表題の通り、エピソードⅦの前日譚です。
ページ配分はポーが半分で、フィンとレイでもう半分といったところです。
ポーは冒頭で離脱してから終盤からの参戦なので、その点の補完でいえば、ポーがメインなのは納得です。
ポー編では、ポーの半生と、新共和国軍のパイロットとして、明確な証拠がありながらも、ファーストオーダーの脅威から目を背ける政府に不満を持っていたポーが、レイアによってスカウトされ、レジスタンスで活躍する話で、「Ⅶ」の補完としての面も強いです。
レイ編では、過酷な廃品業に身を置くレイの日常と、彼女が偶然見つけた軽貨物船をめぐる物語です。
フィン編はトルーパー時代の物です。あの時代のトルーパーの日常風景と、感受性の強さゆえにファーストオーダ―に染まり切れないフィンの物語で、最後の場面が「Ⅶ」の冒頭に繋がります。

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STAR WARS フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~ (講談社KK文庫) 文庫 – 2016/1/29
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』がはじまる数ヶ月から数日前に、レイ、ポー、フィンの3人におきた出来事を描くアンソロジー。※ポー:レジスタンスの天才パイロットのポーの、情熱の原点とは?※レイ:一人ぼっちの少女が、ジャクーの「船の墓場」で見つけた宝物とは?※フィン:優秀なストームトルーパー訓練生は、ひそかに悩みを抱えていた……。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』がはじまる数ヶ月から数日前に、レイ、ポー、フィンの3人におきた出来事を描くアンソロジー。
~ポー~
反乱軍を両親に持つ天才パイロット・ポーは、パトロール中に突如ファースト・オーダーの大軍と遭遇。数的には劣勢でありながらも、巧みな操縦でファースト・オーダーのTIEファイターを撃墜し続けるが、ファースト・オーダーの卑劣な作戦に巻き込まれ、信頼する仲間のパイロットを一人失った。
しかし、新共和国の長官はファースト・オーダーの追跡を許してくれず、ポーは命令に背き、ひとりXウィングを飛ばして、ファースト・オーダーに奪われた貨物船の場所をつきとめた。基地に戻ってきた彼を待っていたのは、見知らぬイーマット大佐という男だった。
~レイ~
難破船だらけの惑星、ジャクーでたくましく生活している、廃品回収業者のレイ。ある日彼女は、嵐によって地表に現れた、完全な”船”を見つけた。一人で船を操縦可能な状態に戻そうとするレイが、同業者にみつかってしまい・・・・・・。
~フィン~
優秀なストームトルーパー訓練生FN-2187は、百発百中のブラスター技術と、類まれなリーダーシップにより、訓練を一手に受ける上官キャプテン・ファズマにも期待される逸材だった。しかし、彼は出来の悪いチームメンバーを、どうしても見捨てることができない。度重なる”仲間を重要視する”行動がファズマの目につき、問題視されるように……。
映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』がはじまる数ヶ月から数日前に、レイ、ポー、フィンの3人におきた出来事を描くアンソロジー。
~ポー~
反乱軍を両親に持つ天才パイロット・ポーは、パトロール中に突如ファースト・オーダーの大軍と遭遇。数的には劣勢でありながらも、巧みな操縦でファースト・オーダーのTIEファイターを撃墜し続けるが、ファースト・オーダーの卑劣な作戦に巻き込まれ、信頼する仲間のパイロットを一人失った。
しかし、新共和国の長官はファースト・オーダーの追跡を許してくれず、ポーは命令に背き、ひとりXウィングを飛ばして、ファースト・オーダーに奪われた貨物船の場所をつきとめた。基地に戻ってきた彼を待っていたのは、見知らぬイーマット大佐という男だった。
~レイ~
難破船だらけの惑星、ジャクーでたくましく生活している、廃品回収業者のレイ。ある日彼女は、嵐によって地表に現れた、完全な”船”を見つけた。一人で船を操縦可能な状態に戻そうとするレイが、同業者にみつかってしまい・・・・・・。
~フィン~
優秀なストームトルーパー訓練生FN-2187は、百発百中のブラスター技術と、類まれなリーダーシップにより、訓練を一手に受ける上官キャプテン・ファズマにも期待される逸材だった。しかし、彼は出来の悪いチームメンバーを、どうしても見捨てることができない。度重なる”仲間を重要視する”行動がファズマの目につき、問題視されるように……。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/1/29
- ISBN-104062198843
- ISBN-13978-4062198844
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を観て大満足して、その後この小説を購入し、読みました。
私の中のフィンのイメージが、この小説と映画ではまったく違っていました。
映画では優秀なトルーパーには見えませんでした、スミマセン。
逆にポーのお話は、
映画の中ではオーガナ将軍にすごく信頼されていた感じで、
前日譚にその経緯が書かれていて、良かったです。
レイのお話は…
途中まで、ミレニアムファルコン号を見つけたのかな、
とどきどきしながら読みました。
エンディングは、レイの心境と同じように、
「自分が馬鹿だった」と肩透かしを食らったみたいな思いをしました。
ポー〇、レイ△、フィン×、って感じで結論は「普通」。
私の中のフィンのイメージが、この小説と映画ではまったく違っていました。
映画では優秀なトルーパーには見えませんでした、スミマセン。
逆にポーのお話は、
映画の中ではオーガナ将軍にすごく信頼されていた感じで、
前日譚にその経緯が書かれていて、良かったです。
レイのお話は…
途中まで、ミレニアムファルコン号を見つけたのかな、
とどきどきしながら読みました。
エンディングは、レイの心境と同じように、
「自分が馬鹿だった」と肩透かしを食らったみたいな思いをしました。
ポー〇、レイ△、フィン×、って感じで結論は「普通」。
2018年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レイ、フィン、ポーの3人のエピソード7の少し前の物語です。
この本を読んでから映画を見るとより映画が楽しめると思います。
子供でも楽しめるような作りになっておりサクサク読めました。
映画だけでは物足りない人、もっとキャラのバックボーンを探ってみたい人におすすめです。
この本を読んでから映画を見るとより映画が楽しめると思います。
子供でも楽しめるような作りになっておりサクサク読めました。
映画だけでは物足りない人、もっとキャラのバックボーンを探ってみたい人におすすめです。
2017年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューに子供向けとあったので、まあそんなもんなんだろうと思って気軽に読んでみましたが、意外にもしっかりとした話で楽しめました。もちろん、文字の大きさや情報量、言葉や文章の選び方などは子供を意識した部分が多く見受けられますが、主人公たちの映画につながるバックグラウンドや心情などがよくわかる、完成度の高い物語だと思います。
レビューをみているとフィンのストーリーが不評のようですが、私はそうは思いません。他のレビュアーさんのおっしゃる通り、映画を見る限りフィンは優秀なトルーパーには見えなかったけれど、このストーリーを読めば、なぜ優秀に『見えなかったのか』がわかります。映画本編もこれまでのスターウォーズと同じで、『より大きなストーリーの切り取られた一部に過ぎない』という感じですかね。
ちなみに様々な宇宙船の型番やら異星人種名。惑星系名なども出てくるので、コアなファンならニヤリとしますよ。
レビューをみているとフィンのストーリーが不評のようですが、私はそうは思いません。他のレビュアーさんのおっしゃる通り、映画を見る限りフィンは優秀なトルーパーには見えなかったけれど、このストーリーを読めば、なぜ優秀に『見えなかったのか』がわかります。映画本編もこれまでのスターウォーズと同じで、『より大きなストーリーの切り取られた一部に過ぎない』という感じですかね。
ちなみに様々な宇宙船の型番やら異星人種名。惑星系名なども出てくるので、コアなファンならニヤリとしますよ。
2016年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「フォースの覚醒」の直前のストーリーなので、映画の中で登場人物がする話とリンクするものもあります。
例えば、キャプテン・ファズマが「FN-2187を指導したばかりだった」と話すシーンが表す、指導している場面があったり。
ポーとBB-8の関係性もよくわかる場面もあります。
例えば、キャプテン・ファズマが「FN-2187を指導したばかりだった」と話すシーンが表す、指導している場面があったり。
ポーとBB-8の関係性もよくわかる場面もあります。
2016年6月2日に日本でレビュー済み
特に興味深く読めたのが、ポーの物語で、
エピソード6直後の出来事を描いたアメコミ「スター・ウォーズ 砕かれた帝国」と、
おもいっきり関連性があり、夢中になって読みましたよ。
ジュニアノベルだけど、大人のスター・ウォーズ ファンでも、間違いなく楽しく読めると思います。
良かったですよ。
エピソード6直後の出来事を描いたアメコミ「スター・ウォーズ 砕かれた帝国」と、
おもいっきり関連性があり、夢中になって読みましたよ。
ジュニアノベルだけど、大人のスター・ウォーズ ファンでも、間違いなく楽しく読めると思います。
良かったですよ。
2016年2月5日に日本でレビュー済み
まず映画を観て、情報が多すぎて頭の中が「???????????」となり、ストレスが溜まった。
これまでは、前日譚も含めて小説を熟読してから映画を観るというのが、私の通例でした。
アルパゴンネズミのせいで、それがかなわかったけど、本書発売を知り、購入。
本書はポー、レイ、フィンについての、映画の数か月から数日前までの話(三人それぞれの話)です。
ポー;共和国軍パイロットポーとレジスタンス将軍レイア・オーガナとの接触、フィン;訓練生FN-2187の葛藤、
レイ;ジャクーでのスカベンシャー生活←レイについては、読んでも相変わらず???。
本書で映画「フォースの覚醒」を理解する助けにはなりましが、190ページほどしかなく、
ボリュームという点で不満が残りました。また映画を観ようとは思いました。
本書購入にあたり、某大手Y書店では児童書のコーナーに置いてあったので見つけるのに苦労しました。
アルパゴン(マーベルか)、早く「フォースの覚醒」の小説を発売してね。
これまでは、前日譚も含めて小説を熟読してから映画を観るというのが、私の通例でした。
アルパゴンネズミのせいで、それがかなわかったけど、本書発売を知り、購入。
本書はポー、レイ、フィンについての、映画の数か月から数日前までの話(三人それぞれの話)です。
ポー;共和国軍パイロットポーとレジスタンス将軍レイア・オーガナとの接触、フィン;訓練生FN-2187の葛藤、
レイ;ジャクーでのスカベンシャー生活←レイについては、読んでも相変わらず???。
本書で映画「フォースの覚醒」を理解する助けにはなりましが、190ページほどしかなく、
ボリュームという点で不満が残りました。また映画を観ようとは思いました。
本書購入にあたり、某大手Y書店では児童書のコーナーに置いてあったので見つけるのに苦労しました。
アルパゴン(マーベルか)、早く「フォースの覚醒」の小説を発売してね。
2016年9月6日に日本でレビュー済み
レビューの評価が高かったので、期待して読んだのですが……。
私には、正直、もの足りませんでした。
「子ども向けだから」と言えば、それまでですけど。
一応付け加えると、スターウォーズのファンなら、「フォースの覚醒」の背景として知っておきたい内容にはなっていると思います。
そうでなければ、★1つです。
(私はスターウォーズのファンなので★2つにしました。)
比較すれば、個人的には「レイのサバイバル日記」の方がずっとオススメです。
私には、正直、もの足りませんでした。
「子ども向けだから」と言えば、それまでですけど。
一応付け加えると、スターウォーズのファンなら、「フォースの覚醒」の背景として知っておきたい内容にはなっていると思います。
そうでなければ、★1つです。
(私はスターウォーズのファンなので★2つにしました。)
比較すれば、個人的には「レイのサバイバル日記」の方がずっとオススメです。