東京にいた12人の男女が各々1枚づつトランプを持たされ
廃墟と化した無人の京都で目を覚ます。
理解しがたい状況、纏まらない議論、勝手に東京に向かってしまった1名。
京都に残された一同はクラブのKの持ち主を追う形で東京へ向かう。
朽ち果て気候すら極端に変動した京都・東京間を旅する変則的なデスゲームもの。
前作を下地にしたスピンオフの様だが単体で楽しめる(前作未読)
始めはトランプを集めながら全員で東京を目指していたものの次第に協力関係も瓦解。
追う側、追われる側、敵、味方、東京を目指す目的が目まぐるしく変動する。
表紙で分かる通り絵柄は癖があるものの、12人の内面やサスペンス要素が
1話にすべてまとめられている展開の早さで出来のよさは実感できるだろう。
いきなり12人もキャラクターを出されたら普通は名前が頭に入ってこないのだが、
序盤はこまめに名前を再表記するので分かりにくいということがない。
また、明確に各々のこの世界での行動指針が示されていたり、
『何故この世界にいるのか?』という理由づけに無駄がない。
何よりロケーションが面白い。
崩壊した世界という箱庭で血肉の通ったキャラクターが旅する優良な作品。
絵柄は正直微妙であるし、粗もそれはもう沢山あるのだが、特別腐すほどではない。
1巻で悪くないと思ったならば読んで損はない。
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今際の路のアリス (1) (サンデーGXコミックス) コミック – 2016/1/18
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廃墟と化した世界で、少女は故郷を目指す。
女子高生・小島亜里朱がある朝目覚めたのは、人が消えたまま何十年も経ったかのような京都の街。彼女は自分と同じように記憶をなくし、トランプの絵札を身につけていた10人の様々な男女と出会う。しかし、東京へ向かうかどうかで意見は分裂。何者かの作為を感じる異常な状況で、一つまた一つと事件が起こり始めるーー
アリスは残酷な世界に立ち向かい、生きて東京へとたどり着けるのか?
大人気作品『今際の国のアリス』スピンオフ作品。戦慄のサバイバル・サスペンスが更なる進化を遂げる!
【編集担当からのおすすめ情報】
一歩間違えれば命を奪われる理不尽な「げぇむ」の数々。だけでなく、そこでもがく様々な人々をつぶさに描写し、同ジャンルの作品群の中でも一味ちがう評価を得る『今際の国のアリス』。その作者・麻生氏が新たに創り出したサスペンス世界を、『正しいコドモの作り方!』の黒田氏が緻密さを増した筆致で描きます。
トランプの意味は?失われた記憶の正体は?今際の国との関係は?などなど謎は尽きませんが、あっと驚く真相が明かされるのをご期待ください。
佳境に突入した『今際の国のアリス』最新17巻と同時発売。本家と併せ、いま最も見逃せないサバイバル・サスペンスです!
女子高生・小島亜里朱がある朝目覚めたのは、人が消えたまま何十年も経ったかのような京都の街。彼女は自分と同じように記憶をなくし、トランプの絵札を身につけていた10人の様々な男女と出会う。しかし、東京へ向かうかどうかで意見は分裂。何者かの作為を感じる異常な状況で、一つまた一つと事件が起こり始めるーー
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佳境に突入した『今際の国のアリス』最新17巻と同時発売。本家と併せ、いま最も見逃せないサバイバル・サスペンスです!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2016/1/18
- 寸法18 x 12.8 x 2.2 cm
- ISBN-104091574319
- ISBN-13978-4091574312
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京都でサバイバル。世界観に謎が多く、続きが気になります。楽しみです。
2016年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高でした!つぎも買います!今後の展開に期待して行きたいです!
2019年3月27日に日本でレビュー済み
なんでまず服の着替え確保しないで動きにくく着心地よくない制服のままなのか?
2016年4月21日に日本でレビュー済み
そもそも今作は本編の方と違い、主人公がきちんと現状を把握しようとするので、テンポが悪いのは仕方がないことと言える
だからと言って本編のほうで味わったシリアスが衰えているのか、と言えばそうでもない
不思議で不気味な世界観は今作にもちゃんと引き継がれている、今巻はウォーミングアップみたいなものだと思って欲しい
だからと言って本編のほうで味わったシリアスが衰えているのか、と言えばそうでもない
不思議で不気味な世界観は今作にもちゃんと引き継がれている、今巻はウォーミングアップみたいなものだと思って欲しい
2017年4月17日に日本でレビュー済み
今際の国のアリスが面白かったので、こちらも購入しましたが、期待はずれでした。。。
2019年6月22日に日本でレビュー済み
全巻読んでの感想です。最後がちょっと拍子抜けでしたが、徐々に謎が明らかになっていく感じは読んでいておもしろかったですね。最後は「え?」と思いましたが、それなりにまとまった内容ではないでしょうか。
2017年1月18日に日本でレビュー済み
大体の謎は今際の国のアリスのほうで描かれたので、今作ではどういった秘密が明かされていくのでしょうか、たいへん見ものです。