読んでいて、うんうん、そうだよね、という感じでした。
平凡な日常をこんなに細かく表現できることに感心します。社会人一年生なら勉強になるかなと思うけど、中堅にはどうかなぁ?どれも自分が経験したことばかりだったので。
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とにかくうちに帰ります (新潮文庫) 文庫 – 2015/9/27
津村 記久子
(著)
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屋根は、すばらしい 。
うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように。豪雨による帰宅困難者の心模様を描く表題作ほか、日々の共感にあふれた全六編。
うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように、うちに帰りたい――。職場のおじさんに文房具を返してもらえない時。微妙な成績のフィギュアスケート選手を応援する時。そして、豪雨で交通手段を失った日、長い長い橋をわたって家に向かう時。それぞれの瞬間がはらむ悲哀と矜持、小さなぶつかり合いと結びつきを丹念に綴って、働き・悩み・歩き続ける人の共感を呼びさます六編。
うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように。豪雨による帰宅困難者の心模様を描く表題作ほか、日々の共感にあふれた全六編。
うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように、うちに帰りたい――。職場のおじさんに文房具を返してもらえない時。微妙な成績のフィギュアスケート選手を応援する時。そして、豪雨で交通手段を失った日、長い長い橋をわたって家に向かう時。それぞれの瞬間がはらむ悲哀と矜持、小さなぶつかり合いと結びつきを丹念に綴って、働き・悩み・歩き続ける人の共感を呼びさます六編。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2015/9/27
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101201412
- ISBN-13978-4101201412
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とにかくうちに帰ります | この世にたやすい仕事はない | 【単行本】やりなおし世界文学 | サキの忘れ物 | |
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価格 | ¥506¥506 | ¥825¥825 | ¥1,980¥1,980 | ¥649¥649 |
【新潮文庫】津村記久子 作品 | うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように。豪雨による帰宅困難者の心模様を描く表題作ほか、日々の共感にあふれた全六編。 | 前職で燃え尽きたわたしが見た、心震わすニッチでマニアックな仕事たち。すべての働く人の今を励ます、笑えて泣けるお仕事小説。 | ギャツビーって誰? 名前だけは知っていたあの名作、実はこんなお話だったとは! 古今東西の物語の面白さが溢れだす世界文学案内。 | 病院併設の喫茶店で、常連の女性が置き忘れた本を手にしたアルバイトの千春。その日から人生が動き始め……。心に染み入る九編。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2015/9/27)
- 発売日 : 2015/9/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4101201412
- ISBN-13 : 978-4101201412
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 37,831位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3篇のうち「職場の作法(さらに4つの物語に分かれる)」「バリローチェのファン・カルロス・モリーナ」は同じ会社の話でユーモア小説と言うべきか。会社員には「あるある」なのかもしれないがかなり可笑しい。「職場の作法」中の「ブラックボックス」の田上さんの仕事への心構えはまさに著者のものだろう。自尊心と誠実さ。
表題作にもユーモラスなところはあるが、夕方、豪雨のなか徒歩で駅か停留所までたどり着こうとする登場人物の感じる寒さ・冷たさや、空腹や、服や靴の内側が湿って濡れていく感じがリアルで「遭難小説」とでも言えそうだ。著者の健全さは、小学生への気遣いという形でここにも発揮される。
表題作にもユーモラスなところはあるが、夕方、豪雨のなか徒歩で駅か停留所までたどり着こうとする登場人物の感じる寒さ・冷たさや、空腹や、服や靴の内側が湿って濡れていく感じがリアルで「遭難小説」とでも言えそうだ。著者の健全さは、小学生への気遣いという形でここにも発揮される。
2023年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鳥飼早智子さんが現実のせかいにいたらどんなかな、と思いながら読みました。
集中豪雨の感覚がすごく伝わってきます。
温かい飲み物はいいですね。
集中豪雨の感覚がすごく伝わってきます。
温かい飲み物はいいですね。
2021年3月16日に日本でレビュー済み
〇 同じ作者の「ポトスライムの舟」が良いと思ったので、本書を手にとった。
〇 台風が近づく暴風雨のなか、交通が止まってしまったにもかかわらず何としても帰宅しようとオフィスを出て初めての道を遠い地下鉄の駅に向かって歩く主人公を追いかけて、その心中をこれでもかと書く表題作をはじめとして、本書に収録された各篇は、読みにくいわけではないし、対象に迫ろうという作者の粘着力は見上げたものなのだと思う。
〇 しかし、いかんせん各篇の印象が薄い。読み終わってしばらく経ってしまうと、さてどんな話だったかなと思いださない限り蘇ってこない。「ポトスライムの舟」のなかの2篇の方が、作者にとって書く必然のあった作品ではなかったかと思われる。
〇 台風が近づく暴風雨のなか、交通が止まってしまったにもかかわらず何としても帰宅しようとオフィスを出て初めての道を遠い地下鉄の駅に向かって歩く主人公を追いかけて、その心中をこれでもかと書く表題作をはじめとして、本書に収録された各篇は、読みにくいわけではないし、対象に迫ろうという作者の粘着力は見上げたものなのだと思う。
〇 しかし、いかんせん各篇の印象が薄い。読み終わってしばらく経ってしまうと、さてどんな話だったかなと思いださない限り蘇ってこない。「ポトスライムの舟」のなかの2篇の方が、作者にとって書く必然のあった作品ではなかったかと思われる。
2018年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレ東でドラマ化してほしい。
途中でなんとなくわかっちゃったので、マイナス1
途中でなんとなくわかっちゃったので、マイナス1
2017年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品でない本をアマゾンで初めて購入しましたがたいへん良い状態の本でした。不安なく自戒も購入したいと思います。
2019年7月18日に日本でレビュー済み
まったく共感できませんでした。特に妻に離婚された夫の描写はなんだかなあ、と。
他の方が面白いと仰るオフィスの描写も、OLのチラ裏の域を出ず、特に著者独自の世界観が感じられるとは言えないと感じました。
タイトルに惹かれて購入しましたが星一つです。
他の方が面白いと仰るオフィスの描写も、OLのチラ裏の域を出ず、特に著者独自の世界観が感じられるとは言えないと感じました。
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