出版されてから5年経ってから言うこと自体がずるいとも言えますが、データを載せて「まぁ、そうだよなぁ」ということしか言っていない印象です。
1)今まで問題になっていなかった東京でも、高齢化が進みますよ。
2)進むと、東京だけじゃ対応できないですよ。
この2点から、介護人材の自由化(=外国人材受入)、広域な自治体で連携、ICTの活用、空き家資源などの利用、コンパクトシティに加えて、介護需要を抑制していくなどを挙げています。まぁ、(少なくとも財政均衡を意識する限り)そういう結論になるよね、という感じになります。
一方で、介護人材が不足していることに規制による低賃金をあげ、これが問題であると指摘していながら、外国人材の活用とICTなどの活用を掲げるというのは難しいかなと思います。外国人材の受入を続ければ、結果的にICT活用やロボット化といった投資は進まず、生産性も上がらないのではないか?というのが感想です。他先進国も近い将来、高齢社会を迎える以上、日本は(いったんは財政均衡を多少気にせず)医療・介護分野に設備投資をすることで成長産業につなげる方が、いいのではないか?と感じました。ど素人の意見ですみません。
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東京消滅 - 介護破綻と地方移住 (中公新書 2355) 新書 – 2015/12/18
増田 寛也
(編集)
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2025年にかけて後期高齢者が激増する東京圏。介護難民の大量発生は、地方消滅にもつながる危機だ。地方移住など大胆に提言する。
- 本の長さ186ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2015/12/18
- ISBN-104121023552
- ISBN-13978-4121023551
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- 出版社 : 中央公論新社 (2015/12/18)
- 発売日 : 2015/12/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 186ページ
- ISBN-10 : 4121023552
- ISBN-13 : 978-4121023551
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月11日に日本でレビュー済み
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2019年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地方から東京に上京しようとしているひとほど読んで欲しい。
2016年6月10日に日本でレビュー済み
藻谷浩介が毎日新聞の書評で書名は、「売らんかな」の見当違いのものだが、データは役立つと言っていた本。「地方消滅」の後にこんな題名の本を出しては、顰蹙を買うのは見え見えだが、それでも売れるというのが営業判断だったのだろう。
ともかく首都圏で、高齢者問題が深刻化するのは誰もがある意味で知っている問題。だが現実の生活でどういうことになるかまでは、実は誰も知らない。こればかりはどうしようもないらしい。お馴染みの政治と、お馴染みの世の中の動きが粛々と進むだけのようだ。私自身も今のところ何の手立ても考えていない。
目次は次のようになっている。
第1章 東京圏高齢化危機の実態
第2章 介護保険制度は持続可能か?
第3章 東京圏高齢化危機を回避するために
第4章 全国各地の医療・介護の余力を評価する
第5章 ルポ・先行事例に見る「生涯活躍のまち」
対話篇1 高齢化先進国として何ができるか
対話篇2 杉並区はなぜ南伊豆町に介護施設を作るのか
対話篇3 高齢者の住みやすい町はどこにある
面白かったのは第5章、日本版CCRCということらしいが、何よりも老人介護と児童養護とが組み合わさってお互いに助け合えるというのが良かった。寝たきりの病人についての議論でもそうなのだが、一方的に介護するという発想がまずいはずなのだが、そもそもの助けあいというかお互いに何事かをしながら支えるという肝心の仕組みができていないから、空回りしている感じがする。
これから先の十年、日本の実験はおそらく重要な知見を含むはずだが、それを実体験する私たちに何が起こるのか、未だ誰も知らない。
少なくとも、この危機を食い物にする人たちのお手伝いだけはしたくないなあ。
ともかく首都圏で、高齢者問題が深刻化するのは誰もがある意味で知っている問題。だが現実の生活でどういうことになるかまでは、実は誰も知らない。こればかりはどうしようもないらしい。お馴染みの政治と、お馴染みの世の中の動きが粛々と進むだけのようだ。私自身も今のところ何の手立ても考えていない。
目次は次のようになっている。
第1章 東京圏高齢化危機の実態
第2章 介護保険制度は持続可能か?
第3章 東京圏高齢化危機を回避するために
第4章 全国各地の医療・介護の余力を評価する
第5章 ルポ・先行事例に見る「生涯活躍のまち」
対話篇1 高齢化先進国として何ができるか
対話篇2 杉並区はなぜ南伊豆町に介護施設を作るのか
対話篇3 高齢者の住みやすい町はどこにある
面白かったのは第5章、日本版CCRCということらしいが、何よりも老人介護と児童養護とが組み合わさってお互いに助け合えるというのが良かった。寝たきりの病人についての議論でもそうなのだが、一方的に介護するという発想がまずいはずなのだが、そもそもの助けあいというかお互いに何事かをしながら支えるという肝心の仕組みができていないから、空回りしている感じがする。
これから先の十年、日本の実験はおそらく重要な知見を含むはずだが、それを実体験する私たちに何が起こるのか、未だ誰も知らない。
少なくとも、この危機を食い物にする人たちのお手伝いだけはしたくないなあ。
2018年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
介護と地方のことをわかりやすく書いた本だと思います。類書もたくさん出ています。いまの東京は、小池知事で助かるということになります。
2016年1月6日に日本でレビュー済み
本書の通り東京が介護破綻の危機にあるのは疑いようがありません。それもほんの10年以内には始まってしまうので対策が急がれます。
ただし増田氏は「東京の介護破綻を防ぐべく地方から介護人材を得ようとすれば地方消滅が加速する」という論理を展開してるけど、無理やりでしょう。東京圏の第一の問題は適した土地の不足で病院や介護施設を建てられないことだし、そこをクリアしないで地方から人材を集めるもなにも。
それに地方の人材が望んで東京の介護職に身を投じると考えるのも安易。地方で介護をしている人は地元に愛着があるのだから、高齢化のピークが過ぎて介護の仕事がなくなっても地元で別の職を探すだろうし、やむなく東京圏に出ざるをえなくなっても低賃金重労働の介護職は選ばないだろうから。どうも増田氏は、東京目線というか東京優先思想の持ち主で、地方は従属すべき補充要員と考えているように感じます。元岩手県知事といっても東京出身者だし。
東京圏の介護破綻や衰退は由々しき問題だけど、関東大震災や富士山噴火のリスクもまったくないわけではないので、東京一局集中の限界が露呈したのだから、むしろこれを機に介護難民ではなく企業や産業、大学などを、東京から地方に分散し、多極化を模索するくらいのことを言ってほしいものです。地方にしてみれば、もはや所得税を払わない要介護のリタイヤ世代ばかり受け入れるわけにもいかないので。高齢者自身も東京を離れたがらないだろうし。
追記:
著者には本書の2025年版を出してほしい。
ただし増田氏は「東京の介護破綻を防ぐべく地方から介護人材を得ようとすれば地方消滅が加速する」という論理を展開してるけど、無理やりでしょう。東京圏の第一の問題は適した土地の不足で病院や介護施設を建てられないことだし、そこをクリアしないで地方から人材を集めるもなにも。
それに地方の人材が望んで東京の介護職に身を投じると考えるのも安易。地方で介護をしている人は地元に愛着があるのだから、高齢化のピークが過ぎて介護の仕事がなくなっても地元で別の職を探すだろうし、やむなく東京圏に出ざるをえなくなっても低賃金重労働の介護職は選ばないだろうから。どうも増田氏は、東京目線というか東京優先思想の持ち主で、地方は従属すべき補充要員と考えているように感じます。元岩手県知事といっても東京出身者だし。
東京圏の介護破綻や衰退は由々しき問題だけど、関東大震災や富士山噴火のリスクもまったくないわけではないので、東京一局集中の限界が露呈したのだから、むしろこれを機に介護難民ではなく企業や産業、大学などを、東京から地方に分散し、多極化を模索するくらいのことを言ってほしいものです。地方にしてみれば、もはや所得税を払わない要介護のリタイヤ世代ばかり受け入れるわけにもいかないので。高齢者自身も東京を離れたがらないだろうし。
追記:
著者には本書の2025年版を出してほしい。
2016年7月14日に日本でレビュー済み
それは“増田寛也"が都知事になることだったのね
東京を消滅させてから、仕上げはオリンピックだ!
東京を消滅させてから、仕上げはオリンピックだ!
2016年7月9日に日本でレビュー済み
東京消滅を書いた人が、都知事になろうとしてるのか・・
終わりの始まりでなければいいが・・
終わりの始まりでなければいいが・・
2016年3月23日に日本でレビュー済み
ささやかな介護事業を運営しています。①過疎地でも東京でも基本は同じで、介護報酬は全国一律。時給800円で都内の方は働きますかね。過疎地は、土地がタダか値があっても坪千円から。都内だと坪100万円の土地500坪確保して、老人施設を建設すること自体不可能ですね。労賃・土地が高騰している都市圏では、財政が持ちませんよ。ですから大都市圏での介護生活を過ごすのは無理なんですね。過疎地の100倍もする土地を購入して、施設整備すること自体、無理がある事が理解できると思います。②問題はもう一つあります。政治家は介護を知らないから、特養が不足していると、政治団体の老施協からの要請をまともに信じてしまい、待機者が50万人いるとか朝日新聞の論調になります。しかし、現実には待機者は既にグループホームや有料老人施設に入居して幸せに暮らしています。北海道では、空いている特養施設が増えています。特養を選択する意味が無くなったのは、個室の特養と他の施設と利用料金は変わらないからです。③住み慣れた地域で生涯を終えるという、地域密着型が評価されていますが、認知症を発症すると、どこに住んでも同じなんです。大都市圏に住む意味はないのです。ご家族も、8割は面会に来ませんし。①~③までの高齢者移住はもっと議論をすすめて欲しいですね。過疎の生き方と介護施設誘致は、評価してほしいですね。