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脳の中の身体地図: ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ 単行本 – 2009/4/1
名サイエンス・ライターがスリリングに描き出す。
*ベストセラー『脳のなかの幽霊』(共著)に続く超話題作!
*ワシントン・ポスト紙による2007年度 ベスト・ブック(科学・医学部門)
*脳科学界のリーダー、ラマチャンドラン、ダマシオ、ガザニガ各氏が称賛!
*内田樹さんも絶賛!
著者:サンドラ&マシュー・ブレイクスリー
サンドラは、NYタイムズなどに寄稿する著名なサイエンス・ライター。V・S・ラマチャンドランとの共著『脳のなかの幽霊』(角川21世紀叢書)、ジェフ・ホーキンスとの共著『考える脳 考えるコンピュータ』(ランダムハウス講談社)など、著書多数。マシューはサンドラの息子。サンディエゴ大学で認知科学の学位を取得後、サイエンス・ライターに。
::目次::
1章 身体の曼荼羅 ●どこもかしこもマップ、マップ
2章 脳の中の小人 ●あなたの男性のシンボルが自分で思うほど大きくないわけ
3章 ボディ・マップの決闘 ●減量に成功しても太っていると思うわけ
4章 脳も運動中 ●メンタル・トレーニングが良く効くわけ
5章 狂った可塑性 ●スポーツや音楽の達人がうまくいかなくなるわけ
6章 壊れたボディ・マップ ●博士が手を下ろしていられなかったわけ
7章 身体を包むシャボン玉 ●オーラが見えたり、体外離脱したりするわけ
8章 サルからサイボーグへ ●ビデオ・ゲームにはまるわけ
9章 鏡よ、鏡 ●あくびがうつるわけ
10章 心と身体が交わる場所 ●痛みが気分次第で変わるわけ
あとがき ●「私」とは錯覚なのか?
コラム
脂肪と脳・・体型と文化・・鼻がピノキオのように伸びる!・・
口に小石を詰め込んだ雄弁家・・盲目の画家は見ている・・
腕が散歩に行っている・・リハビリからポルノまで・・直感細胞と食べ物・・ほか
::レビュー::
驚嘆すべき本。ボディ・イメージと脳の可塑性に関する最近の画期的な発見についての素晴らしい展望とともに、多くの洞察にあふれている。
ーーV. S.ラマチャンドラン(『脳のなかの幽霊』の共著者)
身体は心の働きにおいて無垢な傍観者ではないことが、はっきりとわかるだろう。
ーーアントニオ・ダマシオ(『感じる脳』などの著者)
最新の最高にエキサイティングな発見を脳研究から取り出し、わかりやすく伝えてくれる。
ーーマイケル・S.ガザニガ(『脳のなかの倫理』などの著者)
当たり前のように体をもっているという私たちの認識に、ひじょうに興味深い洞察を提供してくれる。
ーーニューサイエンティスト誌
思考を大いに刺激する、広範な読者にアピールする本。
ーーネイチャー誌
私たちの身体、心、外の世界との境界がいかにあいまいかを教えてくれる。
ーーサイコロジー・トゥデイ誌
現在進んでいる研究をうまくまとめてあり、一般読者はもちろん、専門の神経科学者にとっても必読書である。
ーーニューロン誌
- 本の長さ349ページ
- 言語日本語
- 出版社インターシフト
- 発売日2009/4/1
- ISBN-10477269515X
- ISBN-13978-4772695152
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登録情報
- 出版社 : インターシフト (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 349ページ
- ISBN-10 : 477269515X
- ISBN-13 : 978-4772695152
- Amazon 売れ筋ランキング: - 172,322位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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でした。大切な商品を心して扱ってくださるサービスと優しい気配りに感動です。
またご利用させていただきます。
ありがとうございました。

でした。大切な商品を心して扱ってくださるサービスと優しい気配りに感動です。
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ありがとうございました。

トレーナーやスポーツ選手は読んで理解すべき内容です
身体と脳との関係については、これまでアントニオ・ダマシオの著作を読んでいましたので、基本的なことについては理解していましたが、本書はそれを凌ぐ内容となっています。
身体を捉える様々な軸であるボディ・マップ、それを構成するボディ・スキーマ(身体の物理的な特性を表わす)とボディ・イメージ(身体についての学習から生じる)が身体と脳との一体性を生み出すと共に、それらの不整合から様々な問題が起きることを示しています。
更に、ボディ・イメージについて、自身の記憶や願望が影響することでボディ・スキーマとの乖離を引き起こすこと、欧米人と日本人とでは、外界の見方が異なる等の知見を踏まえて、身体と脳との関係についての自己認識において文化が影響すること、を指摘しています。
そのうえ、これらの解説を踏まえたうえで、オーラや体外離脱、ドッペルゲンガーの解説といった、これまであまりまともに科学的には説明されてこなかったものについても解説を試みています。
また、身体の重要な部分である内臓と脳との関係の重要性について、アントニオ・ダマシオのソマティック・マーカー仮説(情動は内臓からの情報伝達により生まれる)を踏まえつつ、新たな知見を加えて解説を加えています。
あと、本書においては、身体と脳との関係が崩れた際の処方箋についても幾つか紹介していますが、その中には禅の教えに近いものが結構含まれています。
禅は身体と脳との関係を踏まえたうえで、意識しながら脳と身体をコントロールするものであることから、本書の内容に当然整合するのでしょう。脳を単独で語るのではなく身体との関係を踏まえて明らかにすることで、西洋の科学が東洋の思想と上手く融合するきっかけが生まれています。
ラマチャンドラン、ダマシオ、ガザニガが推奨するだけのことはあります。価値ある本です。
ただ、残念なのは参考文献が一切掲載されていないことです(原著でも)。本書には、様々な新たな知見が紹介されていますので、参考文献が是非ほしかったところです。
2009/5/20読了
「知能」構築のヒントになるかも・・・
競技用ロボット構築のヒントにもなるかも・・・
私的身体不具合の改善参考用に読んできたが、
単純に「脳の部位」と「身体の部位」の関連説明
ではなく、2009年までの「脳の働く部位」と「身体」に
ついての関連実験を数多く案内し、推定:他の書には無い、
「脳の扱い方」と「対応する身体(動作)」や「対症例」に
ついて記述している。
読んでいるうちに、競技用ロボットの「歩行」制御や、
いわゆる「人口知能」とは違った「認識/記録」の案を
思い浮かべた・
表題からは推測できなかった内容ではあるが、
実例からの「ヒント」の塊と思える。
・道具を使うときには道具も自分の体の一部としてとらえているという事象。
・赤ん坊を自由に歩き回らせないでおくと平衡感覚、身体感覚、および運動のボディーマップが正常に発達しない恐れがあるという事例。
・脳の一部を刺激すると幽体離脱を体験するという事例、優秀なサッカー選手やバスケットボールの選手は自分と他の選手の位置をグリッド上で正確にとらえているので見てなくても正確なパスが出せるということ。
・任天堂のWiiをするとゲームの中まで自分のボディーマップが広がるために、自分が本当にゲームの中にいるように感じること。
・自分以外の人がある行動をすると自分がその行動をするのと脳の同じ部分が活性化することと、相手の動作を本の少し遅らせて巧妙に真似ると、相手に対する影響を増加させることができるのはミラーニューロンという神経細胞の影響である。
難しい脳の話をここまで面白く書き上げる著者の力量に脱帽である。