中国ネット諸事情とそのネット世代の中心である1980年代、1990年代生まれの特徴、それにまつわるビジネスに有益な情報が書かれている。
２０代のTOKYO PANDAさんが医大留学〜卒業、現在の淘宝ショップ運営にに至るまでの約7年間に渡る「肌で感じた中国生活」が多く表現されていた。
印象に残ったもの
・コミュニケーションの大切さ。昨今の関係悪化にも通じるものがあるが、ここで苦労している日本のビジネスマンは多いだろう。相手のモノの考え方、特徴を知る事がいかに重要であり、彼女が単身中国で上手に渡り合っているのは良い手本になるのでは？と感じた。
・これからの消費の中心である８０年代以降の特徴と背景がよく分かった。
ビジネス的に今後の中国展望がほしかったところだが、それでもヒントになるものは十分に感じ取れた。
自身の得意分野からか、ファッション絡みの事項は充実している。
これから中国とのビジネスを考えている人はもちろん、これから世界に羽ばたこうとする若者にも読んでもらいたい。
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