すっげー面白いの一言です。
丹波さんは「茶目っ気たっぷり」「台本を読まずに現場に入って来て困った」と
数々の伝説を残していますが、その丹波さんが数々の思い出を語っています。
一例をあげると。
戦前から昭和30年代に主に活躍し、劇場大作「明治天皇と日露大戦争」
「日蓮と蒙古大襲来」を監督した渡辺邦男氏が、後年、現場で監督した際、
若い俳優たちが渡辺監督をしらず、監督の指示を軽く見て、現場が混乱した事が有った。
そこへ少し遅れて入ってきた丹波さんが、その状況を察し、困惑する渡辺監督の
足元にひざまずくと、監督の靴の靴ひもを結び直す事をした。
若い俳優陣は「丹波さんがそこまでする監督なのか!」と現場は凍りつき、
ようやく若い俳優陣は、監督の指示通りキッチリ演技するようになった。
というエピソードを笑いを交えて語っていますが、それが本書で2~3ページの
ボリュームで語られています。
丹波さんファンだけでなく戦後邦画が好きな方、入手は難しくなってしまいましたが、
面白い事請け合いです。おススメです。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
大俳優丹波哲郎 単行本 – 2004/5/1
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,800","priceAmount":3800.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,800","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"%2FIZO229%2FAeEzkzbArHBC5MBvAq5%2Bf%2FBvMa0iIYW3qeECVsSHiOiZ4TSrTW3U90Bkk5WVE92XOJK0%2FMf2WVgAem5LyUcLOafs6Gyrsp92jUycN3MoarutVUfIFnPwFbfgHho%2F3ukPrmMIXYqpPeDCJ1D8Ww%2FLujuMelctQ0OxTjfOC8O9Ces9xJjEoMuG6zrx","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ445ページ
- 言語日本語
- 出版社ワイズ出版
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104898301703
- ISBN-13978-4898301708
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
まさか俳優の世界が、私の未来に大きく口を開けて待っているとは思わなかった…。「三匹の侍」「暗殺」「人間革命」「大霊界」…。50年を超える俳優人生の全てを語り尽くす!
登録情報
- 出版社 : ワイズ出版 (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 445ページ
- ISBN-10 : 4898301703
- ISBN-13 : 978-4898301708
- Amazon 売れ筋ランキング: - 727,838位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当に昔の事をよく覚えていらっしゃる。
鶴田浩二主演映画で脚本が気に入らず監督と大喧嘩したこと、
アラカン主演映画でアラカンの殺陣シーン撮影中
胡坐かいて寝ていたとか。もう常識とか
通り越しています。盟友仲代達矢、五社監督の事はもちろん、
安藤昇、若山富三郎、俊藤プロデューサー、東映、東宝、新東宝の
社長五分に渡り合ったことなど興味深い話満載。
鶴田浩二主演映画で脚本が気に入らず監督と大喧嘩したこと、
アラカン主演映画でアラカンの殺陣シーン撮影中
胡坐かいて寝ていたとか。もう常識とか
通り越しています。盟友仲代達矢、五社監督の事はもちろん、
安藤昇、若山富三郎、俊藤プロデューサー、東映、東宝、新東宝の
社長五分に渡り合ったことなど興味深い話満載。
2016年5月16日に日本でレビュー済み
この書名はもちろん「大霊界」のもじり。
内容は、俳優・丹波哲郎の長大な聞書。
丹波流のブラフやフレームアップ(失礼)がかなりあり、全部が全部真実とも思えない。まぁ、いかにも丹波哲郎らしいが。
それにしても、戦後の邦画史で重要な位置を占める丹波の話は(話半分としても)面白い。
新東宝時代のこと。「コレラの城」(凄いタイトルですね。何と松竹映画!)の話。「007は二度死ぬ」の逸話、等々。
丹波哲郎のフィルモグラフィを見ると、その出演歴の幅広さに改めて驚く。ある時は涙を流す総理大臣(日本沈没)。ある時はノストラダムス予言を研究する(?)環境学者(ノストラダムスの大予言)。ある時は犯人の痕跡を求めて東奔西走する刑事(砂の器)。ある時は創価学会2代目会長戸田城聖(人間革命)。ある時は破滅的な明日死能(ポルノ時代劇・忘八武士道)。ある時はジェームズ・ボンドに協力するタイガー田中(007は二度死ぬ)。ある時はシージャッカーと対決する生真面目なタンカー船長(東京湾炎上)。ある時は娘が誘拐され輪姦される悪徳政治家(0課の女・赤い手錠)。ある時は意外なほどあっさり殺されてしまう三国人のボス(神戸国際ギャング)。ある時は健さんを追いつめる警察官僚(新幹線大爆破)。ある時は弱虫侍・松田優作に翻弄される剣豪(ひとごろし)。またある時は山口組組長(山口組三代目)。
実体不明というイメージに似つかわしい丹波哲郎の大放言を楽しめる方には、本書を薦めます。
内容は、俳優・丹波哲郎の長大な聞書。
丹波流のブラフやフレームアップ(失礼)がかなりあり、全部が全部真実とも思えない。まぁ、いかにも丹波哲郎らしいが。
それにしても、戦後の邦画史で重要な位置を占める丹波の話は(話半分としても)面白い。
新東宝時代のこと。「コレラの城」(凄いタイトルですね。何と松竹映画!)の話。「007は二度死ぬ」の逸話、等々。
丹波哲郎のフィルモグラフィを見ると、その出演歴の幅広さに改めて驚く。ある時は涙を流す総理大臣(日本沈没)。ある時はノストラダムス予言を研究する(?)環境学者(ノストラダムスの大予言)。ある時は犯人の痕跡を求めて東奔西走する刑事(砂の器)。ある時は創価学会2代目会長戸田城聖(人間革命)。ある時は破滅的な明日死能(ポルノ時代劇・忘八武士道)。ある時はジェームズ・ボンドに協力するタイガー田中(007は二度死ぬ)。ある時はシージャッカーと対決する生真面目なタンカー船長(東京湾炎上)。ある時は娘が誘拐され輪姦される悪徳政治家(0課の女・赤い手錠)。ある時は意外なほどあっさり殺されてしまう三国人のボス(神戸国際ギャング)。ある時は健さんを追いつめる警察官僚(新幹線大爆破)。ある時は弱虫侍・松田優作に翻弄される剣豪(ひとごろし)。またある時は山口組組長(山口組三代目)。
実体不明というイメージに似つかわしい丹波哲郎の大放言を楽しめる方には、本書を薦めます。
2004年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直、本の価格を見て一瞬迷いましたが、DVD買ってもこんなものだからと・・・。
そして、いざ読み出したら、もう止まりません!文句なしに面白い!丹波哲朗という俳優、もともと少し企画はずれだとは思っていたのですが、面白すぎます。
私は断言できます。この分厚い本、読み出したら秋の夜長も短くなります。
そして、昔の映画を無性に観たくなります。邦画が好きな方、是非お勧めです。
老婆心ですが、できれば休みの前日に読まれることをお勧めします。そうしないと翌日は、きっと寝不足になりますよ。
そして、いざ読み出したら、もう止まりません!文句なしに面白い!丹波哲朗という俳優、もともと少し企画はずれだとは思っていたのですが、面白すぎます。
私は断言できます。この分厚い本、読み出したら秋の夜長も短くなります。
そして、昔の映画を無性に観たくなります。邦画が好きな方、是非お勧めです。
老婆心ですが、できれば休みの前日に読まれることをお勧めします。そうしないと翌日は、きっと寝不足になりますよ。
2004年9月24日に日本でレビュー済み
丹波哲郎という視点から戦後映画史を振り返る、というアイディアに虚を突かれた。ナルホド、その手があったか。
で、語りは非常に面白い。丹波がインタビューに答えて、好き放題しゃべっている。かなり厚い本だが、一気に読める。丹波が周りから言われたという「愛嬌がある」という言葉が、そのままあてはまる内容。ゴシップのネタにされたからって訴訟うんぬんを言い出すヤツは、この本に関してはいないんじゃないか(保証はしないけど)。
ただし不満あり。
①校正がかなり甘い。
②文章も脈絡がとれない部分散見。
③背景説明無しで、一般読者に理解が難しいまま放り出されたネタも多い。
④3990円は、ちょっと高い。装丁がやや贅沢過ぎる気がする。また巻末の大部の資料編は、労作だと思うけど、一般読者にはあまり意味ないから、もっとポイント落としてページ数節約してもよかったんじゃないか。
で、語りは非常に面白い。丹波がインタビューに答えて、好き放題しゃべっている。かなり厚い本だが、一気に読める。丹波が周りから言われたという「愛嬌がある」という言葉が、そのままあてはまる内容。ゴシップのネタにされたからって訴訟うんぬんを言い出すヤツは、この本に関してはいないんじゃないか(保証はしないけど)。
ただし不満あり。
①校正がかなり甘い。
②文章も脈絡がとれない部分散見。
③背景説明無しで、一般読者に理解が難しいまま放り出されたネタも多い。
④3990円は、ちょっと高い。装丁がやや贅沢過ぎる気がする。また巻末の大部の資料編は、労作だと思うけど、一般読者にはあまり意味ないから、もっとポイント落としてページ数節約してもよかったんじゃないか。