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「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ (よりみちパン! セ) 単行本(ソフトカバー) – 2011/11/17
森村 泰昌
(著)
一見きれいじゃないもの、大したように見えないもの。
新たな美しさの発見と人生の豊かさとの関係を解説する著者による「美術のすすめ」。
新たな美しさの発見と人生の豊かさとの関係を解説する著者による「美術のすすめ」。
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2011/11/17
- 寸法13.2 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-104781690238
- ISBN-13978-4781690230
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登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2011/11/17)
- 発売日 : 2011/11/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 284ページ
- ISBN-10 : 4781690238
- ISBN-13 : 978-4781690230
- 寸法 : 13.2 x 1.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 722,862位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42,916位絵本・児童書 (本)
- - 92,406位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほとんどの美術愛好家が、従来の美意識を鵜呑みに、美術館へ行き、それなりに鑑賞している。専門家であるはずの画家でさえも、初歩的な感動が伝統的な美意識に左右されており、森村氏のような初心に立ち返る意識を持ち合わせていないのが、この本を読んで理解できた。もちろん、小学生からの入門書だが、大人の鑑賞者に読んでもらいたい。傘を持っていても、開いてみて、試してみないことには傘を理解したとは云えないのと同じ。傘の構造やあでやかな柄を鑑賞していたのでは、無意味だ。いったい美とは何か、それを問うている書。
2018年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森村 泰昌 の著作は「美術の解剖学講義」に続いて2冊目です。
この著作は、美術または「美」を通して社会の様々な場面を描写しています。フェルメールについての記述を引用してみましょう。
「フェルメールの絵の特徴を、みじかくまとめるとつぎのようにな ると思います。<ちいさい、すくない、おとなしい>」と氏は言っております。
この「ちいさい、すくない、おとなしい」フェルメールの世界を「美しい」と感じるのが美なのだと言っております。森村 泰昌氏の美術に対する姿勢をこの本で感じることが出来ます。わたしには小学6年になる孫がいるのですが、そのような年ごろの子供でも、分かる内容の本です。
夏休みに親子でこの本を読まれるのも、自由研究の題材にも適する内容に思いました。
この著作は、美術または「美」を通して社会の様々な場面を描写しています。フェルメールについての記述を引用してみましょう。
「フェルメールの絵の特徴を、みじかくまとめるとつぎのようにな ると思います。<ちいさい、すくない、おとなしい>」と氏は言っております。
この「ちいさい、すくない、おとなしい」フェルメールの世界を「美しい」と感じるのが美なのだと言っております。森村 泰昌氏の美術に対する姿勢をこの本で感じることが出来ます。わたしには小学6年になる孫がいるのですが、そのような年ごろの子供でも、分かる内容の本です。
夏休みに親子でこの本を読まれるのも、自由研究の題材にも適する内容に思いました。
2012年3月6日に日本でレビュー済み
美術作品を外側からではなく、内側から捉えた入門書にして人生の指南書。中高生向けの書物だが、50男の美術入門書としても読み応え十分。目に見える美しさから目に見えないたいせつなことにいたることが、美術の醍醐味だそうな。
2010年10月30日に日本でレビュー済み
本書はタイトルの通り、芸術家の著者が美しさの本質をレクチャーする、ありそうで無かった美術の入門書。様々な美しさの形をわかりやすく説明しており、世界は美のタネで溢れていることに気づかされます。他にも美術の道に入る方法、芸術と芸能との違いといったところまで突っ込んでいて、興味が尽きません。
私のように芸術とは無縁の世界に住んでいると、美術作品が目の前に出たところで、どう見れば良いのか戸惑います。しかし、著者はシンプルに「頭を真っ白にする」「作品から不思議を見つける」のが良いと言います。そして、作者の経歴や、作品の見方を頭に入れすぎるのは、「芸術作品をまず頭から考えてしまい、感動から遠ざかる」ので良くないのだとか。
そして、章の合間にある、「学生とのQ&A」が意外と見逃せません。
「やっぱり美しさってわからないよ!」という中学生からの質問には、「僕にもわかりません」という驚きの回答が。
こんな本を書いておいて!と突っ込みたくなりますが、逆に、美しさというものを完璧に理解していなくても、芸術家としてやっていける。そういうふうに捉えると、芸術って意外と敷居が広いのかな、と私は思いました。そして、「美しさをわかりたい気持ちがあれば、何かのきっかけでわかるようになる」「好きになれば、美がやって来る」という名言もちらほら。
美しさというものが、よくわからなくても、気軽に美に触れればいい。必要以上にかしこまらなくても、評論家の意見を耳にして卑屈になる必要もない。そう言われているようで何だかほっとします。
私のように芸術とは無縁の世界に住んでいると、美術作品が目の前に出たところで、どう見れば良いのか戸惑います。しかし、著者はシンプルに「頭を真っ白にする」「作品から不思議を見つける」のが良いと言います。そして、作者の経歴や、作品の見方を頭に入れすぎるのは、「芸術作品をまず頭から考えてしまい、感動から遠ざかる」ので良くないのだとか。
そして、章の合間にある、「学生とのQ&A」が意外と見逃せません。
「やっぱり美しさってわからないよ!」という中学生からの質問には、「僕にもわかりません」という驚きの回答が。
こんな本を書いておいて!と突っ込みたくなりますが、逆に、美しさというものを完璧に理解していなくても、芸術家としてやっていける。そういうふうに捉えると、芸術って意外と敷居が広いのかな、と私は思いました。そして、「美しさをわかりたい気持ちがあれば、何かのきっかけでわかるようになる」「好きになれば、美がやって来る」という名言もちらほら。
美しさというものが、よくわからなくても、気軽に美に触れればいい。必要以上にかしこまらなくても、評論家の意見を耳にして卑屈になる必要もない。そう言われているようで何だかほっとします。
2012年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Q:「美しい」とは何か?
A:わからない。本書を読んでも、わからない。
「美しい」は、いろいろ広く、人によって違い、わかりにくい。
美術品と出会うときは、頭の中をまっしろにする。すると、ドキドキ..ウキウキ..ソワソワ...と心が動き出す。例えば、ゴッホの“種をまく人”には、内面の豊かな色にドキドキする。黄橙緑の空と橙い青の農地の補色効果で、大胆な色使いとなっている。これが背景の昇る朝日を際立出せ、手前の青い農夫に陰りと望みを与えている。農夫はゴッホ自身なのか。時代は、過去に輝くも未来に不安と希望がある。されど、農夫は明日に向かって、胸を張って歩いている。
「美しい」とは何か? パッと見たとき、「なんかいい感じだなぁ」と思わせる感覚かもしれない。「きれい」が表面に見える世界の興味なら、「美しい」は内面にあるドキドキ感かもしれない。
A:わからない。本書を読んでも、わからない。
「美しい」は、いろいろ広く、人によって違い、わかりにくい。
美術品と出会うときは、頭の中をまっしろにする。すると、ドキドキ..ウキウキ..ソワソワ...と心が動き出す。例えば、ゴッホの“種をまく人”には、内面の豊かな色にドキドキする。黄橙緑の空と橙い青の農地の補色効果で、大胆な色使いとなっている。これが背景の昇る朝日を際立出せ、手前の青い農夫に陰りと望みを与えている。農夫はゴッホ自身なのか。時代は、過去に輝くも未来に不安と希望がある。されど、農夫は明日に向かって、胸を張って歩いている。
「美しい」とは何か? パッと見たとき、「なんかいい感じだなぁ」と思わせる感覚かもしれない。「きれい」が表面に見える世界の興味なら、「美しい」は内面にあるドキドキ感かもしれない。
2009年1月12日に日本でレビュー済み
これはたぶん中高生むけに書かれた本なのだけど、内容は深いです。森村さんは美術家なのに、名画をみても全然わからないんだそう、それで「なる」ことで自分なりの理解を模索するんですね。この、自分で獲得するという過程が大切なんですね。人の数だけ感じ方はあるし。こ難しい話をおもしろ楽しく書いた貴重な本です。
2009年11月8日に日本でレビュー済み
現代美術ってなんだか分からんという私には
「とっかかり」として最高でした
興味をもつ「きっかけ」になる本は
いい本だと思う。
そういう意味で最高の本です。
現代美術以外も取り上げてあり
美術ってこんな風に楽しめるんだと
ワクワクしました。
「とっかかり」として最高でした
興味をもつ「きっかけ」になる本は
いい本だと思う。
そういう意味で最高の本です。
現代美術以外も取り上げてあり
美術ってこんな風に楽しめるんだと
ワクワクしました。