玖璃子さんのパンゲアドール
読み終わりました
パンゲア症候群
現実と幻想が1つになってしまう症状
治療方法は存在しない
症候群には 決まったパターンがあり
もともと すべての人間の滞在意識にあるもの
なのかと考えました
なんらかのスイッチが入り
幻想がクリアになっていく
現実と区別がつかなくなる
そして 症候群にかかった人々から
ある共通点が見つかる
深い内容で 幻想という言葉を
あらためて考えさせられました
神話から続く滞在意識なのか
人間自身が作りだしてしまった症状なのか
永遠に解けない謎だと思いました
ショパンの幻想即興曲
バラキレフのイスラメイを聞きながら
幻想を感じてみます

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Pangaea Doll ペーパーバック – 2010/6/3
Chris Kyogetu
(著)
Texts are In Japanese languages only. When Shoko was a fifth grader in an elementary school, the father died of the traffic accident. Since She has come to see fantasy of a dragon. Shoko named the dragon "Mumujiku." She pursued fantasy and began to create the fantasy world on pictures and a piano. However, after a father's death, she gave up creating the fantasy world in order to go to University, it is a desire of her mother who came to be neglect. In 2005, Shoko grew up and found the movie which was very similar to "Mumujiku." The director of the movie was Russian Shoko lived together Muraji who knows these circumstances. Shoko will be in a state of lethargy day by day, and will stay indoors at home. When Muraji researches the name of a disease, he will begin to guess that it is the Pangaea syndrome from the condition. Although it is gossiped whether the cause of the director's death is also the Pangaea syndrome, the Pangaea syndrome will be authorized if not a mental illness. The condition of the Pangaea syndrome remains in Shoko, and her consciousness wanders about between reality and fiction. She starts to talk the monologue which can be told in it, from the past when she is used to call herself "Saya."
- 本の長さ364ページ
- 言語日本語
- 出版社Createspace Independent Pub
- 発売日2010/6/3
- 寸法13.97 x 2.08 x 21.59 cm
- ISBN-10145381969X
- ISBN-13978-1453819692
商品の説明
内容説明
≪昔、描いた未完のお伽噺----今ならその世界が見えるよ≫
幼い頃に父親を亡くした主人公、佐藤翔子の目の前に現れたのは一匹の竜だった。家庭が崩壊していく中、その幻覚に彼女は「ムムジク」と名付け縋るようにムムジクの世界を描き上げようとする。音楽はイスラメイ、淡いグレイブルーの色で重ねた世界。病気の母親と共に、それは希望へと向かっていたはずなのに、すべてが完結しなかった。そんな翔子は自身をマインドレスと称し大人になっていくのだが----。
翔子が描いていたムムジクは本当にパンゲア症候群の症状なのだろうか? 世間ではパンゲアの症状のことを自殺と判断するが、彼女達には自覚がない。ムムジクと酷似している映画の登場、その監督の死、そしてこの病が病と認定されなかったその日から、翔子は幻と症状に挟まれる。
出版社からのコメント
『日常からなる難解な物語』
愛よりも深く「きみ」を理解したい。
著者について
It is born on October 24, 1981. A maiden work article is chosen as the last candidate of a literary award. And it will apply behind for three years and "Pangaea Doll" will be written.
登録情報
- 出版社 : Createspace Independent Pub (2010/6/3)
- 発売日 : 2010/6/3
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 364ページ
- ISBN-10 : 145381969X
- ISBN-13 : 978-1453819692
- 寸法 : 13.97 x 2.08 x 21.59 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 114,873位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家・翻訳家 メンサ会員(ノルウェー):早稲田大学法学部・英オックスフォード大学留学後、MRとして働く。元チェス選手/2010年にPangaeadollを出版。2016年にIconographを出版/翻訳・使徒的勧告「Laudate Deum」教皇フランシスコ・シノドス第16回総会第一会期・総括文章等/ 専門・現象学,シモーヌ・ヴェイユ,詩学。松本准平監督、酒井敏弘司教、瀬戸内寂聴等に評価を貰う。
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月31日に日本でレビュー済み
大型書店に置いてあったのですが中身が日本語で好きな感じの文章だったので
読んでみました。パンゲア症候群というのはパンゲア大陸に由来していて、今は分裂してしまったが嘗ては一つの大陸だったという
歴史であり、もう既に存在していないこの幻想のような大陸にちなんでいます。小説の中にも書いてありますが、この症状にかかる人に共通している同じ大陸を見ているようだという妄想を共同幻想などユングの集団潜在意識に繋がるような症状にしている。
現在の精神疾患の問題やら声にならない声達を一人の主人公を通して上手く捕らえているように見えた。
私は自殺行為に至るまでを最後まで現実的に書くことなく物語調にしたように見えましたが、何故か読んでいて誘発されることなくスッキリしました。脳裏で羽ばたく拾われない世界を表に出しています。作品はフィクションでありながら
オートフィクションであるような口調、普通に自分の過去であったり考えていることを並べているだけにも見えますが
空想世界を使いながら現実を見せているのか、現実を追えば追うほど抽象化されてしまって妄想になってしまうのか、この境界線に立たされた
ような気分を味わって感動しました。物語ですので物語として楽しめるならお薦め。
読んでみました。パンゲア症候群というのはパンゲア大陸に由来していて、今は分裂してしまったが嘗ては一つの大陸だったという
歴史であり、もう既に存在していないこの幻想のような大陸にちなんでいます。小説の中にも書いてありますが、この症状にかかる人に共通している同じ大陸を見ているようだという妄想を共同幻想などユングの集団潜在意識に繋がるような症状にしている。
現在の精神疾患の問題やら声にならない声達を一人の主人公を通して上手く捕らえているように見えた。
私は自殺行為に至るまでを最後まで現実的に書くことなく物語調にしたように見えましたが、何故か読んでいて誘発されることなくスッキリしました。脳裏で羽ばたく拾われない世界を表に出しています。作品はフィクションでありながら
オートフィクションであるような口調、普通に自分の過去であったり考えていることを並べているだけにも見えますが
空想世界を使いながら現実を見せているのか、現実を追えば追うほど抽象化されてしまって妄想になってしまうのか、この境界線に立たされた
ような気分を味わって感動しました。物語ですので物語として楽しめるならお薦め。