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八十日間世界一周(下) (光文社古典新訳文庫) Kindle版
汽船、汽車、象と、あらゆる乗り物を駆使し、次々と巻き起こる障害を乗り越えていくフォッグ氏たち。インドで命を助けたアウダ夫人も仲間に加わり、中国から日本を目指す。しかし、酒とアヘンに酔った召使いパスパルトゥーはフォッグ氏と離ればなれになってしまい、最大のピンチが訪れる! 次々と巻き起こるアクシデント、ぎりぎりのスケジュール……果たして旅は成功するのか!?
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2012/2/10
- ファイルサイズ13555 KB
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登録情報
- ASIN : B009KZ476Y
- 出版社 : 光文社 (2012/2/10)
- 発売日 : 2012/2/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 13555 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 291ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,000位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 113位フランスの小説・文芸
- - 511位フランス文学 (本)
- - 621位光文社古典新訳文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月23日に日本でレビュー済み
レポート
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最後までハラハラしながら読めました。あの時代によく日本の状況を描いたことにはビックリしました。海底2万マイルも読み直すつもりです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読む必要があったので買いました。
結構面白いですね。良かったですね。
結構面白いですね。良かったですね。
2019年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本では明治時代始めの世界情勢をバックグラウンドにして物語が進展して行く。大小のエピソードも交えて読んでいて飽きがこない。主人公はフォッグと思うが、バルパスツーも要所要所で活躍しており脇役を務めている。フォッグ氏とフィックス氏の両英国人の国民性が窺い知れ楽しさが倍増している。
2019年10月22日に日本でレビュー済み
"実際、もっと得るものが少なかったとしても、あなたは世界一周旅行をする気になるのではないだろうか。"1873年発刊の本書は新聞連載時から圧倒的な人気を得ると共に、主人公を真似た、多くの旅の追随者を現在も誕生させ続けると共に、舞台、映画、アニメと様々に展開、パロディ作品も生み出し続けるユーモア溢れる古典冒険小説。
個人的には交通手段の多様化、インターネット、スマホやSNSの普及によって、出不精な私とは違って、手軽に世界一周旅行を実際にした人、しようとする人が周り増えてきている事から。かえって【世界に謎が満ちていた】古き良きアナログ旅行の時代を思い出したくて本書を手にとりました。
そんな本書は一風変わったイギリス人紳士の主人公が【80日間で世界一周ができる】という賭けをして、フランス人の召使と共にロンドンからスエズ、ボンベイ、カルカッタ、香港、横浜、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドンといった旅に出かけていくのですが。
驚いたのは主人公の振る舞いか。冒険小説にあるまじき?あくまで【賭けの対象としての旅】とせっかく訪れた国々自体には【全く興味を持たない】のが斬新でした(笑)。対象的に快活な召使のフランス人がその代わり?色々と世界各地を楽しく描写してくれるので助かる?のですが。いやはや一風変わった冒険小説だと感じました。
また1872年当時の西洋文化至上主義的な感覚にはやはり現在の読者からは違和感はありますが。それでも舞台として横浜、日本の風俗、文化描写にも割とページが割かれているのもちょっと嬉しく、フランス人の召使が演者として参加する天狗の面と翼をつけた曲芸集団、天狗連の描写にはワクワクしてしまいました。
何かと文化を描く時に配慮が必要な時代ですが。それを一旦脇に置いといて、今は逆に無理になった【トランク一つ、時刻表片手の旅】を思い出したい、あるいは感じてみたい旅好きな誰かにオススメ。
個人的には交通手段の多様化、インターネット、スマホやSNSの普及によって、出不精な私とは違って、手軽に世界一周旅行を実際にした人、しようとする人が周り増えてきている事から。かえって【世界に謎が満ちていた】古き良きアナログ旅行の時代を思い出したくて本書を手にとりました。
そんな本書は一風変わったイギリス人紳士の主人公が【80日間で世界一周ができる】という賭けをして、フランス人の召使と共にロンドンからスエズ、ボンベイ、カルカッタ、香港、横浜、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドンといった旅に出かけていくのですが。
驚いたのは主人公の振る舞いか。冒険小説にあるまじき?あくまで【賭けの対象としての旅】とせっかく訪れた国々自体には【全く興味を持たない】のが斬新でした(笑)。対象的に快活な召使のフランス人がその代わり?色々と世界各地を楽しく描写してくれるので助かる?のですが。いやはや一風変わった冒険小説だと感じました。
また1872年当時の西洋文化至上主義的な感覚にはやはり現在の読者からは違和感はありますが。それでも舞台として横浜、日本の風俗、文化描写にも割とページが割かれているのもちょっと嬉しく、フランス人の召使が演者として参加する天狗の面と翼をつけた曲芸集団、天狗連の描写にはワクワクしてしまいました。
何かと文化を描く時に配慮が必要な時代ですが。それを一旦脇に置いといて、今は逆に無理になった【トランク一つ、時刻表片手の旅】を思い出したい、あるいは感じてみたい旅好きな誰かにオススメ。