本書を低評価するレビュアーに共通する点は「民主主義」が本質的に理解できていないということ。
筆者の出身中学の校訓は「聡明・自主・愛他」
民主主義を分かりやすく説明した言葉だ。
例えば被災地に迷彩服で駆けつける自衛隊員に、違和感や嫌悪感、威圧感を抱くと言っても理解できないような人だ。
そういうメンタリティを学習するということが、民主主義の本質を知るということ。
学問と学習がごっちゃになっていると一生気づくことのない要諦。

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戦争のつくりかた 単行本 – 2004/7/27
りぼん・ぷろじぇくと
(著)
書店で売行き好調、朝日新聞でも紹介された自費出版小冊子「戦争のつくりかた」。いままで戦争をしてこなかった国・日本が、戦争ができる国になっていく恐ろしい様子をやさしい言葉で綴った、話題の一冊が、充実した解説を加え、装いもあらたに単行本として登場。
- 本の長さ47ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2004/7/27
- ISBN-104838715439
- ISBN-13978-4838715435
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商品の説明
出版社からのコメント
戦争はいきなり始まるものではなくて、一歩、また一歩とゆっくりと「戦争ができる」「戦争をしてもいい」「戦争しなきゃ」というように進むものだと思います。 本書はまさにこのプロセスを絵本仕立てでわかりやすく示した「戦争レシピ本」です。小学生でも80歳の方でも等しく読める内容です。
私なども、ひとつひとつの法令改正を見て、総理や民主党党首などの意見を聞いていると、「まあ仕方ないのか」と思うことがありますが、本書のようにこの10年あまりにわたる流れを整理して描いたものを読むと、「かなりやばいかも」というように考え込んでしまいます。
その意味で、多くの一般市民にとってこの本は「戦争を考えるヒント」になるのではないかと思います。 巻末には、戦争をつくる材料としての「法」を掲載しました。これも考えるヒントになると思います。 どうかご一読ください。
内容(「MARC」データベースより)
書店で売行き好調、朝日新聞でも紹介された自費出版小冊子「戦争のつくりかた」。戦争をしてこなかった国・日本が、戦争ができる国になっていく恐ろしい様子を易しい言葉で綴った話題の一冊を、解説を加え単行本化。英文併記。
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2004/7/27)
- 発売日 : 2004/7/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 47ページ
- ISBN-10 : 4838715439
- ISBN-13 : 978-4838715435
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,814位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6位平和運動
- - 25位その他の軍事関連書籍
- - 227位外交・国際関係 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らない間に戦争が近くに来ない様しっかり目を開いてアンテナ立てて、政治家やマスコミを注意して見ていようと思いました。
2015年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
法案が変えられようとしている中、日本が戦争に進んでいるという危機感を改めて考えさせてくれました。集団的自衛権も個別的自衛権も戦争を前提にしています。争いのない方法を見つける必要があります。
2014年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十年前に書かれたことが今の状況に酷似している。
おかしいと思ったことはおかしいとはっきり言える子ども達・大人達でありたいです。
子ども達の未来を戦争できる国にしたくはありません。
おかしいと思ったことはおかしいとはっきり言える子ども達・大人達でありたいです。
子ども達の未来を戦争できる国にしたくはありません。
2014年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古本ながら期待を裏切らぬ美麗本
「戦争は戦争の顔をしていません」「日本が戦争に巻き込まれていたことに気付かなかった。戦争は突然やってきた」「満州事変前後に大きな昭和の転回期があったが当時の日本人にはそれがわかっていなかった。同様のことがいまの私たちにもあてはまる」・・・この本のあとがきから
「戦争は戦争の顔をしていません」「日本が戦争に巻き込まれていたことに気付かなかった。戦争は突然やってきた」「満州事変前後に大きな昭和の転回期があったが当時の日本人にはそれがわかっていなかった。同様のことがいまの私たちにもあてはまる」・・・この本のあとがきから
2006年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争になるまでの経緯がどのようなものであるか、具体的なシナリオを一例挙げ、
現在が、その手前どこまで来ているのかを明確に示している。
一見すると子供向けだが、子供が独力で読むには理解しにくい部分がある。
高校(あるいは中学)の副読本として使えるだろう。
もちろん大人に向けた解説もついている。
本文は31ページで、半分は絵。易しいわずかなことばで綴られたフレーズをもとに、
日本が「戦争できる国」になり、我々が一番大切にすべきものが「人のいのち」ではなく「国」になるまでを淡々と描いていく。
しかしこれらのフレーズには、すべて根拠となる法律の条文や答弁があり、
この本では、巻末の資料により、それらを併せて知ることができる。
専門家ではない一般市民が、最新の自衛隊法から国民保護法、テロ措置法の条文まで
丹念に調べあげることはなかなかできない。これらを一挙に参照していくことで、
いま、実は私たちがどの状態に置かれているのかが一目で分かるようになっている。
いかに自分たちが情報を知りえていないのか、改めて思い知らされる。
本書の結びは
「わたしたちは、未来をつくりだすことができます/戦争しない方法を、えらびとることも。」
となっている。
しかし、おそらくこの改訂版ができたとき、その内容は、
「どうすれば、この戦争を早く終わらせることができるか」になっていることだろう。
いましか読めない本である。
現在が、その手前どこまで来ているのかを明確に示している。
一見すると子供向けだが、子供が独力で読むには理解しにくい部分がある。
高校(あるいは中学)の副読本として使えるだろう。
もちろん大人に向けた解説もついている。
本文は31ページで、半分は絵。易しいわずかなことばで綴られたフレーズをもとに、
日本が「戦争できる国」になり、我々が一番大切にすべきものが「人のいのち」ではなく「国」になるまでを淡々と描いていく。
しかしこれらのフレーズには、すべて根拠となる法律の条文や答弁があり、
この本では、巻末の資料により、それらを併せて知ることができる。
専門家ではない一般市民が、最新の自衛隊法から国民保護法、テロ措置法の条文まで
丹念に調べあげることはなかなかできない。これらを一挙に参照していくことで、
いま、実は私たちがどの状態に置かれているのかが一目で分かるようになっている。
いかに自分たちが情報を知りえていないのか、改めて思い知らされる。
本書の結びは
「わたしたちは、未来をつくりだすことができます/戦争しない方法を、えらびとることも。」
となっている。
しかし、おそらくこの改訂版ができたとき、その内容は、
「どうすれば、この戦争を早く終わらせることができるか」になっていることだろう。
いましか読めない本である。
2013年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネットで拝見してから、
どうしても手元においておきたくて購入しました。
ページをゆっくり呼んで味わえるので、満足です。
戦争を考えるうえで、絵本なので、とても分かりやすく、
小さい子と一緒に読むのにピッタリです。
どうしても手元においておきたくて購入しました。
ページをゆっくり呼んで味わえるので、満足です。
戦争を考えるうえで、絵本なので、とても分かりやすく、
小さい子と一緒に読むのにピッタリです。
2014年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こどもたちにもわかりやすく、今の日本のあり方を示すのにとても良いと思います。