ひらいめぐみさんの本を読んで気になり購入しました。
ばななさんが住んでいる下北沢とそれにまつわるお話しです
ところどころ感じ入る言葉があるのがさすがばななさんだなと思いました。
「なにかを選んだ人とそのブレない人生を人は讃える。」
という一文が好きです。
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下北沢について 単行本 – 2016/9/23
吉本 ばなな
(著)
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あなたがたった一人のヒーローになるためには?
試練の時にこそ心に効く、19の癒しの薬。
高校受験の帰り道、父と歩いた下北沢の商店街。歩くのが速い父が、少しゆっくりペースを落として楽しそうに街を散策していたーー。思い出の地に住むことになった著者が、下北沢で出会った人やお店を通して見つけた、幸せな生き方とは。試練の時にこそ効く、19の癒しのエッセイ。「選べなかったほうの人生を夢見ることはできない。でも、選べなかった人生が私に微笑みかけてくれるとき、いつでもその人生に恥じないようにあることはできるかもしれない。」(本文より)
試練の時にこそ心に効く、19の癒しの薬。
高校受験の帰り道、父と歩いた下北沢の商店街。歩くのが速い父が、少しゆっくりペースを落として楽しそうに街を散策していたーー。思い出の地に住むことになった著者が、下北沢で出会った人やお店を通して見つけた、幸せな生き方とは。試練の時にこそ効く、19の癒しのエッセイ。「選べなかったほうの人生を夢見ることはできない。でも、選べなかった人生が私に微笑みかけてくれるとき、いつでもその人生に恥じないようにあることはできるかもしれない。」(本文より)
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2016/9/23
- 寸法19.5 x 13.5 x 2.1 cm
- ISBN-104344030087
- ISBN-13978-4344030084
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商品の説明
著者について
1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、1993年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞。近著に『サーカスナイト』『イヤシノウタ』など。noteにてメルマガ『どくだみちゃんとふしばな』を配信中。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2016/9/23)
- 発売日 : 2016/9/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 4344030087
- ISBN-13 : 978-4344030084
- 寸法 : 19.5 x 13.5 x 2.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 178,159位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,515位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年、東京生まれ。
詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文藝学科卒業。
87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。
著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞の三賞を受賞している。他の著作に『アルゼンチンババア』『王国』シリーズ『デッドエンドの思い出』『イルカ』『ひとかげ』『まぼろしハワイ』『サウスポイント』『彼女について』『アナザー・ワールド 王国その4』など多数がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も4年くらい住んでいた。いい街だ。今の下北沢を書いている。住みたくなるような書き方だ。心から愛してないと書けない。この人の街の表現が好きだ。
2023年1月8日に日本でレビュー済み
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バナナさんといえば!!
いつもながら、映像が頭に浮かんで楽しく拝読させていただきました。
いつもながら、映像が頭に浮かんで楽しく拝読させていただきました。
2017年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のおもしろさは、昭和世代の人じゃないと、わからないのかもしれない。
下北沢には、30年以上前に、歩いたことがある程度だが、ばななさんの気持ちは、よくわかる。
かつてあった、個人商店(八百屋・魚屋・肉屋・駄菓子店など)が、幸せだった思い出がなくなってゆく。
ほかの方のレビューを読んで、長いこと買わずにいたが、いまは買ってよかったと思ってます。
下北沢を知らない人でも、心に響く本です。
下北沢には、30年以上前に、歩いたことがある程度だが、ばななさんの気持ちは、よくわかる。
かつてあった、個人商店(八百屋・魚屋・肉屋・駄菓子店など)が、幸せだった思い出がなくなってゆく。
ほかの方のレビューを読んで、長いこと買わずにいたが、いまは買ってよかったと思ってます。
下北沢を知らない人でも、心に響く本です。
2020年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は下北沢に住んだこともないので、この本は面白く思えなかった。
個人的な細かなことが多いので、共感できることがなかったし、参考になることもなかった。
個人的な細かなことが多いので、共感できることがなかったし、参考になることもなかった。
2017年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉本ばななさんの本は、ここ最近、いくつも読みふけっているのですが、個人的には「イヤシノウタ」といい、今作といい、エッセイが大好きです。そこには、本音が語られているからです。なかなか声にだしていえない、「ありのままの事実」が、ばななさんの視点からやさしくえがかれている。
タイトルからみると「下北沢の本なの?」と思ってしまいそうですが、下北沢をこよなく愛しているというばななさんが、日々の生活のなかで感じたことを綴った1冊です。多くの人がよんでもらえたらいいのにな~と思います!!!
タイトルからみると「下北沢の本なの?」と思ってしまいそうですが、下北沢をこよなく愛しているというばななさんが、日々の生活のなかで感じたことを綴った1冊です。多くの人がよんでもらえたらいいのにな~と思います!!!
2016年12月14日に日本でレビュー済み
こまかい店名出てくるのに「そんなピンポイントな固有名詞を出されても」と少し思いましたが、初出が小冊子なら納得。
ご自身の小説を「テーマの泉がこんこんと」と自負しておられる1文には少し苦笑。そこまで読み取れないor読まずともいい、という受け手の読み方は認めて下さいね?…だめ?みたいな。
軽めに楽しみました。
ご自身の小説を「テーマの泉がこんこんと」と自負しておられる1文には少し苦笑。そこまで読み取れないor読まずともいい、という受け手の読み方は認めて下さいね?…だめ?みたいな。
軽めに楽しみました。
2018年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉本ばななの『下北沢について』を読んだ。さすが、作家だけあって鋭い感性と観察力をもってして下北沢の本質的な魅力、価値に気づき、それを彼女の皮膚感覚によって表現している。ジェイン・ジェイコブスが『アメリカ大都市の死と生』で、マンハッタンのグリニッチ・ビレッジやボストンのノースエンドなどで発見したのと同様な都市の根源的な魅力を、吉本ばななは下北沢を観察することで見出している。ちょっと幾つか印象に残った文章を引用させてもらう。
「下北沢のにぎわいは若い人が未来を作るためのものであって、地に足の着いた生活の買物のための大人のにぎわいではなかった」(p.12)
「しかし、子どもができてみると、どこに行くにもその大きな通りを越えなくてはならない生活の規模が自分にとって大きすぎるように思えてきた。赤ちゃんを連れて大きな通りを毎日ベビーカーであるいは抱っこであわてて渡り、スーパーに行く日々。
一見とても便利だし、もともと車で移動することの多い土地の人にはなんでもないことなのだろうけれど、なんでもかんでもすぐそばにあって徒歩か自転車ですんでしまう下町で育った私にとって、持っていた体の感覚にその暮らしが合わなかったのだろう。
(中略)子どもが小さい頃くらいは自分が育ったような商店街のあるところで暮らしたいな・・・と思った私は、下北沢南口にほど近い代沢のはずれに引っ越すことを決意した。
すぐそばが商店街なわけではなかったが、子どもを連れて歩いていける範囲に商店街があり、そこには基本的に車が入ってこないというのがいちばんよかったところだった」(pp.23-24)
「それは上馬ではできない経験だった。なんといっても昼間人がいない街だったからだ。
下北沢は昼間も人が歩いているし、夜になっても人が絶えることはない」(p.30)
「画一的な接客はつまらない。同じような感じのお店にばかり行ったってなにも空気が動かない、自分の中の子供が退屈してしまう」(p.41)
「でも、きっとお店の命を生かそうとしなかった力があったんだろうなと思う。あれほど確かに生きているものがあることがこわくなって、とにかく殺してしまう、そういう力が現代にはいっぱい満ちている。子供の持っている力も、アートの力も、日々殺され続けている。その弊害で実際に人間が殺され続けたりもしているんだと思う」(p.97)
このような感性は流石、作家だ。とはいえ、ちょっと勘に頼りすぎる、というか直感に基づきすぎていて、そういう魅力はもう少し、都市の生態系とか、街の経済から説明できるのだけどな、と思ったりもするが。私はそういう研究をしているから知っているだけであって、素人でここまで見抜く眼力はやはり大したものである。
とはいえ、この本に対して、二点ほど極めて個人的な不満がある。一つは、これだけ下北沢の個店の素晴らしさを弁舌鋭く語っているのに「いろいろな人と待ち合わせをした南口駅前のスターバックスも、ドトールももうない」(p.48)って、スタバとドトールというアンチ下北沢のお店をよく使っているという矛盾を暴露していることだ。あと、この本の表紙のデザインが道路だらけということである。自動車が走れる道路がほとんどないということが、下北沢の空間的な魅力であるのに、この表紙のデザインはまるで国土交通省道路局のパンフレットのように道路だらけである。このイラストレーターは果たして、この本を読んだのであろうか。この二点が、ちょっと玉に瑕で残念であったが、「もしもしシモキタザワ」に比べると、ずっといい読後感が得られた本であった。
「下北沢のにぎわいは若い人が未来を作るためのものであって、地に足の着いた生活の買物のための大人のにぎわいではなかった」(p.12)
「しかし、子どもができてみると、どこに行くにもその大きな通りを越えなくてはならない生活の規模が自分にとって大きすぎるように思えてきた。赤ちゃんを連れて大きな通りを毎日ベビーカーであるいは抱っこであわてて渡り、スーパーに行く日々。
一見とても便利だし、もともと車で移動することの多い土地の人にはなんでもないことなのだろうけれど、なんでもかんでもすぐそばにあって徒歩か自転車ですんでしまう下町で育った私にとって、持っていた体の感覚にその暮らしが合わなかったのだろう。
(中略)子どもが小さい頃くらいは自分が育ったような商店街のあるところで暮らしたいな・・・と思った私は、下北沢南口にほど近い代沢のはずれに引っ越すことを決意した。
すぐそばが商店街なわけではなかったが、子どもを連れて歩いていける範囲に商店街があり、そこには基本的に車が入ってこないというのがいちばんよかったところだった」(pp.23-24)
「それは上馬ではできない経験だった。なんといっても昼間人がいない街だったからだ。
下北沢は昼間も人が歩いているし、夜になっても人が絶えることはない」(p.30)
「画一的な接客はつまらない。同じような感じのお店にばかり行ったってなにも空気が動かない、自分の中の子供が退屈してしまう」(p.41)
「でも、きっとお店の命を生かそうとしなかった力があったんだろうなと思う。あれほど確かに生きているものがあることがこわくなって、とにかく殺してしまう、そういう力が現代にはいっぱい満ちている。子供の持っている力も、アートの力も、日々殺され続けている。その弊害で実際に人間が殺され続けたりもしているんだと思う」(p.97)
このような感性は流石、作家だ。とはいえ、ちょっと勘に頼りすぎる、というか直感に基づきすぎていて、そういう魅力はもう少し、都市の生態系とか、街の経済から説明できるのだけどな、と思ったりもするが。私はそういう研究をしているから知っているだけであって、素人でここまで見抜く眼力はやはり大したものである。
とはいえ、この本に対して、二点ほど極めて個人的な不満がある。一つは、これだけ下北沢の個店の素晴らしさを弁舌鋭く語っているのに「いろいろな人と待ち合わせをした南口駅前のスターバックスも、ドトールももうない」(p.48)って、スタバとドトールというアンチ下北沢のお店をよく使っているという矛盾を暴露していることだ。あと、この本の表紙のデザインが道路だらけということである。自動車が走れる道路がほとんどないということが、下北沢の空間的な魅力であるのに、この表紙のデザインはまるで国土交通省道路局のパンフレットのように道路だらけである。このイラストレーターは果たして、この本を読んだのであろうか。この二点が、ちょっと玉に瑕で残念であったが、「もしもしシモキタザワ」に比べると、ずっといい読後感が得られた本であった。