時こうしていれば』という状況を描いた作品。あの時のチャンスがもう一度訪れたら、あなたならどうしますか?
その他にも、最後に全てが繋がる伊坂ワールドを楽しめる「一人では無理がある」など、一つ一つの作品を濃厚に楽しむことができました。
ミステリーからSF、そしてヒューマンストーリーまで、多岐にわたるジャンルを楽しめる内容でした。
「浜田青年ホントスカ」は、相談屋の仕事の手伝いを引き受けた浜田青年の物語。あっと驚く結末が待っていました。
「ギア」は、謎の生物が現れるSF物語。多くのSFにテーマがあるように、この作品にも『社会の仕組み』というテーマが隠れていたのかもしれません。
「if」は、バスジャックを背景に『もしあの時こうしていれば』という状況を描いた作品。あの時のチャンスがもう一度訪れたら、あなたならどうしますか?
その他にも、最後に全てが繋がる伊坂ワールドを楽しめる「一人では無理がある」など、一つ一つの作品を濃厚に楽しむことができました。
2015年12月25日に日本でレビュー済み
帯は「洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド」。
現実的ではない世界が、現実的に感じる独特の創造性と筆致力、機知に富んだ会話。
著者の新たなる試みを感じた。
ジャイロスコープとは、回転儀。
3つのコマが重心の中心に自由に回転する。
まさに、そんな感じ、さまざまな人たちの人生が交差する。
・浜田青年ホントスカ
相談屋にアルバイトとして居候した青年が実は・・・
人の悩みもさまざま。ほぼ決まっているけれど、同意が欲しい。
そんな人の揺れる心理を垣間見た。
・ギア
謎な生物「セミンゴ」についてバス内で語り合っているうちに・・・
人類が淘汰されるのはでないか?という現代に緩んだ日本人へ危惧を抱いた。
・二月下旬から三月上旬
毎年2月下旬~3月上旬だけ親友との交流する、という腐れ縁の日記的物語。
道徳や秩序に対する問題提起を感じた。
・if
バスジャックが起きた。その時乗客はどうしたか?
「あのとき、ああすれば良かった」という誰しもある反省に勇気を与える。
・一人では無理がある
サンタクロースはいない。しかし、クリスマスプレゼントを配る組織は存在する。
そんな中、児童虐待の現場に希望を感じるファンタジー。
・彗星さんたち
東北新幹線の車両清掃員「コメットさん」たち裏方の人間味あふれる物語。
・後ろの声がうるさい
新幹線に乗っていた主人公が、後ろの座席の会話に気に取られる。
そこには、隣り合わせた二人は実は、幼き頃別れた父と息子という・・・
一番好きな物語は、彗星さんたち。
シングルマザーの主人公は、人と喋るのが苦手。
喋らなくてもいい、掃除だけをしてればいい、と思って選んだ清掃の仕事。
けれど、おもてなしの心を持って取り組む真剣な仕事だった。
清掃時間は、東京駅停車7分間。
テキパキとこなす様が颯爽としていて格好いい。
そして、シングルマザーとして、日々悪戦苦闘する主人公が、
チーフ格となる先輩たちと交流の中で、前向きになっていく姿に心温まる。
伊坂ワールドは、エッシャーのだまし絵「滝」みたいなものだと思う。
水路が周る違和感。けれど、だまされて、ニヤッとしてしまう。
そんな感覚が伊坂ワールドの醍醐味だ。
現実的ではない世界が、現実的に感じる独特の創造性と筆致力、機知に富んだ会話。
著者の新たなる試みを感じた。
ジャイロスコープとは、回転儀。
3つのコマが重心の中心に自由に回転する。
まさに、そんな感じ、さまざまな人たちの人生が交差する。
・浜田青年ホントスカ
相談屋にアルバイトとして居候した青年が実は・・・
人の悩みもさまざま。ほぼ決まっているけれど、同意が欲しい。
そんな人の揺れる心理を垣間見た。
・ギア
謎な生物「セミンゴ」についてバス内で語り合っているうちに・・・
人類が淘汰されるのはでないか?という現代に緩んだ日本人へ危惧を抱いた。
・二月下旬から三月上旬
毎年2月下旬~3月上旬だけ親友との交流する、という腐れ縁の日記的物語。
道徳や秩序に対する問題提起を感じた。
・if
バスジャックが起きた。その時乗客はどうしたか?
「あのとき、ああすれば良かった」という誰しもある反省に勇気を与える。
・一人では無理がある
サンタクロースはいない。しかし、クリスマスプレゼントを配る組織は存在する。
そんな中、児童虐待の現場に希望を感じるファンタジー。
・彗星さんたち
東北新幹線の車両清掃員「コメットさん」たち裏方の人間味あふれる物語。
・後ろの声がうるさい
新幹線に乗っていた主人公が、後ろの座席の会話に気に取られる。
そこには、隣り合わせた二人は実は、幼き頃別れた父と息子という・・・
一番好きな物語は、彗星さんたち。
シングルマザーの主人公は、人と喋るのが苦手。
喋らなくてもいい、掃除だけをしてればいい、と思って選んだ清掃の仕事。
けれど、おもてなしの心を持って取り組む真剣な仕事だった。
清掃時間は、東京駅停車7分間。
テキパキとこなす様が颯爽としていて格好いい。
そして、シングルマザーとして、日々悪戦苦闘する主人公が、
チーフ格となる先輩たちと交流の中で、前向きになっていく姿に心温まる。
伊坂ワールドは、エッシャーのだまし絵「滝」みたいなものだと思う。
水路が周る違和感。けれど、だまされて、ニヤッとしてしまう。
そんな感覚が伊坂ワールドの醍醐味だ。