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セトウツミ(6): 少年チャンピオン・コミックス コミック – 2016/7/8
此元 和津也
(著)
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- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2016/7/8
- 寸法18 x 12.8 x 2.2 cm
- ISBN-104253220541
- ISBN-13978-4253220545
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対象商品: セトウツミ(6): 少年チャンピオン・コミックス
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2016/7/8)
- 発売日 : 2016/7/8
- 言語 : 日本語
- コミック : 159ページ
- ISBN-10 : 4253220541
- ISBN-13 : 978-4253220545
- 寸法 : 18 x 12.8 x 2.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 107,913位コミック
- カスタマーレビュー:
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5 星
好きだなぁ………、『セトウツミ』。
ここまで、1巻~5巻を電子書籍版で読んできたところだったけれど、去年(2015年)からアナウンスのあった実写版映画―“ほぼそのまんま忠実に映像化”した、愛すべき奇跡の一作でした…―が遂に公開ということで、掲載誌(『別冊少年チャンピオン』2016年8月号)に実写版W主演の池松壮亮さん(内海)・菅田将暉さん(瀬戸)が同じコブラツイストのポーズを笑顔でキメている“着せ替えカバー”が付録でつくなど、チャンピオン関連各誌がじわっと盛り上がっている様子をみて、6巻はフツーのコミックスで買うと決めていた。そして発売日の翌日、Amazonから届いたこの6巻には、その“実写版・瀬戸と内海”の写真をあしらった帯が巻かれており、上にスライドさせると、その“着せ替えカバー”の雰囲気をなんとなく把握できる。それにしても、リアルタイムで連載されている作品を《少年チャンピオン・コミックス》―紙のやつ―で買うとか、何時ぶりだろう。作者の此元和津也(このもと・かづや)さんの緻密で繊細な描き込み具合は、電子書籍として読む時、実に親和性が高いのだけれど、印刷物としてもこのコミックスのように、できるだけ綺麗にプリントされた状態で読むのが理想的だな、と思う(印刷されたものは、ちょっと黒が強めに出ている印象もあるけれど)。この前の5巻で「なんかよくわかんないけど、とてつもなくスゴい感じ」に一瞬盛り上がって、このあと一体どうなるんだ?! などと思ったけれど、もちろん、ほぼ何もなかったかのように、例によって例の如しで、ゆるいようでいて時にスリリングな瀬戸と内海らのやりとりが展開されている。ただ、これまでと比べると、オチがダイナミックな感じのお話が増え、その分、そこはかとない余韻だとか、名脇役の野良猫=“ニダイメ”の出番が、この6巻ではちょっと減った印象があって、そこはちょっと淋しかったけれど、こう、じわじわこみ上げて来たり(思い出し笑いにも似ている)、瞬間的に爆笑してしまったり、そのあたりのスキルの高さと敷居の低さの同居ぶりはいつも通りなので、安心して読める。そして巻末には、実写版映画の“特報”用に此元さんが書きおろした3つの“台本”に基づいて撮影・制作・公開された“特報”の映像を元に此元さんが描いた(ややこしいわ!)という、スペシャル読み切りが掲載されている。その時「何やってんだろ、俺」とか思ってたような事が、全部まとめていつか、懐かしい想い出になったりすることもある。瀬戸と内海の無駄話も、無意味なようでいて、実はそういうものなのかもしれない。そして、二人がダベる“いつもの川べり”は、ずーっと読んで来た読み手の心の中でも、いつか“なじみの風景”となり、そしていつのまにか、行ったことなくても“懐かしい場所”になっていたりすることもある。ピンポイントで笑えて、けっこう深い『セトウツミ』には、そんな魅力もあると感じている。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トランプに引き続く、すれ違い展開の爆笑回でした。
笑い過ぎて次のページに行けず、1ページずつ休憩しながら読みました。
最高です!作者ほんとに頭いい方なんですね〜
笑い過ぎて次のページに行けず、1ページずつ休憩しながら読みました。
最高です!作者ほんとに頭いい方なんですね〜
2019年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もしこの漫画を読むのをためらっているひとがいれば、この巻の「絵しりとり」だけでも読んでほしい。歴史に残すべき面白さです。
2018年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画からハマって原作読んでみたら最高に
面白い!これだけ全巻持ってる。
面白い!これだけ全巻持ってる。
2016年8月25日に日本でレビュー済み
何度も読み返したくなる。
個人的にはウツミ君のフアン!
最新刊に、映画で使用された話が掲載されていますが、それは面白くなかった。
故に星を5個のところマイナス1で4にしました。
個人的にはウツミ君のフアン!
最新刊に、映画で使用された話が掲載されていますが、それは面白くなかった。
故に星を5個のところマイナス1で4にしました。
2016年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本巻は「ババ抜き」の時と同じように、セト視点とウツミ視点の2部構成で2人が「絵しりとり」をする話が描かれています。ウツミが知的な方向に理解を取っているのに対して、セト視点が意外性がありすぎて本当に何度読んでも笑ってしまいます。(「ババ抜き」であまり笑えなかった人でもさすがに今回は笑ってしまう事でしょう!)
ハツ美ちゃんと樫村さんの2人が、初めてセトウツミばりにトークを展開する話もありますので、両名のファンは見逃せないかと思います。
久しぶりにガッくんが出てくる話もあるのでお見逃しなく!
ハツ美ちゃんと樫村さんの2人が、初めてセトウツミばりにトークを展開する話もありますので、両名のファンは見逃せないかと思います。
久しぶりにガッくんが出てくる話もあるのでお見逃しなく!
2021年3月14日に日本でレビュー済み
画像があるとつい見入って作業が止まったりしますが、音声だけなので家事も進みます。
コミック 映画 ドラマと観てオーディブルも合わせてどれもとても面白いです
コミック 映画 ドラマと観てオーディブルも合わせてどれもとても面白いです
2016年7月9日に日本でレビュー済み
ここまで、1巻~5巻を電子書籍版で読んできたところだったけれど、去年(2015年)からアナウンスのあった実写版映画―“ほぼそのまんま忠実に映像化”した、愛すべき奇跡の一作でした…―が遂に公開ということで、掲載誌(
『別冊少年チャンピオン』2016年8月号
)に実写版W主演の池松壮亮さん(内海)・菅田将暉さん(瀬戸)が同じコブラツイストのポーズを笑顔でキメている“着せ替えカバー”が付録でつくなど、チャンピオン関連各誌がじわっと盛り上がっている様子をみて、6巻はフツーのコミックスで買うと決めていた。
そして発売日の翌日、Amazonから届いたこの6巻には、その“実写版・瀬戸と内海”の写真をあしらった帯が巻かれており、上にスライドさせると、その“着せ替えカバー”の雰囲気をなんとなく把握できる。
それにしても、リアルタイムで連載されている作品を《少年チャンピオン・コミックス》―紙のやつ―で買うとか、何時ぶりだろう。
作者の此元和津也(このもと・かづや)さんの緻密で繊細な描き込み具合は、電子書籍として読む時、実に親和性が高いのだけれど、印刷物としてもこのコミックスのように、できるだけ綺麗にプリントされた状態で読むのが理想的だな、と思う(印刷されたものは、ちょっと黒が強めに出ている印象もあるけれど)。
この前の5巻で「なんかよくわかんないけど、とてつもなくスゴい感じ」に一瞬盛り上がって、このあと一体どうなるんだ?! などと思ったけれど、もちろん、ほぼ何もなかったかのように、例によって例の如しで、ゆるいようでいて時にスリリングな瀬戸と内海らのやりとりが展開されている。
ただ、これまでと比べると、オチがダイナミックな感じのお話が増え、その分、そこはかとない余韻だとか、名脇役の野良猫=“ニダイメ”の出番が、この6巻ではちょっと減った印象があって、そこはちょっと淋しかったけれど、こう、じわじわこみ上げて来たり(思い出し笑いにも似ている)、瞬間的に爆笑してしまったり、そのあたりのスキルの高さと敷居の低さの同居ぶりはいつも通りなので、安心して読める。
そして巻末には、実写版映画の“特報”用に此元さんが書きおろした3つの“台本”に基づいて撮影・制作・公開された“特報”の映像を元に此元さんが描いた(ややこしいわ!)という、スペシャル読み切りが掲載されている。
その時「何やってんだろ、俺」とか思ってたような事が、全部まとめていつか、懐かしい想い出になったりすることもある。
瀬戸と内海の無駄話も、無意味なようでいて、実はそういうものなのかもしれない。
そして、二人がダベる“いつもの川べり”は、ずーっと読んで来た読み手の心の中でも、いつか“なじみの風景”となり、そしていつのまにか、行ったことなくても“懐かしい場所”になっていたりすることもある。
ピンポイントで笑えて、けっこう深い『セトウツミ』には、そんな魅力もあると感じている。
そして発売日の翌日、Amazonから届いたこの6巻には、その“実写版・瀬戸と内海”の写真をあしらった帯が巻かれており、上にスライドさせると、その“着せ替えカバー”の雰囲気をなんとなく把握できる。
それにしても、リアルタイムで連載されている作品を《少年チャンピオン・コミックス》―紙のやつ―で買うとか、何時ぶりだろう。
作者の此元和津也(このもと・かづや)さんの緻密で繊細な描き込み具合は、電子書籍として読む時、実に親和性が高いのだけれど、印刷物としてもこのコミックスのように、できるだけ綺麗にプリントされた状態で読むのが理想的だな、と思う(印刷されたものは、ちょっと黒が強めに出ている印象もあるけれど)。
この前の5巻で「なんかよくわかんないけど、とてつもなくスゴい感じ」に一瞬盛り上がって、このあと一体どうなるんだ?! などと思ったけれど、もちろん、ほぼ何もなかったかのように、例によって例の如しで、ゆるいようでいて時にスリリングな瀬戸と内海らのやりとりが展開されている。
ただ、これまでと比べると、オチがダイナミックな感じのお話が増え、その分、そこはかとない余韻だとか、名脇役の野良猫=“ニダイメ”の出番が、この6巻ではちょっと減った印象があって、そこはちょっと淋しかったけれど、こう、じわじわこみ上げて来たり(思い出し笑いにも似ている)、瞬間的に爆笑してしまったり、そのあたりのスキルの高さと敷居の低さの同居ぶりはいつも通りなので、安心して読める。
そして巻末には、実写版映画の“特報”用に此元さんが書きおろした3つの“台本”に基づいて撮影・制作・公開された“特報”の映像を元に此元さんが描いた(ややこしいわ!)という、スペシャル読み切りが掲載されている。
その時「何やってんだろ、俺」とか思ってたような事が、全部まとめていつか、懐かしい想い出になったりすることもある。
瀬戸と内海の無駄話も、無意味なようでいて、実はそういうものなのかもしれない。
そして、二人がダベる“いつもの川べり”は、ずーっと読んで来た読み手の心の中でも、いつか“なじみの風景”となり、そしていつのまにか、行ったことなくても“懐かしい場所”になっていたりすることもある。
ピンポイントで笑えて、けっこう深い『セトウツミ』には、そんな魅力もあると感じている。

ここまで、1巻~5巻を電子書籍版で読んできたところだったけれど、去年(2015年)からアナウンスのあった実写版映画―“ほぼそのまんま忠実に映像化”した、愛すべき奇跡の一作でした…―が遂に公開ということで、掲載誌([[ASIN:B01G7I3TZ6 『別冊少年チャンピオン』2016年8月号]])に実写版W主演の池松壮亮さん(内海)・菅田将暉さん(瀬戸)が同じコブラツイストのポーズを笑顔でキメている“着せ替えカバー”が付録でつくなど、チャンピオン関連各誌がじわっと盛り上がっている様子をみて、6巻はフツーのコミックスで買うと決めていた。
そして発売日の翌日、Amazonから届いたこの6巻には、その“実写版・瀬戸と内海”の写真をあしらった帯が巻かれており、上にスライドさせると、その“着せ替えカバー”の雰囲気をなんとなく把握できる。
それにしても、リアルタイムで連載されている作品を《少年チャンピオン・コミックス》―紙のやつ―で買うとか、何時ぶりだろう。
作者の此元和津也(このもと・かづや)さんの緻密で繊細な描き込み具合は、電子書籍として読む時、実に親和性が高いのだけれど、印刷物としてもこのコミックスのように、できるだけ綺麗にプリントされた状態で読むのが理想的だな、と思う(印刷されたものは、ちょっと黒が強めに出ている印象もあるけれど)。
この前の5巻で「なんかよくわかんないけど、とてつもなくスゴい感じ」に一瞬盛り上がって、このあと一体どうなるんだ?! などと思ったけれど、もちろん、ほぼ何もなかったかのように、例によって例の如しで、ゆるいようでいて時にスリリングな瀬戸と内海らのやりとりが展開されている。
ただ、これまでと比べると、オチがダイナミックな感じのお話が増え、その分、そこはかとない余韻だとか、名脇役の野良猫=“ニダイメ”の出番が、この6巻ではちょっと減った印象があって、そこはちょっと淋しかったけれど、こう、じわじわこみ上げて来たり(思い出し笑いにも似ている)、瞬間的に爆笑してしまったり、そのあたりのスキルの高さと敷居の低さの同居ぶりはいつも通りなので、安心して読める。
そして巻末には、実写版映画の“特報”用に此元さんが書きおろした3つの“台本”に基づいて撮影・制作・公開された“特報”の映像を元に此元さんが描いた(ややこしいわ!)という、スペシャル読み切りが掲載されている。
その時「何やってんだろ、俺」とか思ってたような事が、全部まとめていつか、懐かしい想い出になったりすることもある。
瀬戸と内海の無駄話も、無意味なようでいて、実はそういうものなのかもしれない。
そして、二人がダベる“いつもの川べり”は、ずーっと読んで来た読み手の心の中でも、いつか“なじみの風景”となり、そしていつのまにか、行ったことなくても“懐かしい場所”になっていたりすることもある。
ピンポイントで笑えて、けっこう深い『セトウツミ』には、そんな魅力もあると感じている。
そして発売日の翌日、Amazonから届いたこの6巻には、その“実写版・瀬戸と内海”の写真をあしらった帯が巻かれており、上にスライドさせると、その“着せ替えカバー”の雰囲気をなんとなく把握できる。
それにしても、リアルタイムで連載されている作品を《少年チャンピオン・コミックス》―紙のやつ―で買うとか、何時ぶりだろう。
作者の此元和津也(このもと・かづや)さんの緻密で繊細な描き込み具合は、電子書籍として読む時、実に親和性が高いのだけれど、印刷物としてもこのコミックスのように、できるだけ綺麗にプリントされた状態で読むのが理想的だな、と思う(印刷されたものは、ちょっと黒が強めに出ている印象もあるけれど)。
この前の5巻で「なんかよくわかんないけど、とてつもなくスゴい感じ」に一瞬盛り上がって、このあと一体どうなるんだ?! などと思ったけれど、もちろん、ほぼ何もなかったかのように、例によって例の如しで、ゆるいようでいて時にスリリングな瀬戸と内海らのやりとりが展開されている。
ただ、これまでと比べると、オチがダイナミックな感じのお話が増え、その分、そこはかとない余韻だとか、名脇役の野良猫=“ニダイメ”の出番が、この6巻ではちょっと減った印象があって、そこはちょっと淋しかったけれど、こう、じわじわこみ上げて来たり(思い出し笑いにも似ている)、瞬間的に爆笑してしまったり、そのあたりのスキルの高さと敷居の低さの同居ぶりはいつも通りなので、安心して読める。
そして巻末には、実写版映画の“特報”用に此元さんが書きおろした3つの“台本”に基づいて撮影・制作・公開された“特報”の映像を元に此元さんが描いた(ややこしいわ!)という、スペシャル読み切りが掲載されている。
その時「何やってんだろ、俺」とか思ってたような事が、全部まとめていつか、懐かしい想い出になったりすることもある。
瀬戸と内海の無駄話も、無意味なようでいて、実はそういうものなのかもしれない。
そして、二人がダベる“いつもの川べり”は、ずーっと読んで来た読み手の心の中でも、いつか“なじみの風景”となり、そしていつのまにか、行ったことなくても“懐かしい場所”になっていたりすることもある。
ピンポイントで笑えて、けっこう深い『セトウツミ』には、そんな魅力もあると感じている。
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