しょっぱなの漫画の面白さに度肝を抜かれました。
死生観について真面目に書かれているんだけどユーモアにあふれています。
僧侶が書いた文に医師がつっこみ、医師が書いた文に僧侶がつっこみを入れています。
まるでふたりが漫才をしているかのごとくテンポがよく、交換日記をしているかのような無垢さが素晴らしい。
・死が怖いのは「恥」があるから
・病気やケガは、自己探求への招待状!
・「本当の自分」にわざと気づかないようにしていませんか?
・故人が夢に出てくるわけ
・未来の理想的な死に方
この辺りは特に、そうか!そうだよね!やっぱりそうだ!と拍手を送りたい。
こうして漠然としていることを言葉にしてくれることに感謝です。
難しいことを簡単に誰でも理解できるように書かれています。
今からでも遅くはありません。
後悔ゼロで瞬間瞬間を輝くように生きたい人に必読の書です。
生まれてきてよかった!と思えますよ!
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後悔ゼロで生きるために、いまのうちやっとくこと 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/22
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「私なんて…」と言わなくなった。
人と比べることがなくなった。
死ぬことが怖くなくなった。
……生まれてきてよかった!
「死」を見つめると「生」が輝き出す!
死の「こちら側」と「あちら側」から見た、幸せなこの世の去り方を紹介。
世界一ポジティブに「死」を考えよう!
第1章 恥にとらわれない
死が怖いのは「恥」があるから / 四十九日は、恥を徐々に手放すためにある
第2章 体の声に耳を澄ませる
病気やケガは、自己探求への招待状! /「~ねばならない」モードで生きていませんか?
第3章 本当の想いに気づくレッスン
寝る前に、敵に感謝を送る / 魔法の言葉で縁を終わらせる
第4章 丸ごと自分を受け止める
丸ごと自分を認めると、心がラクになる / 1日1回自分を褒める
第5章 死はすぐそばにある
近しい人は役柄を変えて何度も生まれ変わる / 故人が夢に出てくるわけ
第6章 明日死ぬとしたら?
もし、明日死ぬとしたら? / 7つの質問
人と比べることがなくなった。
死ぬことが怖くなくなった。
……生まれてきてよかった!
「死」を見つめると「生」が輝き出す!
死の「こちら側」と「あちら側」から見た、幸せなこの世の去り方を紹介。
世界一ポジティブに「死」を考えよう!
第1章 恥にとらわれない
死が怖いのは「恥」があるから / 四十九日は、恥を徐々に手放すためにある
第2章 体の声に耳を澄ませる
病気やケガは、自己探求への招待状! /「~ねばならない」モードで生きていませんか?
第3章 本当の想いに気づくレッスン
寝る前に、敵に感謝を送る / 魔法の言葉で縁を終わらせる
第4章 丸ごと自分を受け止める
丸ごと自分を認めると、心がラクになる / 1日1回自分を褒める
第5章 死はすぐそばにある
近しい人は役柄を変えて何度も生まれ変わる / 故人が夢に出てくるわけ
第6章 明日死ぬとしたら?
もし、明日死ぬとしたら? / 7つの質問
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2016/4/22
- ISBN-104479392890
- ISBN-13978-4479392897
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対象商品: 後悔ゼロで生きるために、いまのうちやっとくこと
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登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2016/4/22)
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- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4479392890
- ISBN-13 : 978-4479392897
- Amazon 売れ筋ランキング: - 508,024位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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5 星
お医者さんとお坊さんの死生観が見事にブレンドした本
本書の出版記念パーティに参加させていただきました。著者お二人の本当に人なつっこい素敵な人柄に直接触れてしまったため、本のレビュー評価としては客観性をやや欠いてしまうかもしれないことをご容赦ください。ただ、著作というのは、書いた人の念というか、波動が文字に籠り、それが直接読者へ伝わるものだとおもいます。そういう意味においては、本書の価値は本当に高いものであることを、保証したいと思います。さて、本書は、医師の長田夏哉先生と、住職の齊藤 つうりさんが交互に章を担当して、最後にお互いの章の内容についてコメントをする、というスタイルをとった書籍です。「お医者さんとお坊さんが著作でタッグを組む」なんて、一方は「生」を扱い一方は「死」を扱う職業ですし、本来ミスマッチな企画だったはずです。ところが、本書を読み終わって気づきました。タイトルにある「後悔ゼロで生きる」とは、つまり「今に生きる」という意味なんだと。過去を後悔して未来を心配して生きるよりも、今を"徹底的に"生きることができれば、ケガや病気もまた今を生きるエッセンスだと気づき、また、臨終に際しても笑ってあの世へ旅立てるんだと。この「今を生きる」ことを、うわべだけのスピリチュアル思想ではなく、本物のリアリティをもって読者へ伝えるには、日々生と死に直面しているお医者さんとお坊さんがタッグを組み、お互いの死生観を本音で語り合う必要があったんだと思いました。本書は、すなわち「お医者さんとお坊さんの死生観が見事にブレンドした本」だといえるでしょう。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人からお借りして、気に入ったのでアマゾンで購入。
僧侶と医師、二人の目線での話がそれぞれ交互に進んでいきます。私は以前から仏教の本を愛読しておりましたが、この本は仏教の話をさらに一般生活に落とし込んだ、庶民にもわかりやすい金言がいくつも並んでいます。世間や見栄というのは恐ろしく力があります。そしてそれが人を成長させることもあるためか、また人々の関心をひきやすいせいか、「仕事」という言葉を隠れ蓑に下品な言葉の暴力が耐えない現実があります。こうした世間の価値に嫌気がさし、疲弊している方への福音書となると思われます。
「面白い」「金になる」「興味を引く」という理由の下で行われる無節操な業(広告戦略のようなもの)が、同じくらいの人を不幸にさせてもよい理由などありません。私は流されやすいので、無視を決め込むことしか出来ませんが、偏った価値観を知らない間に染みこませられ、傷つき迷える方たちに是非読んでいただきたいです。
あなたの、あなたによる人生の物語を紡いでいきましょう。これは私にも言えることです。
僧侶と医師、二人の目線での話がそれぞれ交互に進んでいきます。私は以前から仏教の本を愛読しておりましたが、この本は仏教の話をさらに一般生活に落とし込んだ、庶民にもわかりやすい金言がいくつも並んでいます。世間や見栄というのは恐ろしく力があります。そしてそれが人を成長させることもあるためか、また人々の関心をひきやすいせいか、「仕事」という言葉を隠れ蓑に下品な言葉の暴力が耐えない現実があります。こうした世間の価値に嫌気がさし、疲弊している方への福音書となると思われます。
「面白い」「金になる」「興味を引く」という理由の下で行われる無節操な業(広告戦略のようなもの)が、同じくらいの人を不幸にさせてもよい理由などありません。私は流されやすいので、無視を決め込むことしか出来ませんが、偏った価値観を知らない間に染みこませられ、傷つき迷える方たちに是非読んでいただきたいです。
あなたの、あなたによる人生の物語を紡いでいきましょう。これは私にも言えることです。
2018年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
死を見つめて生きることの大切さを思い出しました。
生きている限り、いつかは死にます。後悔なしで生きられるヒントが満載の本です。
敵と縁を切る方法には驚きでした。やっぱり愛しかないか…という感じです。
生きている限り、いつかは死にます。後悔なしで生きられるヒントが満載の本です。
敵と縁を切る方法には驚きでした。やっぱり愛しかないか…という感じです。
2017年11月28日に日本でレビュー済み
斎藤つうり氏がおしゃっている,
「親に対する不満は,大好きだと言わせてもらえなかったこと」という考えは,
衝撃でした。こういった見解をはじめて読みました。
実際,老人ホームに入所している母親にやってみました。
とても恥ずかしかったし勇気が必要でしたが,
覚悟を決め,ワークだと思って,言ってみたのです。
そうしたら,親子関係が良くなってきたように思います。
今では,週1回は「大好きだ」と言っています。
ふつう,子供から親に対する不満と言うのは,
愛着形成についてのことが多いと思うのです。
「もっとかわいがって欲しかった」
「放っておかれた。」
「愛してほしかった。」
「親の離婚やけんかを目の当たりにされた。」
「親の都合や期待ばかり押しつけられた。」
というような愛着形成に関する不満だと思います。
実際,今の学校教育現場等では,
発達障害のこととともに愛着障害のことが,
大きな課題になっています。
今回,この著書「親に大好きだ」という考えによって,
「視点の転換」ができたように思います。
私見なのですが,
成人した大人が自分の親に「大好きだ」と言うことは,
自分の愛着の傷を自分で修復できるように思います。
未解決の傷を自分で癒すことができるように思うのです。
親もそのことに応えてくれ,
そこから,親子関係が良い方向に向かうようになるのではないでしょうか。
「親に対する不満は,大好きだと言わせてもらえなかったこと」という考えは,
衝撃でした。こういった見解をはじめて読みました。
実際,老人ホームに入所している母親にやってみました。
とても恥ずかしかったし勇気が必要でしたが,
覚悟を決め,ワークだと思って,言ってみたのです。
そうしたら,親子関係が良くなってきたように思います。
今では,週1回は「大好きだ」と言っています。
ふつう,子供から親に対する不満と言うのは,
愛着形成についてのことが多いと思うのです。
「もっとかわいがって欲しかった」
「放っておかれた。」
「愛してほしかった。」
「親の離婚やけんかを目の当たりにされた。」
「親の都合や期待ばかり押しつけられた。」
というような愛着形成に関する不満だと思います。
実際,今の学校教育現場等では,
発達障害のこととともに愛着障害のことが,
大きな課題になっています。
今回,この著書「親に大好きだ」という考えによって,
「視点の転換」ができたように思います。
私見なのですが,
成人した大人が自分の親に「大好きだ」と言うことは,
自分の愛着の傷を自分で修復できるように思います。
未解決の傷を自分で癒すことができるように思うのです。
親もそのことに応えてくれ,
そこから,親子関係が良い方向に向かうようになるのではないでしょうか。
2016年6月9日に日本でレビュー済み
本書の出版記念パーティに参加させていただきました。
著者お二人の本当に人なつっこい素敵な人柄に直接触れてしまったため、本のレビュー評価としては客観性をやや欠いてしまうかもしれないことをご容赦ください。
ただ、著作というのは、書いた人の念というか、波動が文字に籠り、それが直接読者へ伝わるものだとおもいます。そういう意味においては、本書の価値は本当に高いものであることを、保証したいと思います。
さて、本書は、医師の長田夏哉先生と、住職の齊藤 つうりさんが交互に章を担当して、最後にお互いの章の内容についてコメントをする、というスタイルをとった書籍です。
「お医者さんとお坊さんが著作でタッグを組む」なんて、一方は「生」を扱い一方は「死」を扱う職業ですし、本来ミスマッチな企画だったはずです。
ところが、本書を読み終わって気づきました。タイトルにある「後悔ゼロで生きる」とは、つまり「今に生きる」という意味なんだと。
過去を後悔して未来を心配して生きるよりも、今を"徹底的に"生きることができれば、ケガや病気もまた今を生きるエッセンスだと気づき、また、臨終に際しても笑ってあの世へ旅立てるんだと。
この「今を生きる」ことを、うわべだけのスピリチュアル思想ではなく、本物のリアリティをもって読者へ伝えるには、日々生と死に直面しているお医者さんとお坊さんがタッグを組み、お互いの死生観を本音で語り合う必要があったんだと思いました。
本書は、すなわち「お医者さんとお坊さんの死生観が見事にブレンドした本」だといえるでしょう。
著者お二人の本当に人なつっこい素敵な人柄に直接触れてしまったため、本のレビュー評価としては客観性をやや欠いてしまうかもしれないことをご容赦ください。
ただ、著作というのは、書いた人の念というか、波動が文字に籠り、それが直接読者へ伝わるものだとおもいます。そういう意味においては、本書の価値は本当に高いものであることを、保証したいと思います。
さて、本書は、医師の長田夏哉先生と、住職の齊藤 つうりさんが交互に章を担当して、最後にお互いの章の内容についてコメントをする、というスタイルをとった書籍です。
「お医者さんとお坊さんが著作でタッグを組む」なんて、一方は「生」を扱い一方は「死」を扱う職業ですし、本来ミスマッチな企画だったはずです。
ところが、本書を読み終わって気づきました。タイトルにある「後悔ゼロで生きる」とは、つまり「今に生きる」という意味なんだと。
過去を後悔して未来を心配して生きるよりも、今を"徹底的に"生きることができれば、ケガや病気もまた今を生きるエッセンスだと気づき、また、臨終に際しても笑ってあの世へ旅立てるんだと。
この「今を生きる」ことを、うわべだけのスピリチュアル思想ではなく、本物のリアリティをもって読者へ伝えるには、日々生と死に直面しているお医者さんとお坊さんがタッグを組み、お互いの死生観を本音で語り合う必要があったんだと思いました。
本書は、すなわち「お医者さんとお坊さんの死生観が見事にブレンドした本」だといえるでしょう。

本書の出版記念パーティに参加させていただきました。
著者お二人の本当に人なつっこい素敵な人柄に直接触れてしまったため、本のレビュー評価としては客観性をやや欠いてしまうかもしれないことをご容赦ください。
ただ、著作というのは、書いた人の念というか、波動が文字に籠り、それが直接読者へ伝わるものだとおもいます。そういう意味においては、本書の価値は本当に高いものであることを、保証したいと思います。
さて、本書は、医師の長田夏哉先生と、住職の齊藤 つうりさんが交互に章を担当して、最後にお互いの章の内容についてコメントをする、というスタイルをとった書籍です。
「お医者さんとお坊さんが著作でタッグを組む」なんて、一方は「生」を扱い一方は「死」を扱う職業ですし、本来ミスマッチな企画だったはずです。
ところが、本書を読み終わって気づきました。タイトルにある「後悔ゼロで生きる」とは、つまり「今に生きる」という意味なんだと。
過去を後悔して未来を心配して生きるよりも、今を"徹底的に"生きることができれば、ケガや病気もまた今を生きるエッセンスだと気づき、また、臨終に際しても笑ってあの世へ旅立てるんだと。
この「今を生きる」ことを、うわべだけのスピリチュアル思想ではなく、本物のリアリティをもって読者へ伝えるには、日々生と死に直面しているお医者さんとお坊さんがタッグを組み、お互いの死生観を本音で語り合う必要があったんだと思いました。
本書は、すなわち「お医者さんとお坊さんの死生観が見事にブレンドした本」だといえるでしょう。
著者お二人の本当に人なつっこい素敵な人柄に直接触れてしまったため、本のレビュー評価としては客観性をやや欠いてしまうかもしれないことをご容赦ください。
ただ、著作というのは、書いた人の念というか、波動が文字に籠り、それが直接読者へ伝わるものだとおもいます。そういう意味においては、本書の価値は本当に高いものであることを、保証したいと思います。
さて、本書は、医師の長田夏哉先生と、住職の齊藤 つうりさんが交互に章を担当して、最後にお互いの章の内容についてコメントをする、というスタイルをとった書籍です。
「お医者さんとお坊さんが著作でタッグを組む」なんて、一方は「生」を扱い一方は「死」を扱う職業ですし、本来ミスマッチな企画だったはずです。
ところが、本書を読み終わって気づきました。タイトルにある「後悔ゼロで生きる」とは、つまり「今に生きる」という意味なんだと。
過去を後悔して未来を心配して生きるよりも、今を"徹底的に"生きることができれば、ケガや病気もまた今を生きるエッセンスだと気づき、また、臨終に際しても笑ってあの世へ旅立てるんだと。
この「今を生きる」ことを、うわべだけのスピリチュアル思想ではなく、本物のリアリティをもって読者へ伝えるには、日々生と死に直面しているお医者さんとお坊さんがタッグを組み、お互いの死生観を本音で語り合う必要があったんだと思いました。
本書は、すなわち「お医者さんとお坊さんの死生観が見事にブレンドした本」だといえるでしょう。
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