ネット時代は、メール時代でもある。電話で話す以上に、メールの文章が、ビジネスの場面では重要な役割をはたすようになりました。
上坂徹（うえさかとおる）氏のｐ225「ましてや文章は一生、付き合っていくもの」が心に響きました。
ビジネスでは、スピーチの原稿、商品説明、連絡・報告事項など、読まれる、魅力的な、何かを伝える文章を意識する。
「文章のプロ」である上坂氏の実践文章論には、文章を書く上での必要な考え、視点、学び方が、体験を踏まえて述べられています。
彼が、求人誌のコピーライター時代、上司から「形容詞は使うな」は、何を意味するのか。
「事実」「エピソード」「数字」の素材を入れるためのメモの重要性など、ポイントが嬉しい。
特に、まとを外さない「相場観」を磨く、については、読み手や顧客が求めるものを意識した文章を「書く」視点に関心を寄せました。
昨日、妹が、顧問会計士さんからの「命令口調のメールには、返事をしなかった。担当さんが変わって嬉しかったよ。新しい人、感じがいいよ」との言葉を思い出しました。
メール1通で、顧客の創造も、喪失もある時代です。
何度も読み返して、「読まれる文章を書く指針」にします。感謝。
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