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日本の知らない風力発電の実力 単行本(ソフトカバー) – 2013/11/30
安田 陽
(著)
風力発電の実力と誤解、世界の現状にズバリ答える!
3.11以降、エネルギー・電気・発電全般への注目が高まっています。固定価格買取制度も始まり、再生可能エネルギーの導入も広がりをみせています。それと同時に、「再生可能エネルギーはコスト高で国内産業の競争力を弱める」、「脈流のある不安定な電源で、既存の電力網との接続に課題がある」、「風力発電ではバードストライク、低周波騒音などの公害の問題が大きい」という報道も多く流れています。この本は、再生可能エネルギーのなかの風力発電に的を絞り、世間の誤解と、その真の実力を、科学的かつ最新の情報から論じていきます。今までに世間ではあまり知られてない、しっかりとした情報を元に、ちまたで論争となっている疑問・ポイントにズバリ答えます。
3.11以降、エネルギー・電気・発電全般への注目が高まっています。固定価格買取制度も始まり、再生可能エネルギーの導入も広がりをみせています。それと同時に、「再生可能エネルギーはコスト高で国内産業の競争力を弱める」、「脈流のある不安定な電源で、既存の電力網との接続に課題がある」、「風力発電ではバードストライク、低周波騒音などの公害の問題が大きい」という報道も多く流れています。この本は、再生可能エネルギーのなかの風力発電に的を絞り、世間の誤解と、その真の実力を、科学的かつ最新の情報から論じていきます。今までに世間ではあまり知られてない、しっかりとした情報を元に、ちまたで論争となっている疑問・ポイントにズバリ答えます。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2013/11/30
- 寸法13 x 1.3 x 19 cm
- ISBN-104274069508
- ISBN-13978-4274069505
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登録情報
- 出版社 : オーム社 (2013/11/30)
- 発売日 : 2013/11/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4274069508
- ISBN-13 : 978-4274069505
- 寸法 : 13 x 1.3 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 494,072位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 129位エネルギー一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そこそこ掘り下げて書いてくれてましたので結構為になりました。
2015年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世間には根拠もなく低周波被害をあおったり、推論でものを言ったりする情報が多すぎる。特にネットで検索すると反対のための反対的なページも多い。
これらの不安をあおる情報が水掛け論となり、風車がすぐ近く(たとえば300~500m)にあり本当に苦痛と感じている人々を助けることの妨げになっている。
低周波はどこにでも存在する。世界で最大の低周波源は波の満ち引きで空気が振動する海である。まさに低周波被害と強調される数Hzの振動である。
海の近くで人間、いや、動物は凶暴に或いは不快・不眠になる人は多くいないないであろう。
この状況は10年ほど前に不安をあおった電磁界問題と同じ構図である。
筆者は豊富な海外文献をもとに、誠実に書かれている。また、被害を訴える方の人数が少なく統計的に評価できない等の記述は、著者の意見を通すための無理な理論展開をせず、事実をありのままに読者に伝える姿勢に共感を覚える著書である。
反面、教師として福島原子力の事故を思い出して欲しい。私事ながら電力工学の講師をしていた経験から、3.11当日仕事から帰り、家族から情報を聞き、「メルトダウンの可能性が高い。布団を持って風上に逃げる方がよい」と話した。
正しい知識と冷静な判断が必要な時代である。風力発電に関心のある方には、この本は真実のへの一歩であると言える。
これらの不安をあおる情報が水掛け論となり、風車がすぐ近く(たとえば300~500m)にあり本当に苦痛と感じている人々を助けることの妨げになっている。
低周波はどこにでも存在する。世界で最大の低周波源は波の満ち引きで空気が振動する海である。まさに低周波被害と強調される数Hzの振動である。
海の近くで人間、いや、動物は凶暴に或いは不快・不眠になる人は多くいないないであろう。
この状況は10年ほど前に不安をあおった電磁界問題と同じ構図である。
筆者は豊富な海外文献をもとに、誠実に書かれている。また、被害を訴える方の人数が少なく統計的に評価できない等の記述は、著者の意見を通すための無理な理論展開をせず、事実をありのままに読者に伝える姿勢に共感を覚える著書である。
反面、教師として福島原子力の事故を思い出して欲しい。私事ながら電力工学の講師をしていた経験から、3.11当日仕事から帰り、家族から情報を聞き、「メルトダウンの可能性が高い。布団を持って風上に逃げる方がよい」と話した。
正しい知識と冷静な判断が必要な時代である。風力発電に関心のある方には、この本は真実のへの一歩であると言える。
2014年10月26日に日本でレビュー済み
本書の肝は、系統への連系を論じた部分かと思う。
従来の発想はこうだ。
電力需要は、変動する。これに電力供給を合わせるのはたいへんだ。
だから電源は、できるだけ変動しないようにして、系統に迷惑をかけてはいけない。
しかし、著者によると、欧州ではこうらしい。
需要は変動する。電源も一部変動してよいのではないか。
需要ー変動電源=ネット負荷
つまり、差し引きの「ネット」を予測し、管理すればよい。
もちろん、変動する要素が増えれば、むつかしさは増すだろう。
しかし、むつかしいから、原子力にずっと頼るのか?
むつかしいから化石燃料にしがみつくのか?
それは、選択の問題であろう。
著者の言う「便益」ベネフィットをどう考えるかだ。
技術的には、不可能というレベルではなさそうだ。
だから、「技術的に無理なんだ」、という話には、より細かな検討が必要なのだと思う。
最近の電力会社の、自然エネ受け入れ凍結のニュースをみて、
本書を読んでみて、そう感じた。
従来の発想はこうだ。
電力需要は、変動する。これに電力供給を合わせるのはたいへんだ。
だから電源は、できるだけ変動しないようにして、系統に迷惑をかけてはいけない。
しかし、著者によると、欧州ではこうらしい。
需要は変動する。電源も一部変動してよいのではないか。
需要ー変動電源=ネット負荷
つまり、差し引きの「ネット」を予測し、管理すればよい。
もちろん、変動する要素が増えれば、むつかしさは増すだろう。
しかし、むつかしいから、原子力にずっと頼るのか?
むつかしいから化石燃料にしがみつくのか?
それは、選択の問題であろう。
著者の言う「便益」ベネフィットをどう考えるかだ。
技術的には、不可能というレベルではなさそうだ。
だから、「技術的に無理なんだ」、という話には、より細かな検討が必要なのだと思う。
最近の電力会社の、自然エネ受け入れ凍結のニュースをみて、
本書を読んでみて、そう感じた。
2014年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
配送も早かったです。
梱包も丁寧で・・・本も綺麗な状態でした!!!!
安心出来る、お店です^^
梱包も丁寧で・・・本も綺麗な状態でした!!!!
安心出来る、お店です^^
2014年6月8日に日本でレビュー済み
レビューを書いている人の意見をみると怖いです。
何処の国でも不都合なことは黙殺されます。この
本を読むだけで風力発電凄いなんて思わない事を
祈ります。被害者は、国やメーカーには簡単には
逆らえません。声も大きく届きません。日本でも
被害を黙殺された人が居ます。
この本だけではなく世界を見て判断して下さい
お願いします。
何処の国でも不都合なことは黙殺されます。この
本を読むだけで風力発電凄いなんて思わない事を
祈ります。被害者は、国やメーカーには簡単には
逆らえません。声も大きく届きません。日本でも
被害を黙殺された人が居ます。
この本だけではなく世界を見て判断して下さい
お願いします。
2014年5月4日に日本でレビュー済み
日本で風力発電と言えば、文字通り「風まかせ」で不安定な電源だとか、ドイツでは固定買取価格が高すぎて不評、といった報道ばかりが目立ちますが、それにもかかわらず、ヨーロッパの多くの国では、風力発電の導入が進んでいるようです。
ドイツでは、発電電力量の7.4%(太陽光を入れると12%)を占め、原子力推進派のフランスですら、2.7%(太陽光込みで3.4%)あります。
日本はといえば、僅か0.4%。太陽光を入れても、0.9%となっています。
日本は、福島原発事故以降、産官挙げて、原子力発電の再開に躍起になっていますが、ふと気が付けば、電源構成も、世界の中のガラパゴスになってしまっているかもしれません。
この本を読むと、望ましい電源構成について、もう一度、検討してみることが必要だと、思われます。
1点、気になるのが、風力発電の低周波問題です。今のところ、「健康に影響を与えている証拠はない」そうですが、著者も述べている通り、まだまだ継続的な調査が必要でしょう。
ドイツでは、発電電力量の7.4%(太陽光を入れると12%)を占め、原子力推進派のフランスですら、2.7%(太陽光込みで3.4%)あります。
日本はといえば、僅か0.4%。太陽光を入れても、0.9%となっています。
日本は、福島原発事故以降、産官挙げて、原子力発電の再開に躍起になっていますが、ふと気が付けば、電源構成も、世界の中のガラパゴスになってしまっているかもしれません。
この本を読むと、望ましい電源構成について、もう一度、検討してみることが必要だと、思われます。
1点、気になるのが、風力発電の低周波問題です。今のところ、「健康に影響を与えている証拠はない」そうですが、著者も述べている通り、まだまだ継続的な調査が必要でしょう。
2014年2月11日に日本でレビュー済み
図や表などのデータに基づき、日本の現状を欧州と比較しています。著者によれば、ヨーロッパでは10〜30パーセントも風力が入っているのに、日本では0.4パーセントとのことです。いくら日本と欧州とは事情が違うとはいえ、日本はちょっと少なすぎると思います。この理由について、著者は、技術的な問題というよりも制度的な問題だと言っています。なるほどと思いました。
ときどき挿入されているコラムが面白い。風力発電とはちょっと離れて、科学技術に対する著者の考えが述べられています。
この手の本に時々見受けられる他の再生可能エネルギーについての感情的な批判がなく、冷静な議論になっているので、読みやすいです。
ときどき挿入されているコラムが面白い。風力発電とはちょっと離れて、科学技術に対する著者の考えが述べられています。
この手の本に時々見受けられる他の再生可能エネルギーについての感情的な批判がなく、冷静な議論になっているので、読みやすいです。
2014年1月3日に日本でレビュー済み
風力発電に期待はしてるものの、越えるべき障壁がまだまだたくさんあると思っていたことが、実は日本の外では実用化されていることに驚かされました。
ヨーロッパでは風力発電は自然再生可能エネルギーの主力になってることが、日本ではほとんど知られてないですが、この本ではヨーロッパへ行く機会の多い著者が実際に見聞きしたことが書かれています。日本では風力発電の欠点と思われていることが、ヨーロッパではどのように捉えられているのか、どのように実用化しているのかなど、興味深い内容の本でした。
あと電気が流れる量を常に変動させて調整している人がいるってことを知らなかったのです、いろいろと勉強になりました。
ヨーロッパでは風力発電は自然再生可能エネルギーの主力になってることが、日本ではほとんど知られてないですが、この本ではヨーロッパへ行く機会の多い著者が実際に見聞きしたことが書かれています。日本では風力発電の欠点と思われていることが、ヨーロッパではどのように捉えられているのか、どのように実用化しているのかなど、興味深い内容の本でした。
あと電気が流れる量を常に変動させて調整している人がいるってことを知らなかったのです、いろいろと勉強になりました。