米澤穂信さんの「さよなら妖精」を近年のベスト1に挙げるほどファンなので
読まずに死ねるか!の勢いでイチもニもなく飛びつきました。
明らかに某市をモデルにしており、それぞれの事件が起きる場所も実際の場所
をイメージしているご様子。地図もしかり。地元民はそれだけでも嬉しいので
すが「さよなら」の中で一番好きなキャラが三度登場するのが最高に嬉しい。
全二作同様、ファンである読者目線で見ればつらい現実を生き抜いている彼女
は、ファンが望む彼女のその後ではありませんが、本作のラストは一番救われ
ます。
日常の謎を得意とする作者が、この三作ではまるで警察小説のような展開。
今後もちょくちょく発表されると思いますが、全能である彼女が唯一得ていな
い「さよなら」の補完を、ハッピーエンドを望みます。作者が読んだら喜んで
逆の展開を書きそうでコワイですね。
他の作品はあまり興味を引かれるものがなかったので、本作品が文庫化されて
から購入してもよかったかな?
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蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 51) 単行本 – 2010/2/24
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購入オプションとあわせ買い
海と山に囲まれた都市・蝦蟇倉(がまくら)。この街ではなぜか年間15件もの不可能犯罪が起こるという。今注目の作家たちが蝦蟇倉を舞台に描く、11の謎! 競作アンソロジー第2弾は6編収録。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2010/2/24
- ISBN-104488017622
- ISBN-13978-4488017620
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2010/2/24)
- 発売日 : 2010/2/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 4488017622
- ISBN-13 : 978-4488017620
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,097,912位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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米澤 穂信(よねざわ・ほのぶ)
1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』(東京創元社)で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』(新潮社)で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』、15年刊の『王とサーカス』(東京創元社)はそれぞれ3つのミステリ・ランキングで1位となり、史上初の2年連続3冠を達成。
(本データは「いまさら翼といわれても 「古典部」シリーズ」が刊行された当時に掲載されていたものです。「BOOK著者紹介情報」より)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さよなら妖精を読んで良い感想を持った人なら絶対にお薦めします。 時間が経ち三十路になったセンドーがあの時の事にどう向き合ってきたかが滲み出ていて、長い間会っていなかった友人に会った時の懐かしさと切なさを味わえます。 センドー可愛いよセンドー
2014年2月9日に日本でレビュー済み
舞台の蝦蟇倉市は年間に平均15件も「不可能犯罪」が起こる都市。
住民はいつの間にか、事件が起こることが当然と思っていて、その謎を語ることに興味を見いだしている。
架空の都市・蝦蟇倉市を舞台にしたミステリアンソロジー。
「がまくら」というふざけた名前と、ガマガエルが描かれた表紙に惹かれて手にとってみた。
「インシテミル」「ボトルネック」の米澤穂信さん以外は初読の作家さんたち。
共有した舞台で短編ミステリを書くというのは、おもしろい企画なんだけど、「不可能犯罪が起こりやすい土地
」という設定に引きずられすぎて、似通った作品が多く結構消化不良。
これならば寧ろ市の大きな地図を差し込んでみたり、蝦蟇倉をイメージさせる仕掛けが欲しい。
米澤さんの作品も他の自著の登場人物を登場させているので、ラストの締め方がアンソロジーに収録する作品としてはダメだと思う。
2010年に出版されて、以降続編が企画されていないのもそういう所がネックになったんだろうか。
住民はいつの間にか、事件が起こることが当然と思っていて、その謎を語ることに興味を見いだしている。
架空の都市・蝦蟇倉市を舞台にしたミステリアンソロジー。
「がまくら」というふざけた名前と、ガマガエルが描かれた表紙に惹かれて手にとってみた。
「インシテミル」「ボトルネック」の米澤穂信さん以外は初読の作家さんたち。
共有した舞台で短編ミステリを書くというのは、おもしろい企画なんだけど、「不可能犯罪が起こりやすい土地
」という設定に引きずられすぎて、似通った作品が多く結構消化不良。
これならば寧ろ市の大きな地図を差し込んでみたり、蝦蟇倉をイメージさせる仕掛けが欲しい。
米澤さんの作品も他の自著の登場人物を登場させているので、ラストの締め方がアンソロジーに収録する作品としてはダメだと思う。
2010年に出版されて、以降続編が企画されていないのもそういう所がネックになったんだろうか。
2010年6月12日に日本でレビュー済み
架空の街・蝦蟇倉市を舞台にした短編集です。
若手作家達の競作と聞いただけでもワクワクしますが、
”この街では不可解事件が年に15件以上おこる”という設定が、
ミステリー好きにはたまりませんでした。
どの作品も、”大きな密室”で起こっている事件のような、
不思議な楽しさも味わえました。
なかでも、村崎友「密室の本」、越谷オサム「観客席からの眺め」
の2作品を、特に面白く読みました。
若い作家さん達だからでしょうか、登場人物達も若く、
犯罪の内容・結末も若さ故の切ないものが多かったです。
わかりやすい作品ばかりなので、
ミステリー初心者にもお勧めしたいです。
若手作家達の競作と聞いただけでもワクワクしますが、
”この街では不可解事件が年に15件以上おこる”という設定が、
ミステリー好きにはたまりませんでした。
どの作品も、”大きな密室”で起こっている事件のような、
不思議な楽しさも味わえました。
なかでも、村崎友「密室の本」、越谷オサム「観客席からの眺め」
の2作品を、特に面白く読みました。
若い作家さん達だからでしょうか、登場人物達も若く、
犯罪の内容・結末も若さ故の切ないものが多かったです。
わかりやすい作品ばかりなので、
ミステリー初心者にもお勧めしたいです。
2015年1月29日に日本でレビュー済み
越谷オサム目当てだが、面白かった。
へー、この人こんな小説も書けるのか…結構グロテスクだし面白いね。オサム作品には決まってぐう聖な教師が登場したのだが、今作に登場する被害者の教師はマジキチ過ぎて、殺されて当然だな。殺されて当然の人物だから、同情の余地も全く無かったな。
オサムって何かしら教師に拘りがあるみたいね。彼といい東野といい、教師や学校に拘ってる作家は妙に多い。
トリックや一連の流れが定番過ぎなんで、どんでん返しが欲しかったな。例えば、まあこれも定番ではあるが、ヒロインを守る為に殺人工作した主人公が、実はヒロインに利用されていた、とかね。
欠点はとにかく価格設定。なんと1785円もする(amazonのようなサイトでの古本なら、非常に安く買えるが。今となっては)。高すぎる、単行本でこれはあり得ない。
作家を掻き集めた際の原稿料が嵩み、高額になったんだろう。
しかも、誤植があり過ぎだよ。多忙な執筆陣のスケジュール調整が出来ず、修正も出来ず、誤字脱字だらけの本となった。ってトコだろう。
やはり割に合わない価格設定だな。無駄に力入れた公式サイトなんて作る暇があったら肝心の本をちゃんとして欲しい。
へー、この人こんな小説も書けるのか…結構グロテスクだし面白いね。オサム作品には決まってぐう聖な教師が登場したのだが、今作に登場する被害者の教師はマジキチ過ぎて、殺されて当然だな。殺されて当然の人物だから、同情の余地も全く無かったな。
オサムって何かしら教師に拘りがあるみたいね。彼といい東野といい、教師や学校に拘ってる作家は妙に多い。
トリックや一連の流れが定番過ぎなんで、どんでん返しが欲しかったな。例えば、まあこれも定番ではあるが、ヒロインを守る為に殺人工作した主人公が、実はヒロインに利用されていた、とかね。
欠点はとにかく価格設定。なんと1785円もする(amazonのようなサイトでの古本なら、非常に安く買えるが。今となっては)。高すぎる、単行本でこれはあり得ない。
作家を掻き集めた際の原稿料が嵩み、高額になったんだろう。
しかも、誤植があり過ぎだよ。多忙な執筆陣のスケジュール調整が出来ず、修正も出来ず、誤字脱字だらけの本となった。ってトコだろう。
やはり割に合わない価格設定だな。無駄に力入れた公式サイトなんて作る暇があったら肝心の本をちゃんとして欲しい。
2014年12月11日に日本でレビュー済み
蝦蟇倉市という架空の街を舞台にした連作中編集の第二作。私は二冊同時に入手してしまったので、止む得く本作も読んだという感じなのだが、第一作同様物足りない出来。"不可能犯罪"発生率が異常に高い街という設定が奇異に映る程の平々凡々の内容である。
掉尾を飾る米澤氏の作品が一番読ませるが、これは作家の力量によるもので、内容も蝦蟇倉市とは全く関係がなく、作風も他の作品とは全く異なる(本作に入れる必要があったのだろうか?)。他は、古典のパスティーシュを狙って失敗したものや、異常心理ものが多く、「何処に"不可能犯罪"があるの?」という感を抱かざるを得なかった。
第一作と比べると、「ミステリ作家の仲間内のお遊び」という雰囲気が薄れている点だけが取り柄で、それ以外に見るべき点がないという残念な出来の作品だと思った。
掉尾を飾る米澤氏の作品が一番読ませるが、これは作家の力量によるもので、内容も蝦蟇倉市とは全く関係がなく、作風も他の作品とは全く異なる(本作に入れる必要があったのだろうか?)。他は、古典のパスティーシュを狙って失敗したものや、異常心理ものが多く、「何処に"不可能犯罪"があるの?」という感を抱かざるを得なかった。
第一作と比べると、「ミステリ作家の仲間内のお遊び」という雰囲気が薄れている点だけが取り柄で、それ以外に見るべき点がないという残念な出来の作品だと思った。
2011年3月27日に日本でレビュー済み
蝦蟇倉市事件の”1”を気に入らず、星2つにしました。
その後、”2”を読むのを躊躇していました。
期待せずに読みました。
意外と面白かったです。
”1”のような「ひどい」と思う作品はありませんでした。
事件のトリックも”現実味”を感じました。
そして、小説としての仕掛けや工夫も感じました。
さらには、余韻をもって終わってくれる作品がありました。
一番気に入ったのは米澤穂信さんの作品です。
その後、”2”を読むのを躊躇していました。
期待せずに読みました。
意外と面白かったです。
”1”のような「ひどい」と思う作品はありませんでした。
事件のトリックも”現実味”を感じました。
そして、小説としての仕掛けや工夫も感じました。
さらには、余韻をもって終わってくれる作品がありました。
一番気に入ったのは米澤穂信さんの作品です。