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まはら三桃

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白をつなぐ単行本 – 2015/10/21

まはら三桃 (著)

18

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坪田譲治文学賞作家が描く感動の駅伝物語

毎年一月、広島で開催される都道府県対抗男子駅伝を舞台に描く、感動の駅伝物語。
故郷を代表し、周囲の応援と期待を背負い、中学生、高校生、大学生・社会人と、世代の違う福岡県チームの七人が、たすきをつないで走る。
選手それぞれが、悩み、葛藤しながらも走り続ける理由とは?
そして、最後に待っていたドラマとは?

【編集担当からのおすすめ情報】
『伝説のエンドーくん』では、中学生の教師たちを主人公にした新たな視点でYA小説を描き、話題を呼んだまはら三桃氏。
今回選んだテーマは、“全国都道府県対抗男子駅伝”。
世代の違う選手たちがひとつのチームとして、故郷のたすきをつないで戦います。
ランナーひとりひとりのドラマが、たすきのように、次々とつながれて、最後の意外な結末へ……。
読めばますます駅伝を愛したくなる、そんな新しい駅伝物語の誕生です!

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本の長さ

270ページ
言語

日本語
出版社

小学館
発売日

2015/10/21
ISBN-10

409289743X
ISBN-13

978-4092897434
すべての詳細を表示

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2015/10/21)
発売日 ‏ : ‎ 2015/10/21
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 270ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 409289743X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4092897434

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まはら三桃

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hayataku

面白かった

2016年2月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

小学生の子供のために買いましたが、大人の自分が読んでもストーリーに緊迫性があり面白かったです。
謎解きの要素も絶妙でした。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ポン太

真面目な創作意図を汲んで星４

2023年1月30日に日本でレビュー済み

一文一文は丁寧なもので、真面目な創作姿勢が窺われる。
しかし、意外なほどに感動しなかった。そこは流行作家の諸先輩を見習って欲しい。
一番の難点は構成にあると思う。まず、駅伝の一区ごとの章立ては良いが、そこで各走者の過去のエピソードを取り上げるのはどうだろうか。駅伝自体は作品の中では当然現在進行形なのだが、そこに過去の話を持ち出すと現在形というリアル感が削がれてしまうのだ。しかも、各走者全てについてそれが書かれるので、なおさらだ。こうした手法はよく見かけるものではあるが、あまりにくどいと興がそがれる。
逆に良かったのは、マラソン経験者でないと分からないような心境や知識が散りばめられていることで、作者が一通りではない取材を重ねた事が推察できる。
流行作家は、大して中身の無い小説でも、大部な分量を一気に読ませる技量を持つ人が多い。
そうした点は素直に学んで欲しい。

2016年8月3日に日本でレビュー済み

県対抗の　駅伝大会に選ばれた選手たち・・・。中学生から中年まで　バラエティーに富んだメンバー。

でも、その　一人一人が抱えている物が　「走り」に出てくる、そのおもしろさ！

走っていると　いろんなことが頭に浮かぶ。そして、禅問答みたいに　一人で見つめだす。
その　なかで　この　登場人物たちは
　『なにか』をみつけていく。
　『なにか』に　気づいていく。　　
　そして　あきらかに　走る前とは変わっていく。

ある人は、自分の大切な　家族の存在に　気づく。
ある人は、命が　引き継がれたものであることを　悟る。
ある人は、恋人への　自分の思いを　知る。
ある人は、「無」とはなにか　を感じる。
ある人は、自分を　肯定し、間違った過去を　「ちゃら」にする楽しさを見つける。
ある人は、今までの　自分のすべてを　そこにぶつける・・・・

そして、ある人は、他人への気遣いと　自分への後悔や責めの心で　途中で倒れてしまう・・・・。

私が　一番　同感したのは　「ちゃら」にした話。
走っている途中で　すべてが　遠くにいき　すべての感覚が　遠いものになり
まるで「瞑想」の境地になり　ただ　「楽しんで」走っていた　男性の話。

ああ、わかるなあ・・・
わたしにも　経験がある。

目に映る　ものが　ただ　美しく
肌に感じる風が　ただ　心地よい
なんだか　どこまでも　いつまでも　走れそうな　そんな瞬間・・・・

こんなふうに走れたら　こんなふうに　生きられたら　一瞬　一瞬が　光の中だろうなあ

読み終わって、体中が　すーとした。
ああ、久々に　走った感覚をいただいた　そんな　気持ちのよい本でした。

ありがとうございました。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ひで

残念

2016年5月20日に日本でレビュー済み

一般的な青春駅伝小説とは一味違う展開のストーリー。しかし、盛り上がりに欠ける内容、平凡なキャラクター設定が残念。

2017年11月19日に日本でレビュー済み

中学生から社会人までの世代の違う選手たちがそれぞれの思いを胸に走る。
ボクサーの彼女への思いを胸に走る浮気な彼氏が私的には良かった。
白紙の手紙の謎も気になった。
が、ちょっと盛り上がりにかけたかなー。
この作者嫌いではないんだがこれはそんなだった。

2022年3月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

全国都道府県対抗駅伝競走大会をかいた小説。
感想です。序盤は監督コーチ選手のキャラの濃さ、そのやり取りに大爆笑しました。そしてレースが始まると、それぞれの選手や監督のストーリーに、時に笑いつつ感動し、自分も真っ白になりたいと思ってしまいました。
最後キンドル版は金哲彦さんのインタビューはありませんでした。とても読みたかったので残念でしたが、作者のあとがきが読めたのでよかった。
笑えて泣ける、笑いながら泣けました。来年はテレビで実際の駅伝を見たいです。この作者の他の小説も読みたいです。

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