この本に辿り着く投資家はどれだけいるだろうか。
この本は時間の経過と共に再び価値が上がります。
答えは全て、ここにある。

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価格.COM 賢者の買い物 単行本 – 2007/11/30
久保田 正志
(著)
(株)カカクコムの全面協力で実現した「価格.com」10年間の成長の軌跡です。創業者の槙野光昭氏が語るサイト開設から発展への秘話、2代目社長時代の東証一部上場までの内幕、現社長が語るこれからの価格.comとカカクコム。そして、この会社を支える、芯になっている社員たちのスピリッツを感じていただきたい。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社日刊スポーツ出版社
- 発売日2007/11/30
- ISBN-104817202459
- ISBN-13978-4817202451
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商品の説明
出版社からのコメント
価格.comの10年間を振り返るというテーマで始めた企画です。「やっぱり、創業者の話は聞きたいですね」とカカクコム広報にお願いしたいところ、「もう海外に行ってるみたいですから、メールなどでのやり取りになるとおもいます」という回答でした。すると、広報もビックリしたような「取材OKです」の返答。ライターの熱意のこもった企画趣意書、質問事項に心打たれたことと、たまたま日本に帰っていた幸運が重なりました。取材に応じてくれた槙野さんは気さくに当時を振り返ってくれました。話しているウチにいろんなことを思い出すようで、掲載できなかった部分も含め、「無」から「有」を生む力を感じました。二代目社長の穐田氏には思い出させたくないことまで無理矢理に思い出させてしまいました。申し訳ないと思いながらも、取材者側として「伝えたい」気持ちを押し通してしまいました。そして、田中社長を含めた社員のみなさんのカカクコムスピリッツも存分に感じることができました。感謝の気持ちで一杯です。
登録情報
- 出版社 : 日刊スポーツ出版社 (2007/11/30)
- 発売日 : 2007/11/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4817202459
- ISBN-13 : 978-4817202451
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,961位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 668位ビジネスとIT
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2010年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎日使うというほどではないけど、折に触れて目を通す価格.com。
興味があったので買って読みました。
創業者の槇野光昭という人は2001年に既に引退している・・・って、
この人は1973年生まれだから、28歳で引退なんですね。
内容としては、
1) 創業経緯〜事業化への苦労
2) 2代目社長(外部の超優秀なビジネスマン)へのバトンタッチ
3) 東証マザーズ上場〜東証一部上場
4) 不正アクセス事件による業務継続の危機
5) 3代目社長(現在も社長・元バンカー)へのバトンタッチ
と駆け足で創業1997年からの10年間を追っていくもの。
分量としては1が書籍の約半分を占めており、4を除いては順風満帆の歴史。
3時間ほどでサックリと読み終わりました。
印象としては、全編を通して「長いあらすじ」のような印象で、
10年間のガイドラインをサラッと撫でたような読後感でした。
それはカカクコム社の、
・消費者目線
・無借金経営
というシンプルな業務方針、経営方針からくる安定感のせいなのかなと。
不正アクセス事件以外の大きな波風というのは見当たりません。
その不正アクセス事件も、わりとあっさりした感じで書かれており、
第三者が書くとこういう感じなのかなぁ、という感じです。
価格.comのシステムって、なじみすぎていて何の目新しさも違和感もないですが、
そういうシステムを作るにはやっぱり試行錯誤と時間が必要で、
それは日々の工夫と努力の積み重ねなんだなぁと実感しました。
興味があったので買って読みました。
創業者の槇野光昭という人は2001年に既に引退している・・・って、
この人は1973年生まれだから、28歳で引退なんですね。
内容としては、
1) 創業経緯〜事業化への苦労
2) 2代目社長(外部の超優秀なビジネスマン)へのバトンタッチ
3) 東証マザーズ上場〜東証一部上場
4) 不正アクセス事件による業務継続の危機
5) 3代目社長(現在も社長・元バンカー)へのバトンタッチ
と駆け足で創業1997年からの10年間を追っていくもの。
分量としては1が書籍の約半分を占めており、4を除いては順風満帆の歴史。
3時間ほどでサックリと読み終わりました。
印象としては、全編を通して「長いあらすじ」のような印象で、
10年間のガイドラインをサラッと撫でたような読後感でした。
それはカカクコム社の、
・消費者目線
・無借金経営
というシンプルな業務方針、経営方針からくる安定感のせいなのかなと。
不正アクセス事件以外の大きな波風というのは見当たりません。
その不正アクセス事件も、わりとあっさりした感じで書かれており、
第三者が書くとこういう感じなのかなぁ、という感じです。
価格.comのシステムって、なじみすぎていて何の目新しさも違和感もないですが、
そういうシステムを作るにはやっぱり試行錯誤と時間が必要で、
それは日々の工夫と努力の積み重ねなんだなぁと実感しました。
2011年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
槇野氏の創業の話が印象的。
フリーターがここまで誰にも知られずに
拡大したストーリー
元バッファローの社員
千葉県市川市の元フリーター
ありそうで、ない話で
創業するかたにはかなりためになる。
こんなやり方であそこまで大きくなるとは
面白すぎる。
自宅に長期保管したくなる1冊。
いままで1000冊は読んだが、読んだ本の中でもトップ10である。
読むに値する良い本だ
フリーターがここまで誰にも知られずに
拡大したストーリー
元バッファローの社員
千葉県市川市の元フリーター
ありそうで、ない話で
創業するかたにはかなりためになる。
こんなやり方であそこまで大きくなるとは
面白すぎる。
自宅に長期保管したくなる1冊。
いままで1000冊は読んだが、読んだ本の中でもトップ10である。
読むに値する良い本だ
2011年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「カカクコム」と言えば、「価格.com」や「食べログ」など、今やネットを使ったことがある人なら一度は使ったことのあるサービスを提供しているIT企業である。
本書は、そのカカクコム社の創業から、発展、上場、危機、そして未来、という「起承発展」を描いた物語である。
ベンチャー企業の多くは、創業者がマンパワーで会社を発展させ、その創業者に頼りきりになり、創業者がいなくなったときに混乱をきたす場合が多い。
しかし、カカクコム社は創業者の槇野氏、会社を上場へ導いた穐田氏、そして現在も社長として会社を発展させている田中氏の三名と、短期間で三代も社長が代わっている。しかも、決して混乱や騒動になることなく成長を続けている。
人に依存するのではなく、人がいなくてもまわるシステムが組織として望ましいのは言うまでもない。
では、なぜカカクコム社はベンチャーであるにも関わらず、人に依存しない組織を作ることが出来たのだろうか。
その答えのひとつは「信頼」にあるように思える。
社長三人は、それぞれキャラクターが立っていて全く違う個性を持った人たちだが、それぞれの人の間には、「信頼」があるように思えた。
それぞれ自分の役割、自分の出来ることと出来ないことを理解し、そして自分ができないことを彼ならやってくれるだろうという信頼をしていないと、社長の座を譲ろうとは思わないだろう。
ベンチャー企業に焦点を当てたとき、多くの人が注目するのは創業者であることが多い。
確かに、ものごとをゼロから作り上げることは並大抵の努力ではないし、才能も必要になってくる。そこに注目するのは当たり前である。
だが、それと同じくらい大事なのが、ゼロから作り上げたものを発展させる力と、それを持続させる力である。
昔のような経済成長が望めない今、企業を「持続させる力」へのニーズはこれから益々高まってくるかもしれない。
どんな会社でも創業期にはドラマがあるが、カカクコム社は主役が3人いるために、ドラマが通常の3倍の濃さになっている。
カカクコム社は今や創業から10年以上経った東証一部上場の有名企業であり、「ベンチャー企業」とは呼べなくなってきている。
本書に描かれる「ベンチャー企業」であるカカクコム社は、今はもうないかもしれないが、だからこそカカクコム社に関係ない人間でも面白く読める人間ドラマになっている。
サクッと読めて熱くなれる、オススメの一冊です。
本書は、そのカカクコム社の創業から、発展、上場、危機、そして未来、という「起承発展」を描いた物語である。
ベンチャー企業の多くは、創業者がマンパワーで会社を発展させ、その創業者に頼りきりになり、創業者がいなくなったときに混乱をきたす場合が多い。
しかし、カカクコム社は創業者の槇野氏、会社を上場へ導いた穐田氏、そして現在も社長として会社を発展させている田中氏の三名と、短期間で三代も社長が代わっている。しかも、決して混乱や騒動になることなく成長を続けている。
人に依存するのではなく、人がいなくてもまわるシステムが組織として望ましいのは言うまでもない。
では、なぜカカクコム社はベンチャーであるにも関わらず、人に依存しない組織を作ることが出来たのだろうか。
その答えのひとつは「信頼」にあるように思える。
社長三人は、それぞれキャラクターが立っていて全く違う個性を持った人たちだが、それぞれの人の間には、「信頼」があるように思えた。
それぞれ自分の役割、自分の出来ることと出来ないことを理解し、そして自分ができないことを彼ならやってくれるだろうという信頼をしていないと、社長の座を譲ろうとは思わないだろう。
ベンチャー企業に焦点を当てたとき、多くの人が注目するのは創業者であることが多い。
確かに、ものごとをゼロから作り上げることは並大抵の努力ではないし、才能も必要になってくる。そこに注目するのは当たり前である。
だが、それと同じくらい大事なのが、ゼロから作り上げたものを発展させる力と、それを持続させる力である。
昔のような経済成長が望めない今、企業を「持続させる力」へのニーズはこれから益々高まってくるかもしれない。
どんな会社でも創業期にはドラマがあるが、カカクコム社は主役が3人いるために、ドラマが通常の3倍の濃さになっている。
カカクコム社は今や創業から10年以上経った東証一部上場の有名企業であり、「ベンチャー企業」とは呼べなくなってきている。
本書に描かれる「ベンチャー企業」であるカカクコム社は、今はもうないかもしれないが、だからこそカカクコム社に関係ない人間でも面白く読める人間ドラマになっている。
サクッと読めて熱くなれる、オススメの一冊です。
2012年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に書いてある伝説の槙野光昭さんを知りたくて購入しました。
槙野さんの実態に触れられたとともに、それ以降の二人の社長へのバトンタッチなど、
カカクコムの創立からの歴史が語られています。
想像以上に感動や気づきが多かったです。
槙野さんの実態に触れられたとともに、それ以降の二人の社長へのバトンタッチなど、
カカクコムの創立からの歴史が語られています。
想像以上に感動や気づきが多かったです。
2019年8月1日に日本でレビュー済み
槙野光昭氏の創業時代から穐田誉輝氏の急成長時代、そして田中実氏に続く現在までの軌跡
わかりやすく端的に、魅力的で興味深いエピソードを交えながら描いています
個人的に非常に印象的だったのが、不正アクセス事件時のユーザーからの支援・応援
社会人冥利ここにありというような、文句無しに素晴らしい感動的なエピソードだと思います
創業当初からユーザー視点を決して崩さない槙野氏のどこまでも人間的な魅力とコンセプト
その精神を引き継ぎ尚且つビジネスのスペシャリストとして驚異的な速さで価格comを成長させた穐田氏の手腕
穐田氏の右腕として奔走し、現代表として経営に携わる田中氏
価格comという会社の雰囲気が伝わってくる名著だと思います
わかりやすく端的に、魅力的で興味深いエピソードを交えながら描いています
個人的に非常に印象的だったのが、不正アクセス事件時のユーザーからの支援・応援
社会人冥利ここにありというような、文句無しに素晴らしい感動的なエピソードだと思います
創業当初からユーザー視点を決して崩さない槙野氏のどこまでも人間的な魅力とコンセプト
その精神を引き継ぎ尚且つビジネスのスペシャリストとして驚異的な速さで価格comを成長させた穐田氏の手腕
穐田氏の右腕として奔走し、現代表として経営に携わる田中氏
価格comという会社の雰囲気が伝わってくる名著だと思います
2009年12月12日に日本でレビュー済み
インターネット業界において徹底した消費者サイドのサービスを次々に生み出して競合を圧倒する価格コム。しかも、サービスの商売っ気が非常に薄い。この会社の成り立ちを知ることは、インターネット業界で生きていくのに必ず役に立つはずだと思って読んでみた。どうやって組織を作ったのか?そこにどんな障害があったのか?そうやって乗り越えたのか?
この本では価格コムの会社のブランドが成り立つまでの、初代社長・2代目社長・3代目社長が価格コムという類まれなる組織を作っていく姿が映し出されており(特に初代・2代目)、私の目論見通りの内容が書いてあり、非常に面白く参考になるものだったと思う。
ただし、この本に載っているのはもちろん方法論ではないし何を学んで、どう生かすかは自分次第だ。その分活かしがいはあるというものである。※最後にこの本は分量は少ないので、もう少し詳細な成り立ちや、分析が入っていると良かったという見方は確かにあるだろう。
この本では価格コムの会社のブランドが成り立つまでの、初代社長・2代目社長・3代目社長が価格コムという類まれなる組織を作っていく姿が映し出されており(特に初代・2代目)、私の目論見通りの内容が書いてあり、非常に面白く参考になるものだったと思う。
ただし、この本に載っているのはもちろん方法論ではないし何を学んで、どう生かすかは自分次第だ。その分活かしがいはあるというものである。※最後にこの本は分量は少ないので、もう少し詳細な成り立ちや、分析が入っていると良かったという見方は確かにあるだろう。
2007年12月11日に日本でレビュー済み
のめりこんで一気に読んでしまいました。
10年の間に、キャラクターの異なる3人の社長。
ご本人が書かれたわけではないので、少し構えて読んだのですが、
それぞれの3人の社長をはじめ、社内のキーマンの方へのインタビューに
相当の時間を割いて書かれたであろうということがよく伝わりました。
詳しくは本書に譲りますが、
当時新聞、雑誌媒体などで語られていた内容とは異なる、
3人の社長のキャラクターが浮かび上がってくるような、
”今だから言うけど・・・”というエピソードもたくさんです。
特にサイト閉鎖に追い込まれた”ウイルス事件”の内幕は、
読んでいるこちらも変な汗がじわりとにじむような感覚でした。
いまでこそ株式市場でも評価の高い当社ですが、
一読して改めて価格.comの現状のサイトを眺めると、
なんだか不思議な懐かしさを感じてしまう本です。
10年の間に、キャラクターの異なる3人の社長。
ご本人が書かれたわけではないので、少し構えて読んだのですが、
それぞれの3人の社長をはじめ、社内のキーマンの方へのインタビューに
相当の時間を割いて書かれたであろうということがよく伝わりました。
詳しくは本書に譲りますが、
当時新聞、雑誌媒体などで語られていた内容とは異なる、
3人の社長のキャラクターが浮かび上がってくるような、
”今だから言うけど・・・”というエピソードもたくさんです。
特にサイト閉鎖に追い込まれた”ウイルス事件”の内幕は、
読んでいるこちらも変な汗がじわりとにじむような感覚でした。
いまでこそ株式市場でも評価の高い当社ですが、
一読して改めて価格.comの現状のサイトを眺めると、
なんだか不思議な懐かしさを感じてしまう本です。