日本人のどんな家族も、その新規関係には、それぞれ微妙な付き合い関係があるが、その関係を自分の形と同等の関係が有り、その描写が良くできた作品だと思います。
とても、面白く読み終えた。
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歩いても、歩いても (幻冬舎文庫) 文庫 – 2016/5/2
是枝 裕和
(著)
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今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日。いい歳をして、現在失業中の次男・良多は、久々の帰郷に気が重い。家長としての威厳にこだわり続ける父、得意料理で皆をもてなすも、未だ息子の死を受け入れられない母、自由きままな姉とその一家。老いた両親の家に久し振りに笑い声が響くが、それぞれが家族には言えない小さな後悔を抱いていた。
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2016/5/2
- 寸法15.1 x 10.2 x 10 cm
- ISBN-104344424743
- ISBN-13978-4344424746
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著者について
一九六二年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。初監督作品は「幻の光」。「誰も知らない」で第五七回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞、「歩いても 歩いても」で第五一回ブルーリボン賞監督賞、「そして父になる」で第六六回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞、「海街diary」で第三九回日本アカデミー賞最優秀作品賞など多数の賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2016/5/2)
- 発売日 : 2016/5/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 212ページ
- ISBN-10 : 4344424743
- ISBN-13 : 978-4344424746
- 寸法 : 15.1 x 10.2 x 10 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 312,881位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2015年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を先に観て生涯忘れ得ないものとなりました。なにがいいのか、はっきりわからないが何かがいい。嘘臭さがない。ヒト科人間が生きている。
ちょっと笑えることはあっても、泣けることはない。こうやって生きて死んでいく。知ってました?皆さんもいつか、ひょっとしたら明日、死ぬんですよ。映画上回ったので、辛いけど星4つです。
ちょっと笑えることはあっても、泣けることはない。こうやって生きて死んでいく。知ってました?皆さんもいつか、ひょっとしたら明日、死ぬんですよ。映画上回ったので、辛いけど星4つです。
2008年7月6日に日本でレビュー済み
本の内容は、もの凄く淡々と親子の関係を描いたもの。
主人公の兄の命日に、久しぶりに兄弟家族が親の家を訪れた一日の出来事を
中心に話が進められていきます。
そこでの親とのやりとりに、自分の幼い頃からの思い出と親への思いが綴られていきます。
こどもの頃、そして成人をしてからも、
親というのはちょっとだけうざったいって思うことがあります。
でも、それは親はずっといてくれると思うから・・・。
でも実際はそうではない。
後半その状況が主人公にも訪れます。
そして、そこにはいろいろな後悔が・・・。
もっと一緒にいられる一瞬一瞬大切にすればよかったという後悔も・・・。
親が亡くなってから、初めてあんなこともしてあげればよかったとか、
いろいろ思うことが多いもの。
結構多くの方が経験したことがあることではないかと思います。
その帯にかかれていた、
「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」という言葉。
なんかとっても心にズンきます。
すでに親を亡くされた世代の方は共感を覚えることも多いはず。
まだ親御さんが元気な若い人たちにもぜひ一度手に取って
読んでいただけたら・・そんなことを思った一冊です。
主人公の兄の命日に、久しぶりに兄弟家族が親の家を訪れた一日の出来事を
中心に話が進められていきます。
そこでの親とのやりとりに、自分の幼い頃からの思い出と親への思いが綴られていきます。
こどもの頃、そして成人をしてからも、
親というのはちょっとだけうざったいって思うことがあります。
でも、それは親はずっといてくれると思うから・・・。
でも実際はそうではない。
後半その状況が主人公にも訪れます。
そして、そこにはいろいろな後悔が・・・。
もっと一緒にいられる一瞬一瞬大切にすればよかったという後悔も・・・。
親が亡くなってから、初めてあんなこともしてあげればよかったとか、
いろいろ思うことが多いもの。
結構多くの方が経験したことがあることではないかと思います。
その帯にかかれていた、
「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」という言葉。
なんかとっても心にズンきます。
すでに親を亡くされた世代の方は共感を覚えることも多いはず。
まだ親御さんが元気な若い人たちにもぜひ一度手に取って
読んでいただけたら・・そんなことを思った一冊です。
2014年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『歩いても歩いても』の映画は素晴らしかったですがこの小説を読んでもっと深く理解しました。
2008年8月14日に日本でレビュー済み
親は子に、子は親に、少しずつ相容れない思いを抱く。
そしてそれは、ことばにされずともちぐはぐなまま、時とともに滓のように
溜まっていく。
15年前、事故で亡くなった兄の命日に集った横山家の家族の内面を
主人公良多の目線で描いた物語。
死んだ兄に希望を託していた両親。父母のバランスを失ったままの暮らし。
特に、身のうちに修羅を棲まわせる母の内面が痛々しく描かれる。
父とて若い頃の幻想にすがるありさまだ。
今のうまくいかない境遇をとても両親には告げられない良多の苦々しい気持ちが
語られてゆく。
もう後戻りできないことを、家族の誰もが知っているのに、振り返り振り返りして
交わらない道を行くしかないのか。
ひとつの家族の肖像を通して、生きること、死ぬことのもろもろを情感溢れる筆致で
描ききった作品だ。
読後、中扉に描かれた三匹(三頭)の黄蝶が、切なく胸にせまる。
そしてそれは、ことばにされずともちぐはぐなまま、時とともに滓のように
溜まっていく。
15年前、事故で亡くなった兄の命日に集った横山家の家族の内面を
主人公良多の目線で描いた物語。
死んだ兄に希望を託していた両親。父母のバランスを失ったままの暮らし。
特に、身のうちに修羅を棲まわせる母の内面が痛々しく描かれる。
父とて若い頃の幻想にすがるありさまだ。
今のうまくいかない境遇をとても両親には告げられない良多の苦々しい気持ちが
語られてゆく。
もう後戻りできないことを、家族の誰もが知っているのに、振り返り振り返りして
交わらない道を行くしかないのか。
ひとつの家族の肖像を通して、生きること、死ぬことのもろもろを情感溢れる筆致で
描ききった作品だ。
読後、中扉に描かれた三匹(三頭)の黄蝶が、切なく胸にせまる。
2010年5月26日に日本でレビュー済み
―海での事故で亡くなった兄の15回目の命日でのできごとを軸に、今は亡き父母の思い出を描き出した作品―
こうしてあらすじだけを書くとあたかも父母を神聖化し、感傷的に書かれているかと思われるかもしれないけれど、肉親だけが感じることのできる、人間としてのどうしようもなさや汚さもきちんと描いていて、「面倒くさい」だけど「愛しい」家族独特の関係がうまく表現されている一篇。
本作も映画化されていますが、『誰も知らない』などの作品で話題となった映画監督の作者らしく、〈闇夜に消えていく黄色い蝶〉や〈夏の日差しをはね返す白いスカート〉など、視覚に訴えるような描写が効果的に散りばめられていて、文字だけの作品にも関わらず、映像作品を見終わった時のような読後感が得られる作品です。
こうしてあらすじだけを書くとあたかも父母を神聖化し、感傷的に書かれているかと思われるかもしれないけれど、肉親だけが感じることのできる、人間としてのどうしようもなさや汚さもきちんと描いていて、「面倒くさい」だけど「愛しい」家族独特の関係がうまく表現されている一篇。
本作も映画化されていますが、『誰も知らない』などの作品で話題となった映画監督の作者らしく、〈闇夜に消えていく黄色い蝶〉や〈夏の日差しをはね返す白いスカート〉など、視覚に訴えるような描写が効果的に散りばめられていて、文字だけの作品にも関わらず、映像作品を見終わった時のような読後感が得られる作品です。
2021年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画(小説)が私にとっては是枝監督作品の中で一番大切な作品です。読んでいて作中では誰かが喋る度に頭の中で映画の役者さんが喋っている感じがして顔までも浮かび上がります。『人生は、いつもちょっとだけ間に合わない』に激しく同意です。