人気のハンドメイドマーケットプレイス minne を利用して、ハンドメイドを「仕事」にしたい人のための本です。登録・出品方法から価格設定の仕方、写真のテクニックや商品タイトルの付け方など、初心者が知りたいことが見開きページで丁寧に解説されています。
著者の前作『売れっ子ハンドメイド作家になる本』と重なる部分もありますが、こちらは minne で販売したい人向けなので、前作を持っていなくてもハンドメイド作品を「商品」として販売するのに必要なことの基本は押さえられるようになっています。
この本で紹介されている作家さんは、売れっ子ばかりではなく、ターゲットのお客様に自分の商品を見つけてもらうため、あるいは憶えてもらったり、ファンになってもらうために様々な工夫をされている作家さんの事例が数多く紹介されているので、minne を始めたばかりの作家さんにも参考になる部分が多いのではないかと思います。
売れっ子作家さんのインタビューや事例が数多く掲載されていても、その人と同様のやり方が自分のブランド・商品にもそのまま使えるとは限りません。売れるようになるためには、既に売れている人だけでなく、これから売れそうな人や、そうなるために努力している人の事例も含め、色々な方法を取り入れて自分に合ったアレンジを加えていく。合わなかったら改善したり、別の方法を試してみる。この本で著者は、とにかく実践してみることを勧めています。
売れている作家さんの事例をどれだけ知識として頭に詰め込んでも、行動を起こさなければ何も変わりません。実践を促してくれるこの本は、minne というハンドメイドマーケットプレイスを使って、本気でハンドメイドを「仕事」にしたい人には良い参考書だと思います。

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minneで売れっ子ハンドメイド作家になる本 単行本 – 2015/12/22
たかはし あや
(著)
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社ソシム
- 発売日2015/12/22
- ISBN-104802610270
- ISBN-13978-4802610278
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登録情報
- 出版社 : ソシム (2015/12/22)
- 発売日 : 2015/12/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 167ページ
- ISBN-10 : 4802610270
- ISBN-13 : 978-4802610278
- Amazon 売れ筋ランキング: - 937,942位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,393位手芸・クラフト (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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プロフィール
北海道札幌市出身
広告代理店や大手製薬メーカーの営業アシスタントなどを経て独立。
路面店、百貨店、ファッションビルなどで雑貨店・UVレジン教室運営を約6年経験。
現在は店舗・教室運営の経験を活かし、札幌・東京を中心にハンドメイド商品やサービスの販売指導としてセミナーやコンサルティング活動を積極的に行う。
近著には「もっと売れっ子ハンドメイド作家になる本」(ソシム社)がある。
公式サイトhttp://takahashiaya.com
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
minneをはじめとする登録型サイトを数年、利用してきました。その活動の中で、たかはしあやさんの前著やブログも参考にさせて頂いています。基本的に著者の発信していることに、参考になることはたくさんあります。
ただ、レビューを書くとなるとどうしても低評価になってしまいます。
それは、著者がそもそも「ハンドメイド作家」の定義をどうとらえていらっしゃるのか、が曖昧なので、どのレベルの層に何を伝えたいのかが曖昧だからかも知れません。
現在のハンドメイド流行の市場では、従来の、アーティスティックな感覚と職人らしい技術を持ち、量産にはないオリジナリティを大切にする「作家」もいれば、「簡単なサイトもたくさんあるし、おうちの手作りを売ってみることにした作家」もいます(後者が作家かというと見方によりけりだと思いますが…)。著者の言う「ハンドメイド作家」なるものの定義が曖昧なままだからか、「それって作家のすることかな?それとも『ハンドメイド作家』なるものはそうなのかな」と思わされる記述が多く見られます。この部分を「それがビジネスなのだから」と全ての作家活動に必要な考え方とするのは違和感を感じます。
さらに今回の著書では、紹介されている作家さんの選出の仕方がかなり疑問です。私も真剣に勉強したいと思い、紹介されている作家さんたちのギャラリーを、本の内容と照らし合わせながら一所懸命見ました。確かにminneのなかでもよく紹介され、レビュー多数、いつも目立っている本当に売れっ子の作家さんもいました。が、少なからず、「参考にすべき売れっ子」にはまだなっていない方も紹介されています。なかにはレビューが1件しかない作家さんもいました。「売れっ子としての見本」と「その解説」としては、著者が書く内容と、その作家さんのページとがどうも一致せず、「なるほど!参考になった!」とはなりません。「この話題で、どうしてこの作家さんなのかなあ」という、ちょっと無理のある紹介の仕方になっています。そのため、逆にそこが知りたいのに!というところが解消されず、すっきりせずに終わってしまいます。ひょっとして著者のコンサルのお客さんを紹介したのかな?と勘繰ってしまうくらいです。また、minneにはリピーターのお客様に前もって料金サービスをする設定は無いのですが、「リピーターに方には送料サービス」といったことが紹介されています。それをどうやるのか、となると、それは書いてありません(おそらく予約作品としてサービス設定する、ということなのでしょうが)。そういう、なんだか使いきれない情報もちょこちょこと載っていて、それもガッカリの要因になりました。
あとがきによれば、今回は短期間でこなした著作だったそうで、その詰め切れていない感じが出てしまっていると思います。
著者自身がコンサルタントとして成功するために一所懸命な姿勢があり、それは働く者として共感します。が、一方で「とにかく売れっ子になるためにタスクをこなす、そのために時に丁寧さを欠く」感覚(この本はまさにそれだと思います)が透けて見えてしまうのは、作家という在り方には合致しないのかも知れません。
とてもまじめに参考にしたいと読み込んだので、かえって辛口になりました。
ただ、レビューを書くとなるとどうしても低評価になってしまいます。
それは、著者がそもそも「ハンドメイド作家」の定義をどうとらえていらっしゃるのか、が曖昧なので、どのレベルの層に何を伝えたいのかが曖昧だからかも知れません。
現在のハンドメイド流行の市場では、従来の、アーティスティックな感覚と職人らしい技術を持ち、量産にはないオリジナリティを大切にする「作家」もいれば、「簡単なサイトもたくさんあるし、おうちの手作りを売ってみることにした作家」もいます(後者が作家かというと見方によりけりだと思いますが…)。著者の言う「ハンドメイド作家」なるものの定義が曖昧なままだからか、「それって作家のすることかな?それとも『ハンドメイド作家』なるものはそうなのかな」と思わされる記述が多く見られます。この部分を「それがビジネスなのだから」と全ての作家活動に必要な考え方とするのは違和感を感じます。
さらに今回の著書では、紹介されている作家さんの選出の仕方がかなり疑問です。私も真剣に勉強したいと思い、紹介されている作家さんたちのギャラリーを、本の内容と照らし合わせながら一所懸命見ました。確かにminneのなかでもよく紹介され、レビュー多数、いつも目立っている本当に売れっ子の作家さんもいました。が、少なからず、「参考にすべき売れっ子」にはまだなっていない方も紹介されています。なかにはレビューが1件しかない作家さんもいました。「売れっ子としての見本」と「その解説」としては、著者が書く内容と、その作家さんのページとがどうも一致せず、「なるほど!参考になった!」とはなりません。「この話題で、どうしてこの作家さんなのかなあ」という、ちょっと無理のある紹介の仕方になっています。そのため、逆にそこが知りたいのに!というところが解消されず、すっきりせずに終わってしまいます。ひょっとして著者のコンサルのお客さんを紹介したのかな?と勘繰ってしまうくらいです。また、minneにはリピーターのお客様に前もって料金サービスをする設定は無いのですが、「リピーターに方には送料サービス」といったことが紹介されています。それをどうやるのか、となると、それは書いてありません(おそらく予約作品としてサービス設定する、ということなのでしょうが)。そういう、なんだか使いきれない情報もちょこちょこと載っていて、それもガッカリの要因になりました。
あとがきによれば、今回は短期間でこなした著作だったそうで、その詰め切れていない感じが出てしまっていると思います。
著者自身がコンサルタントとして成功するために一所懸命な姿勢があり、それは働く者として共感します。が、一方で「とにかく売れっ子になるためにタスクをこなす、そのために時に丁寧さを欠く」感覚(この本はまさにそれだと思います)が透けて見えてしまうのは、作家という在り方には合致しないのかも知れません。
とてもまじめに参考にしたいと読み込んだので、かえって辛口になりました。
2016年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者がminneで大して売れていないから(そもそも作品売ってない)経営者としての目線と、実際の売れっ子作家の意見ややり方をまとめている感じで、ある程度の販売経験がある人にはあまり役立つような内容ではないように思う。
ハンドメイドが好き!と言う基本的概念がなく、ハンドメイドで稼ぎたい!が先行している印象を受ける。
実際にどうやれば人目をひくかなどの裏技的な物はなく、観察していれば分かる事だしminneなどの公式ブログなどで公開されているコツとあまり変わらないり他のハンドメイド解説サイトなどで書かれている内容と大差がないと思う。
素人には良いのかも。でも著者が売れっ子ではないからこんなもんしか書けないのかな。
売れっ子の意見ややり方の集約でしかなく、本人が売れっ子ではないから売れっ子目線の見解がない。
前作と買って損した感じ。
ハンドメイドが好き!と言う基本的概念がなく、ハンドメイドで稼ぎたい!が先行している印象を受ける。
実際にどうやれば人目をひくかなどの裏技的な物はなく、観察していれば分かる事だしminneなどの公式ブログなどで公開されているコツとあまり変わらないり他のハンドメイド解説サイトなどで書かれている内容と大差がないと思う。
素人には良いのかも。でも著者が売れっ子ではないからこんなもんしか書けないのかな。
売れっ子の意見ややり方の集約でしかなく、本人が売れっ子ではないから売れっ子目線の見解がない。
前作と買って損した感じ。
2018年8月12日に日本でレビュー済み
思ったより評価が低く、びっくりしました(^o^;)
似たようなものをたくさん読んでる人や、
もうある程度うまくいってる人にとっては、わざわざ書くほどの内容じゃないかもしれませんが
ハンドメイド初心者の私には学ぶことが多くて、
何度も読み返したいと思いました(^^)
ようやくハンドメイドの商品が売れるようになり、
ちゃんと仕事としてやっていきたいと思い始めこの本を読みました。
右も左もわからない状態ですので、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。
特に、商品名のつけ方や、値段のつけ方、常連さんのひいきの仕方が勉強になりました!
普段からビジネス書を読んでいますが、この本にも似たようなことが書いてあり、
「ハンドメイド業界もここまできたか」などと思いました。
思っていたより本格的な内容だなと感じました。
ビジネス書を読めば~という人もいましたが、それだけを読んでいてもわからないことがあると思います。
現に私がそうでした。
「じゃあハンドメイド作家としてやっていくには
具体的にどうしたらいいの?」
ということは書いていないからです。
この本はそれが書いてあると思います(^^)
なので、ハンドメイド作家として売れたいなら
ビジネス書はもちろん、こういう具体的なことが書いてある本も
何冊か読んでおくといいと思います。
(入り方としてはきっと逆が多いでしょうね)
内容はいいのですが、確かにちょっと浅いというか、
もうちょっと例を多くしたり、
もっと深堀してほしい内容も結構ありましたので(「え!それで終わり?!」というような)
星-1つにしました!
この本はいい本です!
作り手の情熱が伝わってきます(^^)
似たようなものをたくさん読んでる人や、
もうある程度うまくいってる人にとっては、わざわざ書くほどの内容じゃないかもしれませんが
ハンドメイド初心者の私には学ぶことが多くて、
何度も読み返したいと思いました(^^)
ようやくハンドメイドの商品が売れるようになり、
ちゃんと仕事としてやっていきたいと思い始めこの本を読みました。
右も左もわからない状態ですので、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。
特に、商品名のつけ方や、値段のつけ方、常連さんのひいきの仕方が勉強になりました!
普段からビジネス書を読んでいますが、この本にも似たようなことが書いてあり、
「ハンドメイド業界もここまできたか」などと思いました。
思っていたより本格的な内容だなと感じました。
ビジネス書を読めば~という人もいましたが、それだけを読んでいてもわからないことがあると思います。
現に私がそうでした。
「じゃあハンドメイド作家としてやっていくには
具体的にどうしたらいいの?」
ということは書いていないからです。
この本はそれが書いてあると思います(^^)
なので、ハンドメイド作家として売れたいなら
ビジネス書はもちろん、こういう具体的なことが書いてある本も
何冊か読んでおくといいと思います。
(入り方としてはきっと逆が多いでしょうね)
内容はいいのですが、確かにちょっと浅いというか、
もうちょっと例を多くしたり、
もっと深堀してほしい内容も結構ありましたので(「え!それで終わり?!」というような)
星-1つにしました!
この本はいい本です!
作り手の情熱が伝わってきます(^^)
2016年4月25日に日本でレビュー済み
ハンドメイド業界が賑わっているので、こういった本が今後も山と出るんでしょうね。
適当な作家をチョイスして売れてる理由アンケートしてまとめればこんな本ができそう。
そういうやり方で本を作ってる素人ライターが実際たくさんいて、私のところにも色んな方から依頼がきます。
売上やアクセス数などのデータを持っているminneなどが実際の数字をもとに「こうすれば売れる」というならともかく、外側から「売れっ子っぽく見える」ことを基準に出した結論がどれだけ役に立つのか疑問です。
ハンドメイドを本気でやる気の人であれば、伝統的なマーケティングやブランディングのビジネス書を読むほうがいいのでは。
さらっと読めて何となく身になった、何となくやる気が出た、程度の効果で良いなら買っても良いと思います。
適当な作家をチョイスして売れてる理由アンケートしてまとめればこんな本ができそう。
そういうやり方で本を作ってる素人ライターが実際たくさんいて、私のところにも色んな方から依頼がきます。
売上やアクセス数などのデータを持っているminneなどが実際の数字をもとに「こうすれば売れる」というならともかく、外側から「売れっ子っぽく見える」ことを基準に出した結論がどれだけ役に立つのか疑問です。
ハンドメイドを本気でやる気の人であれば、伝統的なマーケティングやブランディングのビジネス書を読むほうがいいのでは。
さらっと読めて何となく身になった、何となくやる気が出た、程度の効果で良いなら買っても良いと思います。