タイトルはジャスティスリーグなのに対して中身はバットマン勢メインなので、ある意味第一作目レゴバットマンの続編とも言える作品
お馴染みのバットマンの他、ティムやナイトウィング、バットガールのバッツファミリーが総登場
更にあのティーンタイタンズも登場し、ナイトウィングとの顔合わせも観られます(でも明らかに一人足りないような・・・)
ストーリーはバットマンが活動初日祝いで休暇を得てゴッサムを留守に、その代わりをスーパーマンと一人残されたティムがゴッサムの番人を担当
しかしスーパーマンがミスを犯しアーカムからまた奴らが脱走、一方バットマンらは休暇のつもりがデスストロークとベインの企みに巻き込まれさあ大変・・・というお話です
第一作目レゴバットマンからそこそこ年数が経っているという事実が確認できるのも地味に貴重です
その割に皆殆ど変わり映えしていないような気はしますが
今回の見所はブルースとスレイドの関係でしょう
立場は違えど最強の戦士である二人には実は深い?因縁があった・・・という事実が判明するわけですが、このデスストロークがまたすげぇ小物キャラで面白い
しかも担当声優がレックス役で有名な乃村健次なので、余計に小物感全開です
一方で二人の対決と共闘の両方が観られるので、バットマン・デスストロークのコンビが好きな人にはたまらない作品でしょうね
ベインも他の映画のような極端さは無く、「脳筋」「知能」の両方を備え持つキャラとしてしっかり描写されています
個人的に思ったのが今回のジャスティスリーグメンバーの弱さです
確かにゴッサムは悪党の中でも治療不可能レベルの極悪犯罪者ばかりですが、それにしては今回のスーパーマン達フルボッコされすぎです
これなら素直にゴッサムを舞台にバッツファミリーがヴィラン達と戦う話で良いだろう・・・とは思いますが、それはそれで第一作目や普段のOVAシリーズとなんら変わりないという・・・
キャラクターは豪華、内容は今一つでした
そして何よりも残念なのは、ついに本作から特典映像が一切収録されなくなってしまった事ですね