ZeTeS
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, ダブルCD, 限定版, 2016/4/20
"もう一度試してください。" | ダブルCD, 限定版 | ¥1,141 | — | ¥1,080 |
CD, 2016/8/6
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥5,196 |
曲目リスト
ディスク: 1
1 | ZeTeS |
2 | Malice against |
3 | EXCEED |
4 | NG+ |
5 | Deep Inside |
6 | the strength I need |
ディスク: 2
1 | Malice against (Instrumental) |
2 | Rebellion (Re-Recorded / Remastered) |
3 | A Bullet of Skyline (Re-Recorded / Remastered) |
商品の説明
内容紹介
エクストリームミュージック界の異端児NOCTURNAL BLOODLUSTが2016年4月20日にミニアルバム『ZeTeS(ゼテス)』を発売する事が決定した。
シネマティックかつブルータルな彼らの世界観を余すことなく表現したフルアルバム『THE OMNIGOD』、メタル/ハードコアの枠を超えたアバンギャルドさを提示したシングル『PROVIDENCE』に続く、待望のリリースとなる。
2016年を迎え、変遷し続ける音楽シーン、ラウドミュージックシーンにおいて、NOCTURNAL BLOODLUSTはいかなる回答を明示し、その爪痕を残していくのか。
立ち戻るのか、留まるのか、前に進むのか。
全ては、彼らの音が物語る。
メディア掲載レビューほか
エクストリームミュージック界の異端児NOCTURNAL BLOODLUSTがミニ・アルバムをリリース!シネマティックかつブルータルな彼らの世界観を余すことなく表現したフル・アルバム『THE OMNIGOD』、メタル/ハードコアの枠を超えたアバンギャルドさを提示したシングル「PROVIDENCE」に続く、待望のリリース! (C)RS
アーティストについて
エクストリームミュージックの異端児、NOCTURNAL BLOODLUST。圧倒的な音圧によって紡がれる独自の世界観、壮絶なライヴパフォーマンスで観客を圧倒するエクストリームパンド。
過去にドイツの重鎮HEAVEN SHALL BURNとの共演や、激ロックFESにてイタリアのDESTRAGE、スペインのRISE TO FALLらとも共演するなど、国内外問わずジャンルを超えたファンベースを持つ。
ヴィジュアルシーンにおいてもその快進撃は止まらず、2nd Mini Album “OMEGA"はオリコンインディーズチャート1位、タワレコV系ランキング1位を獲得。
2014年3月・4月・5月と3ヶ月連続リリースされた各シングルそれぞれがオリコンインディーズチャートTOP10入りし、全国タワーレコードV系部門においてはTOP3入りを果たした。
2015年6月 赤坂BLITZにてワンマンライブ『銃創』を開催し、チケットをSOLD OUTさせた。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.4 x 1.2 cm; 100 g
- メーカー : IRIS & CRISIS
- EAN : 4948722519522
- 時間 : 37 分
- レーベル : IRIS & CRISIS
- ASIN : B01BHFNNAK
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 301,702位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 85,446位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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7弦ギタリストを2人と6弦ベーシストを擁するバンドで、その音楽性はありとあらゆるものを内包したプログレッシブとも言えるエクストリームメタルであり、非常にブルータルながらも展開が多く飽きさせず、尚且ツボをしっかり押さえているので、キャッチーで聴きやすい。故に幅広いメタラー、暴れたくて仕方がないバンギャにもアピールできると思います。
まず印象的なのは、ボーカルのクリーンがすごく良くなりました。単純に歌唱力の向上も含め、特に作曲、アレンジ面での文脈の構築、使い方も良くなりました。以前は、鬼畜なシャウト、エクストリーム極まりないバックの演奏に比べてどうしても相対的にクリーン(使われているメロを含め)が弱いのが難点でした。所謂奇を衒った厨二臭い爬虫類声やナルシスティックな声ではないものの、高めで線が細くエモコアやスクリーモ系のクリーンで曲によっては青臭さやチャラさチープさ、ポップ過ぎる印象があり、浮いているという印象につながるのは避けられませんでした。前作のフルアルバムでも曲によってはサビのクリーンで萎えてしまうことがあったのですが今回はそれがありません。お見事です。
クリーンが浮いているというのは最近の国内外を問わずポストハードコアやメタルコアそしてヴィジュアル系でもよくあることで、そう考えるとノクブラもその流れにあっても何ら不思議ではなかったのですが、個人的に好きではないので、そういう集団からノクブラが飛び出したことを嬉しく思います。ハードな演奏にタルいどうでもいいメロではなくきちんと意味のある歌メロを取り入れて浮かせずに曲を成立させているバンドで頭が飛び抜けているのは、DIR EN GREYやlynch.、路線変更後の12012などが思い浮かびますがそろそろノクブラもそこに加わるかもしれません。
なんだかんだブリッジで使われているクリーンは前から良かったのですが、サビメロの浮きがなくなったということはノクブラにとって大きな飛躍です。
ノクブラが活動の畑を移した際、「ノクブラはこのシーンを変えてくれると思っている」と言っていたメタラー達が手のひらを返したように「クリーンガー クリーンガー」と言うようになっていましたが、そういう方達ももう文句はないでしょう。なんだかんだ元々こういうクリーンだったのでV系に移る前後で変わっておらず、バイアスのフィルターが掛かっただけなんですけどね。1stフルアルバムにあったチャラいエレクトロなポストハードコアも別にV系だからって感じではないと思います。まあ流石にV.I.P辺りでは言いたいこともわかりますが。
個人的には以前のポストハードコアやネオヴィ的な浮いたチャラさポップさはもういいかなといった感じで(今回のNG+のように地に足付いたチャラさ、曲を活かすチャラさなら大丈夫)、せっかくこういう見た目をしているのでダークさシリアスさゴシックさヴィジュ臭すぎない耽美さをクリーンで表現できるようになったらド真ん中です。クリーンでアリッサ時代のThe Agonistみたいなゴシックなメロをやるノクブラを聴いてみたかったり。今回のMalice against で聴けるジャーマンメロは最高でした。
1、シネマティックメタルコアというコンセプトふさわしい、妖しく期待感を煽るSE
2、スネアカウントで始まりシンフォニックなシンセに合わせてBPM240のブラストで爆走したかと思えば、この世の終わりを告げる破壊者が降臨したかのような緊迫したダークさを放つユニゾンリードが聴け、そのまま極悪なグロウルとキチガイハイピッチスクリームで爆走。重苦しいだけではなく情緒のあるブレイクダウンが来たかと思えば、カイ・ハンセンが思わずアーライ!と叫びながらガッツポーズしそうな見事なジャーマンメロのサビで開けていく新鮮な展開。そして再びイントロのシンフォニックシンセが流れたかと思えばウィスパー気味のグロウルで不気味さを出したブレイクダウンも良い。ブリッジのジャーマンメロもたまらない。その後も攻撃の手を緩めず聴きての脳天を貫いていく。頭からこんな強烈なキラーチューンやられたらたまらないです。無意味にブレイクダウンを入れて曲をぶち壊すバンドも多い中、何度も強烈なブレイクダウンを放っておいて全然くどくないのもノクブラのセンスなんだろうなあ。
3、煽るようなスクリームから始まりツーバスを踏みまくりながら、全てをなぎ倒す様に突進していくストレートなメタルコア。サビはライブで皆が口ずさめるような分かりやすいものですが、そうは言っても今までのノクブラとは違い、文脈の作り方もクリーンの表現力も上手くなっているので浮きやチープさはなく自然に曲に溶け込んでいます。ノクブラらしいギターソロの後はウィスパー気味のラップと耽美な叙情性を放つリードギターからなる静寂パートで落とし只のストレートで終わらない様に工夫され、その後は再びアグレッシブに爆走する爽快な曲。
4、サックスから始まり、重苦しい破壊的ブルータルさとノリの良さを存分に発揮する曲。 所々入る上モノフレーズが個性的で良いアクセントになっています。
試聴の時サビだけ聴いて、もしかしたらまたウェイパリピ的チャラさの曲かなとも思ったのですが杞憂に終わりました。上手くバランスを考えられていて以前のようなふわついたチャラさはありません。チャラい音楽が嫌いな私でも純粋に気分を上げてくれます。本当にクリーンの使い方が良くなった...当然のように破壊的なブレイクダウンも雪崩込んできて、なによりギターソロがすごく個性的です。最初のサックスみたいな音はギターでやってますよね?どうやって音作ってるんだろ(笑)ブリッジのトレモロに乗るほのかに耽美なクリーンメロも◎ 終盤のラップもチャラさを感じさせるものではなく、こういうものなら取り入れても全然問題なし。むしろ格好いい。
5、叙情派ハードコアのようなイントロから始まりBPM200超のスラッシュビートで疾走していく曲。前半の狂気的な曲調とは雰囲気が違っており、パンキッシュな爽やかさで広がりのある曲。今までのノクブラにはなかったタイプなので新鮮ですね。途中ラップもありますが、ふわついたチャラさはなく、しっかりと役割を果たしています。サビはシンガロングでフロアも一つに団結しそうですね。この手のハードコアだと青臭さを心配するメタラーもいそうですが、その心配はありません。本当にクリーンの使い方が良くなりましたね。後半の日本語で歌われたクリーンも良い意味でエモい湿り気があって◎
6、こちらも叙情派ハードコアのようなイントロで始まる、パワーバラード系の曲ですが中盤に感情爆発の強烈な発狂パートがあり一筋縄にはいきません。向上したクリーンでしっとりと歌われるメロは当然の如く良く、泣きのリードにも琴線を掻き乱されます。
完全に飽和したこのシーンで、デスコアで言えばsuicide silenseのフォロワーが、V系で言えばDIR EN GREY、もっと言えばガゼットというフィルターを通したDIRフォロワーや10年以降はDELHIフォロワー、どれも同じようなメタルコアの要素をもったバンドがたけのこのように溢れかえっているのにも関わらず、デスコア、メタルコアを基調としながら個性のあるエクストリームメタルを展開しているノクブラには脱帽です。没個性のメタルコアやポストハードコアばかりで嫌気がさしている方是非聴いてみてください。
日本が誇る世界水準のバンドは、DIR EN GREYやTHOUSAND EYES、HONE YOUR SENSE、GYZE、Veiled in scarlet、SIGH等だけじゃないのです。間違いなくNOCTURNAL BLOODLUSTもその一員です。
バンドをZeTeS 以前と以降で分けて考えることが出来るくらいの到達点に達しています。
これからも更なる飛躍を願って止みません。
✽追記
購入される方は是非初回盤を。同じ価格で1stミニアルバムIvyからの再録曲が聴けます。
所々フレーズが変わってるので、より変化を楽しめます。
再録は好みが分かれるということを承知でもやってくれたことに感謝します。是非いつかまた他の曲もお願いします。
好みということで言えば、A Bullet of Skylineの魔物にでも取りつかれたかのように絞り上げるキチガイハイピッチスクリーム(私がこの曲の中で一番好きなところ)のニュアンスが変わってしまっていたところが少し残念でしたが、聴きたければ昔のを聴けばいいだけですし、やはり再録は嬉しいです。
ギリギリの理由は、Malice against以降の曲でMalice againstを超えた曲がなかったことと、
Disc 2のRebellionの再集録がとにかくよかったことです。
このDisc 2の曲を聴きたいのならば、とにかく早めの購入をおすすめします。
琴線をえぐる轟音に悶絶してきた過去の作品をはるかに凌駕する衝撃的完成度。
幕開けとなるZeTeSはティムバートン監督のナイトメアビフォアクリスマスを彷彿とさせ
鬼気迫る咆哮、華麗にして攻撃的な展開美に大衆的メロディを持つ綺羅曲群が溢れ出す
最高で大満足の2枚。
作品ごとに違うアプローチをしてくるにもかかわらず軸はブレてないし尚且つ飽きない。
“どこかで聴いたことのあるような“なんて音はありません!
ノクブラの更なる飛躍を期待します!
捨て曲?
そんなのありません!
最強です!
迷ってる方損しますよ!
ただ、かっこいいっちゃかっこいいんだけど、他のバンドも割にやってたりするよね?的なフレーズ・ニュアンスもありげ。。。
あと大味な / アメリカンなエクストリームメタルなサウンドになったね、そういうのが好きな人は気に入るんじゃないかな。
今までの路線、Grimoreとかomegaの頃の繊細なV系要素とヨーロピアンな哀愁のメタル要素が入ったノクブラ流オンリーワンなメタルコアを期待している人が一度聞くと?となるかも。