耳障りのいい言葉、悪い言葉は気を付けなければいけません。
なぜなら思考は停止し、考えるより先に脊髄反射してしまうからです。
大麻、というワードは耳障りの悪い言葉の最たるもののひとつでしょう。
大麻イコール良いもの、なんて思う日本人はそうそういないはず。
そう、大麻のことをちゃんと勉強した人以外は。
なぜこれほど有益な植物が日本で世界で禁止されているのか、
そしてそれが今になって世界では解禁されはじめているのか。
気になる方はぜひ大麻=悪いもの、という脊髄反射はやめて本書をまず手に取ってほしい。
近年、日本が先進国とは呼べないようなほど政府による雑な対応が多い気がしますが、
日本における大麻の実情一つとってみてもそれは現実の出来事となっています。かなしい。
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大麻入門 (幻冬舎新書) Kindle版
戦後、GHQ主導による新憲法の下で初めて規制された大麻は、遥か太古から、衣食住はもちろん医療や建築、神事など、日本人の生活になくてはならないものだった。1948年に施行された大麻取締法は、当時の政府が大麻産業を奨励していたためか、立法目的が明記されないまま現在に至っている。一方で、欧米諸国では所持・使用の非犯罪化が進み、医療やバイオ・エネルギーなど様々な分野での研究が盛んだ。国内外の知られざる大麻草の真実とは?
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2009/1/28
- ファイルサイズ503 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B00XKVD9GS
- 出版社 : 幻冬舎 (2009/1/28)
- 発売日 : 2009/1/28
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 503 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 156ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 361,306位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 961位幻冬舎新書
- - 12,522位社会学概論
- - 12,727位社会学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年12月26日 東京都生まれ 明治大学卒業
1980年から舞台制作者として活動を始める。1987年に制作株式会社ヘッドロックを設立。 舞台制作、出版プロデュース、音楽制作、作家活動を開始。
幼少より江戸葛西囃子を習得し、祭り文化への興味を深めていく。大学在学中より、舞台制作者として、内外の民俗音楽・舞踊やロックと出会い、全国津々浦々をツアーする日々が続く。その傍ら、ジャマイカやインド、ニューヨーク、ツバルなどを訪れながら、大麻やドラッグ、精神世界、ストリート・カルチャーなどを中心にした執筆を行い、現在はフリーとして活動している。
大麻解放運動も行なっており、全国で講演会やイベントを開催している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月25日に日本でレビュー済み
レポート
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7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年12月24日に日本でレビュー済み
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大麻の歴史を色々と学ばせて頂きました。日本社会は大麻に対する偏見や法整備を改める必要があると感じました。医療大麻や産業用大麻は今すぐにでも全面解禁すべきだと思います。嗜好大麻は非犯罪化をすべきだと思います。
2012年2月19日に日本でレビュー済み
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タイトルにふさわしく、大麻の歴史から現代の利用法といった、「大麻」の俯瞰図的な本。
ひたすら客観的な資料を並べ、主観的な意見を控え目にすることで、まさに入門書といったスタイルになっている。
この本の著者の主張は「大麻の真実を知りましょう」ということと、それによって「大麻取締法の規制緩和をしていきましょう」ということにある。
そのために医療目的や繊維としての大麻の利用法が挙げられているのだが、大麻関係の本はほとんど、これと同じような論旨のものが多い。
どうしてか似たり寄ったりになってしまい、世間では黙殺されてしまうのが悲しい。もっと様々な方面からの意見が出て、大麻論争が活発になればいいのにと思う。
ひたすら客観的な資料を並べ、主観的な意見を控え目にすることで、まさに入門書といったスタイルになっている。
この本の著者の主張は「大麻の真実を知りましょう」ということと、それによって「大麻取締法の規制緩和をしていきましょう」ということにある。
そのために医療目的や繊維としての大麻の利用法が挙げられているのだが、大麻関係の本はほとんど、これと同じような論旨のものが多い。
どうしてか似たり寄ったりになってしまい、世間では黙殺されてしまうのが悲しい。もっと様々な方面からの意見が出て、大麻論争が活発になればいいのにと思う。
2016年4月17日に日本でレビュー済み
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大麻に対する偏見なくなりました。
日本もせめて医療用大麻は解禁すべきだと思います。
日本古来の植物の有効利用を再考すべきだと認識されてくれる一冊です!
日本もせめて医療用大麻は解禁すべきだと思います。
日本古来の植物の有効利用を再考すべきだと認識されてくれる一冊です!
2012年2月11日に日本でレビュー済み
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昭和20年の日本敗戦の年に生を受けた私は、自分の幼児体験とその後得たいろんな情報から、戦後日本の問題点の大概のことは学んできた積もりでしたが、麻が縄文以来日本人にとって米と並ぶほどの貴重で重要な作物であったにもかかわらず、アメリカ占領軍の強制により麻薬の汚名を着せられて栽培から使用まで一切を禁じられたこと、占領が解除されて独立した後も日本人自らがそれを忠実に守って今日に至っていることなどをこの本によって初めて知りました。こんな重要なことを気付かずにいるのかが不思議でなりませんが、ここにも戦後日本が敗戦によって歪められた真実があったことを知るべきだと思います。大震災津波、原発事故などの国難の時に、麻を日本文化の中に取り戻し、強く明るい日本を実現しなければならない。この本は「大麻入門」という題名ですが、副題に「日本復活の道」とでもしてもいいのではないかとさえ思います。
2009年7月8日に日本でレビュー済み
私も含めて、アサが栽培されているところなど見たことがない世代というのがほとんどだろう。しかも、栽培、所持ともに法律で禁止されているところから、関心のない人にとっては関心のない植物なのは仕方がない。
だが、私はアサカミキリという生物を通じてこの植物に大変関心があった。アサカミキリはアサを食草とするカミキリでアサが栽培されていた当時はアサの害虫であったという。で、アサが栽培されなくなって、最近は希少種である。アザミ、ヨモギなんかを食べて生きているらしい。私は、一度だけアサカミキリを見たことがある。このときは同行のカミキリ屋が採集したのだが、このとき以来、アサって何、という疑問をこころの引き出しにしまいこんでいた。
もう少し具体的にいえば、
・繊維をとるアサと、大麻は同種の植物なのか
・同じ植物だとすれば大麻が日本で栽培されいたのか
・大麻が日本で栽培されていたのなら、大麻は普通に喫煙されていたのか
・アサは日本に自生の植物なのか
・栽培されいたものが野外で生き延びているものはないのか
本書は、私がしまいこんでいたこれらの疑問すべてに的確に答えてくれたうえ、日本で大麻が禁止されるに至る経緯についても詳しく書かれている。
本書を読んで、特に思い出したのはケナフである。ケナフは紙の材料として一時やかましく言われたが、この本を読んでケナフよりアサだろうと強く感じた。贅沢を言えば、ケナフとアサの得失についても言及してくれれば、さらに満足感は高かったろうにと感じる。
読む前にはかなりショッキングな書名に見えるが、読み終わると、正しいタイトルだと納得できる。読む前と読んだあとでは、体のまわりに流れる空気が違ってくる、私にとってはそれほどのインパクトのある本であった。
だが、私はアサカミキリという生物を通じてこの植物に大変関心があった。アサカミキリはアサを食草とするカミキリでアサが栽培されていた当時はアサの害虫であったという。で、アサが栽培されなくなって、最近は希少種である。アザミ、ヨモギなんかを食べて生きているらしい。私は、一度だけアサカミキリを見たことがある。このときは同行のカミキリ屋が採集したのだが、このとき以来、アサって何、という疑問をこころの引き出しにしまいこんでいた。
もう少し具体的にいえば、
・繊維をとるアサと、大麻は同種の植物なのか
・同じ植物だとすれば大麻が日本で栽培されいたのか
・大麻が日本で栽培されていたのなら、大麻は普通に喫煙されていたのか
・アサは日本に自生の植物なのか
・栽培されいたものが野外で生き延びているものはないのか
本書は、私がしまいこんでいたこれらの疑問すべてに的確に答えてくれたうえ、日本で大麻が禁止されるに至る経緯についても詳しく書かれている。
本書を読んで、特に思い出したのはケナフである。ケナフは紙の材料として一時やかましく言われたが、この本を読んでケナフよりアサだろうと強く感じた。贅沢を言えば、ケナフとアサの得失についても言及してくれれば、さらに満足感は高かったろうにと感じる。
読む前にはかなりショッキングな書名に見えるが、読み終わると、正しいタイトルだと納得できる。読む前と読んだあとでは、体のまわりに流れる空気が違ってくる、私にとってはそれほどのインパクトのある本であった。
2009年2月7日に日本でレビュー済み
タイトルから最初は買うのに抵抗があった。若い頃に外国で経験したことはあったが、今の生活からは無縁のものだ。私的には、他のドラッグとは違うという認識はあったが、外国の事情(特にEUおよび米国)がこれ程日本との認識の違いがあるとは想像もつかなかった。
大麻禁止の歴史から始まり、医療、産業、文化、そしてバイオマス利用まで幅広くその利用価値を述べている。また神事との係わり、天皇家と麻等、大変興味深く読むことができた。確かに賛否はあり、ここのところあっちこっちで逮捕者が出ているが、単なる麻薬として大麻を捉えるという意識から一歩踏み込み、しっかりとどう言う物かという事を知る絶好の一冊ではないかと思う。決して俗的な読み物ではなく、ある程度知識のある人が、大麻がどのような物か理解できる様に仕上がっている。ノンフィクションライターとのことだが、書くタイミングもいいし、まとめ方も上手だと思う。ちょっと追ってみたい著者だと思った。
大麻禁止の歴史から始まり、医療、産業、文化、そしてバイオマス利用まで幅広くその利用価値を述べている。また神事との係わり、天皇家と麻等、大変興味深く読むことができた。確かに賛否はあり、ここのところあっちこっちで逮捕者が出ているが、単なる麻薬として大麻を捉えるという意識から一歩踏み込み、しっかりとどう言う物かという事を知る絶好の一冊ではないかと思う。決して俗的な読み物ではなく、ある程度知識のある人が、大麻がどのような物か理解できる様に仕上がっている。ノンフィクションライターとのことだが、書くタイミングもいいし、まとめ方も上手だと思う。ちょっと追ってみたい著者だと思った。
2011年1月11日に日本でレビュー済み
日本における大麻活用の歴史と禁止への経緯がコンパクトにわかりやすく書いてある名著。麻子、麻美等という女性の名前も少なくないなか、広義の「麻」がいかに日本人に身近な存在であったかということがわかります。海外の法律、地方の動向については、近く発売される
マリファナはなぜ非合法なのか? が必読です。
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