沈まぬ太陽 Blu-ray BOX
フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 上川隆也, 夏川結衣, 小泉孝太郎, 水谷俊之, 檀れい, 渡部篤郎 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 16 時間 28 分 |
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商品の説明
WOWOW開局25周年記念の話題作!
累計発行部数700万部を超える、山崎豊子の最高傑作をドラマW史上最大のスケールで描く!
連続リリース第3弾は、全20話・1000分以上をBlu-ray BOXでリリース!
★山崎豊子の最高傑作を、WOWOW史上最大スケールの全20話で完全映像化!
アフリカ・中東でも海外ロケを敢行!
WOWOWが総力を結集し、16時間・全20話の重厚な物語が完成した。
★上川隆也、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ほか、豪華キャストが集結!
第二部から新たに登場する出演陣も、長塚京三、陣内孝則、高嶋政伸、長谷川京子、石丸幹二、平幹二朗、橋爪功、ミムラ、佐野史郎、
升毅、平田満、麻生祐未、戸田菜穂、室井滋、伊武雅刀、工藤阿須加、大杉漣、大政絢、温水洋一、佐々木希、シャーロット・ケイト・フォックス、片岡愛之助など華やかな顔ぶれ!
★脚本は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一、監督は連続ドラマW「マークスの山」「下町ロケット」の水谷俊之、鈴木浩介。
★Blu-rayは100分を超える特典映像、28ページブックレット付、デジパックなど豪華BOX仕様!
計109分
【映像特典】
1. 全話スポット集 (16分)
2. ミニガイド(キャスト編/ダイジェスト編/海外ロケ編/見どころ編)(18分)
3. キャストインタビュー(上川隆也、渡部篤郎、長塚京三)(19分)
4. 撮影日誌メイキング映像 (27分)
5. 有楽町完成披露試写映像 (18分)
6. 大手町トークショー映像 (9分)7. 第二部ダイジェスト120秒バージョン (2分)
【封入特典】28 pブックレット
【ストーリー】1961年。
日本を代表する企業・国民航空に勤める恩地元(上川隆也)は、労働組合委員長・八馬(板尾創路)から次期委員長を押し付けられる。
不本意ながらも任に就く恩地だったが、同期で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)とともに、労働条件をめぐり堂本取締役(國村隼)ら経営陣と激しく対立する。
そんな中、人員不足による整備士の死亡事故が発生。
劣悪な労働環境がただされなければ“空の安全"を守れないと信じた恩地は会社始まって以来のストライキを断行し、会社側の譲歩を勝ち取る。
しかしその後、恩地は報復人事ともいえるパキスタン・カラチ支店への転勤を言い渡され、妻・りつ子(夏川結衣)や子供を置いてひとり海外へたつこととなる。
一方、かつての同志・行天は恩地ら組合側と手を切り、労務担当幹部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求めることを決意。
僻地へ飛ばされた恩地と出世を選んだ行天。2人の運命が大きく動き始める。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 380 g
- EAN : 4988111150530
- 監督 : 水谷俊之
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 16 時間 28 分
- 発売日 : 2016/12/22
- 出演 : 上川隆也, 渡部篤郎, 夏川結衣, 檀れい, 小泉孝太郎
- 言語 : 日本語 (PCM)
- 販売元 : KADOKAWA / 角川書店
- ASIN : B01LTHMEU6
- ディスク枚数 : 5
- Amazon 売れ筋ランキング: - 157,521位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,521位ブルーレイ テレビドラマ
- - 8,644位日本のTVドラマ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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沈まぬ太陽は映画にもなりましたが私はWOWOWで放送されたこちらのドラマは衝撃を受けました
あまりの衝撃に原作を購入して読みましたがほぼ原作に忠実に制作されています
日航機墜落事故について恩地という男の半生を描きながら時代背景、企業倫理、悲惨さ、家族の思いとその後が描かれていきます
ドラマになく原作にある部分として遺族の方々の思いや事故にあわれた方の機内で書かれた遺書などがあります
原作を拝見しながら涙があふれて止まりませんでした
このレビューを書きながらでも涙があふれます
心からご冥福をお祈りし、(不可能な事かもしれませんがそれでも)二度とこのような事故がおこらないように全航空会社にお願いいたします
会社から、あんな仕打ちをされても自分のプライドの為に会社を辞めずに懲罰人事に従う主人公に凄さを感じる。
が、自分には同じ事は出来ない。
カラチに赴任って内示が出た瞬間に辞職するかも。
しかし、ドロドロとした憎悪で人はこんな獣になるのか?って観ていて見苦しくて仕方ない。
大の大人が、会社の幹部がやる事か?
セコすぎて、こんな奴らが幹部の会社で働きたくないし、ガキ過ぎて呆れてしまう。
国民航空は、モロにJALだが、昔の話だとしても、
根底に流れるものは今でも健在だと思う。
そう思うと、絶対にJALには乗りたくはない。
以前、月一で飛行機に乗っていたがいつもANAだったが、一度だけJALに乗ったが、同じ飛行機だけど雰囲気が全く違い、JALは落ち着かなかった。
ANAには余裕と言うか自信に満ちた空気が漂っていたが、JALにはギスギスした変な空気が漂っていた。
あの嫌な空気感を感じてからは二度と乗りたくないと感じ、今回沈まぬ太陽を観て、その時感じた嫌な空気感は勘違いじゃなかったのかもと納得した。
この先、いつかは飛行機には乗る機会はあると思うが、自分はJALには乗らないだろう。
それくらい、この作品を観てJALが嫌いになった。
ここまで日本航空は腐り切っている事に驚いた。
取材をして小説を書いたわけだから、そんなに金金金金金金金で魑魅魍魎が跋扈していて、日本航空社員が気持ち悪くて仕方ない。
作品自体は星4つだが、
日本航空に関しては星はマイナスの無限大だ。
2009年の渡辺謙主演による映画版も観ている。
3時間22分(途中10分の休憩あり)からくる“大作感”は感じられたし、
渡辺謙もしっかり力演しているのだが、演出の問題なのか今ひとつ胸に迫るものがなく、
長編原作を3時間超えで映画化してもどうしてもダイジェスト感が拭えないのは残念だった。
ということでWOWOWが、ならば全20話(50分×20話=1000分=16時間超!)のドラマシリーズで
「原作を端折ることなく映像化してやろうじゃないか!」と一念発起して制作したのが本作。
日本のドラマシリーズとしては大作である。むしろこっちのほうが映画的と言ってもいい。
主演は上川隆也。映画版では、腐敗した国民航空の不正にメスを入れる東京地検特捜部役の彼が
主人公に起用されるとは、何かの縁かもしれない。
当然のことだが映画版よりもドラマ版の方が登場キャラは多く、相関図も複雑。
第2部に突入すると国民航空の利権に群がる“ハイエナ”どもがウジャウジャと現れてくる。
新キャラが出てきては消えていき、また役職も変わっていくため、
WOWOWの公式サイトでは全話に相関図が付いているほどだ。
主人公の恩地元は渡辺謙も上川隆也も、不毛な闘いを強いられる“苦闘感”がにじみ出ていてた。
ただ、渡辺謙という人物イメージからして、この数々の難局をすんなり乗り越えられるんじゃないの?という、
どこか安心できるイメージが映画版にはあったのに対し、“正義まっしぐら”のボーイスカウト的な上川隆也のほうが
常に“危うさ感”が漂い、トラブルに遭遇するたびにハラハラさせられる緊張感はドラマ版のほうがずっと高い。
恩地と家族の関係性もドラマ版のほうが秀でており、特に娘の純子は映画版では
ほとんど添え物だった戸田恵梨香に対して、朝倉あきは父親への葛藤を上手く演じている。
行天も三浦友和だと“イイ男”感が強すぎ、渡部篤郎のほうが毒蛇のようにスルスルと
相手の懐に入り込む策略家でもある行天の顔を巧演しており、その印象が強く残る。
八馬は恩地に労働組合委員長の押し付けから始まり、僻地赴任を画策し、
第2部では関連会社の会長までのし上がる卑劣なクソッタレ野郎だが、
映画版の西村雅彦も十分イヤなヤツだったけど、ドラマ版の板尾創路は
“長いものには巻かれろ”なスネ夫的なずる賢さを加味し、ヌメッとした悪役を好演。
ただ、こいつにだけ最後までお咎めなしだったのはカタルシスに欠けたけど・・・・・。
原作のエピソードを端折らざるを得ない映画版はキャラ変更も余儀なくされている。
行天の愛人である小川亜紀子は登場せず、その役目を三井美樹(松雪泰子)に担わせた。
ドラマ版の三井は恩地と共に闘う味方マドンナである。ドラマの小川役は長谷川京子。
ただ、この小川もそうなんだけど、ドラマ版だけに登場する行天の妻のキャラが
ちょっと類型的すぎるきらいがある。
また、仰天に裏金作りを強要されていた支店課長の細井守も映画版には登場せず、
その役目は八木(香川照之)のキャラが“掛け持ち”している。
細井は、自らの命と引き換えに検察庁に国民航空の不正の証拠を送り、
関与してた人物が次々に逮捕されていくきっかけを作った“重要人物”でもある。
ドラマ版では、長い闘いの幕引きを下ろした重要人キャラが温水洋一でいいのかと
少々拍子抜けしたが、かといって映画版では“悪党顔”の香川照之が“救世主”を演じるのも
やはり違和感があり、三浦友和にアゴで使われて追い詰められている弱腰なキャラにあまり見えなかった。
今、キャスティングするなら香川はむしろ権力を手にして、料亭やスナックで「ガハハハハ~!」と
高笑いしてる極悪キャラのほうだろう。
圧倒的にドラマ版のほうが魅力的だったキャラクターは、墜落事故後、腐りきった国民航空を内から変え、
経営再建に奔走する新会長の国見。ドラマ版では恩地と国見の友情にも似た“共闘関係”を築き、
素晴らしいコンビプレイを発揮、それが第2部のドラマの推進力を高めていた。
長塚京三に漂う“人徳感”のおかげで映画版よりもキャラの魅力は5倍増しだ。
敵が多い中、あまりにも大きな壁と裏切りが待ち受けるも、
国民航空のために決して折れず前に進もうとするドラマ版の国見がすさまじくカッコイイ。
彼が“新たなる希望”となってクライマックスを大いに盛り上げてくれる。
ま、3時間22分の映画版と16時間超えのドラマ版では“厚み”が全く違うため、
どうしてもドラマ版のキャラに感情移入しやすいのは仕方がないとはいえ、
1つ1つのエピソードを丹念に描いているきめ細かい演出も
ドラマ版に軍配が上がるのは誰の目から見ても明らか。
「地上波よりもWOWOWのドラマは面白い」というジンクスのとおり、
最後まで見ごたえのある骨太な1作だった。傑作。
再度シッカリ見定めたい感が執拗に残り、BR版を購入に至る。
全く後悔はないです、高額ですが、その価値は十分過ぎる。
特典映像がどうしても欲しかったんでw
内容も音楽も素晴らしいドラマでした。そして大胆な尺もアッパレ。
地上波では絶対に出来ないパッケージです。
難しい内容ですので、攻略本が必要になりますw
こんなにも、心が揺さぶられ、何度も思い出し、何度も考えてしまう・・
凄まじいインパクトのあるドラマでした。特に夏川結衣が良かった、
彼女抜きではココまで締まらなかったと思う。
何時まで山豊とか言うてんの?とか当初アホにしていたが、
大きな間違いだったと反省しております。今見るべきドラマです。