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流星ひとつ 単行本 – 2013/10/11
沢木 耕太郎
(著)
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「何もなかった、あたしの頂上には何もなかった」――1979年秋。歌を捨てる決意をした美しき歌姫・藤圭子に、沢木耕太郎がインタヴューを試みた。その肉声は、聞き手と語り手の「会話」だけで紡がれる、まったく新しいノンフィクションに結実した。だが――。一度は封印された作品が、33年の時を隔てていま、新たによみがえる。
- 本の長さ323ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/10/11
- 寸法13.8 x 2.6 x 19.7 cm
- ISBN-104103275162
- ISBN-13978-4103275169
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/10/11)
- 発売日 : 2013/10/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 323ページ
- ISBN-10 : 4103275162
- ISBN-13 : 978-4103275169
- 寸法 : 13.8 x 2.6 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 169,218位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30,078位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947(昭和22)年、東京生れ。横浜国大卒業。
ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年には『一瞬の夏』で新田次郎文学賞を受賞。常にノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995(平成7)年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表。
2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2002年から2004年にかけて、それまでのノンフィクション分野の仕事の集大成『沢木耕太郎ノンフィクション』が刊行され、2005年にはフィクション/ノンフィクションの垣根を超えたとも言うべき登山の極限状態を描いた『凍』を発表、大きな話題を呼んだ。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、本は新品同様。全編が藤圭子との対談形式。作家の沢木耕太郎の作品でよいと思った。藤圭子の正直な気持ちが読み取れるが、それでもなおなぞは残る。永遠にわからないだろう!
2013年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤圭子のことも宇多田ヒカルのことも
知らなくてこの本に感動できるか?
私は「yes」だと思います。
読み進めるたびに、これは「インタビュー」ではなく、藤圭子と沢木耕太郎という
互いに恋愛感情がある者のデートの会話のようだな〜と思って
そこに「そば耳」を立てている心地よさがあり、読み進めるごとに
それはとても素晴らしいデートで、芸能人のインタビューでここまで
ポエットで、オフレコで、内面的なものはないと思いました。
かつて大変だった故郷・北海道にスターになって
帰ったときの藤圭子さんの言葉には
電車の中でも「うるっ」ときました。
「夢でよく見ていたんだ。夢には当時のままの風景や
人が出てくるの。でも、現実に一度見ちゃうと、もう
夢に見なくなるんだよね。なつかしい人とか、なつかしい
場所とか、現実に観たり会ったりすると、
それはもうなくなってしまうんだよ」
著者の描く藤圭子さんの言葉には
そのような硬質な(孤独な)
煌いた(謎な面もある)
強さ(とそして痛み)があった。
最後に著者もいっているように
「このインタビューが成功だったのか
失敗だったのか」は疑問だが、
おそらく「藤圭子」という存在がいなくなったからこそ、
この本が出された意味があるのでしょう。
今からウン十年前のバーで
これほど「輝いていた」
ダイヤモンドのような「会話」があったことを
まるで
その場にいあわせたように
読者として共感できるのは
きっと、「流星ひとつ」
その星が消えたからであり、
それはそれで
或る意味、
「奇跡」だと思いました。
非常に余韻の残る本で
感謝いたします。
知らなくてこの本に感動できるか?
私は「yes」だと思います。
読み進めるたびに、これは「インタビュー」ではなく、藤圭子と沢木耕太郎という
互いに恋愛感情がある者のデートの会話のようだな〜と思って
そこに「そば耳」を立てている心地よさがあり、読み進めるごとに
それはとても素晴らしいデートで、芸能人のインタビューでここまで
ポエットで、オフレコで、内面的なものはないと思いました。
かつて大変だった故郷・北海道にスターになって
帰ったときの藤圭子さんの言葉には
電車の中でも「うるっ」ときました。
「夢でよく見ていたんだ。夢には当時のままの風景や
人が出てくるの。でも、現実に一度見ちゃうと、もう
夢に見なくなるんだよね。なつかしい人とか、なつかしい
場所とか、現実に観たり会ったりすると、
それはもうなくなってしまうんだよ」
著者の描く藤圭子さんの言葉には
そのような硬質な(孤独な)
煌いた(謎な面もある)
強さ(とそして痛み)があった。
最後に著者もいっているように
「このインタビューが成功だったのか
失敗だったのか」は疑問だが、
おそらく「藤圭子」という存在がいなくなったからこそ、
この本が出された意味があるのでしょう。
今からウン十年前のバーで
これほど「輝いていた」
ダイヤモンドのような「会話」があったことを
まるで
その場にいあわせたように
読者として共感できるのは
きっと、「流星ひとつ」
その星が消えたからであり、
それはそれで
或る意味、
「奇跡」だと思いました。
非常に余韻の残る本で
感謝いたします。
2019年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤圭子が命を絶ったニュースを聞いて、思わず買った本。
何故か買った当時は読む気にならず、今更のように読了。
沢木耕太郎の本は若い頃に何冊か読んだが、内容は覚えていない。
著者のデビュー当時はドキュメンタリーの旗手としてジャーナリズムで
もてはやされていた記憶があるが、前面にしゃしゃり出ることもなく、
スキャンダルもなく、本から感じる誠実な人柄を想像していた。
この本は全てが会話で構成された珍しい、というか特殊な本だ。
この手法からも著者の誠実だが、ジャーナリストとして欠かせない
冒険心に富んだ気質を感じる。
それはいいとして、藤圭子だ。
もちろん自分の中のイメージは幼い頃に観ていたテレビだけでつくら
れている。
それと若い頃に読んだ五木寛之の「怨歌」のイメージ、あとは宇多田
ヒカルが出てきたときの母親像か。
読後の率直な感想は見た目とあまりギャップが無さそうだということ。
芯があるけど、脆い感じ。
引退の直接的な原因がのどの手術だったことはこの本で初めて知った。
歌手としては一時代を築いたというよりは、歌謡界で独自の世界を築
いたのではないか。個人的に大ファンというわけではないが歌声には
魅力を感じる。
若い頃に世代を貫く歌を歌っていたので、歳を取ってからの歌を聴き
たいということはない。
まさに「流星」をひとつ見送ったという想いが残った。
何故か買った当時は読む気にならず、今更のように読了。
沢木耕太郎の本は若い頃に何冊か読んだが、内容は覚えていない。
著者のデビュー当時はドキュメンタリーの旗手としてジャーナリズムで
もてはやされていた記憶があるが、前面にしゃしゃり出ることもなく、
スキャンダルもなく、本から感じる誠実な人柄を想像していた。
この本は全てが会話で構成された珍しい、というか特殊な本だ。
この手法からも著者の誠実だが、ジャーナリストとして欠かせない
冒険心に富んだ気質を感じる。
それはいいとして、藤圭子だ。
もちろん自分の中のイメージは幼い頃に観ていたテレビだけでつくら
れている。
それと若い頃に読んだ五木寛之の「怨歌」のイメージ、あとは宇多田
ヒカルが出てきたときの母親像か。
読後の率直な感想は見た目とあまりギャップが無さそうだということ。
芯があるけど、脆い感じ。
引退の直接的な原因がのどの手術だったことはこの本で初めて知った。
歌手としては一時代を築いたというよりは、歌謡界で独自の世界を築
いたのではないか。個人的に大ファンというわけではないが歌声には
魅力を感じる。
若い頃に世代を貫く歌を歌っていたので、歳を取ってからの歌を聴き
たいということはない。
まさに「流星」をひとつ見送ったという想いが残った。
2017年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
YouTubeの「みだれ髪」を聴いて・見て驚いた。
紛れもない天才を感じた。
視聴回数130万回、コメント数知れずであった。
これは、沢木耕太郎のインタビューである。
その答えの純粋さに感動する。
沢木は、一度公刊を断念している。これは、解かる。
引退について。
「飽きはしないけど・・・・・。いやになった。わかってもらえっこないから。でも、それが当たりまえのことなんだよね。誰も人のことなんか、本当はわからないんだ。あたしが人のことを本当にわからないように。そうだよね。それが普通なんだ」
全篇、このような答えである。前川清との結婚と別れは哀切極まりない。似たような精神の持主だったのである。
公刊について藤圭子は、沢木に任せていた。
沢木が決意したのは、投身自殺の知らせであった。
謎の死は、夫であった宇多田氏の「コメント」により落着した。
しかし、沢木には、それ以前の全てが切り捨てられ、あまりに簡単に理解されていくのが忍びなかった。
インタビューを読み返せば、精神を病み永年奇矯な行動を繰り返した挙句、投身自殺をした女性と云う、一行に片付けることが出来ない輝くような精神の持主が存在していた。透明な烈しさが清潔に匂っていた。公刊を決意したのである。
その通りであり驚く。
手に取られれば、その高潔さに触れる事が出来る。お勧めする。
紛れもない天才を感じた。
視聴回数130万回、コメント数知れずであった。
これは、沢木耕太郎のインタビューである。
その答えの純粋さに感動する。
沢木は、一度公刊を断念している。これは、解かる。
引退について。
「飽きはしないけど・・・・・。いやになった。わかってもらえっこないから。でも、それが当たりまえのことなんだよね。誰も人のことなんか、本当はわからないんだ。あたしが人のことを本当にわからないように。そうだよね。それが普通なんだ」
全篇、このような答えである。前川清との結婚と別れは哀切極まりない。似たような精神の持主だったのである。
公刊について藤圭子は、沢木に任せていた。
沢木が決意したのは、投身自殺の知らせであった。
謎の死は、夫であった宇多田氏の「コメント」により落着した。
しかし、沢木には、それ以前の全てが切り捨てられ、あまりに簡単に理解されていくのが忍びなかった。
インタビューを読み返せば、精神を病み永年奇矯な行動を繰り返した挙句、投身自殺をした女性と云う、一行に片付けることが出来ない輝くような精神の持主が存在していた。透明な烈しさが清潔に匂っていた。公刊を決意したのである。
その通りであり驚く。
手に取られれば、その高潔さに触れる事が出来る。お勧めする。
2019年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ボロボロになってしまって、また買ったのです。
これを読んで、旭川の神居神社まで行ったのです。初めて人前で歌った寺にも行った。
幼少期の環境が、その後の生き方にどれだけ影響されるか、考えさせられる。
インタビューの最後、二人で月を見るところがある。沢木はこの部分だけ書き加えたのではないか。
目の病気、遺伝性網膜色素変性症、もう症状が始まっている書き方である。
藤圭子は天才歌手だと思う。ユーチューブで美空ひばりの、みだれ髪を歌っているのを見たが、感動した。
いいものは残る、必ず残る。この国がある限り、日本語がわかるやつがいる限り。
これを読んで、旭川の神居神社まで行ったのです。初めて人前で歌った寺にも行った。
幼少期の環境が、その後の生き方にどれだけ影響されるか、考えさせられる。
インタビューの最後、二人で月を見るところがある。沢木はこの部分だけ書き加えたのではないか。
目の病気、遺伝性網膜色素変性症、もう症状が始まっている書き方である。
藤圭子は天才歌手だと思う。ユーチューブで美空ひばりの、みだれ髪を歌っているのを見たが、感動した。
いいものは残る、必ず残る。この国がある限り、日本語がわかるやつがいる限り。
2021年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中年以降の謎を知るすべがないかな