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こどもの権利を買わないで―プンとミーチャのものがたり 大型本 – 1999/12/1
この物語の中心のテーマは、本人の意思に反して、だまされ、売られ、あるいは力ずくで故郷をはなれて遠くの国に連れていかれ、はじめは工場で強制的に働かされ、まもなく売春宿に連れていかれ、女性としての尊厳と健康をふみにじられてしまった少女たちの悲しい、そして残酷な経験です。
今の日本では考えられない、貧しさゆえの状況です。私たち日本人はもっと世界の現実を知る必要があるのではないでしょうか。
今の日本では考えられない、貧しさゆえの状況です。私たち日本人はもっと世界の現実を知る必要があるのではないでしょうか。
- 本の長さ1ページ
- 言語日本語
- 出版社自由国民社
- 発売日1999/12/1
- ISBN-104426891019
- ISBN-13978-4426891015
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
12歳のプンは、工場での重労働、さらには売春を強制される。同じ境遇のミーチャと施設へ助けを求めるが、ミーチャはエイズに感染していた。少女売買春の被害者への取材をもとにした、児童の権利保護を訴える物語。英文併記。
登録情報
- 出版社 : 自由国民社 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 1ページ
- ISBN-10 : 4426891019
- ISBN-13 : 978-4426891015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,173,740位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,726位社会福祉関連書籍
- - 134,589位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年8月5日に日本でレビュー済み
私は 昔、この本を 将来 子供(特に息子)が生まれたら ちゃんと 読んで聞かせたいと思い 買っておきました。今は 幼い甥っ子が2人います。もう少し大きくなったら 私が、 女の側からの気持ちも伝えつつ 読んであげたいです。女の子を金で買って 身も心も傷付ける馬鹿な男には 絶対ならないでね と。 でも このお話の最後のプンの行動には脱帽でした。
2013年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難しいテーマをどう絵本にしているのか、期待して購入しました。
しかし内容は予想通り、ありきたりのものでしたね。
子どもの自由を奪うことは人権侵害です。ですが、それと売春とは別のテーマです。
それを一緒くたにしてしまったところが、ちょっと残念だと思いました。
自由を奪うことで強制労働させるのも、強制売春させるのも、自由を奪うことが問題なのであって、そのあとに何をさせるかは関係ないと、私は思います。
たとえば子どもの自由を奪って強制的に遊ばせるとしたら、それもまた人権侵害だと思うのです。
労働そのものは、悪いことではありません。
強制させるから問題なのです。
同じ論理で、売春そのものが悪いことかどうかは、判断が別れるところです。
現に合法化されている国や地域もあるし、日本もまた公娼制度がありました。
つまり、何の説明もなしに一方的に「売春=悪」とは言えないと思うのです。
そういう現実がありながら、何の根拠も示さず、強制売春が悪いから売春も悪いと無理やり結びつける考え方は、少々問題があるように感じます。
それこそ子どもが自由に価値観を検討することを否定し、大人(自分)の価値観を強制的に押し付けようとする、いわば人権侵害だと思うからです。
この作者の方が、「売春=悪」と考えることは自由です。
けれども、それを示すために強制売春を例にして、売春そのものを悪と認識させようとする手法には、私は賛同できません。
子どもの自由を守るとは、子どもたちが自分で考え、自分で判断することを励ますことだと思います。
けして大人たちの価値観を一方的に押しつけることではない。
私は、そう思うのです。
しかし内容は予想通り、ありきたりのものでしたね。
子どもの自由を奪うことは人権侵害です。ですが、それと売春とは別のテーマです。
それを一緒くたにしてしまったところが、ちょっと残念だと思いました。
自由を奪うことで強制労働させるのも、強制売春させるのも、自由を奪うことが問題なのであって、そのあとに何をさせるかは関係ないと、私は思います。
たとえば子どもの自由を奪って強制的に遊ばせるとしたら、それもまた人権侵害だと思うのです。
労働そのものは、悪いことではありません。
強制させるから問題なのです。
同じ論理で、売春そのものが悪いことかどうかは、判断が別れるところです。
現に合法化されている国や地域もあるし、日本もまた公娼制度がありました。
つまり、何の説明もなしに一方的に「売春=悪」とは言えないと思うのです。
そういう現実がありながら、何の根拠も示さず、強制売春が悪いから売春も悪いと無理やり結びつける考え方は、少々問題があるように感じます。
それこそ子どもが自由に価値観を検討することを否定し、大人(自分)の価値観を強制的に押し付けようとする、いわば人権侵害だと思うからです。
この作者の方が、「売春=悪」と考えることは自由です。
けれども、それを示すために強制売春を例にして、売春そのものを悪と認識させようとする手法には、私は賛同できません。
子どもの自由を守るとは、子どもたちが自分で考え、自分で判断することを励ますことだと思います。
けして大人たちの価値観を一方的に押しつけることではない。
私は、そう思うのです。
2008年4月6日に日本でレビュー済み
後進国の子供たちや、その家族がどのようにだまされ、どんな被害にあっているのか。
家族のためにと思う主人公プンは、業者にだまされ、酷い環境で重労働を強いられます。
ある日、「違う仕事をさせる。」と業者がプンを連れて行ったのは買春宿。何人もの男に汚され、プンは体も心も傷付けられます。そんな酷い場所でがんばれたのは、同じ宿に同年代の女の子がいたから。
「学校へ行きたいね。」と語り合い、ある日プンは少女を連れて買春宿を逃げ出します。帰る場所も、知っている人もない遠い土地で、ひたすら走り続け、安全な場所に保護されますが、一緒に逃げた少女はエイズを感染させられ日に日に弱っていきます。
彼女達は、ただ幸せになりたかった。仕事が欲しかっただけ。
「一緒に学校へ行きたいね。」そう残して少女は天に召されました。
力も知識もない少女が、悪意のある大人に騙され、権利も可能性も希望も、果ては命まで奪われてしまう現状が、比較的抑えた表現で描かれています。
家族のためにと思う主人公プンは、業者にだまされ、酷い環境で重労働を強いられます。
ある日、「違う仕事をさせる。」と業者がプンを連れて行ったのは買春宿。何人もの男に汚され、プンは体も心も傷付けられます。そんな酷い場所でがんばれたのは、同じ宿に同年代の女の子がいたから。
「学校へ行きたいね。」と語り合い、ある日プンは少女を連れて買春宿を逃げ出します。帰る場所も、知っている人もない遠い土地で、ひたすら走り続け、安全な場所に保護されますが、一緒に逃げた少女はエイズを感染させられ日に日に弱っていきます。
彼女達は、ただ幸せになりたかった。仕事が欲しかっただけ。
「一緒に学校へ行きたいね。」そう残して少女は天に召されました。
力も知識もない少女が、悪意のある大人に騙され、権利も可能性も希望も、果ては命まで奪われてしまう現状が、比較的抑えた表現で描かれています。